JP2546677B2 - 正多角形平面の尖頭構築物 - Google Patents
正多角形平面の尖頭構築物Info
- Publication number
- JP2546677B2 JP2546677B2 JP62148109A JP14810987A JP2546677B2 JP 2546677 B2 JP2546677 B2 JP 2546677B2 JP 62148109 A JP62148109 A JP 62148109A JP 14810987 A JP14810987 A JP 14810987A JP 2546677 B2 JP2546677 B2 JP 2546677B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- regular
- plane
- vertices
- beams
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は正多角形平面を有する尖頭状の各種建築物、
構造物に係るものである。
構造物に係るものである。
（従来の技術） 従来の正多角形平面の尖頭構造物は、第13図乃至第19
図に示すように、多角形の一辺に相当する軒桁（ａ）と
屋根尖頭部（ｂ）とを結ぶ屋根梁（ｃ）とによって画成
された三角形の屋根ユニット（Ｒ）によって屋根面が構
成され、前記軒桁（ａ）を基準回転軸として屋根ユニッ
ト、ひいては屋根面の勾配を決定している。
図に示すように、多角形の一辺に相当する軒桁（ａ）と
屋根尖頭部（ｂ）とを結ぶ屋根梁（ｃ）とによって画成
された三角形の屋根ユニット（Ｒ）によって屋根面が構
成され、前記軒桁（ａ）を基準回転軸として屋根ユニッ
ト、ひいては屋根面の勾配を決定している。
（発明が解決しようとする問題点） 前記従来の尖頭構造物は、何れの面からみても軒桁が
同一水平線上に位置し、平壁面が連続した極めて単調な
デザインとなる。
同一水平線上に位置し、平壁面が連続した極めて単調な
デザインとなる。
（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案され
たもので、尖頭状屋根を有する構築物において、構築物
の基本平面は正偶数多角形であり、屋根は前記正多角形
の頂点のうち、一つおきに位置する両頂点間を結ぶ水平
繋ぎ梁を有し、且つ同繋ぎ梁の両端と屋根尖頭部とを結
ぶ一双の屋根梁と、同各屋根梁の下端と前記多角形の両
頂点の中間に位置する頂点とを結ぶ相隣る一双の軒桁と
によって画成された、前記繋ぎ梁を含む４辺形平面を有
する複数の屋根面ユニットより構成されたことを特徴と
する正多角平面の尖頭構築物に係るものである。
たもので、尖頭状屋根を有する構築物において、構築物
の基本平面は正偶数多角形であり、屋根は前記正多角形
の頂点のうち、一つおきに位置する両頂点間を結ぶ水平
繋ぎ梁を有し、且つ同繋ぎ梁の両端と屋根尖頭部とを結
ぶ一双の屋根梁と、同各屋根梁の下端と前記多角形の両
頂点の中間に位置する頂点とを結ぶ相隣る一双の軒桁と
によって画成された、前記繋ぎ梁を含む４辺形平面を有
する複数の屋根面ユニットより構成されたことを特徴と
する正多角平面の尖頭構築物に係るものである。
（作用） 本発明に係る尖頭構築物においては前記したように、
基本平面が正偶数多角形であって、同正多角形の一つお
きに位置する頂点間の水平繋ぎ梁を連結し、同繋ぎ梁の
両端と屋根尖頭部とを結ぶ一双の屋根梁と、同一双の屋
根梁の下端と、前記正多角形の両頂点の中間に位置する
頂点とを結ぶ相隣る一双の軒桁とによって形成され、且
つ前記繋ぎ梁を含む４辺形平面の屋根面ユニットを形成
し、複数の同屋根面ユニットによって屋根を構成したの
で、前記水平繋ぎ梁を基準回転軸として屋根面ユニツト
を回転することによって軒高と尖頭部との高さを任意に
決めることができる。
基本平面が正偶数多角形であって、同正多角形の一つお
きに位置する頂点間の水平繋ぎ梁を連結し、同繋ぎ梁の
両端と屋根尖頭部とを結ぶ一双の屋根梁と、同一双の屋
根梁の下端と、前記正多角形の両頂点の中間に位置する
頂点とを結ぶ相隣る一双の軒桁とによって形成され、且
つ前記繋ぎ梁を含む４辺形平面の屋根面ユニットを形成
し、複数の同屋根面ユニットによって屋根を構成したの
で、前記水平繋ぎ梁を基準回転軸として屋根面ユニツト
を回転することによって軒高と尖頭部との高さを任意に
決めることができる。
また本発明によれば基本平面が正多角形であるので、
水平方向に架構を連結していくことができる。
水平方向に架構を連結していくことができる。
（発明の効果） このように本発明に係る尖頭構造物においては、基本
平面の正偶数多角形の一つおきの頂点を結ぶ階高レベル
の水平繋ぎ梁を基準回転軸として、前記屋根面ユニット
を回転させることにより、軒高と尖頭の高さを任意に決
めることができ、屋根面の設計に変化を与え、優れた意
匠効果を発揮しうるものである。
平面の正偶数多角形の一つおきの頂点を結ぶ階高レベル
の水平繋ぎ梁を基準回転軸として、前記屋根面ユニット
を回転させることにより、軒高と尖頭の高さを任意に決
めることができ、屋根面の設計に変化を与え、優れた意
匠効果を発揮しうるものである。
また基本平面が正偶数多角形であるため、水平方向に
架構が連結された連続架構を構成しうるものである。
架構が連結された連続架構を構成しうるものである。
（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。
第１図乃至第３図は本発明を正６角形の基本平面の尖
頭構造物に適用した実施例を示し、A,B,C,D,E,Fは正６
角形の頂点、（１）は軒桁でその水平投影が各辺▲
▼，▲▼，▲▼，▲▼，▲▼及び▲
▼に一致するように構成されている。
頭構造物に適用した実施例を示し、A,B,C,D,E,Fは正６
角形の頂点、（１）は軒桁でその水平投影が各辺▲
▼，▲▼，▲▼，▲▼，▲▼及び▲
▼に一致するように構成されている。
而して前記正６角形における一つおきの頂点AC間、CE
間及びEA間に水平繋ぎ梁（２）が配設され、同繋ぎ梁
（２）の両端と尖頭部（３）とに亘って屋根梁（４）が
連結され、相隣る一双の屋根梁（４）（４）と、同屋根
梁の下端と前記一つおきの頂点、A,C及びCE並にEAの各
中間に位置する頂点B,D,Fとを結ぶ相隣る一双の軒桁
（１）（１）とによって画成され、且つ前記繋ぎ梁
（２）を含む４辺形平面の屋根面ユニット（Ｐ）が形成
され、３つの連続した屋根面ユニット（Ｐ）によって屋
根面が構成されている。
間及びEA間に水平繋ぎ梁（２）が配設され、同繋ぎ梁
（２）の両端と尖頭部（３）とに亘って屋根梁（４）が
連結され、相隣る一双の屋根梁（４）（４）と、同屋根
梁の下端と前記一つおきの頂点、A,C及びCE並にEAの各
中間に位置する頂点B,D,Fとを結ぶ相隣る一双の軒桁
（１）（１）とによって画成され、且つ前記繋ぎ梁
（２）を含む４辺形平面の屋根面ユニット（Ｐ）が形成
され、３つの連続した屋根面ユニット（Ｐ）によって屋
根面が構成されている。
図示の実施例は前記したように構成されているので、
階高ｈ′と同一レベルの水平繋ぎ梁（２）を基準回転軸
として屋根面ユニット（Ｐ）を回転することによって、
軒高ｈと尖頭部（３）の高さを任意に選定し、屋根面を
自由に設計できる。
階高ｈ′と同一レベルの水平繋ぎ梁（２）を基準回転軸
として屋根面ユニット（Ｐ）を回転することによって、
軒高ｈと尖頭部（３）の高さを任意に選定し、屋根面を
自由に設計できる。
また前記実施例は基本平面が正６角形であるので、相
隣る架構が正６角形の一辺を共有するように連設するこ
とによって、水平方向に延びる連続架構を構成できる。
隣る架構が正６角形の一辺を共有するように連設するこ
とによって、水平方向に延びる連続架構を構成できる。
第４図乃至第６図は本発明を基本平面が正８角形の尖
頭構造物に適用した実施例を示し、図中前記実施例と均
等部分には同一符号が附されている。
頭構造物に適用した実施例を示し、図中前記実施例と均
等部分には同一符号が附されている。
第７図乃至第10図は前記実施例を示す正６角形の基本
平面を有する構築物上に、正３角形を形成する水平繋ぎ
梁（２）を利用して、本発明者等が同日付特許出願
（Ａ）号で提案した正３角形の基本平面を有する尖頭構
築物（Ｋ）を重層した場合を示し、第11図及び第12図
は、前記実施例に示す正８角形の基本平面を有する構築
物上に、正方形を形成する水平繋ぎ梁（２）を利用し
て、本発明者等が同日付特許出願（Ａ）号で提案した正
方形の基本平面を有する構築物（K1）（K2）を順次重層
したものである。
平面を有する構築物上に、正３角形を形成する水平繋ぎ
梁（２）を利用して、本発明者等が同日付特許出願
（Ａ）号で提案した正３角形の基本平面を有する尖頭構
築物（Ｋ）を重層した場合を示し、第11図及び第12図
は、前記実施例に示す正８角形の基本平面を有する構築
物上に、正方形を形成する水平繋ぎ梁（２）を利用し
て、本発明者等が同日付特許出願（Ａ）号で提案した正
方形の基本平面を有する構築物（K1）（K2）を順次重層
したものである。
なお前記第７図乃至第12図に示す多層構造物は、前記
第13図乃至19図に示す基本平面が正多角形の尖頭構造物
を重層した従来の塔状構造物が、上層に至るに伴って最
下階（K1）の基本平面に相似形の縮小された平面を有す
る上階部（K2）（K3）を重層したものであって、従って
外観は各層に亘り平壁面（w1）（w2）（w3）が重層され
た単調なデザインであるのに反して、平壁面とかど付き
壁面とが交互にあらわれる立体的意匠効果を呈するもの
である。
第13図乃至19図に示す基本平面が正多角形の尖頭構造物
を重層した従来の塔状構造物が、上層に至るに伴って最
下階（K1）の基本平面に相似形の縮小された平面を有す
る上階部（K2）（K3）を重層したものであって、従って
外観は各層に亘り平壁面（w1）（w2）（w3）が重層され
た単調なデザインであるのに反して、平壁面とかど付き
壁面とが交互にあらわれる立体的意匠効果を呈するもの
である。
第１図は本発明に係る正多角形平面の尖頭構築物を、正
６角形平面の構築物に適用した実施例を示す平面図、第
２図及び第３図は夫々第１図の矢視II−II図並に矢視II
I−III図、第４図は本発明を正８角形平面の構築物に適
用した実施例を示す平面図、第５図及び第６図は夫々第
４図の矢視Ｖ−Ｖ図、並に矢視VI−VI図、第７図は前記
正６角形平面の構築物を利用した塔状構造物を示す平面
図、第８図及び第９図並に第10図は夫々第７図の矢視VI
II−VIII図及び矢視IX−IX図並に矢視Ｘ−Ｘ図、第11図
は前記正８角形平面の構築物を利用した塔状構造物を示
す平面図、第12図はその正面図である。第13図は正方形
平面の従来の尖頭構築物の平面図、第14図及び第15図は
夫々第13図の矢視XIV−XIV図並に矢視XV−XV図、第16図
は正６角形平面の従来の尖頭構築物の平面図、第17図は
その正面図、第18図は正８角形平面の従来の尖頭構築物
の平面図、第19図はその正面図、第20図及び第21図は夫
々正方形平面の従来の塔状構築物の平面図並に正面図で
ある。 （１）……軒桁、（２）……水平繋ぎ梁 （３）……尖頭部、（４）……屋根梁 （Ｐ）……屋根面ユニツト
６角形平面の構築物に適用した実施例を示す平面図、第
２図及び第３図は夫々第１図の矢視II−II図並に矢視II
I−III図、第４図は本発明を正８角形平面の構築物に適
用した実施例を示す平面図、第５図及び第６図は夫々第
４図の矢視Ｖ−Ｖ図、並に矢視VI−VI図、第７図は前記
正６角形平面の構築物を利用した塔状構造物を示す平面
図、第８図及び第９図並に第10図は夫々第７図の矢視VI
II−VIII図及び矢視IX−IX図並に矢視Ｘ−Ｘ図、第11図
は前記正８角形平面の構築物を利用した塔状構造物を示
す平面図、第12図はその正面図である。第13図は正方形
平面の従来の尖頭構築物の平面図、第14図及び第15図は
夫々第13図の矢視XIV−XIV図並に矢視XV−XV図、第16図
は正６角形平面の従来の尖頭構築物の平面図、第17図は
その正面図、第18図は正８角形平面の従来の尖頭構築物
の平面図、第19図はその正面図、第20図及び第21図は夫
々正方形平面の従来の塔状構築物の平面図並に正面図で
ある。 （１）……軒桁、（２）……水平繋ぎ梁 （３）……尖頭部、（４）……屋根梁 （Ｐ）……屋根面ユニツト
Claims (1)
- 【請求項１】尖頭状屋根を有する構築物において、構築
物の基本平面は正偶数多角形であり、屋根は前記正多角
形の頂点のうち、一つおきに位置する両頂点間を結ぶ水
平繋ぎ梁を有し、且つ同繋ぎ梁の両端と屋根尖頭部とを
結ぶ一双の屋根梁と、同各屋根梁の下端と前記多角形の
両頂点の中間に位置する頂点とを結ぶ相隣る一双の軒桁
とによって画成された、前記繋ぎ梁を含む４辺形平面を
有する複数の屋根面ユニットより構成されたことを特徴
とする正多角形平面の尖頭構築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62148109A JP2546677B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 正多角形平面の尖頭構築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62148109A JP2546677B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 正多角形平面の尖頭構築物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63312449A JPS63312449A (ja) | 1988-12-20 |
| JP2546677B2 true JP2546677B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=15445449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62148109A Expired - Lifetime JP2546677B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 正多角形平面の尖頭構築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546677B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP62148109A patent/JP2546677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63312449A (ja) | 1988-12-20 |
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