JP2545968Y2 - 電子回路基板に垂直に実装されたコンデンサの支え - Google Patents

電子回路基板に垂直に実装されたコンデンサの支え

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JP2545968Y2
JP2545968Y2 JP1991100688U JP10068891U JP2545968Y2 JP 2545968 Y2 JP2545968 Y2 JP 2545968Y2 JP 1991100688 U JP1991100688 U JP 1991100688U JP 10068891 U JP10068891 U JP 10068891U JP 2545968 Y2 JP2545968 Y2 JP 2545968Y2
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electronic circuit
support
circuit board
capacitor
fixed
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新一 大湖
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赤井電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、長手方向が電子回路
基板の板面に対して垂直になるように前記電子回路基板
に実装された、柱状のコンデンサの支えに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、長手方向が電子回路基板の板面
に対して垂直になるように前記電子回路基板に実装され
た、ほぼ円柱状の大型の電解コンデンサを有する電子機
器では、該機器の輸送時に受ける連続的な横揺れ、また
は前記電子機器を不用意にぶつけたときの機械的な衝撃
等により前記コンデンサのリード線が破損したり、コン
デンサが実装されている周辺パターンが剥がれたりする
ことがある。従来では、前記に鑑み、コンデンサの実装
後に該コンデンサと基板とを接着剤で固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記接着剤
は電子機器の長時間に亘る横揺れ等で剥がれるという欠
点がある。また、量産時には、前記接着剤を人手で付着
していたので、接着剤の量や付着位置にバラツキを生
じ、信頼性に欠けるという欠点があった。ちなみに、最
近のように電子機器が小型化されると電子回路基板も小
型になり、コンデンサを固定するための孔を穿つことも
スペース的に困難である。
【0004】この考案は前記した欠点を除去し、接着剤
を用いることなく前記衝撃等からコンデンサのリード線
や回路基板のパターンを保護する、電子回路基板に垂直
に実装されたコンデンサの支えを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は前記の課題を
解決するための、長手方向が電子回路基板の板面に対し
て垂直になるように前記電子回路基板に実装された、柱
状のコンデンサの支えであって、前記コンデンサの長手
方向に沿った面を挟むようにして該面に固定される、該
面に沿って延長された形状の複数の固定部と、該固定部
に固定されていて、前記電子回路基板に実装された前記
コンデンサの長手方向に沿った面より径大の方向に前記
電子回路基板の板面に沿って延長された形状の支え部と
を有するものにおいて、前記固定部と前記支え部とは、
前記電子回路基板に沿って配設された基台に固定し、こ
の基台には前記コンデンサのリード線が挿通されるべき
リード孔を設けたことを特徴とする支えである。
【0006】
【作用】前記のように構成された支えの固定部をコンデ
ンサに固定することにより、支え部がコンデンサの径を
大きくしたのと同様に作用し、機械的な衝撃に関して安
定したものとなるので、前記したリード線の破損等が少
なくなる。
【0007】
【実施例】以下に、この考案の一実施例を図について説
明する。図1(a)は周知の電解コンデンサ1を示すもの
である。この電解コンデンサ1はほぼ円柱状に形成さ
れ、その下端部にリード線2を有し、周面の下端部近傍
には括れ部3が設けられている。図1(b)はこの考案の
支え4を示すものである。この支え4は円形の基台5
と、該基台5に固定された固定部6と、前記基台5に固
定された支え部7とにより構成されている。8はリード
孔である。図1(c)はこの考案の支え4の使用状態を示
すものであり、電子回路基板9に電解コンデンサ1が実
装されている。
【0008】電解コンデンサ1を電子回路基板9に実装
するときには、先ずリード線2をリード孔8に通しなが
ら電解コンデンサ1の周面を固定部6によって挟むよう
にする。固定部6は向き合う方向に突出される部分を形
成するように曲折されていて、この曲折されたところが
電解コンデンサ1の括れ部3に嵌り合う。この嵌合によ
り支え4と電解コンデンサ1とが固定される。このよう
に支え4が固定された電解コンデンサ1を周知のように
して電子回路基板9に実装する。
【0009】電解コンデンサ1は2本のリード線2を結
ぶ一直線上の振動等には強いが、これと直角な方向の線
上の振動等には弱い。このため、前記支え部7は2個の
リード孔8を結ぶ直線とは直角な方向に延長されてい
る。尚、図1(a)、(b)、(c)において、同一部分には同一
の符号を付した。
【0010】
【考案の効果】以上説明した如く、長手方向が電子回路
基板9の板面に対して垂直になるように前記電子回路基
板9に実装された、柱状のコンデンサ1の支えであっ
て、前記コンデンサ1の長手方向に沿った面を挟むよう
にして該面に固定される、該面に沿って延長された形状
複数の、例えば2個の固定部6と、該固定部6に固定
されていて、前記電子回路基板9に実装された前記コン
デンサ1の長手方向に沿った面より径大の方向に前記電
子回路基板9の板面に沿って延長された形状の支え部7
とを有することを特徴とする支え4を用いることによ
り、接着剤を用いることなく衝撃等からコンデンサ1の
リード線2や電子回路基板9のパターンを保護すること
ができる。そして、前記固定部6と前記支え部7とは、
前記電子回路基板9に沿って配設された基台5に固定
し、この基台5には前記コンデンサ1のリード線2が挿
通されるべきリード孔8を設けたので、前記2固の固定
部6は互いに強固に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を説明するためのものであ
り、(a)は周知の電解コンデンサの斜視図、(b)はこの考
案の支えを示す斜視図、(c)はこの考案の支えの使用状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電解コンデンサ 2 リード線 3 括れ部 4 支え 5 基台 6 固定部 7 支え部 8 リード孔 9 電子回路基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向が電子回路基板の板面に対して
    垂直になるように前記電子回路基板に実装された、柱状
    のコンデンサの支えであって、 前記コンデンサの長手方向に沿った面を挟むようにして
    該面に固定される、該面に沿って延長された形状の複数
    固定部と、該固定部に固定されていて、前記電子回路
    基板に実装された前記コンデンサの長手方向に沿った面
    より径大の方向に前記電子回路基板の板面に沿って延長
    された形状の支え部とを有するものにおいて、 前記固定部と前記支え部とは、前記電子回路基板に沿っ
    て配設された基台に固定し、この基台には前記コンデン
    サのリード線が挿通されるべきリード孔を設けた ことを
    特徴とする支え。
JP1991100688U 1991-11-11 1991-11-11 電子回路基板に垂直に実装されたコンデンサの支え Expired - Lifetime JP2545968Y2 (ja)

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JP5687847B2 (ja) * 2010-05-31 2015-03-25 三菱電機株式会社 電子部品およびそれを備えた半導体装置
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JP3001420U (ja) * 1994-02-25 1994-08-30 アイリスオーヤマ株式会社 ウォールポット

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