JP2546890C - - Google Patents

Info

Publication number
JP2546890C
JP2546890C JP2546890C JP 2546890 C JP2546890 C JP 2546890C JP 2546890 C JP2546890 C JP 2546890C
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
display
area
unit
elapsed time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
Other languages
English (en)
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
Publication date

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、あらかじめ設定されたプログラムに基づいて制御信号を出力するプ
ログラム制御装置に係り、特にプログラムの進行状態をわかりやすく表示できる
プログラム制御装置に関するものである。本発明の装置は、例えば各種熱処理工
程における温度のプログラム制御において、調節計の一部又は設定器として用い
ることができる。 [従来の技術] 従来のプログラム制御装置では、プログラムの進行状態を表示するために、例
えばプログラム全体の経過時間やステップごとの経過時間を数値で表示していた
。 [発明が解決しようとする課題] プログラムの経過時間等をデジタルで表示したものを見ても、プログラムの進
行状態を一目で把握することは困難であった。本発明の目的は、プログラムの進
行状態の概略を感覚的に理解できるように表示しうるプログラム制御装置を提供 することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明のプログラム制御装置は、あらかじめ設定されたプログラムに従って制
御信号を出力するプログラム駆動部と、プログラムの経過時間を計測する時計回
路と、温度等の表示量の変化を表示する線形図としてのプログラムパターンの表
示量と経過時間で区分けされる領域の経過部分の面積又は未経過部分の面積を背
景色と異なる色で色分けすることによってプログラムパターンの進行状態を表示
するために、前記プログラム駆動部と前記時計回路からの信号に基づいて表示信
号を出力する表示制御部と、前記表示制御部からの表示信号に基づいて前記表示
量と経過時間で区分けされる領域の経過部分の面積又は未経過部分の面積を背景
色と異なる色で色分けしたプログラムパターンを表示する表示部とを具備するこ
とを特徴としている。 [作用] 本発明のプログラム制御装置によれば、あらかじめ設定されたプログラムに従
ってプログラム駆動が外部に制御信号を出力し、時計回路がプログラムの経過時
間を計測する。そして表示制御部には、プログラムの進行に必要な時間を示す信
号がプログラム駆動部から入力され、プログラムの経過時間を示す信号が時計回
路から入力される。上記プログラムの進行に伴い、表示制御部が表示部を駆動し
て表示量と経過時間で区分けされる領域の経過部分の面積又は未経過部分の面積
を背景色と異なる色で色分けしたプログラムパターンを表示させる。 [実施例] 第1図は、本実施例のプログラム制御装置1(以下、制御装置1と呼ぶ。)を
利用したマイクロコンピュータ等を用いたプログラム調節計のブロック図である
。この制御装置1において、記憶部2には、各種のプログラムパターンと各種の
パラメータが格納されている。またプログラム駆動部3は、前記記憶部2に設定
されたプログラム及びパラメータに従って制御信号としての目標値SVを偏差演
算部4に出力するようになっている。なお、プログラムの選択及びパラメータの
設定は、後述する設定部12のキー操作で行なう。そして前記偏差演算部4には
測定値PVが入力されるようになっており、該偏差演算部4は目標値SVと測定 値PVの偏差をPID演算部5に出力する。そして、PID演算部5からの出力
が図示しない被制御対象に供給されるように構成されている。 次に、6はプログラムが始動してから現時点までの経過時間を計測する時計回
路であり、7は表示部8を駆動する表示制御部である。この表示制御部7は、時
間演算部9と駆動部10を有している。 時間演算部9には、プログラムの経過時間を示す信号が前記時計回路6から入
力され、プログラムの全体又は一部の遂行に必要な時間を示す信号が前記プログ
ラム駆動部3から入力されるようになっている。そして、これらの時間信号は時
間演算部9で処理された後に駆動部10に入力され、プログラムの進行状態を示
す表示信号となって前記表示部8に入力されるようになっている。本実施例では
、プログラムの進行状態を示すために、時間のデジタル表示の他に、第2図に示
すように時間の進行状態をバーグラフ11で表示できるように構成した。例えば
、プログラム全体での経過時間を表示する場合には、プログラムの進行に合わせ
て0からフルスケールに到るまでバーグラフ11が徐々に伸びていく様にすれば
よい。また、プログラム全体での残時間を表示する場合には、フルスケールでス
タートしたバーグラフ11をプログラムの進行に合わせて徐々に縮めていく様に
すればよい。またプログラムの一部を構成するステップごとに、上述したものと
同様の形式で、経過時間表示又は残時間表示を行なえるようにしてある。 次に、12は本制御装置1を操作するための設定部である。設定部12は、時
計回路6を介して又は直接に前記プログラム駆動部3に接続されている。そして
専用の操作キーを操作することによって、RUN(プログラム制御を始動する操
作)、STOP(プログラム制御を停止する操作)、RESET(初期状態に設
定する操作)、FAST(プログラム制御の時間を早送りする操作)、ADVA
NCE(プログラムを構成するステップを次々と更新していく操作)の各操作を
実行することができるようになっている。また、設定部12は前記表示制御部7
に接続されており、専用の操作キーを操作することにより、時間のバーグラフ表
示の態様を設定することができるようになっている。即ち、全体経過時間・全体
残時間・ステップ経過時間・ステップ残時間のいずれをバーグラフ表示するか任
意に選択することができる。 次に、以上の構成における作用を説明する。 設定部12でのキー操作によって、記憶部2から所望のプログラムを選び、パ
ラメータを設定または選択する。 次に、設定部12でRUNの操作を行なう。これによって、選択されたプログ
ラム及びパラメータに従ってプログラム駆動部3が偏差演算部4に目標値SVを
出力し、時計回路6がプログラムの経過時間を計測し始める。そして表示制御部
7は、設定部12で選択されたバーグラフ表示の態様に合せて時計回路6及びプ
ログラム駆動部3からの時計信号を演算し、表示部8に表示信号を出力する。第
2図に示すように、表示部8には、デジタルの時間表示とバーグラフ11による
時間表示が同時に表示される。観察者は、バーグラフ11によってプログラムの
進行状態の概略を一目で把握することができる。経過時間又は残時間の詳細を知
りたければ、デジタル表示を見ればよい。 次に、他の実施例を第3図によって説明する。 この実施例のブロック図は第1図と同じであるが、表示制御部の構成が前記実
施例とは異なる。即ち第3図に示すように、この表示制御部は、温度等の表示量
の変化を表示する線形図としてのプログラムパターン14自体を表示部13に表
示すると共に、このプログラムパターン14の表示量と経過時間で区分けされる
領域の経過部分と未経過部分を色分けして表示することにより、プログラムの進
行状態を把握できるようにしている。例えば、表示量の変化を表示する線形図と
してのプログラムパターン14の表示量と経過時間で区分けされる領域の経過部
分の面積又は未経過部分の面積のいずれかを表示画面の背景色と表示色を反転さ
せて異ならせることで区別するようにしてもよいし、複数の表示色を用いて区別
するようにしてもよい。また、第3図の例では、プログラム全体のパターンを示
し、その中での未経過部分の面積を背景色と反転させて色分け表示しているが、
前記実施例と同様に、プログラムパターン14の一部を取出して拡大表示できる
ようにしてもよい。本実施例によれば、プログラムの進行状態をプログラムパタ
ーン表示と同時に見ることができ、プログラムの進行状態を容易に把握できると
いう効果がある。 [発明の効果] 本発明によれば、プログラム制御装置において、温度等の表示量の変化を表示
する線形図としてのプログラムパターンの表示量と経過時間で区分けされる領域
の経過部分の面積又は未経過部分の面積を背景色と異なる色で色分け表示する構
成なので、プログラムパターンの形が背景に埋もれることなく明確に表示でき、
プログラムパターンの経過部分や未経過部分を背景と区別してプログラムの進行
状態の概略を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は同実施例における制御装置
の正面図、第3図は本発明の他の実施例である制御装置の正面図である。 1…プログラム制御装置(制御装置)、3…プログラム駆動部、6…時計回路
、7…表示制御部、8,13…表示部、11…バーグラフ、14…プログラムパ
ターン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.あらかじめ設定されたプログラムに従って制御信号を出力するプログラム駆
    動部と、プログラムの経過時間を計測する時計回路と、温度等の表示量の変化を
    表示する線形図としてのプログラムパターンの表示量と経過時間で区分けされる
    領域の経過部分の面積又は未経過部分の面積を背景色と異なる色で色分けするこ
    とによってプログラムパターンの進行状態を表示するために、前記プログラム駆
    動部と前記時計回路からの信号に基づいて表示信号を出力する表示制御部と、前
    記表示制御部からの表示信号に基づいて前記表示量と経過時間で区分けされる領
    域の経過部分の面積又は未経過部分の面積を背景色と異なる色で色分けしたプロ
    グラムパターンを表示する表示部とを具備することを特徴とするプログラム制御
    装置。

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4225776A (en) Electronic digital time display apparatus
US5426580A (en) Time changeable device for an automatic baking machine
JP3756872B2 (ja) 成形品の判別条件設定方法
JP2008200235A (ja) ミシンの生産管理装置
JP2546890C (ja)
JP2546890B2 (ja) プログラム制御装置
JP2004148521A (ja) 射出成形機の表示装置
JPS63245701A (ja) 制御装置
JP2001187223A5 (ja)
JP2001017674A5 (ja)
JPH0926336A (ja) パネルレコーダ
JP2002224269A5 (ja)
JP4008365B2 (ja) 射出成形機の表示方法
JPH02259804A (ja) プログラム制御装置およびその設定方法
JP4471819B2 (ja) 自動演奏装置
JPH0751601Y2 (ja) プログラム制御装置
JP2006198395A (ja) ミシンの生産管理装置
JPH0519818A (ja) デジタル調節計
JP4047525B2 (ja) 車両用指針式表示装置
JPH0558938B2 (ja)
JPH0751603Y2 (ja) プログラム制御装置
JPS6226512A (ja) プログラムパタ−ン表示装置
JPH0117209Y2 (ja)
JP3782075B2 (ja) 射出成形機の加熱筒温度制御方法
JPS63263041A (ja) 椎茸乾燥の自動制御方法及び同装置