JP2544479Y2 - 荷重応動制動液圧制御装置 - Google Patents
荷重応動制動液圧制御装置Info
- Publication number
- JP2544479Y2 JP2544479Y2 JP1991041277U JP4127791U JP2544479Y2 JP 2544479 Y2 JP2544479 Y2 JP 2544479Y2 JP 1991041277 U JP1991041277 U JP 1991041277U JP 4127791 U JP4127791 U JP 4127791U JP 2544479 Y2 JP2544479 Y2 JP 2544479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- hydraulic pressure
- plungers
- equalizer
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/18—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
- B60T8/1837—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the load-detecting arrangements
- B60T8/185—Arrangements for detecting vehicle level
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、マスタシリンダの出力
液圧を積載荷重に対応した所定割合で減少させる荷重応
動制動液圧制御装置に関し、特に、荷重検知機構の改良
に関する。
液圧を積載荷重に対応した所定割合で減少させる荷重応
動制動液圧制御装置に関し、特に、荷重検知機構の改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の液圧制御装置は、ブレーキマス
タシリンダから後輪ブレーキシリンダに至る液圧通路の
途中に配設されており、制動初期での低制動力時には、
前輪側と等しい制動力を後輪側に与え、制動力が所定値
以上になったときは前輪側より小さな制動力を後輪側に
与えるようにし、これにより後輪ロックを防止するよう
になっている。また、トラック等の車両では積載荷重の
大小によって、後輪ロックが生ずる制動力の大きさが異
なってくるので、後輪制動力の割合を減少させ始める制
動力を、積載荷重が大のときは大きく、小のときは小さ
くするように構成されている。
タシリンダから後輪ブレーキシリンダに至る液圧通路の
途中に配設されており、制動初期での低制動力時には、
前輪側と等しい制動力を後輪側に与え、制動力が所定値
以上になったときは前輪側より小さな制動力を後輪側に
与えるようにし、これにより後輪ロックを防止するよう
になっている。また、トラック等の車両では積載荷重の
大小によって、後輪ロックが生ずる制動力の大きさが異
なってくるので、後輪制動力の割合を減少させ始める制
動力を、積載荷重が大のときは大きく、小のときは小さ
くするように構成されている。
【０００３】すなわち、ブレーキマスタシリンダからの
液圧でそれぞれ独立して応動する一対のプランジャによ
り、それぞれの開閉弁を開閉して該マスタシリンダの液
圧を所定の割合で減圧させ、左右後輪ブレーキシリンダ
にそれぞれ伝達するようにしている。
液圧でそれぞれ独立して応動する一対のプランジャによ
り、それぞれの開閉弁を開閉して該マスタシリンダの液
圧を所定の割合で減圧させ、左右後輪ブレーキシリンダ
にそれぞれ伝達するようにしている。
【０００４】更に、これらの開閉弁に車両の積載荷重に
応じた特性を付与するため、積載荷重に応じた力を荷重
検知機構により前記各プランジャに作用させて、前記開
閉弁の減圧動作開始点（圧力）を変化させ、積載荷重の
大きい程、後輪の制動力制御開始圧力を大きくするよう
にした装置が知られている。（例えば、実開昭６３−１
４８５６７号公報）
応じた特性を付与するため、積載荷重に応じた力を荷重
検知機構により前記各プランジャに作用させて、前記開
閉弁の減圧動作開始点（圧力）を変化させ、積載荷重の
大きい程、後輪の制動力制御開始圧力を大きくするよう
にした装置が知られている。（例えば、実開昭６３−１
４８５６７号公報）
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような液圧制御装置にあっては、積載荷重に応じた力を
各開閉弁のプランジャに作用させる荷重検知機構の荷重
検知レバーと前記各プランジャ間に介在するイコライザ
は、装置として組立および調整中検知レバーの大きい動
きに対し、各プランジャとの作用当接点が移動したり、
組立に際し、多くの部品点数とその加工を必要とし、組
立作業性が悪いという問題点があった。
ような液圧制御装置にあっては、積載荷重に応じた力を
各開閉弁のプランジャに作用させる荷重検知機構の荷重
検知レバーと前記各プランジャ間に介在するイコライザ
は、装置として組立および調整中検知レバーの大きい動
きに対し、各プランジャとの作用当接点が移動したり、
組立に際し、多くの部品点数とその加工を必要とし、組
立作業性が悪いという問題点があった。
【０００６】本考案はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、荷重検知機構の検知レ
バーの大きい動きに対して、イコライザと前記各プラン
ジャとの当接が離れても、再当接時には、各プランジャ
が、常に前記イコライザの一定位置に当接するようにす
ると共に、組立に際し、部品点数が少なく作業性がよい
荷重応動制動液圧制御装置を提供することにある。
その目的は前記問題点を解消し、荷重検知機構の検知レ
バーの大きい動きに対して、イコライザと前記各プラン
ジャとの当接が離れても、再当接時には、各プランジャ
が、常に前記イコライザの一定位置に当接するようにす
ると共に、組立に際し、部品点数が少なく作業性がよい
荷重応動制動液圧制御装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本考案の構成は、ブレーキマスタシリンダからの液圧
でそれぞれ独立して応動する一対のプランジャによっ
て、該マスタシリンダの液圧を所定の割合で減圧して、
左右後輪ブレーキシリンダにそれぞれ伝達する弁機構
と、車両の積載荷重に応じた荷重を前記各プランジャに
作用せしめて、前記弁機構の減圧動作開始点を移動させ
る荷重検知機構とからなる液圧制御装置において、次の
とおりである。
の本考案の構成は、ブレーキマスタシリンダからの液圧
でそれぞれ独立して応動する一対のプランジャによっ
て、該マスタシリンダの液圧を所定の割合で減圧して、
左右後輪ブレーキシリンダにそれぞれ伝達する弁機構
と、車両の積載荷重に応じた荷重を前記各プランジャに
作用せしめて、前記弁機構の減圧動作開始点を移動させ
る荷重検知機構とからなる液圧制御装置において、次の
とおりである。
【０００８】前記荷重検知機構は、その一端が車軸側に
連結され、かつ前記車両の積載荷重に応じた付勢力を付
与するスプリングと、その一端が前記弁機構のハウジン
グに揺動可能に支持され、かつその他端が前記スプリン
グの他端に連結された断面が矩形状の荷重検知レバー
と、前記各プランジャの一端と当接する部分に、該各端
とそれぞれ点接触するための突起部を設けるとともに、
その当接位置を特定させるため、前記各プランジャ端を
前記各突起部にそれぞれ案内するための長さ方向にＲ曲
面を有するガイド溝が形成されたイコライザと、該イコ
ライザを前記荷重検知レバーの所定位置に位置決めさせ
るためのクランプ部材とから成ることを特徴とする。
連結され、かつ前記車両の積載荷重に応じた付勢力を付
与するスプリングと、その一端が前記弁機構のハウジン
グに揺動可能に支持され、かつその他端が前記スプリン
グの他端に連結された断面が矩形状の荷重検知レバー
と、前記各プランジャの一端と当接する部分に、該各端
とそれぞれ点接触するための突起部を設けるとともに、
その当接位置を特定させるため、前記各プランジャ端を
前記各突起部にそれぞれ案内するための長さ方向にＲ曲
面を有するガイド溝が形成されたイコライザと、該イコ
ライザを前記荷重検知レバーの所定位置に位置決めさせ
るためのクランプ部材とから成ることを特徴とする。
【０００９】本考案は以上のように構成されているの
で、前記イコライザは、少ない部品点数で荷重検知レバ
ー側の所定位置に位置決めされ、また、ガイドにより各
プランジャを常に一定位置で当接させ得る。
で、前記イコライザは、少ない部品点数で荷重検知レバ
ー側の所定位置に位置決めされ、また、ガイドにより各
プランジャを常に一定位置で当接させ得る。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。図１ないし図７は本考案の
荷重応動制動液圧制御装置の一実施例を示し、図１は該
装置の断面図、図２は該装置の要部断面を含む正面図、
図３は該装置の要部平面図、図４はイコライザの荷重検
知レバーへの取り付けを示す斜視図、図５はクランプの
斜視図、図６はイコライザの斜視図、図７は図６のVII-
VII による断面図である。
を例示的に詳しく説明する。図１ないし図７は本考案の
荷重応動制動液圧制御装置の一実施例を示し、図１は該
装置の断面図、図２は該装置の要部断面を含む正面図、
図３は該装置の要部平面図、図４はイコライザの荷重検
知レバーへの取り付けを示す斜視図、図５はクランプの
斜視図、図６はイコライザの斜視図、図７は図６のVII-
VII による断面図である。
【００１１】図において、通常、車両のシャーシ側に固
定される荷重応動制動液圧制御装置１は、ハウジング２
内に、図示しないマスタシリンダからの液圧でそれぞれ
独立して応動する一対のプランジャ３，４が摺動自在
に、かつ液密的に配設され、このプランジャ３，４の動
きによって、ハウジング２内に形成されているそれぞれ
の開閉弁５，６を開閉している。そして、この開閉弁
５，６の開閉により、インレットポート７，８に前記マ
スタシリンダからそれぞれ独立して伝達された液圧を所
定の割合で減圧させ、アウトレットポート９，１０から
左右それぞれの後輪ブレーキシリンダに伝達している。
定される荷重応動制動液圧制御装置１は、ハウジング２
内に、図示しないマスタシリンダからの液圧でそれぞれ
独立して応動する一対のプランジャ３，４が摺動自在
に、かつ液密的に配設され、このプランジャ３，４の動
きによって、ハウジング２内に形成されているそれぞれ
の開閉弁５，６を開閉している。そして、この開閉弁
５，６の開閉により、インレットポート７，８に前記マ
スタシリンダからそれぞれ独立して伝達された液圧を所
定の割合で減圧させ、アウトレットポート９，１０から
左右それぞれの後輪ブレーキシリンダに伝達している。
【００１２】前記ハウジング２の図示（図１，２）上端
には、荷重検知機構１１を配設する。この荷重検知機構
１１は、スプシング１２、断面が矩形状の荷重検知レバ
ー１３、イコライザ１４およびクランプ１５から成る。
には、荷重検知機構１１を配設する。この荷重検知機構
１１は、スプシング１２、断面が矩形状の荷重検知レバ
ー１３、イコライザ１４およびクランプ１５から成る。
【００１３】前記スプリング１２は、その一端が後車軸
側部材１６に、他端が前記荷重検知レバー１３の一端に
それぞれ連結され、車両の積載荷重に応じた付勢力を前
記検知レバー１３側に伝達する。
側部材１６に、他端が前記荷重検知レバー１３の一端に
それぞれ連結され、車両の積載荷重に応じた付勢力を前
記検知レバー１３側に伝達する。
【００１４】前記荷重検知レバー１３の他端は、前記ハ
ウジング２の一端にピン１７、ブッシュ１８を介して、
回動可能に支持されている。該検知レバー１３は、前記
ハウジング２に配設されている前記プランジャ３，４か
ら密液的に突出されたプランジャ一端３ａ，４ａに、イ
コライザ１４を介して、前記スプリング１２の付勢力を
作用させている。また、該検知レバー１３の上面には、
前記イコライザ１４を所定位置に位置決めするための、
位置決め穴１３ａが設けられている。そして、このよう
に前記各開閉弁５，６の減圧動作開始点を移動させてい
る。
ウジング２の一端にピン１７、ブッシュ１８を介して、
回動可能に支持されている。該検知レバー１３は、前記
ハウジング２に配設されている前記プランジャ３，４か
ら密液的に突出されたプランジャ一端３ａ，４ａに、イ
コライザ１４を介して、前記スプリング１２の付勢力を
作用させている。また、該検知レバー１３の上面には、
前記イコライザ１４を所定位置に位置決めするための、
位置決め穴１３ａが設けられている。そして、このよう
に前記各開閉弁５，６の減圧動作開始点を移動させてい
る。
【００１５】前記イコライザ１４は、図４に示すよう
に、クランプ１５により前記荷重検知レバー１３に取り
付けられている。すなわち、クランプ１５は、図５に示
すように、ほぼ中央部に前記荷重検知レバー１３が貫通
する穴１５ａと、該穴１５ａと直角方向の両端に前記イ
コライザ１４の両端を掛着するための掛着部１５ｂを設
けると共に、貫通穴１５ａの上面中央部に前記検知レバ
ー１３の位置決め穴１３ａに位置決めする突起部１５ｃ
が設けられている。
に、クランプ１５により前記荷重検知レバー１３に取り
付けられている。すなわち、クランプ１５は、図５に示
すように、ほぼ中央部に前記荷重検知レバー１３が貫通
する穴１５ａと、該穴１５ａと直角方向の両端に前記イ
コライザ１４の両端を掛着するための掛着部１５ｂを設
けると共に、貫通穴１５ａの上面中央部に前記検知レバ
ー１３の位置決め穴１３ａに位置決めする突起部１５ｃ
が設けられている。
【００１６】前記イコライザ１４は、図６に示すよう
に、端部の断面がコ字状形で、その長さ方向の中央部分
に前記荷重検知レバー１３が立体的に交差するための凹
部１４ａが形成されており、かつその底部１４ｂに前記
荷重検知レバー１３と点接触するような突起部１４ｃが
設けられている。そして、その裏面部には図７に示すよ
うに、前記プランジャ端３ａ，４ａと点接触するための
突起部１９，２０が設けられると共に、前記凹部１４ａ
の裏両側面１４ｄには、組立および調整のときに前記プ
ランジャ端３ａ，４ａを前記突起部１９，２０に案内す
るため、複数個所にＲ面またはテーパ面、またはそれら
の面を有する溝を形成したガイド２１，２２が設けられ
ている。
に、端部の断面がコ字状形で、その長さ方向の中央部分
に前記荷重検知レバー１３が立体的に交差するための凹
部１４ａが形成されており、かつその底部１４ｂに前記
荷重検知レバー１３と点接触するような突起部１４ｃが
設けられている。そして、その裏面部には図７に示すよ
うに、前記プランジャ端３ａ，４ａと点接触するための
突起部１９，２０が設けられると共に、前記凹部１４ａ
の裏両側面１４ｄには、組立および調整のときに前記プ
ランジャ端３ａ，４ａを前記突起部１９，２０に案内す
るため、複数個所にＲ面またはテーパ面、またはそれら
の面を有する溝を形成したガイド２１，２２が設けられ
ている。
【００１７】前記液圧制御装置１として、前記イコライ
ザ１４を前記検知レバー１３に取り付けするに際し、前
記クランプ１５を、その貫通穴１５ａを介して、前記検
知レバー１３に取り付けると共に、その掛着部１５ｂに
よって前記イコライザ１４を掛着させた後、前記クラン
プ１５の突起部１５ｃを検知レバー１３の位置決め穴１
３ａに位置決めさせる。
ザ１４を前記検知レバー１３に取り付けするに際し、前
記クランプ１５を、その貫通穴１５ａを介して、前記検
知レバー１３に取り付けると共に、その掛着部１５ｂに
よって前記イコライザ１４を掛着させた後、前記クラン
プ１５の突起部１５ｃを検知レバー１３の位置決め穴１
３ａに位置決めさせる。
【００１８】このように前記検知レバー１３、イコライ
ザ１４、およびクランプ１５を組立および調整すれば、
前記イコライザ１４の裏面部の突起部１９，２０は、前
記プランジャ３，４のそれぞれの一端３ａ，４ａにガイ
ド２１，２２を通して常に正確に当接し、前記スプリン
グ１２の付勢力を作用させることができる。なお、ブー
ツ２３が、前記プランジャ端３ａ，４ａおよびイコライ
ザ１４などの機構部分を異物の侵入から保護するため、
ハウジング２に装着されている。
ザ１４、およびクランプ１５を組立および調整すれば、
前記イコライザ１４の裏面部の突起部１９，２０は、前
記プランジャ３，４のそれぞれの一端３ａ，４ａにガイ
ド２１，２２を通して常に正確に当接し、前記スプリン
グ１２の付勢力を作用させることができる。なお、ブー
ツ２３が、前記プランジャ端３ａ，４ａおよびイコライ
ザ１４などの機構部分を異物の侵入から保護するため、
ハウジング２に装着されている。
【００１９】なお、本考案の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を有する他
の態様の手段によってもよく、また本考案の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
技術に限定されるものではなく、同様な機能を有する他
の態様の手段によってもよく、また本考案の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【００２０】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案の
荷重応動制動液圧制御装置によれば、その荷重検知機構
を構成するイコライザを、その荷重検知レバーの所定位
置にクランプ部材により位置決めさせ、または、該イコ
ライザを、荷重検知レバーに１個のクランプ部材で簡単
に位置決めさせると共に、各プランジャ端を案内するよ
うなガイドを設けたので、前記イコライザは、組立に際
し最小の部品点数で取り付けられ、調整を含めてその作
業性は極めてよくなると共に、本装置の組立および調整
中、前記検知レバーの大きい動きに対して、各プランジ
ャを常に一定位置関係で当接させることができる。
荷重応動制動液圧制御装置によれば、その荷重検知機構
を構成するイコライザを、その荷重検知レバーの所定位
置にクランプ部材により位置決めさせ、または、該イコ
ライザを、荷重検知レバーに１個のクランプ部材で簡単
に位置決めさせると共に、各プランジャ端を案内するよ
うなガイドを設けたので、前記イコライザは、組立に際
し最小の部品点数で取り付けられ、調整を含めてその作
業性は極めてよくなると共に、本装置の組立および調整
中、前記検知レバーの大きい動きに対して、各プランジ
ャを常に一定位置関係で当接させることができる。
【００２１】このため、本液圧制御装置の組立および調
整の作業性を向上させることができる。
整の作業性を向上させることができる。
【図１】本考案の荷重応動制動液圧制御装置の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図２】図１の要部断面を含む正面図である。
【図３】図２のIII −III 線による平面図である。
【図４】イコライザの荷重検知レバーへの取り付けを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図５】クランプの斜視図である。
【図６】イコライザの斜視図である。
【図７】図６のVII −VII 線による断面図である。
１ 荷重応動制動液圧制御装置 ２ ハウジング ３，４ プランジャ ３ａ，４ａ プランジャ端 ５，６ 開閉弁 １１ 荷重検知機構 １２ スプリング １３ 荷重検知レバー １４ イコライザ １５ クランプ ２１，２２ ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 ブレーキマスタシリンダからの液圧でそ
れぞれ独立して応動する一対のプランジャによって、該
マスタシリンダの液圧を所定の割合で減圧して、左右後
輪ブレーキシリンダにそれぞれ伝達する弁機構と、車両
の積載荷重に応じた荷重を前記各プランジャに作用せし
めて、前記弁機構の減圧動作開始点を移動させる荷重検
知機構とからなる液圧制御装置において、前記荷重検知
機構は、その一端が車軸側に連結され、かつ前記車両の
積載荷重に応じた付勢力を付与するスプリングと、その
一端が前記弁機構のハウジングに揺動可能に支持され、
かつその他端が前記スプリングの他端に連結された断面
が矩形状の荷重検知レバーと、前記各プランジャの一端
と当接する部分に、該各端とそれぞれ点接触するための
突起部を設けるとともに、その当接位置を特定させるた
め、前記各プランジャ端を前記各突起部にそれぞれ案内
するための長さ方向にＲ曲面を有するガイド溝が形成さ
れたイコライザと、該イコライザを前記荷重検知レバー
の所定位置に位置決めさせるためのクランプ部材とから
成ることを特徴とする荷重応動制動液圧制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041277U JP2544479Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 荷重応動制動液圧制御装置 |
| US07/863,238 US5246277A (en) | 1991-05-07 | 1992-04-03 | Liquid pressure control device for load responding brake |
| GB9209743A GB2255601B (en) | 1991-05-07 | 1992-05-06 | Liquid pressure control device for load responsive braking system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041277U JP2544479Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 荷重応動制動液圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125965U JPH04125965U (ja) | 1992-11-17 |
| JP2544479Y2 true JP2544479Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12603952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991041277U Expired - Lifetime JP2544479Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 荷重応動制動液圧制御装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5246277A (ja) |
| JP (1) | JP2544479Y2 (ja) |
| GB (1) | GB2255601B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100550334B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2006-02-09 | 현대종합금속 주식회사 | 서브머지드 아크 용접용 플럭스 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2718695B1 (fr) * | 1994-04-19 | 1996-06-07 | Alliedsignal Automotive Espana | Correcteur de freinage à clapet double. |
| JPH08230633A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-10 | Nisshinbo Ind Inc | 二系統式荷重応動型液圧制御弁装置 |
| JPH10129444A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Jidosha Kiki Co Ltd | 荷重応動型制動液圧制御装置 |
| KR100282765B1 (ko) * | 1996-12-20 | 2001-02-15 | 요시다 도시오 | 하중 응답 브레이크용 제동 유압 제어 장치 |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1444397A (en) * | 1973-07-16 | 1976-07-28 | Girling Ltd | Fluid pressure control valve |
| GB1536539A (en) * | 1975-01-13 | 1978-12-20 | Girling Ltd | Brake pressure control valves |
| US4101176A (en) * | 1975-04-01 | 1978-07-18 | Societe Anonyme Dba | Braking correction device |
| GB1523037A (en) * | 1976-04-02 | 1978-08-31 | Dewandre Co Ltd C | Load-sensing valves |
| DE3009288A1 (de) * | 1980-03-11 | 1981-09-17 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Zweikreisdruckregler |
| DE2927423C2 (de) * | 1979-07-06 | 1984-08-23 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Zweikreisdruckregler |
| JPS5766058A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-22 | Aisin Seiki Co Ltd | Load sensing valve for car |
| JPS5766059A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-22 | Aisin Seiki Co Ltd | Load sensing valve for car |
| JPS57168473U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-23 | ||
| FR2521086B1 (fr) * | 1982-02-09 | 1986-11-07 | Marque Usine | Regulateur de freinage jumele |
| GB2130322B (en) * | 1982-09-17 | 1987-04-08 | Nissin Kogyo Kk | Vehicle load dependent braking |
| FR2562017B1 (fr) * | 1984-03-28 | 1986-07-18 | Dba | Dispositif de securite sur correcteur de freinage |
| JPS60195263U (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-26 | アイシン精機株式会社 | 荷重応答型液圧制御弁 |
| DE3613328A1 (de) * | 1986-04-19 | 1987-10-22 | Teves Gmbh Alfred | Ansteuerhebel, insbesondere fuer bremsdruckregler |
| JPS62181464U (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-18 | ||
| JPS63148567A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 非水電解液電池 |
| JPH01212650A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Tokico Ltd | 応荷重液圧制御装置 |
| FR2629412B1 (fr) * | 1988-03-30 | 1991-10-25 | Bendix France | Correcteur de freinage asservi a la charge d'un vehicule en fonction de l'assiette de ce dernier |
| EP0444281B1 (de) * | 1990-02-28 | 1994-11-30 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Bremsdruckminderer |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP1991041277U patent/JP2544479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-04-03 US US07/863,238 patent/US5246277A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-06 GB GB9209743A patent/GB2255601B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100550334B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2006-02-09 | 현대종합금속 주식회사 | 서브머지드 아크 용접용 플럭스 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2255601B (en) | 1995-02-01 |
| US5246277A (en) | 1993-09-21 |
| JPH04125965U (ja) | 1992-11-17 |
| GB2255601A (en) | 1992-11-11 |
| GB9209743D0 (en) | 1992-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2544479Y2 (ja) | 荷重応動制動液圧制御装置 | |
| US4012079A (en) | Brake control apparatus actuated by sensing the deceleration of a vehicle | |
| JPS6167651A (ja) | 配分弁装置 | |
| US4750786A (en) | Brake pressure control system of vehicle load responsive type | |
| JPS61500606A (ja) | 負荷感知型ブレ−キ圧減圧弁を有する乗物 | |
| JPS60195263U (ja) | 荷重応答型液圧制御弁 | |
| US5595425A (en) | Brake pressure control unit of vehicle load responsive type | |
| JPH10129444A (ja) | 荷重応動型制動液圧制御装置 | |
| JPS6099751A (ja) | 負荷感知型ブレ−キ圧力制御弁組立体 | |
| US4466673A (en) | Hydraulic brake pressure control system of vehicle load responsive type | |
| JPH027097Y2 (ja) | ||
| JPH07309218A (ja) | 荷重応動制動液圧制御装置 | |
| JPH063732Y2 (ja) | 荷重応動制動液圧制御装置 | |
| JP3273386B2 (ja) | 車両用ブレーキ圧制御装置 | |
| JPS6171259A (ja) | 車両用ブレーキ装置 | |
| JPS5837715Y2 (ja) | 車両用制動液圧制御装置 | |
| JPH0634197Y2 (ja) | 荷重応動型液圧制御弁 | |
| JPH0375375B2 (ja) | ||
| JPH09175355A (ja) | 荷重応動制動液圧制御装置 | |
| US4385547A (en) | Hydraulic brake booster | |
| JPS6217324Y2 (ja) | ||
| JPH0687424A (ja) | アンチロックブレーキ装置 | |
| JPH0244603Y2 (ja) | ||
| JP2682673B2 (ja) | アンチロックブレーキ | |
| JPS5832050U (ja) | リヤ独立二系統制動装置用液圧制御弁 |