JP2568651B2 - 音声データの編集方法 - Google Patents

音声データの編集方法

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JP2568651B2 JP63281768A JP28176888A JP2568651B2 JP 2568651 B2 JP2568651 B2 JP 2568651B2 JP 63281768 A JP63281768 A JP 63281768A JP 28176888 A JP28176888 A JP 28176888A JP 2568651 B2 JP2568651 B2 JP 2568651B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電子出版などに利用される音声データの
編集方法に関する。
従来の技術 文字・画像・図形・音声などを統合する表現メディア
として、電子出版と呼ばれる新技術が活発に研究されて
おり、ある種のものでは実用化に向けての標準化、規格
化が進んでいる。
コンパクトディスクのような光ディスクあるいはICメ
モリなどの記録媒体にディジタル化された文字・画像・
図形・音声のデータが所定のアーキテクチャー・フォー
マットに従って記録される。この媒体をプレーヤーにか
けると、文字・図形・絵・写真などを含んだ静止画(文
書)がディスプレイ上に生じされる他、表示画面上の所
定のウインド内に動画が映される。さらに動画の進行と
同期した音声がスピーカーから流れる。これが電子出版
の1つの外面的な概略である。
この種の電子出版により具体的な情報を作成するに
は、当然、多数のソース情報を編集して統合する作業を
要する。例えば百科辞典のような内容の電子出版を想定
する。1つの画面に、ある鳥の生態に関する説明文と、
鳥の絵と、鳥の生態記録映画とが表示され、また映画に
伴う自然音声と、ナレーション、バックグランド音楽な
どが音声出力される。このような電子出版物を作成する
際に、自然音声、ナレーション、音楽といった別々に存
在する複数の音声ソースデータを、1つのまとまった音
声データとして統合するための編集作業を行なう。これ
が本発明の対象となる音声データの編集である。
従来においては、複数の音声ソースデータを再生して
聞きながら、1系統の音声データにまとめるようにミキ
シング、ソース切換えを行ないながら新たな録音を行な
っていた。
発明が解決しようとする課題 複数の音声ソースデータの切換え、ミキシングによっ
て新しい1系統の音声データを録音する作業は非常に時
間がかかる。また、ソースデータが大容量メモリに記憶
されていて、出力時の時系列レイアウトデータ(編集の
仕方を表わすデータ)に従って編集処理と出力処理を行
なうアーキテクチャーのシステムでは、編集された音声
データを予め作っておいて記憶しておくという方法は無
駄が多い。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、能率のよい編集作業でもって編集結果
を示す時系列レイアウトデータを生成できるようにする
ことにある。
発明を解決するための手段 本発明は、複数の音声ソースデータの波形をディスプ
レイ上で時間軸を揃えて並列に表示するとともに、その
音声ソースデータと時間軸を揃えて音声編集作業を行な
う新時間軸を表示した後、表示された前記複数の音声ソ
ースデータからピックアップした波形を前記新時間軸上
の同一区間内で多重化して合成し編集音声波形を生成す
るとともに、この生成した波形に対応する前記音声ソー
スデータの格納アドレスとその属性とを時系列に配置す
るレイアウトデータを生成し、この生成されたレイアウ
トデータに基づいて前記編集音声波形を再生するという
構成を採る。
作用 このように、複数の音声ソースデータの波形をディス
プレイ上で時間軸を揃えて並列に表示するとともに音声
編集作業を行なう新時間軸もこれらと並列に配置して表
示した上で、その波形をピックアップして新時間軸に貼
り付けるという手順をとることで、複数の音源データを
もとに多重化された新規な編集音声を生成するというよ
うな作業を極めて操作性よく行うことができる。また、
音声ソースデータの格納アドレスの他に、そのソースデ
ータ毎に音量やフェード等の属性と設定してこれを時系
列に配置して生成したレイアウトデータに基づいて音声
波形を再生するため、木目細かい設定を伴う音声編集を
極めて操作性よく実行できる。
実施例 本発明による編集方法を実施するシステムの一例を第
1図に示している。ディジタル化された多数の音声ソー
スデータはメモリ1にそれぞれ区分されて格納されてい
る。図の例のように、メモリ1のアドレスa〜bの区間
にソースデータAが格納され、アドレスc〜dの区間に
はソースデータBが、アドレスe〜fの区間にはソース
データCが格納される。これらソースデータは一定のサ
ンプリング間隔でディジタル化されたデータであり、そ
のサンプリング時間の順序とメモリアドレスの順序とが
一致している。
本発明の編集方法を実施するにあたり、キーボード6
から所定の指令入力を与えると、CPU2の制御の下でメモ
リ1の各ソースデータA、B、Cがコントローラ3によ
って順序読み出され、グラフィックスコントローラ4に
供給する。グラフィックスコントローラ4は、まず各ソ
ースデータA、B、Cの時間的変化をグラフ化してディ
スプレイ5に表示する。グラフ化表示の例を第2図に示
している。ソースデータA、B、Cは音声信号波形を一
定間隔でサンプリングしてディジタル化したものである
から、図のように横軸を時間軸とし、縦軸に振幅値をと
れば、各ソースデータA、B、Cの波形を容易にグラフ
化して表示することができる。なお、各ソースデータを
グラフ化する際に、同時にそのデータをD/A変換器7で
アナログ信号に変換し、音声出力部8のスピーカー等か
ら発音させる。オペレータ(編集者)は、この音声出力
を聞きながら、リアルタイムでディスプレイに表示され
るグラフ波形を見ることで、グラフと音声(内容)との
対応関係を認知することができる。
次にオペレータはキーボード6を操作し、ディスプレ
イ5に表示されているソースデータA、B、Cの3つの
グラフを素材にして、表示上に新たな1つのグラフを作
成する表示制御の入力を行なう。例えばグラフA(ソー
スデータAに対応)の時間軸上のt0とt1にカーソルを合
わせ、この間の波形をピックアップする指令を入力し、
次に新グラフD(編集された音声データに対応するもの
となる)の時間軸上のToにカーソルを合わせ、グラフA
からピックアップした波形をここにコピーする。次にグ
ラフBの時間軸上のt2とt3にカーソルを合わせてピック
アップし、この波形を上記と同様な入力操作によって新
グラフDのT1以降にコピーする。同様にして、グラフC
の区間t4〜t5の波形を新グラフDのT2以降にコピーす
る。
このようにディスプレイ5の表示上で切り張り合成、
移動、コピー等の操作を行なうことで、グラフAの区間
t0〜t1、グラフBのt2〜t3、グラフCの区間t4〜t5の波
形が順につながった新グラフDが表示上に生成される。
この例は3つの波形の一部を単純にシリアルにつなげた
ものであるが、2つ以上の波形を同一区間に多重化した
り、ある波形を繰り返したりすることも容易に行える。
グラフィックスコントローラ4はキーボード6からの
入力を受けて上記のような新グラフ生成の制御を行な
い、同様に第3図のような時系列レイアウトデータを作
成する。第3図において、(t1)はグラフAの時間軸t1
点に対応するメモリ1のアドレスであり、(t0)、
(t2)、(t3)〜(t5)も同様な意味である。また、オ
ペレーションの項には、出力時の増幅係数(音量比)や
周波特性、それにフェードイン、フェードアウトの有無
などを設定する。図示した時系列レイアウトデータは第
2図に対応した単純な例で、メモリ1のアドレス(t0
〜(t1)を再生し、続けてアドレス(t2)〜(t3)を再
生し、続けてアドレス(t4)〜(t5)を再生することを
表現したものである。このような時系列レイアウトデー
タによって複数のソースデータを同時に出力する多重再
生を表現することも勿論できる。
以上のようにして作成した時系列レイアウトデータ
と、メモリ1の各ソースデータA、B、Cとがあれば、
レイアウトデータの指示どおりにソースデータA、B、
Cを読み出し、D/A変換部7を介して音声出力部8で発
音させると、ディスプレイ5の表示上で編集した結果の
音声が出力される。なお、編集した音声データを新たに
1系統のデータにまとめてメモリに記憶することもでき
る。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、複数の音
声ソースデータの波形をディスプレイ上で時間軸を揃え
て並列に表示するとともに、その音声ソースデータと時
間軸を揃えて音声編集作業を行なう新時間軸を表示した
後、表示された前記複数の音声ソースデータからピック
アップした波形を前記新時間軸上の同一区間内で多重化
して合成し編集音声波形を生成するとともに、この生成
した波形に対応する前記音声ソースデータの格納アドレ
スとその属性とを時系列に配置するレイアウトデータを
生成し、この生成されたレイアウトデータに基づいて前
記編集音声波形を再生するという構成を採るものであ
り、複数の音声ソースデータの波形をディスプレイ上で
時間軸を揃えて並列に表示するとともに音声編集作業を
行なう新時間軸もこれらと並列に配置して表示した上
で、その波形をピックアップして新時間軸に貼り付ける
という手順をとることで、複数の音源データをもとに多
重化された新規な編集音声を生成するというような作業
を極めて操作性よく行うことができる。また、音声ソー
スデータの格納アドレスの他に、そのソースデータ毎に
音量やフェード等の属性と設定してこれを時系列に配置
して生成したレイアウトデータに基づいて音声波形を再
生するため、木目細かい設定を伴う音声編集を極めて操
作性よく実行できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する編集システムの概略構
成図、第2図は編集過程の一例を示す説明図、第3図は
生成された時系列レイアウトデータの概念図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音声ソースデータの波形をディスプ
    レイ上で時間軸を揃えて並列に表示するとともに、その
    音声ソースデータと時間軸を揃えて音声編集作業を行な
    う新時間軸を表示した後、表示された前記複数の音声ソ
    ースデータからピックアップした波形を前記新時間軸上
    の同一区間内で多重化して合成し編集音声波形を生成す
    るとともに、この生成した波形に対応する前記音声ソー
    スデータの格納アドレスとその属性とを時系列に配置す
    るレイアウトデータを生成し、この生成されたレイアウ
    トデータに基づいて前記編集音声波形を再生することを
    特徴とする音声データの編集方法。
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