JP2547785Y2 - バックホー - Google Patents

バックホー

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JP2547785Y2
JP2547785Y2 JP1991031519U JP3151991U JP2547785Y2 JP 2547785 Y2 JP2547785 Y2 JP 2547785Y2 JP 1991031519 U JP1991031519 U JP 1991031519U JP 3151991 U JP3151991 U JP 3151991U JP 2547785 Y2 JP2547785 Y2 JP 2547785Y2
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JP
Japan
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operation box
lever
accelerator lever
box
bucket
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JP1991031519U
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Inventor
哲博 大橋
博嗣 津留崎
晴光 椛島
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックホーにおいて、
操作レバーやアクセルレバーを立設した操作ボックスの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からバックホー等の建設機械におい
て、座席の側方に操作ボックスを配置し、該操作ボック
スから操作レバーやアクセルレバーを立設した技術は公
知とされているのである。また、操作ボックスを回動可
能に配置し、該操作ボックスを回動した時には、油圧回
路を遮断する技術は、実開昭60−53859号公報の
如き技術が公知とされている。また、自動開閉ドアを具
備した車両において、自動開閉ドアの開放と共に、エン
ジンの回転をアイドリング回転とする技術が公知とされ
ているのである。例えば、実開昭60−73613号公
報に記載の技術の如くである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、座席の側方に
操作ボックスを配置すると、オペレーターが乗降の際に
乗降通路が狭くなるという不具合いがあったのである。
本考案はこのような従来技術の不具合いを解消する為
に、オペレーターが乗降の際においては、操作ボックス
を移動可能とし、該操作ボックスを移動して、オペレー
ターが乗降する際においては、アクセルレバーをエンジ
ンのアイドリング回転の位置まで戻すべく構成したもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を
説明する。座席の側方に操作ボックスAを配置し、該操
作ボックスAに操作レバー3とアクセルレバー1を立設
し、オペレーターが乗降の際には、乗降通路を確保する
為に該操作ボックスAを移動可能とした構成において、
操作ボックスAと共に移動しないレバー戻しストッパ2
を配置し、該アクセルレバー1とレバー戻しストッパ2
が干渉することにより、操作ボックスAを退避側に移動
すると、アクセルレバー1をエンジンEのアイドリング
回転の位置に強制的に操作し、オペレーターの乗降の終
了後に、操作ボックスAを元の位置に戻す際には、アク
セルレバー1とレバー戻しストッパ2とが干渉し合わな
いことにより、アクセルレバー1はアイドリング位置か
ら元の位置に戻らないように構成したものである。
【0005】
【作用】次に、本考案の作用を説明する。本考案は、座
席Sの側部に配置した操作ボックスAが、オペレーター
の乗降の邪魔となる場合に、該操作ボックスAを移動す
る操作に連動して、エンジンEの回転数をアイドリング
回転まで低下させるものである。
【0006】
【実施例】次に、実施例を説明する。図1は本考案のバ
ックホーの全体側面図、図2は操作ボックスAを回動し
て退避可能とした実施例の側面図、図3は操作ボックス
Aをスライドして退避可能とした実施例の側面図、図4
はバケットアーム8に対してバケット6の枢支部の断面
図、図5はメインブーム24に付設した作業灯22の取
付状態を示す斜視図、図6は同じく作業灯22の取付状
態を示す断面図、図7はエンジンEの始動安全回路を示
す回路図、図8は従来の作業灯22の取付状態を示すメ
インブーム24の側面図、図9は同じく従来の作業灯2
2の取付状態を示す前面図である。
【0007】図1において、バックホーの座席Sの側方
の位置に、操作ボックスAが配置されており、該操作ボ
ックスAにアクセルレバー1と操作レバー3が立設され
ている。そして該バックホーの側方にメインブーム24
が立設されており、該メインブーム24はブームシリン
ダ31により上下回動される。またメインブーム24の
他端に、バケットアーム8が枢支されており、該バケッ
トアーム8はアームシリンダー30により上下に回動さ
れる。該バケットアーム8の先端にバケット6が枢支さ
れている。操作ボックスAは座席の後方の位置に設けた
エンジン室に配置されている。
【0008】図2において、操作ボックスAとアクセル
レバー1の構成について説明する。操作ボックスAは座
席Sの側方で、オペレーターの乗降通路上に配置されて
いる。故にオペレーターが乗降する場合には操作ボック
スAを退避移動して、乗降通路を開ける必要がある。図
2に実施例においては、操作ボックスAはボックス回動
軸4を中心に上方へ回動可能としている。該操作ボック
スAに複数の操作レバー3が付設されており、該操作ボ
ックスAにはアクセルレバー1も立設されている。該ア
クセルレバー1はレバー枢支軸13に枢支されており、
該レバー枢支軸13を中心にアクセルレバー1を回動す
るとリンク又はワイヤー12を介して、エンジンEのア
クセルアーム11を回動し回転数を増減可能としてい
る。
【0009】該構成において、レバー枢支軸13の上方
でアクセルレバー1が干渉する位置にボックス回動軸4
の側に固定されたレバー戻しストッパ2を突出してい
る。該レバー戻しストッパ2は、操作ボックスAの回動
に際しては共に回動しないので、アクセルレバー1を高
速回転位置に操作したままで操作ボックスAを回動する
と、該アクセルレバー1の中途部がレバー戻しストッパ
2に干渉して、低速のアイドリング回転の位置まで戻さ
れるように構成しているのである。オペレーターの乗降
の終了後に、操作ボックスAを元の位置に戻しても、
クセルレバー1とレバー戻しストッパ2とが干渉し合わ
ないことにより、オペレーターが操作しない限りは、ア
クセルレバー1はアイドリング位置から元の位置に戻る
ことはないように構成している。
【0010】図3の実施例においては、座席Sの乗降通
路に対して、操作ボックスAを前後に摺動可能としてい
る。そして該操作ボックスAの後方へのスライドに際し
て、アクセルレバー1が高速側に操作されている場合に
は、レバー戻しストッパ2とアクセルレバー1が干渉
し、アクセルレバー1は低速のアイドリング回転の位置
まで戻されるのである。
【0011】次に図4により、バケットアーム8に対す
るバケット6の枢支部の構成を説明する。バケット6は
土砂の掬い上げの為に繰り返し上下回動されるので、該
バケットアーム8の先端の枢支筒16とバケット枢支軸
7の間にガタが発生するのである。従来は発生するガタ
を吸収する為に、調整用カラー10の部分にシムを嵌装
し、該シムの数を調整することによりガタの調節をして
いたのである。本考案においては、該シムの抜き挿しの
代わりをする調整用カラー10を設けたものである。バ
ケットアーム8の先端の枢支筒16の内部に軸受カラー
17が嵌装されており、該軸受カラー17の内部にバケ
ット枢支軸7を嵌装し、該バケット枢支軸7はバケット
6の側から突出した枢支ブラケット14・15を突出し
ている。そして枢支筒16の側方で枢支ブラケット15
の間に調整用カラー10を介装している。
【0012】該調整用カラー10は枢支ブラケット15
から突出した部分に蓋体21により閉鎖しており、該蓋
体21とバケット枢支軸7との間に調整螺子9を螺装
し、ロックナット9aによりロックしている。該調整螺
子9を螺子込むことにより、調整用カラー10が枢支筒
16を押し、バケット枢支軸7のつば部との間で枢支ブ
ラケット14を挟持するのである。該状態で、枢支ブラ
ケット14がバケット枢支軸7と枢支筒16により挟持
されることにより、バケット6のガタが無くなるのであ
る。
【0013】枢支筒16の外周にはOリング18・18
が嵌装されており、調整用カラー10の内側にもOリン
グ20が嵌装されており、軸受カラー17の部分の潤滑
グリースの逃げ出しを阻止している。
【0014】バックホーに付設される作業灯22は、従
来は、図8や図9に示す如く、メインブーム24の側部
に突出配置されていたのである。故に、障害物に衝突し
て破壊されやすく、昼間の作業灯22を使用する必要の
無い場合において、オペレーターの視界を遮蔽していた
のである。本実施例では、図5・図6において示す如
く、メインブーム24の内部に収納凹部25を構成し、
該収納凹部25の内部に作業灯22を収納可能としてい
るのである。即ち、作業灯22の取付台23を枢支軸2
7により枢支しており、該取付台23を座席からオペレ
ーターが操作可能なワイヤー26により突出収納操作可
能としているのである。
【0015】図7はエンジンE始動時の起動モーターの
安全回路である。即ち、起動モーターを寒冷時に0℃以
下の時に回転させると、エンジンEが作業機に圧油を送
る油圧ポンプPを駆動しているので、この作動油の粘度
が高い為に、始動トルクが異常に高くなり、起動モータ
ーのギアの歯が折れてしまうという不具合いがあったの
である。本構成において、温度検出センサー31を設
け、該温度検出センサー11により0℃以下を検出した
場合には、作動油を作業機油圧回路28を通過させずに
作動油タンクに還流させるバイパスを通過させる短絡弁
29を設けているのである。またバイパス回路には油温
上昇用のリリーフ弁30を設けている。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、オペレーターが
乗降する際においては、必ずエンジンEの回転数がアイ
ドリング回転まで低下するので、非乗車状態のバックホ
ーが誤操作をしても安全である。第2に、操作ボックス
Aを回動して降車する際において、操作ボックスAの移
動操作と、アクセルレバー1の低回転への操作の2操作
をすることなく、操作ボックスAを回動する1操作です
むので手間を省くことが出来るのである。第3に、操作
ボックスAを元の位置に戻した場合でも、アクセルレバ
ー1はそのままアイドリング回転の状態を維持するの
で、操作ボックスAを戻した途端に、エンジンEの回転
数が上昇し、オペレータを慌てさせて、誤操作の原因と
なるということが無くなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバックホーの全体側面図である。
【図2】操作ボックスAを回動して退避可能とした実施
例の側面図である。
【図3】操作ボックスAをスライドして退避可能とした
実施例の側面図である。
【図4】バケットアーム8に対してバケット6の枢支部
の断面図である。
【図5】メインブーム24に付設した作業灯22の取付
状態を示す斜視図である。
【図6】同じく作業灯22の取付状態を示す断面図であ
る。
【図7】エンジンEの始動安全回路を示す回路図であ
る。
【図8】従来の作業灯22の取付状態を示すメインブー
ム24の側面図である。
【図9】同じく従来の作業灯22の取付状態を示す前面
図である。
【符号の説明】
A 操作ボックス E エンジン S 座席 1 アクセルレバー 2 レバー戻しストッパ 3 操作レバー 4 ボックス回動軸 6 バケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の側方に操作ボックスAを配置し、
    該操作ボックスAに操作レバー3とアクセルレバー1を
    立設し、オペレーターが乗降の際には、乗降通路を確保
    する為に該操作ボックスAを移動可能とした構成におい
    て、操作ボックスAと共に移動しないレバー戻しストッ
    パ2を配置し、該アクセルレバー1とレバー戻しストッ
    パ2が干渉することにより、操作ボックスAを退避側に
    移動すると、アクセルレバー1をエンジンEのアイドリ
    ング回転の位置に強制的に操作し、オペレーターの乗降
    の終了後に、操作ボックスAを元の位置に戻す際には、
    アクセルレバー1とレバー戻しストッパ2とが干渉し合
    わないことにより、アクセルレバー1はアイドリング位
    置から元の位置に戻らないように構成したことを特徴と
    するバックホー。
JP1991031519U 1991-05-09 1991-05-09 バックホー Expired - Lifetime JP2547785Y2 (ja)

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JPS58143246A (ja) * 1982-02-22 1983-08-25 Fuji Photo Film Co Ltd 光学測定装置
JPS58166721A (ja) * 1982-03-29 1983-10-01 Oki Electric Ind Co Ltd 超高精度レジストスピナ

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