JP2546728Y2 - バックホーにおける作業用ライト取付構造 - Google Patents

バックホーにおける作業用ライト取付構造

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JP2546728Y2
JP2546728Y2 JP7384391U JP7384391U JP2546728Y2 JP 2546728 Y2 JP2546728 Y2 JP 2546728Y2 JP 7384391 U JP7384391 U JP 7384391U JP 7384391 U JP7384391 U JP 7384391U JP 2546728 Y2 JP2546728 Y2 JP 2546728Y2
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JP
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boom
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backhoe
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JP7384391U
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Inventor
順二 村上
正夫 永田
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掘削用バケットにより
掘削作業を行うバックホーの作業用ライト取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】掘削用主ブームが二分割されて、先端側
ブームを基部側ブームに対して左右方向にオフセット自
在としたバックホーにおいては、主ブームに取付けられ
た作業用ライトが固定状態に装着されているものが存在
する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の如
く、主ブームに取付けられた作業用ライトが固定状態に
装着されたものでは照射する方向が一方向のみであるか
ら、主ブームが左右方向にオフセットした場合は掘削部
が照射されず作業能率が悪いものであった。また、作業
現場が正確に見えないために危険であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、掘削用主ブー
ムを二分割して、先端側ブームを基部側ブームに対して
左右方向にオフセット自在に構成したバックホーにおい
て、上記基部側ブームの先端部に、オフセットに連動し
て左右方向に回動する作業用ライトを装着したことを特
徴とするバックホーにおける作業用ライト取付構造を提
供せんとするものである。
【0005】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説
明すると、1はバックホーの旋回フレームで、クローラ
型走行装置2の上部に旋回自在に載置されている。3は
基部を旋回フレーム1に上下昇降自在に装着した掘削用
主ブームで、同主ブーム3は、基部側ブーム3-1 と先端
側ブーム3-2 に二分割されながら、同先端側ブーム3-2
を基部側ブーム3-1 に対して左右方向にオフセット自在
に連結している。
【0006】4は基部側ブーム3-1 の先端に、先端側ブ
ーム3-2 を連結する連結ピン、5-1は先端側ブーム3-2
の先端に連結するオフセットアームで、5-2 はバケット
アームである。
【0007】そして、同バケットアーム5-2 の先端には
掘削用バケット6を回動自在に連結している。7は主ブ
ーム3を上下動させる主ブーム用油圧シリンダ、8は先
端側ブーム3-2 と基部側ブーム3-1 との間に設けるオフ
セットリンク、9は先端側ブーム3-2 及びオフセットア
ーム5-1 を左右方向にオフセットさせるオフセット用油
圧シリンダ、10-1はバケットアーム5-2 を作動させる油
圧シリンダ、10-2は掘削用バケット6を作動させる油圧
シリンダである。
【0008】また、図3において、11は基部側ブーム3-
1 の先端下側部12に設ける作業用ライトであって、同作
業用ライト11は左右方向に回動可能となっている。13は
ライト取付台で、縦軸14を介して基部側ブーム3-1 に装
着されている。15は縦軸14の下部に固着する作動アー
ム、16は先端側ブーム3-2 の基部下側面に固着するL字
アームであって、前記作動アーム15と連結されている。
17は連結ピン、18は作業用ライト11の両側部をカバーす
るリブ、19は主ブーム用油圧シリンダ7の上部を固定す
る取付ピンである。
【0009】本考案の実施例は上記のように構成されて
おり、上記バックホーにより夜間に掘削作業を行う場合
は、作業用ライト11をオンにすると共に、主ブーム用油
圧シリンダ7を収縮させて掘削用主ブーム3を降下させ
る。そして、オフセット用油圧シリンダ9を伸縮すると
これに伴って先端側ブーム3-2 が連結ピン4を中心に左
右方向に回動し、オフセットアーム5-1 及びバケットア
ーム5-2 が横方向にオフセットされる。また、先端側ブ
ーム3-2 が左右方向に回動すると、同先端側ブーム3-2
の下側に固着するL字アーム16が作業用ライト11側の作
動アーム15を回動させる。したがって、同作業用ライト
11が左右方向に向きを変えて掘削現場を照射するもので
ある。
【0010】したがって、上記実施例においては、掘削
用主ブームが二分割されて、先端側ブームが左右方向に
オフセット自在に構成したバックホーにおいて、基部側
ブームの先端部に設ける作業用ライトが、先端側ブーム
の回動に連動して回動可能としているために、掘削現場
を確実に照射することができ、掘削作業が能率的にでき
ると共に、作業を安全に行うことができるものである。
【0011】また、図4及び図5は、作業用ライトの取
付状態を示す他の実施例であって、21はライト取付台、
22は作業用ライト、23はライト取付台21の下端に連結す
る角度調整用レバーで、固定ピン24をバネ体25にて付勢
状態に設けている。26は固定ピン24を嵌める調整用孔で
ライトカバー27に穿設されている。
【0012】したがって、上記実施例によれば、作業内
容に応じて作業用ライト22を左右方向に調整しながらセ
ットすることができて、掘削作業を安全に、かつ能率的
に行うことができるものである。
【0013】また、図6は他の実施例であって、掘削用
バケットの取付部を示す断面図である。図中、30はバケ
ットアームで支点ピン31を介して掘削バケット32を連結
している。
【0014】32-1は掘削バケット32の取付座、33は支点
ピン31の鍔部、34はグリスニップル、35はグリス孔であ
る。
【0015】そして、支点ピン31の先端側にはカバー36
及びスラストカラー37を設けている。38はカバー36を固
定する固定ボルト、39は支点ピン31を固定するボルト、
40はグリス孔35の先端に設けるボール式の逆止弁、41は
スプリング、42はグリス孔35から分岐したグリス通路、
43は逆止弁40位置より分岐したグリス通路であって、ス
ラストカラー37の隙間44と連通している。
【0016】上記実施例においては、バケットアーム30
と掘削バケット32側の取付座32-1との間にスラストカラ
ー37を介装しており、支点ピン31のグリスニップル34側
よりグリスをスラストカラー37の隙間44に注入自在とし
ている。
【0017】したがって、バケットアーム30に掘削バケ
ット32を組付ける場合には、掘削バケット32をバケット
アーム30の取付座32-1の間に入れて支点ピン31を挿入す
る。
【0018】次に支点ピン31の先端をカバー36にて固定
しながら、グリスニップル34側よりグリスを圧入する。
そして、グリスがスラストカラー37の隙間44に入り、こ
の作用によりスラストカラー37がバケットアーム30に圧
着する。
【0019】したがって、掘削バケット32とバケットア
ーム30との隙間が完全になくなり、同掘削バケット32の
作動が円滑にできるものである。
【0020】従来においては、掘削バケット32とバケッ
トアーム30の間に調整用シムを挿入してガタをなくして
いたが、上記実施例によればシム調整などが不要であっ
て、騒音が防止できるものである。
【0021】また、図7から図8はエンジン及びラジエ
ータ部の取付状態を示す説明図であって、図中50はエン
ジンで、一側に冷却ファン51を設けている。52は同冷却
ファン51の外周を覆うシュラウドで、エンジン50側に取
付けられている。53はラジエータで、同ラジエータ53と
シュラウド52の間はダクト54及びシール55にて通路状に
接続されている。
【0022】したがって、冷却ファン51を覆うシュラウ
ド52をエンジン50側に装着しているものであるから、図
8に示す如くラジエータ53を外気近くに傾斜状に設ける
ことができるものである。
【0023】しかも、従来のものに比較して、エンジン
搭載部が小形化されるために機体の旋回半径が小さくな
るものである。
【0024】なお、図9は従来型を示すものであり、エ
ンジン60側にシュラウド61を連結していると共にラジエ
ータ62が内側に位置しているから、冷却効率が悪いもの
である。
【0025】
【考案の効果】本考案によれば、掘削用主ブームが二分
割されて、先端側ブームが左右方向にオフセット自在に
構成したバックホーにおいて、基部側ブームの先端部に
設ける作業用ライトが、先端側ブームの回動に連動して
回動可能としているために、掘削現場を確実に照射する
ことができ、掘削作業が能率的にできると共に、作業を
安全に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホーの全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】本考案に係る作業用ライト取付構造を示す側面
図。
【図4】作業用ライト取付構造の他の実施例を示す側面
図。
【図5】同下面図。
【図6】掘削用バケットの取付構造を示す断面正面図。
【図7】エンジン及びラジエータの取付状態を示す概略
平面図。
【図8】エンジンをバックホーの後部に搭載した状態を
示す概略平面図。
【図9】同従来型を示す概略平面図。
【符号の説明】
3 掘削用主ブーム 3-1 基部側ブーム 3-2 先端側ブーム 11 作業用ライト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削用主ブーム3を二分割して、先端側
    ブーム3-2 を基部側ブーム3-1 に対して左右方向にオフ
    セット自在に構成したバックホーにおいて、上記基部側
    ブーム3-1 の先端部に、オフセットに連動して左右方向
    に回動する作業用ライト11を装着したことを特徴とする
    バックホーにおける作業用ライト取付構造。
JP7384391U 1991-08-20 1991-08-20 バックホーにおける作業用ライト取付構造 Expired - Lifetime JP2546728Y2 (ja)

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JPH0516478U JPH0516478U (ja) 1993-03-02
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