JP2546376Y2 - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JP2546376Y2
JP2546376Y2 JP1991008284U JP828491U JP2546376Y2 JP 2546376 Y2 JP2546376 Y2 JP 2546376Y2 JP 1991008284 U JP1991008284 U JP 1991008284U JP 828491 U JP828491 U JP 828491U JP 2546376 Y2 JP2546376 Y2 JP 2546376Y2
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JP
Japan
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light
knob
switch
light source
pressing
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JP1991008284U
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Inventor
橋倉伸一
力 美田
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車用エアコン
等の電気機器を操作するに使用されるヒンジタイプスイ
ッチノブを有するスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチ構造として図1
に示す如きものがある。すなわち1は遮光性材料で形成
されたケース(プレートシャドー)であって、このケー
ス1には、押圧スイッチ2を収容する遮光筒3が形成さ
れている。押圧スイッチ2には、スナップ機能の可動部
4を有し、この可動部4を押圧することにより、押圧ス
イッチ2内部の接点が開路又は閉路されるものである。
5は遮光筒3内に配置されている操作ノブ照明用の照明
球である。6は上記遮光筒3の開口部口縁に、ヒンジ部
7により片持ち状に支持されているノブホルダであっ
て、このノブホルダ6は透明材料で形成されると共に、
そのノブホルダ6の自由状態で前記可動部4の上面に当
接し得るバー8が一体形成されている。9は上記ノブホ
ルダ6と一体に設けられている透過照明可能な操作ノブ
であって、該操作ノブ9は、ノブホルダ6と一体となっ
て上下方向Fに変位(押動)せしめることができ、この
押動時に前記押圧スイッチのスイッチング操作が行なえ
るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のスイ
ッチ構造にあっては、夜間等の暗所において、操作ノブ
9を透過照明するために、照明球5を点灯すると、該照
明は透明なるノブホルダ6を透過して操作ノブ9が透過
照明されるものであるが、上記構造にあっては操作ノブ
9の周縁部と、遮光筒口縁との間に、その操作ノブ9の
上下動を許すための隙間a及びbを有するために、照明
球5の点灯による光の一部がその隙間aを経て外部へ直
接漏光し、また隙間bにあっては、透明なるノブホルダ
6を透して外部へ関接漏光されることから、これらの漏
光によって操作ノブの照明精度が悪くなるという問題点
があった。
【0004】本考案は、かかる問題点に着目してなされ
たもので、スイッチケースの内部に押圧スイッチ及び光
源を内装し、さらに上記押圧スイッチを押動操作する操
作ノブを有するスイッチ構造において、上記スイッチケ
ースと操作ノブとの間で、上記光源からの光が漏光しな
いようにして、操作ノブの照明精度を高めることを第1
の目的としている。
【0005】また本発明では、光源及び押圧スイッチを
内装するスイッチ構造の小型化を可能ならしめることを
第2の目的としている。
【0006】また本発明では押圧ノブによる押圧スイッ
チの操作の確実性と信頼性を高めることを第3の目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記それぞれの目的を達
成するために本発明の請求項1では、押圧スイッチ及
光源をプリント基板上に設置すると共に、これら押圧ス
イッチ及び光源を下端部内に収容し、かつ前記光源から
の光を漏らさない遮光筒を立設し、この遮光筒の上端開
口部の上方位置に、前記光源からの光が通り、かつ前記
上端開口部に対して離接する透光性ノブを揺動自在に取
付け、さらに前記透光性ノブと前記押圧スイッチとの間
に介在するプッシュロッドを、前記押圧スイッチに対す
る最適押圧方向にのみ往復変位可能に前記遮光筒内に設
けて前記透光性ノブを前記上端開口部から常時離間する
ように付勢し、前記透光性ノブを押下したとき、前記プ
ッシュロッドを介して前記押圧スイッチが開閉成するよ
うにしたスイッチ構造であることを特徴としている。
【0008】
【実施例】以下に本考案を、図2に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
【0009】11は遮光性材料により形成されたケース
であって、このケース11には押圧スイッチ12を収容
保持させる遮光筒13が一体形成されている。押圧スイ
ッチ12はケース11の裏側に配置されるプリント基板
14に接続保持されると共に、可動部15が設けられて
いる。16は遮光筒13内に位置されると共にプリント
基板14に接続保持されている光源、17は遮光筒13
の上側開口部を塞ぐように位置されると共に、周縁立上
り部17aと、その立上り部下縁より横方向に延びる鍔
部17bとからなる透光性ノブであって、この透光性
ブは透過性材料により形成されている。またこの透光性
ノブ17における鍔部17bの一部には、ヒンジ部18
が一体形成されて、該ヒンジ部18は、ケース11に形
成されているヒンジ部18に嵌合保持されている。ケー
ス11にヒンジ部18を介して支持される透光性ノブ1
7の立上り部17a内周面には、前記遮光筒13の上端
開口壁部13aが対向するように構成されている。19
は遮光筒13に形成されている筒軸方向のガイド孔20
内に摺動可能に嵌合保持されているプッシュロッドであ
って、このプッシュロッド19の一端は前記鍔部17b
に当接されまたその他端はスイッチの可動部15に当接
されるように形成されている。21は透光性ノブ17の
鍔部17bより延長形成されているフック部であって、
このフック部21とケース11に形成されている段部2
2との係止作用によって透光性ノブ17の押上げ位置が
規制されているものである。
【0010】以上が本実施例の構成であるが次にその作
用について述べると、透光性ノブ17はスイッチ可動部
の復元力で、プッシュロッド19を介して押し上げら
れ、フック部21と段部22との係止作用で透光性ノブ
17は、ヒンジ部18を支点として所定位置まで押上げ
られている。そこで透光性ノブ17を押圧すれば、この
押圧力でプッシュロッド19が押下されその結果スイッ
チの可動部15が押下し押圧スイッチ12が動作する。
透光性ノブ17の押圧力を解除すれば可動部15の復元
力で押上げられ、図2に示す位置となる。
【0011】今光源16を点灯すると光源16が遮光
筒13を経て透光性ノブ17に照射され、その結果透光
ノブ17は透過照明によって発光表示されるものであ
。この場合光源16から照射される光は、透光性
ブ17の裏面と、立上り部17aの略上半部内側面のみ
に照射されるものであって、それ以外の部分、すなわち
透光性ノブ17の鍔部への漏光が遮光筒13の上端開口
壁部13aによって阻止されていることから、透光性
ブ17の頂面のみが透過照明され、透過照明特性が向上
される。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、遮光筒1
3の下端部内に押圧スイッチ12、及び、光源16が収
容され、しかも、ブッシュロッド19も遮光筒13に取
付けられるから、スイッチ構造全体の小型化を容易に実
現できる。また本考案によればプッシュロッド19は、
遮光筒13内のガイド孔20内で押圧スイッチの押圧方
向にのみ往復変位可能に挿入保持されているので、光源
16からの光は、遮光筒13によって漏れることがな
く、このため透光性ノブのみを照明することができるの
で、隣設スイッチの点灯又は消灯状態の目視確認が容易
となる。
【0013】また本考案では、押圧スイッチ12の可動
部によって常時プッシュロッド19 が押し上げられる。
従って透光性ノブ17は遮光筒13から離間されるの
で、透光性ノブ17の押下げ力で、押圧スイッチ12を
確実に開閉成することができる。
【0014】また図1に示す従来のものにおいては、押
圧スイッチ2の可動部が受けるスイッチ2の押圧操作力
は、ノブホルダ6の揺動動作(つまり一支点を中心とし
て回動される円運動)であることから、それらノブホル
ダ6によるスイッチ2の可動部の押圧操作力は該可動部
の移動方向(直線方向)とは交叉する円弧方向の円動作
であるために、その可動部とノブホルダ6との間での接
触点のずれや接触不良が生じやすく、このために押圧ス
イッチ2の可動部の押動が円滑にできないとか、また可
動部とノブホルダ6とが接触したとしてもノブホルダ6
の円弧方向動作を受けて、押圧スイッチ2の可動部が斜
め方向に変位し、これにより押圧スイッチ2のスイッチ
ングが適切に行なわれ難い等の不具合の発生が懸念され
るのに対して、この考案は、このような不具合を発生し
ないといった優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチ構造を示した断面図。
【図2】本考案の実施例のスイッチ構造を示した断面
図。
【符号の説明】
11…ケース 12…押圧スイッチ 13…遮光筒 14…プリント基板 15…可動部 16…光源 17…透光性ノブ 18…ヒンジ部 19…プッシュロッド 20…ガイド孔 21…フック部 22…段部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧スイッチ(12)及び光源(16)
    をプリント基板(14)上に設置すると共に、これら押
    圧スイッチ(12)及び光源(16)を下端部内に収容
    し、かつ前記光源(16)からの光を漏らさない遮光筒
    (13)を立設し、この遮光筒(13)の上端開口部の
    上方位置に、前記光源(16)からの光が通り、かつ前
    記上端開口部に対して離接する透光性ノブ(17)を揺
    動自在に取付け、さらに前記透光性ノブ(17)と前記
    押圧スイッチ(12)との間に介在するプッシュロッド
    (19)を、前記押圧スイッチ(12)に対する最適押
    圧方向にのみ往復変位可能に前記遮光筒(13)内に設
    けて前記透光性ノブ(17)を前記上端開口部から常時
    離間するように付勢し、前記透光性ノブ(17)を押下
    したとき、前記プッシュロッド(19)を介して前記押
    圧スイッチ(12)が開閉成するようにしたことを特徴
    とするスイッチ構造。
JP1991008284U 1991-02-22 1991-02-22 スイッチ構造 Expired - Lifetime JP2546376Y2 (ja)

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