JP2545084B2 - 情報編集装置 - Google Patents

情報編集装置

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JP2545084B2
JP2545084B2 JP10139387A JP10139387A JP2545084B2 JP 2545084 B2 JP2545084 B2 JP 2545084B2 JP 10139387 A JP10139387 A JP 10139387A JP 10139387 A JP10139387 A JP 10139387A JP 2545084 B2 JP2545084 B2 JP 2545084B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像、音声、文字その他大量の情報を入力
し、編集、加工を行って指定した形態でその内容を出力
する情報編集装置に関するものである。
従来の技術 近年は情報化社会と呼ばれ、我々の周囲には膨大な量
の情報が様々な形態で存在しており、特に、画像、音
声、文字などの情報は放送、新聞、出版物などの形で人
々に提供されている。この中で、大量の情報の中からそ
の人が必要な特定の情報をどのようにして検索するか
は、その実現手段を含めて大きな問題点である。
一方、コンピュータやその周辺機器のめざましい発達
により、大量の情報を高速で編集、処理し、蓄積して利
用することが可能になってきている。演算、処理装置や
情報を蓄える記憶媒体の小型化、低価格化、高性能化も
進み、処理のためのコストも大幅に低下している。特
に、文字情報に関しては、大型コンピュータで高速処理
した大量のデータを元にデータベースを構築し、通信回
線などを経由して検索できるオンライン情報検索サービ
スも普及してきている。また、これらのデータは、フロ
ッピーディスクなどの媒体を用いてユーザに提供するサ
ービスも行われている。
また、多くの新聞社などでは、大型コンピュータを用
いて、集めたニュース原稿の入力から、記事の編集、紙
画のレイアウト、印刷原板の作成まで一貫して行う新聞
編集システムがすでに実用化されており、一部では新聞
記事の全文内容を新聞の発行よりも早くユーザからの検
索指示に従ってオンラインで提供するサービスも始めら
れている。
一方、画像、音声情報に関しては、これらの情報が基
本的にはアナログ情報であり、ディジタル変換をすると
その情報量が文字情報に比べて非常に多量であるため、
その処理のためには極めて大容量の記憶装置を必要とす
る。たとえば画像情報では1画面当たり360×240画素、
64色表示としても64キロバイト、色の分解能を上げると
数百キロバイトを必要とする。また音声情報では量子化
ビット数8ビット、標本化周波数20キロヘルツとして5
秒間の音声出力のためには100キロバイトの情報量を必
要とする。さらに音声情報では情報量が多いだけでな
く、その再生のためには、実時間で出力する必要があ
り、時間軸補正などの操作を必要とし、そのための演算
や記憶のための装置も大量に必要とするという問題点が
あった。
近年、各種の画像や音声信号の圧縮技術の進展に加え
て、半導体技術の進展による半導体メモリの大容量化や
光ディスクの実用化にともない、記憶装置が非常に安価
になり、上記光ディスクを用いた大容量の記憶装置によ
り、大量の情報を記録し、電子的に検索する電子情報フ
ァイルが実用化されてきた。これらは電話番号簿や特許
公報などの電子化データファイルとしての利用が予定さ
れている。また従来から存在する大容量情報源としての
百科辞典や図鑑、たとえば動物図鑑、植物図鑑などで
も、文字情報、画像情報を組合わせて構成し、その内容
を記憶装置に格納し、電子的に検索して利用者の目的に
合わせた形式で出力できる電子図鑑装置の実現も可能に
なっている。またこれらの情報を作成する装置もいくつ
か提案されている(例えば、特開昭60−148274号公報参
照)。
以下、図面を参照しながら、従来の情報編集装置につ
いて説明を行う。第4図は文字と画像のデータファイル
を作成する情報編集のための情報登録装置である。
第4図で、61は装置全体を制御するマイクロコンピュ
ータ、62はマイクロコンピュータ61を各インターフェー
ス装置(以下I/Fという)63〜69に結ぶシステムバスで
ある。70はシステムバス62に接続される画像メモリ、7
1,72はI/F63に接続されるTVカメラのような第1の撮像
装置およびシャッタースイッチ、73はI/F64に接続され
るスキャナのような第2の撮像装置、74はI/F65に接続
されるプリンタ、75はI/F66に接続されるフロッピーデ
ィスクのような外部記憶装置、76はI/F67に接続される
ハードディスク装置(以下HDDという)、77はI/F68に接
続される表示装置78とキーボード79を備えた端末装置、
80はI/F69に接続される通信回線である。第1の撮像装
置71では撮像管やCCDのような2次元イメージセンサを
備えており、電気的な走査を行って人間の顔写真のよう
な2次元画像データを撮影する。シャッタースイッチ72
は画像データを取り込むタイミングを指示する。第2の
撮像装置73ではシートに記入された各種の記録などの文
字データを1次元イメージセンサを用いた高解像度スキ
ャナで読み取る。
以上の構成の情報登録装置について以下その動作を説
明する。この装置を用いて人事記録ファイルを作成する
ことを考える。ファイルを新たに作成する場合、人の顔
写真は第1の撮像装置71で、人事記録などの文字データ
は第2の撮像装置73で入力する。入力されたデータはシ
ステムバス62を経由して画像メモリ70に記憶される。上
記記憶データを表示装置78に呼び出してキーボード79か
ら必要な指示を与えながらデータを合成する。上記指示
により画像メモリ70の文字データの追加、削除、訂正な
どを行って表示装置78に表示する。1つのファイルが完
成すると、そのファイルに所定のコードを付加し、それ
を一連のデータとしてHDD76に格納する。登録したファ
イルを呼び出す場合、所定のキー操作を行うと、HDD76
の上のデータを検索し、該当する一連のデータを読み出
して画像メモリ70に転送する。画像メモリ70の内容を表
示装置78に表示し、印刷指示があると、画像メモリ70の
上のデータをプリンタ74に出力しハードコピーを行う。
またデータはI/F69を介して通信回線80と接続され、オ
ンラインでデータのやり取りが可能である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら。上記で述べた電子情報ファイルはその
容量が極めて膨大で、そのデータ総量は、特に文字数の
多い百科辞典や図鑑などでは数百メガバイトにもなる。
そのために用いられる情報編集装置も大規模なものとな
り、ファイル作成のための画像、音声情報の入力、デー
タ圧縮などの変換処理や、検索プログラムなどの再生手
順の作成、全情報データの編集、加工を行って、光ディ
スクなどの記憶媒体に格納できるようにする必要があ
り、これらの処理を行うためには大量の情報を高速に編
集、処理できる装置が必要である。また上記編集装置で
作成したファイルの内容や再生手順が制作者の意図した
シナリオ通りになっているか、また各データの内容が定
められた形式に正しく変換されていて、元の情報に正し
く復元できるかを確認する必要がある。特にこれらの編
集、加工の中で、再生手順を定めたプログラムが正しく
作成され、そのプログラムに従って各種の情報が正確に
再生されなければならない。この中でも特に音声情報は
実際に原音を聞くためには実時間で出力できるように編
集する必要があり、画像、文字などの他の情報と組み合
わせてファイル化する場合の他の情報との組合せ、再生
のタイミング合わせなどを行いながらの編集とその結果
の編集段階での確認は現状では極めて困難である。
本発明は、上記問題点を解決し、大量の画像、音声、
文字などの情報を変換処理、編集、加工を行い、確認し
て、情報ファイルを作成できる情報編集装置を提供する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の情報編集装置
は、画像、音声、文字等の情報を外部から入力する入力
手段と、入力された情報をその属性に応じて所定の形式
に信号圧縮またはデータ形式変換のデータ変換処理を行
なう変換処理手段と、上記入力またはデータ変換処理さ
れた情報を記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶
手段に記憶された情報を、所定のファイル様式への編
集、加工を行ない若しくは再生手順を作成する編集手段
と、上記編集手段で編集、加工された情報および作成さ
れた再生手順を記憶する第2の記憶手段と、上記第1ま
たは第2の記憶手段に記憶された情報若しくは再生手順
を用いて画像、音声、文字等の情報の復調再生を行なう
再生手段と、上記再生手段を用いて再生された情報や再
生手順の内容、動作を模擬的に再生し確認する模擬再生
装置および確認内容を表示する表示手段から構成される
確認表示手段と、編集、加工された情報もしくは再生手
順を外部に出力する形態で記憶する第3の記憶手段と、
上記第3の記憶手段に記憶された最終形態の情報若しく
は再生手順を外部に出力する出力手段と、上記各手段の
動作を制御する制御手段と、上記各手段を制御手段に結
合する結合手段とを有するものである。
作用 上記構成により、入力された画像、音声、文字その他
の情報を、その属性に応じて変換処理し、そのデータの
形式、属性、データ長などを付与したデータファイルを
作成して第1の記憶手段に記憶する。第1の記憶手段に
記憶された情報は、編集手段で所定のファイル様式への
編集、加工や、再生のための手順の作成を行い、第2の
記憶手段に記憶する。編集、加工の過程で再生手段を用
い、第1または第2の記憶手段に記憶された情報やデー
タを用いて編集された個々の情報の内容が正しく変換さ
れ、またそれぞれの情報が作成されたまたはあらかじめ
定めた再生手順にしたがって正しく再生されるかどうか
を確認する。この確認は作成した再生手順を記したプロ
グラムの内容が正しく記述されているかを確認し、再生
手段を用いて第1または第2の記憶手段に記憶された情
報やデータを再生することにより実現する。その確認内
容は確認表示手段により、表示される。編集、加工の終
った情報やデータは最終的な出力形態に変換され、第3
の記憶手段に記憶される。そして再生手段や確認表示手
段を用いて最終的な確認が行われ、出力手段により外部
に出力される。制御手段はこれらの操作をあらかじめ設
定して入力するか、個々の操作を外部からコマンドとし
て入力することにより上記各手段の動作を制御する。
実施例 以下本発明の一実施例の情報編集装置を図面にもとづ
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例における情報編集装置の概
念的な基本構成を示すブロック図、第2図は第1図の基
本構成を具体的に示す本発明の一実施例のブロック図で
ある。
第1図において、1は画像、音声、文字、検索プログ
ラムなどの再生手順その他の情報を外部から入力する入
力手段、2は入力手段1で入力された情報をあらかじめ
定めた形式にデータ圧縮その他の変換処理を行う変換処
理手段、3は入力手段1で入力または変換処理手段2で
変換された情報や付加されたその属性を表わすデータを
記憶する第1の記憶手段、4は第1の記憶手段3に記憶
された情報をファイル化した媒体の作成や再生のために
必要な編集、加工を行ったり検索プログラムなどの再生
手順を作成、付加する編集手段、5は編集手段4で編
集、加工された情報を記憶する第2の記憶手段、6は第
1および第2の記憶手段3,5に記憶された編集、加工さ
れた情報を再生する再生手段、7は再生手段6を用いて
あらかじめ入力または編集加工の過程で作成された再生
手順にしたがって編集、加工された情報が正しく変換さ
れ、正確に再生できるか否かを試験、確認し、その内容
を表示する確認表示手段、8は確認表示手段7により編
集、加工が正しく行われたことを確認された情報を外部
に出力する形態で記憶する第3の記憶手段、9は第3の
記憶手段8に記憶された情報ファイルを外部に出力する
ための出力手段、10は上記各手段1〜9とこれらの各手
段の動作を制御する制御手段11を結合する結合手段であ
る。
第2図において、21は装置全体の働きを制御するCP
U、22は装置の各構成部分を接続するシステムバス、23
は各種の画像情報を編集または入力する画像入力装置、
24は画像入力装置23の画像情報を記憶する画像メモリ、
25は音声情報を入力する音声入力装置、26は入力された
情報を信号圧縮その他の変換、処理を行なう変換処理装
置(第1図の変換処理手段2に相当)、27は記憶された
情報の編集加工などの行なう編集装置(第1図の編集手
段4に相当)、28はユーザが命令や文字情報などの入力
など実際のの操作を行なう表示装置29とキーボード30か
らなる操作装置(上記画像メモリ24を含む画像入力装置
23、音声入力装置25、キーボード30は第1図の入力手段
1に相当)、31は各種の情報を印刷物のような形態で出
力するプリンタ、32は大量のデータ化された情報の入出
力や記憶装置に記憶されたデータのバックアップを行う
磁気テープ装置(以下MT装置という)であり、このMT装
置32は第1図の入力手段1の一部にも相当する。MT装置
32は大量のデータを入力する際の入力手段である。33は
入力、変換処理または編集された情報を記憶する記憶装
置としてのHDD(第1図の第1の記憶手段3および第2
の記憶手段5に相当)、34は入力または編集、加工の過
程で作成されたプログラムなどの再生手順にしたがって
編集、加工された情報が正しく変換され、正確に再生で
きるか否かを試験、確認し、その内容を表示する確認表
示装置(第1図の確認表示手段7に相当)、35は編集、
加工された情報を外部に出力する最終的な形態で記憶す
るディスク状の記憶媒体(例えば光ディスク)を用いた
ディスクファイル装置(第1図の第3の記憶手段8に相
当)36および37は画像、文字、音声などの情報を復調、
再生する再生手段としての画像文字出力装置および音声
出力装置(この36および37が第1図の再生手段6に相
当)、38はディスクファイル装置35に記憶された情報を
指定したデータ形態でマスターテープなどの形で出力す
る出力手段としてのプリマスタリング装置(第1図の出
力手段8に相当)、39〜51はシステムバス22と各々の装
置を接続するI/F(これらのI/Fとシステムバス22が第1
図の結合手段10に相当)、52は装置の主記憶装置(以下
RAMという)である。ここで、編集、加工された情報が
正しく変換され、正確に再生できるか否かを試験、確認
するために、画像文字出力装置36、音声出力装置37、HD
D33、CPU21、確認表示装置34などによって摸擬再生装置
が構成されている。
以上のように構成された情報編集装置において、第2
図を用いてその動作を説明する。いま、第2図の情報編
集装置を用いて画像、音声、文字などから構成された、
たとえば動物図鑑を作成するものとする。動物の姿や生
態を示す写真のような自然画の画像情報は、TVカメラの
ような撮像装置により画像信号に変換され画像入力装置
23に送られ、ディジタル化されて必要があれば画像メモ
リ24などを用いて素材レベルでの画像処理、編集を行っ
てI/F39、48を経てHDD33(第1図の第1の記憶手段3に
相当)に記憶される。グラフやアニメーションなどはあ
らかじめ外部の装置で作成された画像入力装置23から入
力され、または画像入力装置23の作画機能を用いて作成
され、同様にHDD33(第1図の第1の記憶手段3に相
当)に記憶される。動物の鳴き声や説明のナレーション
のような音声情報は、あらかじめ記録された媒体からテ
ープレコーダのような再生装置により音声信号に変換さ
れて音声入力装置25に送られ、アナログ信号はディジタ
ル化されてI/F40、48を経てHDD33(第1図の第1の記憶
手段3に相当)に記憶される。説明文などの文字情報は
操作装置28のキーボード30から入力するかまたはあらか
じめ作成しておいてMT装置32から一括して入力され、I/
F45または47からI/F48を経てHDD33(第1図の第1の記
憶手段3に相当)に記憶される。これらの操作は個別に
キーボード30からの指示で行ってもよいし、あらかじめ
入力の手順をRAM52に記憶させておきキーボード30から
の指示でCPU21からの制御により自動的に行ってもよ
い。また入力の手順をあらかじめRAM52に記憶させ作成
者が行うべき操作を表示装置29に表示して、具体的な入
力手順を指示しながら入力してもよい。HDD33(第1図
の第1の記憶手段3に相当)に記憶される情報の中でデ
ータ圧縮など変換、処理が必要なものはI/F48、41を経
て変換処理装置26に送られ、所定の形式への変換、処理
(たとえば画像情報でもΔYUV変換、音声情報ではADPCM
変換(8Bit,4Bit)など)を行い、I/F41、48を経て変換
済素材データファイルとしてHDD33(第1図の第1の記
憶手段3に相当)に記憶される。この変換、処理は入力
された情報を直接に変換、処理しても、一旦HDD33(第
1図の第1の記憶手段3に相当)に記憶してから変換、
処理を行ってもよい。この変換、処理の過程で各々の情
報の属性(ファイル名、データの種類、データ長、デー
タの変換、処理の方式、同期させるべき他の情報など)
を示すデータファイルを作成または付加し、コントロー
ルファイルとしてHDD33(第1図の第1の記憶手段3に
相当)に記憶する。また、以前に作成されて磁気テープ
などの形でバックアップされていたデータファイルは、
MT装置32からI/F47,48を経てHDD33(第1図の第1の記
憶手段3に相当)に記憶される。なおCPU21はこれら一
連の装置全体の動作の制御を行う。
一方、あらかじめ作成したシナリオ(たとえば図鑑に
記録する動物の種類やその内容、検索の仕方、検索キー
ワード、再生手順など作者の意図を定めたもの)に基い
て、その具体的な再生の順序やデータの配置などが定め
られプログラムとして作成される。これらの順序や配置
は制作者が操作装置28の表示装置29の表示内容を見なが
ら必要な指示をキーボード30から入力することにより、
またあらかじめ他の装置で作成しておいた指示内容をMT
装置32その他の入力装置から入力することにより、上記
コントロールファイルの内容や入力された命令などか
ら、上記データファイルの記録媒体上の配置や組合せな
どが定められ、その内容はプログラムファイルとして編
集装置27でファイル化され、I/F42,48を経てHDD33(第
1図の第2の記録手段5に相当)に記憶される。またそ
れに合わせて編集装置27では、画像、音声、文字その他
の情報を収めた個々のデータファイルをそのファイルの
属性、種類、記録媒体上の配置、同期させる他のデータ
ファイルとの組合せなどにり、データの1単位毎のまと
め(ブロック化)、他のデータファイルとの重ね合わせ
(インターリーブ)などの編集、加工が行われ、さらに
記録媒体で定められた一定の書式(FORMAT)に変換さ
れ、I/F42,48を経てHDD33(第1図の第2の記録手段5
に相当)に記憶される。たとえば動物図鑑では、これら
の編集、加工により、動物の名前を指示すると、動物の
写真が画面に現れ、解説のナレーションの音声に合わせ
た動物の鳴き声が音声として出力されるような構成のデ
ータファイルが編集され、FORMAT変換されてHDD33(第
1図の第2の記録手段5に相当)に記憶される。
編集、加工されたデータファイルはその内容が正しく
変換され、定められた再生手順通りに正確に再生できる
か否かを試験、確認するために、画像文字出力装置36、
音声出力装置37、HDD33(第1図の第1の記憶手段3ま
たは第2の記憶手段5に相当)、CPU21、確認表示装置3
5などによって構成された摸擬再生装置が用いられる。
次に、摸擬再生装置の動作を説明する。外部から入力ま
たはこの装置で作成され、上記データファイルの再生手
順を定めた上記プログラムファイルはHDD33(第1図の
第1の記憶手段3または第2の記憶手段5に相当)から
I/F48を経てRAM52に記憶され、CPU21により摸擬再生の
指示、制御が行われる。プログラムファイルであらかじ
め定めた手順にしたがって個々のデータファイルはHDD3
3(第1図の第1の記憶手段3または第2の記憶手段5
に相当)からI/F48,43,44を経て画像文字出力装置36、
音声出力装置37へ送られ、データファイルの内容を復調
し、画像、文字、音声などの元の情報を摸擬的に再生し
出力する。このことによりこれらの装置を用いてHDD33
(第1図の第1の記憶手段3または第2の記憶手段5に
相当)に記憶されたデータファイルをあたかも当該デー
タファイルが最終的な形態の記録媒体に記録されたデー
タを再生しているのを想定した形で摸擬再生を行うこと
ができ、音声信号の実時間再生、画像と音声の組合せ、
再生タイミングの良否などを実際に目や耳で比較的容易
に確認できる。これはたとえば動物図鑑の場合、個々の
動物を検索すると、指定した動物が間違いなく検索で
き、その写真や解説、鳴き声などが指定した順序、タイ
ミングで正しく再生できるかどうかを繰り返して何度も
試験、確認でき、効率的にファイルの編集を行うことが
できる。
しかしながら、画像と音声のデータを同時に処理した
場合、HDD33(第1図の第1の記憶手段3または第2の
記憶手段5に相当)やシステムバス22、CPU21などの処
理スピードが間に合わず、画像や音声を実時間再生でき
ず、画像や音声の組合せ、再生タイミングの良否の確認
などができないことが起こり得る。この場合は確認表示
装置34によりHDD33(第1図の第2の記録手段5に相
当)に記憶されているコントロールファイルを引き出し
てプログラムファイルにしたがってその内容や動作を確
認しその内容を表示する。第3図にその表示内容の一例
を示す。これにより実際に画像や音声を再生しなくても
ある程度の動作確認は可能である。またこの確認表示装
置を用い、再生手順を規定したプログラムファイルの内
容やその動作を確認することもできる。
上記の摸擬再生により動作を確認し、編集がほぼ完了
した上記プログラムファイルやデータファイルは最終的
な記録媒体上の順序、配置が定められ、HDD33(第1図
の第2の記憶手段5に相当)からI/F48、50を経て光デ
ィスクなどを用いたディスクファイル装置35(第1図の
第3の記憶手段8に相当)に最終的な記憶形態で記憶さ
れる。ディスクファイル装置35(第1図の第3の記憶手
段8に相当)に記憶されたプログラムファイルやデータ
ファイルを用いて最終的な形態の記憶媒体に記憶された
データを再生しているのとほとんど同じ条件での摸擬再
生を行って最終的な確認を行い、編集が完了する。編集
が完了し、プログラムファイルやデータファイル等の情
報ファイルの最終形態が固まる。編集が完了したこれら
の情報ファイルは、I/F50,51を経てプリマスタリング装
置38に送られ、記録媒体作成のためのマスターテープが
作成される。また、編集の過程で作成された個々のデー
タファイルは、HDD33(第1図の第1の記憶手段3また
は第2の記憶手段5に相当)からI/F48、47を経てMT装
置32に送られバックアップが作成される。これらは編集
作業中の思わぬ事故でデータを破壊することを防止する
のに役立つほか、作成したファイルをそのまま別の用途
に用いることができ、その際にその編集などに要する手
数を省くことができる。
なお、本実施例ではディスクファイル装置35に記憶さ
れた編集が完了した情報ファイルをI/F50,51を経てプリ
マスタリング装置38に送り、マスターテープという磁気
テープ媒体を用いて出力しているが、ディスクファイル
装置35のディスクを可搬型のディスク媒体とすれば、そ
のまま出力媒体として用いることができる。この場合は
ディスクファイル装置35を出力手段として兼用すること
ができ、プリマスタリング装置38を省くことができる。
またこのディスクとして光磁気ディスクのような書き込
み、消去可能な記憶媒体を用いてもよく、その場合は同
一の媒体を繰り返し使用することができるので、最終的
な摸擬再生で不具合が発見され、やり直しをする場合で
も記憶媒体を無駄にすることがなく、より経済的な編集
が行える。
なお、本実施例ではプログラムやデータファイルの内
容や動作の確認、表示のために確認表示装置34を用いて
いるが、この機能をCPU21の制御により、編集装置27で
確認を行い、操作装置28の表示装置29を用いて表示を行
ってもよい。この場合は専用の確認表示装置34が不要に
なる。もちろん、その際に画像文字出力装置36や音声出
力装置37を用いてもよい。
なお、本実施例では入力された情報のデータ圧縮など
の変換処理手段として変換処理装置26を用いているが、
この機能を各々の画像入力装置23、音声入力装置25で行
ってもよい。この場合は専用の変換処理装置が不要にな
る。また情報の変換、処理や編集の手段として、それぞ
れ変換処理装置26、編集装置27を用いているが、この手
段としてソフトウェアを用いCPU21で処理してもよい。
また本実施例ではディジタル化したデータファイルを
用いているが、アナログ信号のままのデータを混在させ
てもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、入
力された画像、音声、文字その他の情報を、その属性に
応じてデータ圧縮などの変換処理や、その情報の属性を
示すデータを作成、付加し、コントロールファイルとし
て記憶し、データファイルの編集、加工や、その具体的
な再生の順序やデータの配置など再生のための手順の作
成を行って、大容量の電子情報ファイルを作成する情報
編集装置が容易に実現できる。特に、編集、加工の過程
で、確認表示手段を用い、記憶手段に記憶されたデータ
ファイルの中のコントロールファイルを用い、実際にデ
ータを再生しなくても、音声信号の実時間再生、画像と
音声の組合せ、再生タイミングの良否などを容易に試験
確認でき、また入力手段から入力または編集手段などで
作成された検索プログラムなどの再生手順の良否も容易
に試験確認することができるので、大量の情報を有機的
に結合した、新たな応用分野の広い電子情報ファイルを
容易に効率よく編集、作成することができる。また、記
憶手段と出力手段を兼用することもできるので、その場
合はシステムの構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す情報編集装置の概念的
な基本構成のブロック図、第2図は同情報編集装置の具
体的な構成のブロック図、第3図は確認表示装置の内容
の表示例を示す図、第4図は従来の情報編集のための装
置のブロック図である。 1……入力手段、2……変換処理手段、3……第1の記
憶手段、4……編集手段、5……第2の記憶手段、6…
…再生手段、7……確認表示手段、8……第3の記憶手
段、9……出力手段、10……結合手段、11……制御手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 幸一郎 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (72)発明者 森 美裕 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−180684(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像、音声、文字等の情報を外部から入力
    する入力手段と、入力された情報をその属性に応じて所
    定の形式に信号圧縮またはデータ形式変換のデータ変換
    処理を行なう変換処理手段と、上記入力またはデータ変
    換処理された情報を記憶する第1の記憶手段と、上記第
    1の記憶手段に記憶された情報を、所定のファイル様式
    への編集、加工を行ない若しくは再生手順を作成する編
    集手段と、上記編集手段で編集、加工された情報および
    作成された再生手順を記憶する第2の記憶手段と、上記
    第1または第2の記憶手段に記憶された情報若しくは再
    生手順を用いて画像、音声、文字等の情報の復調再生を
    行なう再生手段と、上記再生手段を用いて再生された情
    報や再生手順の内容、動作を模擬的に再生し確認する模
    擬再生装置および確認内容を表示する表示手段から構成
    される確認表示手段と、編集、加工された情報もしくは
    再生手順を外部に出力する形態で記憶する第3の記憶手
    段と、上記第3の記憶手段に記憶された最終形態の情報
    若しくは再生手順を外部に出力する出力手段と、上記各
    手段の動作を制御する制御手段と、上記各手段を制御手
    段に結合する結合手段とを有する情報編集装置。
  2. 【請求項2】第3の記憶手段は、書込み、消去可能でか
    つ取り外し可能な記憶媒体を用いた記録装置からなり、
    上記記憶媒体に記録することにより当該記憶手段を出力
    手段として用いた特許請求の範囲第1項記載の情報編集
    装置。
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DE87116973T DE3788038T2 (de) 1986-11-20 1987-11-17 Informationsschnittgerät.
CA000552216A CA1324658C (en) 1986-11-20 1987-11-19 Information editing apparatus
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