JP2018147943A - 電装基板収納ケース - Google Patents

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【課題】 電装基板収納ケースのデザイン性が悪くならないように、ケース本体と蓋体との間に蓋体の開操作を規制する構造を備えさせて、蓋体を容易に開けることができない電装基板収納ケースを提供すること。【解決手段】 前面が開口し、内部に電装基板を収容するケース本体と、ケース本体の前面を閉じる蓋体と、を備えた電装基板収納ケースであって、ケース本体は、蓋体を前面と平行にスライド移動させる案内部と、案内部に沿ってスライドさせた蓋体を係止する係止部と、を備え、蓋体は、案内部に沿ってスライドするスライド部と、ケース本体の前面を閉じた状態で係止部と係合する係合部と、を備え、さらに蓋体の内面とケース本体との間で蓋体の開方向へのスライド移動を規制する規制部を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、電装基板を収納するケースに関する。
従来、種々の電装基板を収納するケースが様々な分野において使用されている。この種のケースは、一般的に、一面が開口した箱状のケース本体と、ケース本体の開口を塞ぐ蓋体とを有している。この種の先行技術として、ブースターや混合機等のアンテナ関連機器に使用するケースがある(例えば、特許文献1参照)。このケースでは、一面が開口した箱状のケース本体と、その開口を開閉するようにケース本体に嵌合させてスライドさせるスライド蓋とを有している。そして、スライド蓋の裏面にスライド方向に複数の突部を設けて、スライド蓋のスライド動作をロックできるようにしている。
また、他の先行技術として、箱型の底蓋(ケース本体)と、底蓋に嵌合する上蓋(蓋体)とを有し、上蓋の側面部にレール部を設け、このレール部が底蓋の底面部を抱き込む状態で上蓋をスライドさせることで底蓋の開口部分を塞ぐようにした電子回路モジュール用のケースがある(例えば、特許文献2参照)。このケースでは、底蓋の側面部と上蓋の側面部との間に上蓋固定手段を設けている。
特開昭58−79800号公報 特開平6−177553号公報
ところで、電装基板収納ケースの内部に収納される電装基板には、ICカード(メモリIC内蔵カード)などの基板部品が装着されることがある。そのため、屋内に設置される電装基板収納ケースは、保守点検時には容易に蓋体を取り外せるようにしたい。一方、屋外に設置される電装基板収納ケースは、保守点検などで蓋体を取り外すことに加えて、基板部品の盗難防止構造が必要になることが多い。
しかし、上記した先行技術では、蓋体をケース本体に固定している部分が容易に取り外し可能であり、屋外に設置した場合、蓋体が開けられて基板部品が盗難にあうおそれがある。この対策として、例えば蓋体をケース本体にビスで固定することが考えられる。しかし、屋外に設置される電装基板収納ケースの場合には、デザイン性も重要であるため、盗難防止のためのビスが外面に露出してデザイン性を悪くすることがある。
そこで、本発明は、電装基板収納ケースのデザイン性が悪くならないように、ケース本体と蓋体との間に蓋体の開操作を規制する構造を備えさせて、蓋体を容易に開けることができない電装基板収納ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、前面が開口し、内部に電装基板を収容するケース本体と、前記ケース本体の前面を閉じる蓋体と、を備えた電装基板収納ケースであって、前記ケース本体は、前記蓋体を前面と平行にスライド移動させる案内部と、前記案内部に沿ってスライドさせた前記蓋体を係止する係止部と、を備え、前記蓋体は、前記案内部に沿ってスライドするスライド部と、前記ケース本体の前面を閉じた状態で前記係止部と係合する係合部と、を備え、さらに前記蓋体の内面と前記ケース本体との間で前記蓋体の開方向へのスライド移動を規制する規制部を備えている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「電装基板」は、電子部品を固定した基板、メモリICなどを内蔵したICカードを取り付ける基板などを含む。
この構成により、ケース本体の案内部に沿って蓋体のスライド部をスライドさせ、ケース本体の係止部に蓋体の係合部を係合させることで、蓋体によってケース本体の開口を閉じることができる。そして、蓋体をケース本体に係合させている係合部とは別の位置で、規制部によって蓋体の開方向へのスライドを規制することができるので、蓋体がケース本体に対して容易にスライド移動しないようにできる。しかも、規制部は蓋体の内面とケース本体との間に設けられているので、外面に規制部が露出せず、電装基板収納ケースのデザイン性が悪くなることはない。よって、電装基板収納ケースに、デザイン性を考慮した盗難防止構造を備えさせることができる。
また、前記規制部は、前記ケース本体及び前記蓋体の少なくとも一方に備えられた凹部と、前記蓋体を閉じた状態で前記ケース本体及び前記蓋体の他方における前記凹部に対応する位置に備えられた凸部と、で構成されていてもよい。このように構成すれば、ケース本体の開口部を蓋体で閉じた状態とすることで、凹部と凸部とが嵌合されて蓋体の開方向へのスライド移動を規制する。よって、ケース本体から蓋体が容易に外せないようにする構成を簡単な構造で実現できる。
また、前記凸部は、着脱可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、規制部の蓋体を開方向へスライド規制する部分を取り外すことで、規制部による蓋体の開方向へのスライド移動の規制を解除することができる。これにより、蓋体のスライドを規制する必要が無い場合は、容易に蓋体のスライドが規制されないようにできる。よって、盗難防止構造が不要な電装基板収納ケースは、蓋体を容易に取り外せるようにできる。
また、前記凸部は、前記凹部に向けて突出する高さを調節可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、凸部の高さを調節することで、規制部の凸部と凹部との嵌合高さが変化し、蓋体のスライド移動を規制する強さを調節することができる。
また、前記凸部は、頭部を有するネジ材で構成されていてもよい。このように構成すれば、規制部における蓋体の開方向へのスライド移動を規制する部分を容易に備えさせることができる。
また、前記ネジ材は、前記ケース本体を取付面に固定する固定用ネジ材を兼ねていてもよい。このように構成すれば、ケース本体を取付面に固定する固定用ネジ材に、ケース本体の固定と、蓋体の開方向へのスライド移動を規制する機能を兼ねさせることができる。
本発明によれば、ケース本体に蓋体を装着した状態で、蓋体を規制部によってケース本体から開方向へスライド移動することを規制できるので、蓋体が容易に取り外せないようにすることが可能となる。しかも、規制部はケース本体と蓋体の内面との間に備えられているため、電装基板収納ケースのデザイン性が悪くならない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電装基板収納ケースのケース本体を示す正面図である。 図2は、図1に示すII−II矢視の断面図である。 図3は、図1に示すケース本体に取り付ける蓋体の内面図である。 図4は、図3に示すIV−IV矢視の断面図である。 図5Aは、図1に示すケース本体の開口を図3に示す蓋体で閉じる前の状態を示す一部の背面図である。 図5Bは、図1に示すケース本体の開口を図3に示す蓋体で閉じた状態を示す一部の背面図である。 図6Aは、図1に示すケース本体の開口を図3に示す蓋体で閉じる前の状態の電装基板収納ケースの背面図である。 図6Bは、図1に示すケース本体の開口を図3に示す蓋体で閉じた状態の電装基板収納ケースの背面図である。 図7Aは、図1に示すケース本体と図3に示す蓋体との間に備えられた規制部の規制前を示す部分断面図である。 図7Bは、図7Aに示す規制部によって蓋体のスライド移動を規制した状態を示す部分断面図である。 図8は、規制部の第2例を示す部分断面図である。 図9は、規制部の第3例を示す部分断面図である。
以下、一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、正面視で縦長の略矩形の箱状に形成されたケース本体10と、その前面の開口13を塞ぐ矩形状の蓋体20(図3)とを備えた電装基板収納ケース1(図6A)を例に説明する。また、以下の実施形態では、規制部30が凹部31と凸部32とで構成され(図7A)、ケース本体10に凸部32が設けられ、蓋体20の内面23に凹部31が設けられた例を主に説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における上下左右方向及び前後方向の概念は、図1に示すケース本体10に向かった状態における上下左右方向及び前後方向の概念と一致するものとする。
(ケース本体の構成)
図1は、一実施形態に係る電装基板収納ケース1のケース本体10を示す正面図である。図2は、図1に示すII−II矢視の断面図である。この実施形態のケース本体10は、前面が開口13となった箱型に形成されている。ケース本体10の上部は、中央が上向きに突出する山形に形成された係止段部14となっている。この係止段部14によって、蓋体20の上部が係止される(図6B)。
図2にも示すように、ケース本体10は、後壁15の周囲から周壁15aが前方へ立設され、周壁15aの中央部分における内部空間が電装基板40を収容する収納部16となっている。収納部16には、電装基板40がビス等(図示略)で取り付けられる。この図の電装基板40は、ICカード41とコネクタ42のみを示している。
この実施形態のケース本体10は、上部の左右位置の2箇所と下部の中央部分に、固定面(例えば、壁面)に固定用ネジ材(固定用ビス等)35(図7A)で固定するための長穴10aが設けられている。また、ケース本体10の下部の左右位置には、蓋体20の下部を係止する係止部12が設けられている。係止部12の上方には、左右位置を切り欠いた挿通部17が設けられている。
図2に示すように、係止部12は、蓋体20の係合部22(図3)が上下方向に移動する案内部11に設けられている。案内部11は、ケース本体10の厚み方向の所定位置に、ケース本体10の前面と平行な面となっている。この案内部11は、蓋体20のスライド部21(図3)を上下方向に案内する部分となる。案内部11に、蓋体20の係合部22(図3)を係止する係止部12が設けられている。係止部12は、案内部11の範囲内で左右側方に突出するように設けられている。係止部12から下方に離れた位置には、蓋体20の下端を左右方向に位置決めする位置決め部10bが設けられている(図6B)。
そして、係止部12から離れた位置の左右方向中央部に、ケース本体10側の規制部30を構成する凸部32となる頭部34を有するネジ材(ビス等)33(図7A)を固定するネジ座18が設けられている。ネジ座18の中央部分には、ネジ材33をねじ込む中空穴18aが設けられている。中空穴18aは、貫通する穴でもよい。図2は、ネジ座18にネジ材33が取り付けられていない状態を示している。
(蓋体の構成)
図3は、ケース本体10に取り付ける蓋体20の内面図である。図4は、図3に示すIV−IV矢視の断面図である。蓋体20は、ケース本体10の前面の開口13を塞ぐ大きさに形成されている。蓋体20の上部には、上記ケース本体10の上部に設けられた山形の係止段部14に係合する係合段部24が設けられている。係合段部24は、ケース本体10の係止段部14に上方から係合する逆U字状の断面に形成されている。
蓋体20の下部の左右位置には、上記ケース本体10の係止部12に係止される係合部22が設けられている。係合部22は、ケース本体10の係止部12に形成された案内部11に沿って下方へスライドさせるスライド部21に設けられている。スライド部21は、ケース本体10の挿通部17からケース本体10の後方に向けて挿入できる大きさに形成されている。
蓋体20には、左右位置に蓋体20をケース本体10に着脱するときの把持部26が設けられている。把持部26には、滑り止めの突部が設けられている。
そして、蓋体20の内面23には、蓋体20をケース本体10に取り付けた状態で(図6B,図7B)、ケース本体10のネジ座18に固定したネジ材33の頭部34の位置に対応する位置に、蓋体20側の規制部30を構成する凹部31が設けられている。凹部31は、図示する例では円形の凹部31となっている。凹部31は、楕円形や溝形にすることもできる。
さらに、この実施形態では、蓋体20の下端におけるネジ材33の頭部34と接する部分に、頭部34が蓋体20の内面23側に入りやすいように逃げ部25が設けられている(詳細は、図7A)。この実施形態の逃げ部25は、蓋体20の下端から所定位置まで斜めに切除されたテーパ状に形成されている(図4)。
(ケース本体と蓋体との取り付け構造)
図5Aは、ケース本体10の開口13(図1)を蓋体20で閉じる前の状態を示す一部の背面図である。図5Bは、ケース本体10の開口13(図1)を蓋体20で閉じた状態を示す一部の背面図である。図6Aは、ケース本体10の開口13を蓋体20で閉じる前の状態の電装基板収納ケース1の正面図である。図6Bは、ケース本体10の開口13を蓋体20で閉じた状態の電装基板収納ケース1の背面図である。
図5A、図6Aに示すように、ケース本体10の開口13を蓋体20で閉じる場合、ケース本体10の挿通部17の位置で蓋体20のスライド部21を後方へ挿入する。そして、蓋体20のスライド部21をケース本体10の案内部11に沿って下方へスライドさせる。なお、ケース本体10のネジ座18に取り付けられたネジ材33の頭部34と、蓋体20の内面に設けられた凹部31との関係は、後述する図7A,図7Bにおいて説明する。
図5B、図6Bに示すように、蓋体20のスライド部21をケース本体10の案内部11に沿って下方へスライドさせることで、蓋体20の左右方向に設けられた係合部22がケース本体10の係止部12を乗り越えて下端に係止される。この状態では、蓋体20の下端がケース本体10の位置決め部10bによって左右方向に位置決めされる。
また、蓋体20は、スライド部21をケース本体10の案内部11に沿って下方へ移動させて係合部22をケース本体10の係止部12に係止した状態で、ケース本体10の上部に設けられた係止段部14に蓋体20の上部に設けられた係合段部24が係止される。これにより、蓋体20は、上部の係合段部24と下部のスライド部21及び係合部22とでケース本体10に係止されて取り付けられた状態が保たれる。
(規制部の構造)
図7Aは、ケース本体10と蓋体20との間に備えられた規制部30の規制前を示す部分断面図である。図7Bは、図7Aに示す規制部30によって蓋体20のスライド移動を規制した状態を示す部分断面図である。
図7Aに示す状態は、上記図5Aに示す状態のときの規制部30を示している。ケース本体10には、ネジ座18に設けられた中空穴18aにネジ材33がねじ込まれている。そして、蓋体20のスライド部21がケース本体10の案内部11に沿った状態で下方へスライドさせられる。蓋体20を下方へスライドさせると、蓋体20の下端がネジ材33の頭部34に当接する。蓋体20の内面23には逃げ部25が設けられているため、蓋体20はネジ材33の頭部34に当接した後、頭部34によって中央部分が徐々に少し前方へ弾性変形させられながら下方へスライドさせられる。
図7Bに示す状態は、上記図5Bに示す状態のときの規制部30を示している。蓋体20が下方へスライドさせられ、係合部22がケース本体10の係止部12に係止される位置で止まる。この状態では、蓋体20の内面23に形成された凹部31が頭部34の位置に達し、頭部34が凹部31に嵌り込む。これにより、蓋体20は、上部の係合段部24がケース本体10の係止段部14に係止され、下部の係合部22がケース本体10の係止部12に係止されるとともに、離れた位置で蓋体20の凹部31がケース本体10に取り付けられたネジ材33の頭部34に係止された状態となる。よって、蓋体20は、容易に開方向へスライドできないように規制される。
また、凸部32を構成する頭部34を有するネジ材33は、二点鎖線で示すように、ケース本体10を壁面などの取付面50に固定する長い固定用ネジ材35を用いることができる。固定用ネジ材35を用いることで、ケース本体10を壁面などに固定する固定用ネジ材35に規制部30の凸部32としての機能を兼ねさせることができる。
上記したような電装基板収納ケース1によれば、蓋体20をケース本体10に取り付けることで、凹部31がネジ材33の頭部34に嵌り込み、蓋体20をケース本体10から容易に取り外せないようにできる。すなわち、蓋体20をケース本体10から取り外すためには、蓋体20の凹部31が設けられた部分を頭部34から外れるように中央部分を前方へ弾性変形させた後にスライドさせる必要があり、容易に取り外せないようにできる。したがって、屋外などに取り付けられる電装基板収納ケース1において、盗難防止のために蓋体20を取り外し難いようにできる。
また、蓋体20を取り外し難くするための構成が外面に露出しないため、電装基板収納ケース1のデザイン性が悪くならないので、デザイン性を考慮した盗難防止構造とすることができる。
さらに、盗難防止の対策が不要な電装基板収納ケース1の場合には(例えば、屋内における設置、エンドユーザが蓋体20を外す場合など)、ケース本体10にネジ材33を取り付けないことで蓋体20を容易に取り外せる構造にできる。
(規制部の変形例)
図8は、規制部30の第2例を示す部分断面図である。図9は、規制部30の第3例を示す部分断面図である。いずれの図も、上記した実施形態と同一の構成には同一符号を付して説明する。図8に示すように、規制部30としては、例えば、ネジ座18の高さを低くすることで、ネジ材33のねじ込み量を調節可能とすることができる。このようにすれば、ネジ材33のねじ込み量で頭部34の突出量を調節することができる。頭部34の突出量を調節することで、蓋体20の凹部31と嵌合する量を調節することができる。よって、蓋体20をケース本体10から取り外すためにスライドさせる力の大きさを調節することができる。このようにすれば、電装基板収納ケース1に応じて蓋体20を取り外す力を容易に調節することができる。
この例では、ネジ材33の頭部34が規制部30の凸部32であり、この頭部34の突出量を調節可能としているが、調節可能な凸部32としては、ネジ材33の頭部34に限られるものではない。
図9に示すように、規制部30は、蓋体20の内面23にネジ座27を設けてネジ材33を固定し、ケース本体10に凹部31を設けてもよい。このようにしても、蓋体20をケース本体10に取り付けることで、蓋体20のネジ材33の頭部34(凸部32)がケース本体10の凹部31に嵌り込み、蓋体20が容易に取り外せないようにできる。規制部30を構成する凹部31と凸部32となるネジ材33の頭部34は、蓋体20とケース本体10の一方にいずれか一方を備え、他方に他の一方を備えるようにすればよい。
(変形例)
上記した実施形態では、縦長の矩形状に形成された電装基板収納ケース1を例に説明したが、電装基板収納ケース1の形状は限定されるものではなく、横長の矩形状、正方形状など、上記実施形態以外の形状でもよく、限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、規制部30の凸部32として着脱可能なネジ材33の頭部34を用いる例を説明したが、凸部32として同様の作用を奏する他の構成(突起部材など)を用いることもでき、規制部30の構成は上記した実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 電装基板収納ケース
10 ケース本体
11 案内部
12 係止部
13 開口
14 係止段部
15 周壁
16 収納部
17 挿通部
18 ネジ座
20 蓋体
21 スライド部
22 係合部
23 内面
24 係合段部
25 逃げ部
26 把持部
30 規制部
31 凹部
32 凸部
33 ネジ材
34 頭部
40 電装基板
41 ICカード
42 コネクタ
50 取付面

Claims (6)

  1. 前面が開口し、内部に電装基板を収容するケース本体と、前記ケース本体の前面を閉じる蓋体と、を備えた電装基板収納ケースであって、
    前記ケース本体は、前記蓋体を前面と平行にスライド移動させる案内部と、前記案内部に沿ってスライドさせた前記蓋体を係止する係止部と、を備え、
    前記蓋体は、前記案内部に沿ってスライドするスライド部と、前記ケース本体の前面を閉じた状態で前記係止部と係合する係合部と、を備え、
    さらに前記蓋体の内面と前記ケース本体との間で前記蓋体の開方向へのスライド移動を規制する規制部を備えている、
    ことを特徴とする電装基板収納ケース。
  2. 前記規制部は、前記ケース本体及び前記蓋体の少なくとも一方に備えられた凹部と、前記蓋体を閉じた状態で前記ケース本体及び前記蓋体の他方における前記凹部に対応する位置に備えられた凸部と、で構成されている、
    請求項1に記載の電装基板収納ケース。
  3. 前記凸部は、着脱可能に構成されている、
    請求項2に記載の電装基板収納ケース。
  4. 前記凸部は、前記凹部に向けて突出する高さを調節可能に構成されている、
    請求項2又は3に記載の電装基板収納ケース。
  5. 前記凸部は、頭部を有するネジ材で構成されている、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の電装基板収納ケース。
  6. 前記ネジ材は、前記ケース本体を取付面に固定する固定用ネジ材を兼ねている、
    請求項5に記載の電装基板収納ケース。
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