JP2545919B2 - リング精紡機等の運転方法 - Google Patents

リング精紡機等の運転方法

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尚武 西川
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/32Driving or stopping arrangements for complete machines
    • D01H1/34Driving or stopping arrangements for complete machines with two or more speeds; with variable-speed arrangements, e.g. variation of machine speed according to growing bobbin diameter

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はリング精紡機、リング撚糸機(以下リング精
紡機等という)の運転方法に係り、詳しくは高速運転を
行うリンク精紡機等におけるトラベラ交換後の運転方法
に関するものである。
(従来の技術) リング精紡機等においてはリングフランジ上を走行す
るトラベラの作用により、ボビンに糸が巻付けられる。
そして、リングフランジ上を走行するトラベラはリング
フランジとの摩擦により摩耗するため、一定期間(2〜
3週間)毎に交換する必要がある。又、トラベラがリン
グフランジ上を一定の姿勢で滑走することが糸切れ、糸
品質の低下を防止する上で重要となるが、トラベラはそ
の使用初期においてはリングフランジとの接触位置が不
安定のため滑走姿勢も不安定となり、糸切れが多発した
り毛羽の発生が多くなるという不都合がある。この不都
合を解消するため、トラベラ交換後には、トラベラとリ
ングフランジとの馴染み形状が形成されるまで低速によ
る慣らし紡出期間を設けていた。従来、この慣らし紡出
期間は2〜3時間で、その後作業者が通常の回転速度と
なるようにモータの回転速度を切換えるようにしてい
た。
ところが、慣らし紡出運転から通常の運転への切換え
を作業者が忘れることが多く、生産性が低下するという
問題があった。この問題点を解消するため特開昭60−15
5728号公報には主駆動モータの回転速度を調整する回転
数調整装置を設けるとともに、第4図に示すようにトラ
ベラ交換後の所定時間経過後に主モータの回転速度を低
速から通常紡出運転速度に増大する方法が開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記慣らし紡出時間が2〜3時間で完了す
るのはスピンドルの最高回転速度が12000〜16000rpmの
紡出運転を行う場合であり、スピンドルの最高回転数が
17000〜20000rpmというようにより高速化された場合に
はトラベラの滑走姿勢の安定化がより重要となり、トラ
ベラ交換後の慣らし紡出期間は24時間程度必要となる。
又、スピンドルの最高回転数を17000〜20000rpmで運転
する場合には、ボビンに巻取る糸の量を12000〜16000rp
mで運転する場合の75〜80%と少なくしている。そのた
め、慣らし紡出期間中に複数回の玉揚げが必要となる。
このようにトラベラ交換後複数回の玉揚げが行われる場
合に、前記トラベラ交換後所定時間後にスピンドル回転
数を通常の高速運転速度に増大させる方法を採用する
と、途中の機台停止、玉揚げ時間ないしは玉揚げ待機時
間のばらつき等により低速から高速への移行時期が巻取
り開始時を基準とした場合に一定とならず、玉揚げの時
間管理が難しいという問題がある。
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的はスピンドルの最高回転数が17000〜200
00rpmの超高速で運転を行うリング精紡機等において、
トラベラ交換後の慣らし紡出運転時の低速運転から高速
運転への移行を自動的に行うことができるとともに玉揚
げの時間管理も容易となるリング精紡機等の運転方法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため本発明においては、トラベ
ラ交換後、所定回数の玉揚げが完了するまでは機台の運
転を低速モードに切換えて通常の高速モード運転よりも
低い速度で運転し、その後通常の高速モード運転に自動
的に切換えるようにした。
(作用) 本発明ではトラベラ交換後所定回数の玉揚げが完了す
るまでは、トラベラがリングフランジに馴染み、その滑
走姿勢を安定化させるための慣らし紡出運転のため、機
台の運転が低速モードで行われる。従って、慣らし紡出
期間中にトラベラがリングフランジ上を走行する距離は
ほぼ常に一定の値となり、慣らし運転完了後はトラベラ
の状態が一定となる。そして、所定回数の玉揚げ完了後
通常の高速モード運転に自動的に切換えられるため、高
速運転に切換えられた後の玉揚げの時間管理が容易とな
る。
(実施例) 以下本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に従っ
て説明する。第2図に示すように精紡機機台1には公知
の構成の全錘一斉式の玉揚げ装置2が装備されている。
メインモータ3は制御装置4の出力信号に基づいて可変
周波数電源としてのインバータ5を介して駆動制御され
るようになっている。
制御装置4は中央処理装置(以下CPUという)6と、
制御プログラムを記憶した読出し専用メモリ(ROM)よ
りなるプログラムメモリ7と、CPU6における演算処理結
果等を一時記憶する読出し及び書換え可能なメモリ(RA
M)よりなる作業用メモリ8とからなり、CPU6はプログ
ラムメモリ7記憶されたプログラムデータに基づいて動
作する。プログラムメモリ7には通常の高速運転時にお
ける高速モードの変速データと、トラベラ交換後の慣ら
し紡出運転時における低速モードの変速データとが記憶
されている。制御装置4には紡出番手、ドラフト比、最
高スピンドル回転数等の紡出条件を入力する入力装置9
が一体に組込まれている。精紡機機台1には玉揚げ装置
2が一連の玉揚げ動作を完了した時点でそれを検知して
CPU6に出力信号を発する玉揚げ完了検知装置10が設けら
れている。制御装置4にはトラベラ交換作業終了後に作
業者がそれをCPU6に入力するトラベラ交換完了信号入力
スイッチ11が設けられている。トラベラ交換完了信号入
力スイッチ11が操作されると、CPU6はその後玉揚げ完了
検知装置10からの出力信号が所定の設定回数に達するま
で低速モードで運転を行い、その後高速モードに自動的
に切換えるようになっている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
制御装置4は入力装置9により入力された紡出条件に基
づき、スピンドルの最高回転数が17000〜20000rpmとな
る高速モードでインバータ5を介してメインモータ3を
駆動制御する。トラベラの交換時期がくると作業者はト
ラベラ交換のために途中停止を行う。これは満管後にト
ラベラ交換を行うと糸の張力が最も大きい状態からトラ
ベラの使用が開始されることになり、糸切れが発生しや
すいが、7分玉ぐらいで交換すると糸張力が小さい状態
からトラベラの使用が開始され糸切れが発生しにくくな
るためである。そして、トラベラの交換完了後トラベラ
交換完了信号入力スイッチ11を押した後、機台の再起動
を行う。トラベラ交換完了信号入力スイッチ11が押され
ると制御装置4は第3図のフローチャートに従って動作
する。これにより制御装置4はメインモータ3を低速モ
ードの変速プログラムに従って駆動制御する。低速モー
ドでは第1図に示すようにスピンドルの最高回転数は高
速モードの場合の60〜70%すなわち10000〜14000rpmと
なる。トラベラ交換後、制御装置4は玉揚げ完了検知装
置10からの出力信号をカウントし、そのカウント数が予
め設定した値に達すると次回の運転から高速モードに自
動的に切換える。
前記のようにトラベラ交換後の慣らし紡出期間は所定
シフト回数(満管となるまでの回数)で定められるた
め、トラベラ交換のため途中停止した管糸を除いて、低
速モードで紡出された糸が巻取られた管糸は他の高速モ
ードで巻取られた管糸と容易に区別できる。又、紡出期
間が基本的には満管回数で設定されることにより、途中
停止も例えば7分玉というように時期が決められるの
で、トラベラ交換後の慣らし紡出期間中にトラベラがリ
ングフランジ上を走行する距離は常にほぼ一定となり、
このことは玉揚げ時間ないしはその待機時間がまちまち
であっても当てはまり、確実に所定の慣らし紡出運転が
行われることになる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、満管停止後にトラベラ交換および低速モー
ドへの切換を行なってもよい。また精紡機機台に全錘一
斉式の玉揚げ装置を装備する代わりに間欠移動型の玉揚
げ機により玉揚げ作業を行い、精紡機機台の一端から作
業を開始する玉揚げ機が精紡機機台の他端に到達した時
それを検知する検知装置を設けてその検知信号をCPU6に
入力するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、トラベラ交換後
の慣らし紡出運転期間にリングフランジ上を走行するト
ラベラの走行距離がほぼ一定となり、トラベラがリング
フランジに確実に馴染んだ状態で自動的に高速運転に切
換えられるため高速運転時における糸切れが減少する。
又、慣らし紡出運転のための低速モードによる運転が満
管までを基準として行われるため、玉揚げ時間の管理が
容易になるとともに高速紡出による管糸と低速紡出によ
る管糸とを容易に区分することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスピンドル回転数の時間変化を示すダイヤグラ
ム、第2図は本発明を具体化するための装置の概略図、
第3図はフローチャート、第4図は従来のスピンドル回
転数の時間変化を示すダイヤグラムである。 精紡機機台1、玉揚げ装置2、メインモータ3、制御装
置4。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラベラ交換後、所定回数の玉揚げが完了
    するまでは機台の運転を低速モードに切換えて通常の高
    速モード運転よりも低い速度で運転し、その後通常の高
    速モード運転に自動的に切換えるリング精紡機等の運転
    方法。
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