JP2005259958A - 電気機器用筐体 - Google Patents

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JP2005259958A
JP2005259958A JP2004068973A JP2004068973A JP2005259958A JP 2005259958 A JP2005259958 A JP 2005259958A JP 2004068973 A JP2004068973 A JP 2004068973A JP 2004068973 A JP2004068973 A JP 2004068973A JP 2005259958 A JP2005259958 A JP 2005259958A
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top case
case
groove
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JP2004068973A
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Hiroshi Kobayashi
弘 小林
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 トップケースの取付作業を低コストで迅速容易に行うこと。
【解決手段】 ケース本体1の上端縁から上方に延びる立上壁1Aが設けられ、該立上壁
1Aの後壁部1cの下端に貫設した水平孔18と、該水平孔18に対向してトップケース
3の後板部3dの下端から前方aに延びる水平片19とを有する後部ストッパ機構14が
設けられ、トップケース3の天板部3eの下面に一体突設されて該トップケース3の後板
部3dに立上壁1Aの厚さdとほぼ同一幅の間隔Dをおいて対向する前方aに向かって先
すぼまり状の側面視略三角形ロック片20を有するロック機構15が設けられており、ト
ップケース3をケース本体1に被せた後、該トップケース3を前方aにスライドさせるこ
とにより、水平片19を水平孔18に嵌入させ、ロック片20を立上壁1Aの上縁を乗り
越えて該立上壁1Aの内面に係合させるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は例えばDVDなどのディスクプレーヤや磁気テープ装置(VCR)などの電気
機器用筐体に関する。
従来、DVD用ディスクプレーヤの一例として図9〜図11に示すものがある。これは
、前面及び上面が開放されたケース本体1と、該ケース本体1の前面開口部に嵌合するフ
ロントパネル2と、そのケース本体1の上面開口部に嵌合するトップケース3とを有し、
該トップケース3の前端縁に前方へ延びる突起部3aが一体突設されると共に、そのトッ
プケース3の左右両側板部3b,3c及び後板部3dの内面にフック部4が一体突設され
、該各フック部4に対向して前記ケース本体1の上端縁から上方に延びる平面視略コ字状
の立上壁1Aに係合孔5が形成され、トップケース3の天板部3eの後部を貫通してケー
ス本体1のねじ孔6にねじ込まれる複数のビス7が設けられている。なお、図9中、8は
フロントパネル2の前面に形成したディスク挿入口9に出退可能に配置したトレイ、10
は電源釦、11は各種操作釦である。
トップケース3の取付手順を説明すると、図10に仮想線で示すように、突起部3aを
フロントパネル2内に嵌入させると共に、トップケース3を押し下げてケース本体1に被
せることにより各フック部4を各係合孔5に係合させ(図11参照)、該トップケース3
をビス7によりケース本体1に止着する。
実開昭63−128765号公報
上記従来の構成では、複数のビス7によりトップケース3をケース本体1に止着するよ
うになっており、該各ビス7分だけ部品点数が増加してコストアップになると共に、その
止着作業に手間と時間がかかって面倒である。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、トップケースの取付作業を低コストで迅速容易に行
うことができるようにした電気機器用筐体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、前面及び上面が開放されたケース
本体と、該ケース本体の前面開口部に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面
開口部に嵌合するトップケースとを有し、該トップケースの前端縁に前方へ延びる突起部
が一体突設されると共に、そのトップケースの左右両側板部及び後板部の内面にフック部
が一体突設され、該各フック部に対向して前記ケース本体の上端縁から上方に延びる立上
壁に係合孔が形成されており、前記突起部をフロントパネル内に嵌入させると共に、トッ
プケースを押し下げてケース本体に被せることにより各フック部を各係合孔に係合させ、
該トップケースをビスによりケース本体に止着するようにした電気機器用筐体において、
前記ビスを省略し、前記フック部及び係合孔からなる係合機構に代えて側部ストッパ機構
及び後部ストッパ機構とロック機構とが設けられ、前記側部ストッパ機構が、前記立上壁
の左右両側壁部の上縁から下向きに延びる垂直溝部及び該垂直溝部の下端から前方に延び
る水平溝部からなる左右一対のL字溝と、該各L字溝に対向してトップケースの天板部か
ら下方に延びる垂直板部及び該垂直板部の下端から前方に延びる水平板部からなる弾性変
位可能な左右一対のL字片とを有し、該各L字片の水平板部が前方に向かって斜め上方に
所定角度傾斜され、前記後部ストッパ機構が、前記立上壁の後壁部の下端に貫設した水平
孔と、該水平孔に対向してトップケースの後板部の下端から前方に延びる弾性変位可能な
水平片とを有し、該水平片が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記ロック機
構が、前記トップケースの天板部の下面に一体突設されて該トップケースの後板部に立上
壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおいて対向する前方に向かって先すぼまり状の側面視略三
角形ロック片を有し、該ロック片に対向して立上壁の後壁部の外面に上方に向かって前方
に傾斜する傾斜ガイド面が形成されており、トップケースをケース本体に被せて各L字片
を各L字溝の垂直溝部内に挿入した後、該トップケースを前方にスライドさせることによ
り、各L字片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させると共に、水
平片を弾性変位させて水平孔に嵌入させ、ロック片を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を乗
り越えて該立上壁の内面に係合させるようにしたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、前面及び上面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前
面開口部に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面開口部に嵌合するトップケ
ースとを有し、該トップケースの前端縁に前方へ延びる突起部が一体突設されると共に、
そのトップケースの左右両側板部及び後板部の内面にフック部が一体突設され、該各フッ
ク部に対向して前記ケース本体の上端縁から上方に延びる立上壁に係合孔が形成されてお
り、前記突起部をフロントパネル内に嵌入させると共に、トップケースを押し下げてケー
ス本体に被せることにより各フック部を各係合孔に係合させ、該トップケースをビスによ
りケース本体に止着するようにした電気機器用筐体において、前記ビスを省略し、前記フ
ック部及び係合孔からなる係合機構に代えて側部ストッパ機構及び後部ストッパ機構とロ
ック機構とが設けられ、前記側部ストッパ機構が、前記立上壁の左右両側壁部の上縁から
下向きに延びる垂直溝部及び該垂直溝部の下端から前方に延びる水平溝部からなる左右一
対のL字溝と、該各L字溝に対向してトップケースの天板部から下方に延びる垂直板部及
び該垂直板部の下端から前方に延びる水平板部からなる弾性変位可能な左右一対のL字片
とを有し、該各L字片の水平板部が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記各
水平溝部の上縁にロック溝が形成されると共に、その各ロック溝に対向して前記各水平板
部の先端にロック突起が一体突設され、前記後部ストッパ機構が、前記立上壁の後壁部の
下端に貫設した水平孔と、該水平孔に対向してトップケースの後板部の下端から前方に延
びる弾性変位可能な水平片とを有し、該水平片が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜
され、前記ロック機構が、前記トップケースの天板部の下面に一体突設されて該トップケ
ースの後板部に立上壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおいて対向する先すぼまり状の側面視
略三角形ロック片を有し、該ロック片に対向して立上壁の後壁部の外面に上方に向かって
前方に傾斜する傾斜ガイド面が形成されており、トップケースをケース本体に被せて各L
字片を各L字溝の垂直溝部内に挿入した後、トップケースを前方にスライドさせることに
より、各L字片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させると共に、
水平片を弾性変位させて水平孔に嵌入させ、ロック突起をロック溝に嵌入させると共に、
ロック片を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させるよう
にしたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前面及び上面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前
面開口部に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面開口部に嵌合するトップケ
ースとを有し、該トップケースの前端縁から前方へ延びる突起部をフロンパネル内に嵌入
させると共に、そのトップケースをケース本体の上端縁から上方に延びる立上壁に被せる
ようにした電気機器用筐体において、前記立上壁の後壁部の下端に貫設した水平孔と、該
水平孔に対向してトップケースの後板部の下端から前方に延びる水平片とを有する後部ス
トッパ機構が設けられ、前記トップケースの天板部の下面に一体突設されて該トップケー
スの後板部に立上壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおいて対向する前方に向かって先すぼま
り状の側面視略三角形ロック片を有するロック機構が設けられており、トップケースをケ
ース本体に被せた後、該トップケースを前方にスライドさせることにより、水平片を水平
孔に嵌入させ、ロック片を立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させるように
したことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記ロック片に対向して立
上壁の後壁部の外面に上方に向かって前方に傾斜する傾斜ガイド面が形成されており、ロ
ック片を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させるように
したことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記立上壁の左右
両側壁部の上縁から下向きに延びる垂直溝部及び該垂直溝部の下端から前方に延びる水平
溝部からなる左右一対のL字溝と、該各L字溝に対向してトップケースの天板部から下方
に延びる垂直板部及び該垂直板部の下端から前方に延びる水平板部からなる左右一対のL
字片とからなる側部ストッパ機構が設けられており、各L字片を各L字溝の垂直溝部内に
挿入した後、トップケースを前方にスライドさせることにより、各L字片の水平板部を各
L字溝の水平溝部内に嵌入させるようにしたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記各L字片が弾性変位可
能に形成されると共に、該各L字片の水平板部が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜
され、前記水平片が弾性変位可能に形成されると共に、該水平片が前方に向かって斜め上
方に所定角度傾斜されており、前記各L字片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平
溝部内に嵌入させると共に、水平片を弾性変位させて水平孔に嵌入させるようにしたこと
を特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記各水平溝部の
上縁にロック溝が形成されると共に、その各ロック溝に対向して各水平板部の先端にロッ
ク突起が一体突設されており、各L字片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平溝部
内に嵌入させることにより、ロック突起をロック溝に嵌入させるようにしたことを特徴と
している。
請求項1に記載の発明は実施の一形態(図1〜図7参照)に対応するものであって、こ
れによれば、トップケースをケース本体に被せて前方にスライドさせるだけで、後部スト
ッパ機構の水平片を立上壁の水平孔に嵌入させると共に、側部ストッパ機構の各L字片の
水平板部を各L字溝の水平溝部に嵌入させることにより、トップケースの後部及び両側部
を浮き上がらないようにケース本体に確実に係止することができ、それと同時に、ロック
機構のロック片を立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させることにより、ト
ップケースを後方にスライドしないように確実にロックすることができる。
また、前記水平片、L字片及びロック片がトップケースに一体形成されており、従来の
ビスを用いる場合に比べて、部品点数が増加せず、コストダウンを図ることができる。
更に、立上壁の傾斜ガイド面に沿ってロック片が滑動されるから、該ロック片を立上壁
の上縁を容易に乗り越えて該立上壁の内面に対向させることができる。
しかも、各L字片の斜め上方に傾斜させた水平板部を水平溝部の上縁に弾性的に押し付
けると共に、斜め上方に傾斜させた水平片を水平孔の上縁に弾性的に押し付けることによ
り発生する押下力でトップケースをケース本体に押し付けるから、該トップケースを不測
に動かないようにケース本体に確実に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明は実施の他の形態(図8参照)に対応するものであって、これに
よれば、請求項1に記載の発明とほぼ同様の効果を得ることができ、特に、トップケース
をケース本体に被せて前方にスライドさせるだけで、各水平板部のロック突起を水平溝部
のロック溝に嵌入させて、トップケースを後方にスライドしないようにケース本体に一層
確実にロックすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、トップケースをケース本体に被せて前方にスライドさ
せるだけで、後部ストッパ機構の水平片を立上壁の水平孔に嵌入させて、トップケースの
後部を浮き上がらないようにケース本体に確実に係止することができ、それと同時に、ロ
ック機構のロック片を立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させて、トップケ
ースを後方にスライドしないように確実にロックすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、立上壁の傾斜ガイド面に沿ってロック片が滑動される
から、該ロック片を立上壁の上縁を容易に乗り越えて該立上壁の内面に対向させることが
できる。
請求項5に記載の発明によれば、トップケースをケース本体に被せて前方にスライドさ
せるだけで、側部ストッパ機構の各L字片の水平板部を各L字溝の水平溝部に嵌入させて
、トップケースの両側部を浮き上がらないようにケース本体に確実に係止することができ
る。また、前記水平片、L字片及びロック片がトップケースに一体形成されており、従来
のビスを用いる場合に比べて、部品点数が増加せず、コストダウンを図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、各L字片の斜め上方に傾斜させた水平板部を水平溝部
の上縁に弾性的に押し付けると共に、斜め上方に傾斜させた水平片を水平孔の上縁に弾性
的に押し付けることにより発生する押下力でトップケースをケース本体に押し付けるから
、該トップケースを不測に動かないようにケース本体に取り付けることができる。
請求項7に記載の発明によれば、トップケースをケース本体に被せて前方にスライドさ
せるだけで、各水平板部のロック突起を水平溝部のロック溝に嵌入させて、トップケース
を後方にスライドしないように一層確実にロックすることができる。
図1〜図4は本発明の実施の一形態であるDVD用ディスクプレーヤの電気機器用筐体
を示すものであって、これには側部ストッパ機構13及び後部ストッパ機構14とロック
機構15とが設けられている。上記以外の構成は、図9〜図11に示す構成とほぼ同じで
あるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
前記側部ストッパ機構13は、図5(a)及び(b)に示すように、立上壁1Aの左右
両側壁部1a,1bの上縁から下向きに延びる垂直溝部16a及び該垂直溝部16aの下
端から前方に延びる水平溝部16bからなる左右一対のL字溝16と、該各L字溝16に
対向してトップケース3の天板部3eから下方に延びる垂直板部17a及び該垂直板部1
7aの下端から前方aに延びる水平板部17bからなる弾性変位可能な左右一対のL字片
17とを有しており、該L字片17の幅tが垂直溝部16aの幅Tよりも若干小さく設定
されると共に、水平板部17bの突出長さhが水平溝部16bの奥行き幅Hと同一または
若干小さく設定されており、図5(b)に仮想線で示すように、各L字片17を各L字溝
16の垂直溝部16a内に挿入した後、トップケース3を前方aにスライドさせることに
より、各L字片17の水平板部17bを各L字溝16の水平溝部16b内に嵌入させ、ト
ップケース3の両側部を浮き上がらないようにケース本体1に係止する。
前記後部ストッパ機構14は、図6(a)及び(b)に示すように、立上壁1Aの後壁
部1cの下端に貫設した1つまたは複数(この実施の形態では2つ)の水平孔18と、該
各水平孔18に対向してトップケース3の後板部3dの下端から前方aに延びる1つまた
は複数(この実施の形態では2つ)の水平片19とを有しており、図6(b)に仮想線で
示すように、トップケース3をケース本体1に被せた状態で該トップケース3を前方aに
スライドさせることにより、各水平片19を各水平孔18に嵌入させ、トップケース3の
後部を浮き上がらないようにケース本体1に係止する。
前記ロック機構15は、図7(a)及び(b)に示すように、トップケース3の天板部
3eの下面に一体突設されて該トップケース3の後板部3dに立上壁1Aの厚さdとほぼ
同一幅の間隔Dをおいて対向する1つまたは複数(この実施の形態では2つ)のロック片
20を有し、該各ロック片20は前方aに向かって先すぼまり状の側面視略三角形に形成
され、該各ロック片20に対向して立上壁1Aの後壁部1cの外面に上方に向かって前方
に傾斜する傾斜ガイド面21が形成されており、図7(b)に仮想線で示すように、トッ
プケース3をケース本体1に被せた状態で該トップケース3を前方aにスライドさせるこ
とにより、各ロック片20を傾斜ガイド面21から立上壁1Aの上縁を乗り越えて立上壁
1Aの内面に係合させ、これによって、トップケース3を後方bにスライドしないように
ロックする。
トップケース3の取付手順を説明すると、図3に仮想線で示すように、トップケース3
をケース本体1の上方の少しだけ後方bに位置ずれさせた状態から下降させることにより
該ケース本体1に被せて、L字片17をL字溝16の垂直溝部16a内に挿入した後、そ
のトップケース3を前方aにスライドさせ、突起部3aをフロントパネル2内に嵌入させ
、各L字片17の水平板部17bを水平溝部16b内に嵌入させ、水平片19を立上壁1
Aの水平孔18に嵌入させ、ロック片20を傾斜ガイド面21に沿って滑らせて立上壁1
Aの上縁を乗り越えて該立上壁1Aの内面に係合させる。
上記構成によれば、トップケース3をケース本体1に被せて前方aにスライドさせるだ
けで、各水平片19を各水平孔18に嵌入させると共に、各L字片17の水平板部17b
を各L字溝16の水平溝部16bに嵌入させることにより、トップケース3の後部及び両
側部を浮き上がらないようにケース本体1に確実に係止することができ、それと同時に、
各ロック片20を立上壁1Aの上縁を乗り越えて該立上壁1Aの内面に係合させることに
より、トップケース3を後方にスライドしないように確実にロックすることができる。
また、前記水平片19、各L字片17及び各ロック片20がトップケース3に一体形成
されており、従来のビス7(図9参照)を用いる場合に比べて、部品点数が増加せず、コ
ストダウンを図ることができる。
更に、立上壁1Aの傾斜ガイド面21に沿ってロック片20が滑動されるから、該ロッ
ク片20を立上壁1Aの上縁を容易に乗り越えて該立上壁1Aの内面に対向させることが
できる。
前記各L字片17の水平板部17b及び各水平片19が前方aに向かって斜め上方に所
定角度α(例えば5〜30°)傾斜されているから〔図5(b)及び図6(b)参照〕、
各L字片17の水平板部17bを弾性変位させて水平溝部16bの上縁に弾性的に押し付
けると共に、水平片19を水平孔18の上縁に弾性的に押し付け、これによって発生する
押下力Fでトップケース3をケース本体1に押し付けるようになっており、そのトップケ
ース3を不測に動かないようにケース本体1に確実に取り付けることができる。
図8(a)及び(b)は本発明の実施の他の形態である電気機器用筐体の要部を示すも
のであって、各水平溝部16bの上縁にロック溝22が形成されると共に、その各ロック
溝22に対向して各水平板部17bの先端にロック突起23が一体突設されており、各L
字片17の水平板部17bを弾性変位させて各L字溝16の水平溝部16b内に嵌入させ
ることにより、ロック突起23をロック溝22に嵌入させる。上記以外の構成は図1〜図
7に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、実施の一形態(図1〜図7)とほぼ同様の効果を得ることができ、
特に、トップケース3をケース本体1に被せて前方aにスライドさせるだけで、各水平板
部17bのロック突起23を水平溝部16bのロック溝22に嵌入させて、トップケース
3を後方bにスライドしないように一層確実にロックすることができる。
上記実施の形態では、DVD用ディスクプレーヤの電気機器用筐体を例にあげて説明し
たが、これに限定されるわけではなく、例えば磁気テープ装置(VCR)などの各種電気
機器用筐体にも適用することができる。
本発明の実施の一形態である電気機器用筐体を示す斜視図である。 同トップケースを開放した状態の要部の斜視図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 (a)は側部ストッパ機構の分解斜視図、(b)は同縦断面図である。 (a)は後部ストッパ機構の分解斜視図、(b)は同縦断面図である。 (a)はロック機構の分解斜視図、(b)は同縦断面図である。 (a)は本発明の実施の他の形態である電気機器用筐体を示す斜視図、(b)は同縦断面図である。 従来例を示す斜視図である。 図9のC−C矢視図である。 図9のD−D矢視図である。
符号の説明
1 ケース本体
1A 立上壁
1a,1b 立上壁の側壁部
1c 立上壁の後壁部
2 フロントカバー
3 トップケース
3a トップケースの突起部
3b,3c トップケースの側板部
3d トップケースの後板部
3e トップケースの天板部
4 フック部
5 係合孔
7 ビス
13 側部ストッパ機構
14 後部ストッパ機構
15 ロック機構
16 L字溝
16a L字溝の垂直溝部
16b L字溝の水平溝部
17 L字片
17a L字片の垂直板部
17b L字片の水平板部
18 水平孔
19 水平片
20 ロック片
21 傾斜ガイド面
22 ロック溝
23 ロック突起
a 前方
b 後方
d 立上壁の厚さ

Claims (7)

  1. 前面及び上面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面開口部
    に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面開口部に嵌合するトップケースとを
    有し、該トップケースの前端縁に前方へ延びる突起部が一体突設されると共に、そのトッ
    プケースの左右両側板部及び後板部の内面にフック部が一体突設され、該各フック部に対
    向して前記ケース本体の上端縁から上方に延びる立上壁に係合孔が形成されており、前記
    突起部をフロントパネル内に嵌入させると共に、トップケースを押し下げてケース本体に
    被せることにより各フック部を各係合孔に係合させ、該トップケースをビスによりケース
    本体に止着するようにした電気機器用筐体において、前記ビスを省略し、前記フック部及
    び係合孔からなる係合機構に代えて側部ストッパ機構及び後部ストッパ機構とロック機構
    とが設けられ、前記側部ストッパ機構が、前記立上壁の左右両側壁部の上縁から下向きに
    延びる垂直溝部及び該垂直溝部の下端から前方に延びる水平溝部からなる左右一対のL字
    溝と、該各L字溝に対向してトップケースの天板部から下方に延びる垂直板部及び該垂直
    板部の下端から前方に延びる水平板部からなる弾性変位可能な左右一対のL字片とを有し
    、該各L字片の水平板部が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記後部ストッ
    パ機構が、前記立上壁の後壁部の下端に貫設した水平孔と、該水平孔に対向してトップケ
    ースの後板部の下端から前方に延びる弾性変位可能な水平片とを有し、該水平片が前方に
    向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記ロック機構が、前記トップケースの天板部の
    下面に一体突設されて該トップケースの後板部に立上壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおい
    て対向する前方に向かって先すぼまり状の側面視略三角形ロック片を有し、該ロック片に
    対向して立上壁の後壁部の外面に上方に向かって前方に傾斜する傾斜ガイド面が形成され
    ており、トップケースをケース本体に被せて各L字片を各L字溝の垂直溝部内に挿入した
    後、該トップケースを前方にスライドさせることにより、各L字片の水平板部を弾性変位
    させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させると共に、水平片を弾性変位させて水平孔に嵌入
    させ、ロック片を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させ
    るようにしたことを特徴とする電気機器用筐体。
  2. 前面及び上面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面開口部
    に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面開口部に嵌合するトップケースとを
    有し、該トップケースの前端縁に前方へ延びる突起部が一体突設されると共に、そのトッ
    プケースの左右両側板部及び後板部の内面にフック部が一体突設され、該各フック部に対
    向して前記ケース本体の上端縁から上方に延びる立上壁に係合孔が形成されており、前記
    突起部をフロントパネル内に嵌入させると共に、トップケースを押し下げてケース本体に
    被せることにより各フック部を各係合孔に係合させ、該トップケースをビスによりケース
    本体に止着するようにした電気機器用筐体において、前記ビスを省略し、前記フック部及
    び係合孔からなる係合機構に代えて側部ストッパ機構及び後部ストッパ機構とロック機構
    とが設けられ、前記側部ストッパ機構が、前記立上壁の左右両側壁部の上縁から下向きに
    延びる垂直溝部及び該垂直溝部の下端から前方に延びる水平溝部からなる左右一対のL字
    溝と、該各L字溝に対向してトップケースの天板部から下方に延びる垂直板部及び該垂直
    板部の下端から前方に延びる水平板部からなる弾性変位可能な左右一対のL字片とを有し
    、該各L字片の水平板部が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記各水平溝部
    の上縁にロック溝が形成されると共に、その各ロック溝に対向して前記各水平板部の先端
    にロック突起が一体突設され、前記後部ストッパ機構が、前記立上壁の後壁部の下端に貫
    設した水平孔と、該水平孔に対向してトップケースの後板部の下端から前方に延びる弾性
    変位可能な水平片とを有し、該水平片が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前
    記ロック機構が、前記トップケースの天板部の下面に一体突設されて該トップケースの後
    板部に立上壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおいて対向する先すぼまり状の側面視略三角形
    ロック片を有し、該ロック片に対向して立上壁の後壁部の外面に上方に向かって前方に傾
    斜する傾斜ガイド面が形成されており、トップケースをケース本体に被せて各L字片を各
    L字溝の垂直溝部内に挿入した後、トップケースを前方にスライドさせることにより、各
    L字片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させると共に、水平片を
    弾性変位させて水平孔に嵌入させ、ロック突起をロック溝に嵌入させると共に、ロック片
    を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させるようにしたこ
    とを特徴とする電気機器用筐体。
  3. 前面及び上面が開放されたケース本体と、該ケース本体の前面開口部
    に嵌合するフロントパネルと、そのケース本体の上面開口部に嵌合するトップケースとを
    有し、該トップケースの前端縁から前方へ延びる突起部をフロンパネル内に嵌入させると
    共に、そのトップケースをケース本体の上端縁から上方に延びる立上壁に被せるようにし
    た電気機器用筐体において、前記立上壁の後壁部の下端に貫設した水平孔と、該水平孔に
    対向してトップケースの後板部の下端から前方に延びる水平片とを有する後部ストッパ機
    構が設けられ、前記トップケースの天板部の下面に一体突設されて該トップケースの後板
    部に立上壁の厚さとほぼ同一幅の間隔をおいて対向する前方に向かって先すぼまり状の側
    面視略三角形ロック片を有するロック機構が設けられており、トップケースをケース本体
    に被せた後、該トップケースを前方にスライドさせることにより、水平片を水平孔に嵌入
    させ、ロック片を立上壁の上縁を乗り越えて該立上壁の内面に係合させるようにしたこと
    を特徴とする電気機器用筐体。
  4. 前記ロック片に対向して立上壁の後壁部の外面に上方に向かって前方
    に傾斜する傾斜ガイド面が形成されており、ロック片を傾斜ガイド面から立上壁の上縁を
    乗り越えて該立上壁の内面に係合させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の電
    気機器用筐体。
  5. 前記立上壁の左右両側壁部の上縁から下向きに延びる垂直溝部及び該
    垂直溝部の下端から前方に延びる水平溝部からなる左右一対のL字溝と、該各L字溝に対
    向してトップケースの天板部から下方に延びる垂直板部及び該垂直板部の下端から前方に
    延びる水平板部からなる左右一対のL字片とからなる側部ストッパ機構が設けられており
    、各L字片を各L字溝の垂直溝部内に挿入した後、トップケースを前方にスライドさせる
    ことにより、各L字片の水平板部を各L字溝の水平溝部内に嵌入させるようにしたことを
    特徴とする請求項3または4に記載の電気機器用筐体。
  6. 前記各L字片が弾性変位可能に形成されると共に、該各L字片の水平
    板部が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜され、前記水平片が弾性変位可能に形成さ
    れると共に、該水平片が前方に向かって斜め上方に所定角度傾斜されており、前記各L字
    片の水平板部を弾性変位させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させると共に、水平片を弾性
    変位させて水平孔に嵌入させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の電気機器用
    筐体。
  7. 前記各水平溝部の上縁にロック溝が形成されると共に、その各ロック
    溝に対向して各水平板部の先端にロック突起が一体突設されており、各L字片の水平板部
    を弾性変位させて各L字溝の水平溝部内に嵌入させることにより、ロック突起をロック溝
    に嵌入させるようにしたことを特徴とする請求項5または6に記載の電気機器用筐体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009169122A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011008964A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Sharp Corp 固定装置、固定装置を用いた照明装置及び固定方法
JP2018147943A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 株式会社ノーリツ 電装基板収納ケース

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