JP2546286B2 - 並列同期回路 - Google Patents

並列同期回路

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JP2546286B2
JP2546286B2 JP62205417A JP20541787A JP2546286B2 JP 2546286 B2 JP2546286 B2 JP 2546286B2 JP 62205417 A JP62205417 A JP 62205417A JP 20541787 A JP20541787 A JP 20541787A JP 2546286 B2 JP2546286 B2 JP 2546286B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 高次群ディジタル信号をm個の並列のビットに分割し
て、m分周された第1〜第mの信号列を作成し、分割に
ともなって得られる第1〜第mの分割フレームパターン
信号を検出して並列的に同期をとるようにした並列同期
回路であって、第1〜第mの分割フレームパターンの検
出系からの信号に基づいて作動する同期復帰処理系を簡
素化し、回路の小型化を可能にしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は超高速多重変換装置に使用されるフレーム同
期の並列同期回路の改良に関するものである。
多重化されたディジタル信号を受信側で低次群ディジ
タル信号に分離する場合、各低次群ディジタル信号に属
するビットの位置を正確に知らせる必要がある。そこ
で、受信側では、多チャネルのビット群の同期をとらな
ければならない。
この際、必要となる同期処理を一般にフレーム同期処
理という。
ところで、上記フレーム同期処理を行う一般的な1ビ
ット即時シフト型のフレーム同期回路では、同期回路の
ループ遅延を1タイムスロット以内に抑えなければなら
ないという制限があり、多重化が進むにつれてより高速
の処理が要求されるものでは、通常のデバイスでは追従
できないという状況になってきている。このため並列同
期方法がとられるが、これに使用される回路は出来るだ
け小型化したものであることが望ましい。
〔従来の技術〕
第5図は従来例の並列同期回路の構成を示すブロック
図である。
第6図は一例のフレームパターンと分割された信号列
を示すタイミングチャートである。
第5図において、1はディジタル多重化信号Sd(その
周波数をfとする)を例えば3分周して第1、第2、及
び第3の信号列を作成し、この各信号列を別々の系統に
て出力する信号分割回路である。
この信号分割回路1の具体的構成は、入力信号Sdを3
分岐したうちの1つを入力してバッファ機能を実現す
る、第1の系統の出力段のフリップフロップ回路(以下
FFと称する)1−1と、3分岐したうちの2つ目を入力
して同機能を実現する、第2の系統の出力段FF1−2
と、3分岐したうちの3つ目を入力して同機能を実現す
る、第3の系統の出力段FF1−3、及びFF1−4〜1−6
とNAND回路1−7からなる3分周回路1−8とを備えた
ものとなっている。
そして、FF1−1は、基準クロック信号CLKを3分周し
たタイミング信号(FF1−4の出力)(その周波数はf
/3)に同期して入力信号Sdのラッチ作動を、出力段FF1
−2は、分周したタイミング信号(FF1−5の出力)
に同期して入力信号Sdのラッチ作動を、又、出力段FF1
−3は、分周したタイミング信号(FF1−6の出力)
に同期して入力信号Sdのラッチ作動を、それぞれ行うよ
うになっている。
ここで、上記クロック信号CLKの周波数fは、入力の
ディジタル信号Sdのビットレートに相当する値となるこ
とから、入力信号Sdは信号分割回路1における出力段FF
1−1、FF1−2、及びFF1−3から順に出力され、出力
段FF1−1、FF1−2、及びFF1−3のそれぞれのQから
の信号列の各ビットレートは、入力の多重化したディジ
タル信号Sdの1/3(3分周)となる。即ち、ディジタル
多重化信号Sdが例えば第6図(c)に示すようなものと
なる場合、出力段FF1−1のQ、FF1−2のQ、及びFF1
−3のQからは、それぞれ同図(f)、(h)、及び
(j)に示す信号列が出力される。
今、例えば3多重化したディジタル信号のフレーム信
号Fを“110100"とする。上記第1の系統の出力段FF1−
1のQの出力を、フレームパターン検出回路2に入力す
る。フレームパターン検出回路2(3、あるいは4)
は、FF2−1(FF3−1、あるいは4−1)とFF2−2(F
F3−2、あるいは4−2)とからなるシフトレジスタ2a
(3a、あるいは4a)と、シフトレジスタ2a(3a、あるい
は4a)にセットされるビットデータが第1の分割フレー
ムパターン信号である“11"になったことを検出するAND
回路2−3(3−3、あるいは4−3)と、第2の分割
フレームパターン信号である“10"になったことを検出
するAND回路2−4(3−4、あるいは4−4)、及び
第3の分割フレームパターン信号である“00"になった
ことを検出するAND回路2−5(3−5、あるいは4−
5)とからなる。
シフトレジスタ2a(3a、あるいは4a)にセットされた
ビットデータが第1の分割フレームパターンである“1
1"となった時に、AND回路2−3(3−3、あるいは4
−3)の出力が“H"レベル(検出信号)となる。又、シ
フトレジスタ2a(3a、あるいは4a)にセットされたビッ
トデータが第2の分割フレームパターンである“10"と
なった時に、AND回路2−4(3−4、あるいは4−
4)の出力が“H"レベル(検出信号)となる。更に、シ
フトレジスタ2a(3a、あるいは4a)にセットされたビッ
トデータが第3の分割フレームパターンである“00"と
なた時に、AND回路2−5(3−5、あるいは4−5)
の出力が“H"レベルとなる。
6はコントロール部であり、比較回路(以下COMPと称
する)6−1〜6−9、コントロール回路6−10、AND
回路6−11、及びパルス発生回路6−12とからなる。
フレームパターン検出回路2のAND回路2−3〜2−
5の出力をCOMP6−1〜6−3の一方の入力に加え、同C
OMPの他方の入力にはパルス発生回路6−12の出力を加
える。そして、COMP6−1において両者の入力のタイミ
ングが一致しない場合には、コントロール回路6−10を
介してAND回路6−11に信号を送る。AND回路6−11では
この信号を反転して入力するため、パルス発生回路6−
12の出力を1クロック分だけずらせる制御信号を出力
し、この信号をCOMP6−1〜6−3に加える。そして両
者のタイミングが一致した場合には、同期がとれた状態
となり、COMP6−1は一致を示す信号をコントロール回
路6−10に送る。コントロール回路6−10では、フレー
ムパターン検出回路2の出力“11"をチャネルセレクタ
7のチャネル1のフレームパターン出力として出力する
制御信号を、チャネルセレクタ7に向けて出力する。
チャネル2及びチャネル3についてもそれぞれ、フレ
ームパターン検出回路3、及び4のフレームパターン出
力“10"、及び“00"を出力する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述の並列同期回路においては、COMP
(比較回路)が沢山(m2=9)必要となり、回路規模が
大きくなるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は(1)第1図に示す回路構成、又は
(2)第2図に示す回路構成によって解決される。
即ち、第1図において、100は高次群ディジタル信号S
dhをm個の並列のビットに分割して、m分周された第1
乃至第mの信号列を作成し、この信号列を別々の系統に
て出力する信号分割手段である。
この信号分割手段100の各出力には、高次群ディジタ
ル信号Sdhの分割にともなうフレームパターン信号の分
割によって得られた、第1乃至第mの分割フレームパタ
ーン信号のそれぞれを別々に検出する第1乃至第mのパ
ターン検出手段の組200−11〜200−1m、乃至200−m1〜2
00−mmが接続される。そして、第1乃至第mの信号列に
接続された第1乃至第mのパターン検出手段の組のそれ
ぞれから、1個ずつ所定の信号を抽出して第1乃至第m
の論理積手段810−1〜810−mに入力して、それぞれm
個の入力の論理積を求める。この第1乃至第mの論理積
手段810−1〜810−mの出力信号をフレーム同期復帰処
理を行う同期復帰手段800に入力する。
又、第2図の場合、101は第1図に示す信号分割手段
と同じ機能を有する。この信号分割手段101のm個の出
力の信号列のうち、第1の信号列の出力には、第1の分
割フレームパターン信号を検出する第1のパターン検出
手段201−1が接続される。
以下同様にして、第mの信号列の出力には、第mの分
割フレームパターン信号を検出する第mのパターン検出
手段201−mが接続される。そして、これら第1乃至第
mのパターン検出手段201−1〜201−mの出力が同期復
帰手段801に入力され、ここでフレーム同期復帰処理が
行われる。
〔作用〕
第1図において、信号分割手段100で高次群ディジタ
ル信号Sdhをm個の並列のビットに分割し、m分周され
た第1乃至第mの信号列を作成し、これらを別々の系統
にて出力する。
上記信号分割手段100のm個の出力に接続された第1
乃至第mのパターン検出手段の組200−11〜200−1m、乃
至200−m1〜200−mmにおいて、それぞれ第1乃至第mの
分割フレームパターン信号を検出する。
そして、上記第1乃至第mのパターン検出手段の組か
ら所定の出力を1個ずつ抽出して、第1乃至第mの論理
積手段810−1〜810−mでその論理積を求める。上記論
理積手段の出力信号にしたがって、同期復帰手段800に
おいて同期復帰処理を行う。
又、第2図において、第1図に示す信号分割手段100
と同じ機能を有する信号分割手段101の出力のm個の第
1乃至第1mの信号列を、第1乃至第mのパターン検出手
段201−1〜201−mに入力する。
第1乃至第mのパターン検出手段でそれぞれ第1乃至
第mの分割フレームパターン信号を検出する。上記検出
信号を同期復帰手段801に入力して同期復帰処理を行
う。
〔実施例〕
第3図は本第1の発明の実施例の並列同期回路の構成
を示すブロック図である。
第4図は本第2の発明の実施例の並列同期回路の構成
を示すブロック図である。
全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
まず、第3図に示す第1の発明について説明する。
第3図に示す回路は、従来例と同様に3多重(、
、)のディジタル信号を対象としたもので、フレー
ムパターン信号Fを“110100"のように決めている。
10は入力信号Sdの分割分周を行う信号分割回路であ
り、この信号分割回路10の具体的な構成は、第5図に示
す従来のものと略同様で、基準クロック信号CLK(入力
の多重化したディジタル信号Sdのビットレートに相当し
た周波数fとなる)を3分周する3分周回路18と、この
3分周回路18を構成するFF14のQから出力される分周さ
れたタイミング信号CLK No.1(f/3)に同期して入力信
号Sdのセット作動を行うFF11と、3分周回路18を構成す
るFF15のQから出力される分周されたタイミング信号CL
K No.2(f/3)に同期して入力信号Sdのセット作動を行
うFF12と、3分周回路18を構成するFF16のQから出力さ
れる分周されたタイミング信号CLK No.3(f/3)に同期
して入力信号Sdのセット作動を行うFF13とからなってい
る。そして、上記信号分割回路10はFF11のQ出力(第1
の信号列)、FF12のQ出力(第2の信号列)、及びFF13
のQ出力(第3の信号列)の3つの出力系統を有するこ
とになる。
信号分割回路10の各出力系統(FF11、FF12、FF13)に
対しては、フレームパターン検出回路20、30、及び40が
接続される。各フレームパターン検出介す20、30、及び
40には、遅延回路50を介して上記3分周回路18からのタ
イミング信号CLK(f/3)に同期して各信号列を順次シフ
トしていくシフトレジスタ20a、30a、40aと、同シフト
レジスタ20a、30a、40aにセットされるビットデータが
第1の分割フレームパターン信号である“11"になった
ことを検出するAND回路23、33、43と、セットされるビ
ットデータが第2の分割フレームパターン信号である
“10"になったことを検出するAND回路24、34、44と、セ
ットされるビットデータが第3の分割フレームパターン
信号である“00"になったことを検出するAND回路25、3
5、45とが設けられている。
又、上記シフトレジスタ20a、30a、40aはFF21〜FF2
2、FF31〜FF32、FF41〜42によって構成されている。そ
して、シフトレジスタ20a(又は30a、又は40a)にセッ
トされるビットデータが第1の分割フレームパターンで
ある“11"となった時に、AND回路23(又は33、又は43)
の出力が“H"レベル(検出信号)となり、又シフトレジ
スタ20a(又は30a、又は40a)にセットされるビットデ
ータが第2の分割フレームパターンである“10"となっ
た時に、AND回路24(又は34、又は44)の出力が“H"レ
ベル(検出信号)となる。更にシフトレジスタ20a(又
は30a、又は40a)にセットされるビットデータが第3の
分割フレームパターンである“00"となった時に、AND回
路25(又は34、又は45)の出力が“H"レベル(検出信
号)となるようになっている。
81、82、及び83はAND回路であり、AND回路81は、上記
フレームパターン検出回路20において“11"を検出するA
ND回路23からの検出信号と、30において“10"を検出す
るAND回路34からの検出信号と、40において“00"を検出
するAND回路45からの検出信号との論理積をとるもの、
又AND回路82は、上記フレームパターン検出回路20にお
いて“10"を検出するAND回路24からの検出信号と、30に
おいて“00"を検出するAND回路35からの検出信号と、40
において“11"を検出するAND回路43からの検出信号との
論理積をとるもの、更にAND回路83は、上記フレームパ
ターン検出回路20において“00"を検出するAND回路25か
らの検出信号と、30において“11"を検出するAND回路33
からの検出信号と、40において“10"を検出するAND回路
44からの検出信号との論理積をとるものである。
80は上記AND回路81、82、又は83を介した各検出信号
に基づいて所定の同期復帰処理を行う同期復帰回路であ
る。そして、その具体的な構成は、2つの入力のうち1
つの入力を反転して論理積を求める機能を有するAND回
路86を介して入力する上記タイミング信号CLK(f/3)を
計数して、フレームパターン信号を検出するであろうタ
イミングにて自励的にパルス信号を出力するパルス発生
回路87と、OR回路84を介した上記AND回路81、82、83か
らの信号の入力タイミングと上記パルス発生回路87から
のパルス信号の入力タイミングとを比較して、タイミン
グが一致しない場合にはAND回路86を1クロック(CLK
(f/3))分だけとじる制御信号を出力するCOMP85とを
有したものとなっいてる。
同期復帰回路80を更に詳細に説明する。パルス発生回
路87は、ある同期のフレームパルス(F)と次の周期の
フレームパルスの間の3分周(f/3)したクロック(例
えば第6図の(e)参照)の数をカウントし、所定カウ
ント値に達する毎にパルスを出力してCOMP85に加える。
COMP85は例えば排他的論理和回路(EXOR回路)により構
成され、AND回路81〜83の出力がいずれも“L"レベルの
時は、COMP85のEXOR回路はパルス発生回路87からパルス
入力時に“H"レベルの制御信号を出力する。このため、
AND回路86の出力は1クロック分(f/3分周)だけ閉じて
(“L"となり)、所定クロック数をカウントするパルス
発生回路87は、1クロック分(f/3分周)だけ位相をず
らしたパルスを出力する。
以下、AND回路81〜83のいずれかが“H"レベル信号を
出力するまで、パルス発生回路87は出力パルスのタイミ
ングを1クロック分(f/3分周)ずつずらしていく。AND
回路81〜83のいずれかで“H"レベル信号を出力したと
き、COMP85のEXOR回路の出力は“L"レベルとなり、AND
回路86は閉じることなく、パルス発生回路87からは所定
カウント値に達するごとに(出力タイミングが固定され
た)パルスを出力する。
尚、チャネルセレクタ70は、AND回路81、82、83から
の信号状態に基づいたコントロール回路60からの制御信
号に基づいて、各シフトレジスタ20a、30a、40aからの
信号列から低次群ディジタル信号を抽出するものであ
る。例えば、AND回路81からだけ“H"レベルの信号出力
がなされている場合、コントロール回路60は、シフトレ
ジスタ20aからの信号列が3多重信号(〜)のうち
であること、シフトレジスタ30aからの信号列がで
あること、シフトレジスタ40aからの信号列がである
ことを認識する。
又、AND回路82からだけ“H"レベルの信号出力がなさ
れている場合、コントロール回路60は、シフトレジスタ
20aからの信号列が3多重信号(〜)のうちであ
ること、シフトレジスタ30aからの信号列がであるこ
と、シフトレジスタ40aからの信号列がであることを
認識する。同様に、AND回路83からだけ“H"レベルの信
号出力がなされている場合、コントロール回路60は、シ
フトレジスタ20aからの信号列がであること、シフト
レジスタ30aからの信号列がであること、シフトレジ
スタ40aからの信号列がであることを認識する。
そして、上記各関係に基づいてコントロール回路60は
チャネルセレクタ70に対して制御信号を出力する。
次ぎに、本第1の発明の実施例の並列同期回路の動作
について説明する。
例えば、第6図に示すように、基準クロック信号CLK
(f)を3分周したFF14の出力のタイミング信号(f/
3)に同期して、信号分割回路10の出力系統FF11から第
1の信号列(f)が出力されると共に、FF15の出力の
タイミング信号(f/3)に同期して、同出力系統FF12か
ら第2の信号列(h)が出力される。同様に、FF16の
出力のタイミング信号(f/3)に同期して、同出力系統F
F13から第3の信号列(j)が出力される。
すると、フレームパターン検出回路20内のシフトレジ
スタ20aに第1の分割フレームパターン信号“11"が格納
される毎に、AND回路23から“11"の検出信号が出力さ
れ、又、フレームパターン検出回路30内のシフトレジス
タ30aに第2の分割フレームパターン信号“10"が格納さ
れる毎に、AND回路34から“10"の検出信号が出力され
る。同様に、フレームパターン検出回路40内のシフトレ
ジスタ40aに第3の分割フレームパターン信号“00"が格
納される毎に、AND回路45から“00"の検出信号が出力さ
れる。そして、“11"を検出するAND回路23、“10"を検
出するAND回路34、及び“00"を検出するAND回路45から
検出信号が出力される毎に、AND回路81から各検出信号
に基づく“H"レベルの信号が出力される。
上記過程で、同期復帰回路80においては、パルス発生
回路87からのパルス信号の出力タイミングと、上記AND
回路81からの信号の立ち上がりタイミングとが一致する
まで、AND回路86を介してパルス発生回路87からのパル
ス信号の出力タイミングを1クロック分(CLK(f/3))
ずつずらしていく。そして、各タイミングが一致したと
ころで、以後、パルス発生回路87からのパルス信号の出
力タイミングが固定される。即ち、同期がとれた状態と
なる。
一方、出力系統FF11から第2又は第3の信号列が、出
力系統FF12から第3又は第1の信号列が、出力系統FF13
から第1又は第2の信号列がそれぞれ出力されると、前
記の場合とは異なってAND回路24、35、43、又はAND回路
25、33、44から“H"レベルの検出信号が出力される。そ
して、この各AND回路からの検出信号が出力される毎
に、AND回路82、又は83から各検出信号に基づく“H"レ
ベルの信号が出力される。すると、同期復帰回路80はこ
のAND回路82又は83からの“H"レベルの信号に基づいて
上記と同様の同期復帰処理を行う。
次ぎに、第2の発明の実施例について説明する。
第4図に示す回路は、第3図に示す場合と同様に3多
重(、、)のディジタル信号を対象としたもの
で、フレームパターン信号Fを“110100"のように決め
ているものとする。
第4図において、信号分割回路10′はNAND回路19を追
加したことを除いては、第3図に示す回路と同じであ
る。又、フレームパターン検出回路20′、30′、40′
は、第3図に示す回路では“11"、“10"、“00"の信号
を検出する各3個のずつのAND回路であったものが、第
4図に示す回路では、20′においては“11"の信号を検
出するAND回路23、30′においては“10"の信号を検出す
るAND回路34、40′においては“00"の信号を検出するAN
D回路45ですませていることを除いては同じである。
又、同期復帰回路80′は、第3図に示すOR回路84の代
わりに、フレームパターン検出回路20′、30′、40′の
出力の論理積を求めるAND回路88を使用している。
以下に第4図に示す回路の動作を説明する。
信号分割回路10′の3つの出力(第1、第2、及び第
3の信号列)は、フレームパターン検出回路20′、3
0′、及び40′内のシフトレジスタ20a、30a、及び40aに
入力される。
シフトレジスタ20aにセットされるビットデータが第
1の分割フレームパターン信号である“11"になった
時、AND回路23でこれを検出し、“H"レベルの信号を出
力する。この時、第6図に示すようにシフトレジスタ30
aには、第2の分割フレームパターン信号である“10"が
セットされ、AND回路34でこれを検出し、“H"レベルの
信号を出力する。
同様にシフトレジスタ40aには、分割フレームパター
ン信号である“00"がセットされ、AND回路45でこれを検
出し、“H"レベルの信号を出力する。
この結果、同期復帰回路80′内のAND回路88は、上記A
ND回路23、34、及び45の出力信号を入力してその論理積
を求め、“H"レベルの信号を出力する。この検出信号を
COMP85′の一方の入力に加え、他方の入力にはパルス発
生回路87からパルス信号を加える。そして、両者の入力
のタイミングが一致した時、パルス発生回路87からのパ
ルス信号の出力タイミングが固定される。即ち、同期が
とれた状態となる。(これは、前記した第3図に示す回
路と同じ動作となる。) 一方、シフトレジスタ20aにセットされるビットデー
タが第1の分割フレームパターン信号である“11"でな
い時、その出力に接続されたAND回路23の出力は“L"レ
ベルとなり、同期復帰回路80′内のAND回路88の出力も
“L"レベルとなる。この時、AND回路88の出力を分岐し
て、コントロール回路90を介して制御信号を信号分割回
路10′内のAND回路19の一方の入力に加える。AND回路19
は2つの入力のうち、一方の入力に基準クロック(その
周波数はf)を加え、他方の入力に加えた信号を反転し
て論理積を求める機能を有する。
この結果、上記のAND回路88の出力が“L"レベルの
時、AND回路19ではクロック1つ分だけ出力を閉じて、
クロックを1つずらせる。このフィードバック動作が、
シフトレジスタ20aに“11"のビットデータがセットさ
れ、又シフトレジスタ30a、及び40aにそれぞれ“10"、
及び“00"のビットデータがセットされるまで続けられ
る。そして、シフトレジスタ20a、30a、及び40aにそれ
ぞれ、“11"、“10"、及び“00"のビットデータがセッ
トされ、AND回路23、34、及び45の出力は“H"レベルと
なる。
この結果、同期復帰回路80′内のAND回路88の出力も
“H"レベルとなり、前記したようにパルス発生回路87か
らのパルス信号とタイミングが一致した時、同期がとれ
た状態となる。そして、シフトレジスタ20aからは、第
6図(f)に示す第1の信号列が、又、30aからは同図
(h)に示す第2の信号列が、40aからは同図(j)に
示す第3の信号列が出力される。
〔発明の効果〕
以上説明のように本発明によれば、比較回路を1つに
することができ、回路規模の大幅な小型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1の発明の原理図、 第2図は本第2の発明の原理図、 第3図は本第1の発明の実施例の並列同期回路の構成を
示すブロック図、 第4図は本第2の発明の実施例の並列同期回路の構成を
示すブロック図、 第5図は従来例の並列同期回路の構成を示すブロック
図、 第6図は一例のフレームパターンと分割された信号列を
示すタイミングチャートである。 図において 100、101は信号分割手段、 200−11〜200−m1、201−1は第1のパターン検出手
段、 200−1m〜200−mm、201−mは第mのパターン検出手
段、 810−1は第1の論理積手段、 810−mは第mの論理積手段、 800、801は同期復帰手段 を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームパターン信号及び複数の低次群デ
    ィジタル信号の多重化により得られた高次群ディジタル
    信号(Sdh)をm個(mは自然数)の並列のビットに分
    割して、m分周された第1乃至第mの信号列を作成し、
    該信号列を別々の系統にて出力する信号分割手段(10
    0)と、 該信号分割手段(100)の各出力系統に接続され、該高
    次群ディジタル信号(Sdh)の分割にともなうフレーム
    パターン信号の分割によって得られた第1乃至第mの分
    割フレームパターン信号のそれぞれを別々に検出する第
    1乃至第mのパターン検出手段の組(200−11〜200−1
    m、乃至200−m1〜200−mm)と、 該第1乃至第mのパターン検出手段の組(200−11〜200
    −1m、乃至200−m1〜200−mm)から、全体としてサイク
    リックな形で該分割前のフレームパターンを形成するよ
    うに、それぞれ所定の1つの出力を抽出して、その論理
    積を求める第1乃至第mの論理積手段(810−1〜810−
    m)と、 該第1乃至第mの論理積手段(810−1〜810−m)の出
    力信号の位相とリファレンスパルスの位相とを比較し、
    うちいずれか1つの論理積手段の出力信号の位相と該リ
    ファレンスパルスの位相とが一致したとき該リファレン
    スパルスの位相を固定することで、フレーム同期復帰処
    理を行う同期復帰手段(800)とを有することを特徴と
    する並列同期回路。
  2. 【請求項2】フレームパターン信号及び複数の低次群デ
    ィジタル信号の多重化により得られた高次群ディジタル
    信号(Sdh)をm個(mは自然数)の並列のビットに分
    割して、m分周された第1乃至第mの信号列を作成し、
    該信号列を別々の系統にて出力する信号分割手段(10
    1)と、 該信号分割手段(101)の各出力系統に接続され、該高
    次群ディジタル信号(Sdh)の分割にともなうフレーム
    パターン信号の分割によって得られた第1乃至第mの分
    割フレームパターン信号を検出する第1乃至第mのパタ
    ーン検出手段(201−1〜201−m)と、 該第1乃至第mのパターン検出手段(201−1〜201−
    m)の出力の検出信号が全体として該分割前のフレーム
    パターンを形成するように該出力の論理積を求め、該論
    理積結果の信号位相とリファレンスパルスの位相とを比
    較し、両者が一致したとき該リファレンスパルスの位相
    を固定することで、フレーム同期復帰処理を行う同期復
    帰手段(801)とを有することを特徴とする並列同期回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6253539A (ja) * 1985-09-03 1987-03-09 Nec Corp フレ−ム同期方式
JPS62105542A (ja) * 1985-11-01 1987-05-16 Fujitsu Ltd ビツト割り当て変換回路

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