JP2544400B2 - 熱可塑性合成樹脂材料から多層成形体を製造するための射出ヘッド - Google Patents

熱可塑性合成樹脂材料から多層成形体を製造するための射出ヘッド

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JP2544400B2
JP2544400B2 JP62239114A JP23911487A JP2544400B2 JP 2544400 B2 JP2544400 B2 JP 2544400B2 JP 62239114 A JP62239114 A JP 62239114A JP 23911487 A JP23911487 A JP 23911487A JP 2544400 B2 JP2544400 B2 JP 2544400B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1603Multi-way nozzles specially adapted therefor
    • B29C45/1606Multi-way nozzles specially adapted therefor using a rotatable valve

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一つの合成樹脂材料用の内側ノズルが、ケ
ーシングの中を軸方向に摺動可能に案内された管状のイ
ンサートによって形成され、内側ノズルが軸方向に摺動
可能である閉鎖装置としてのニードルを備え、他の合成
樹脂材料用の環状ノズルが、管状のインサートとケーシ
ングの間の環状隙間によって形成され、軸方向に摺動可
能な管状のインサートが環状ノズルの閉鎖装置を形成
し、ニードルがその自由端に突出部を有し、内側ノズル
の閉鎖位置でこの突出部が少なくとも管状のインサート
の自由端と同一平面に達している、例えば発泡した熱可
塑性合成樹脂からなるコアと、例えば発泡しない熱可塑
性材料からなる外皮とを有する多層成形体を製造するた
めの射出ヘッドに関する。
〔従来の技術とその欠点〕
この種の射出ヘッドは例えば西独国特許公報第225981
8号と西独国特許公報第2342789号によって既に知られて
いる。この場合、射出ヘッドは簡単な構造であるだけで
なく、更にそれを使用するときに射出ヘッドの中に突出
する余剰物の残留が阻止され、それに関連する欠点が回
避される。すなわち、余剰物の除去のために従来必要と
していた作業コストが不要となり、成形体の発泡コアの
周りに、発泡しない合成樹脂からなる完全に閉じた外皮
が形成される。更に、成形体は金型を開放することによ
って困難なく簡単に離型可能である。
原理的に同じように構成された、多層成形体を製造す
るための射出ヘッドは既に知られている。この成形体
は、金型に順々に供給される二つ以上特に三つの熱可塑
製合成樹脂材料によって形成される(西独国特許出願公
開公報第2247995号と同第2346135号参照)。
この場合、射出ヘッド内において、二つの環状ノズル
を付加的に形成するように、二つの管状インサートが内
側のノズルの周りに配置されている。この管状ノズルの
中で、それぞれ管状インサートが閉鎖装置として働く。
この構造により、射出ヘッドは比較的に大きな外径を
有する。従って、射出ヘッドはどんな場合でも問題なく
使用できるとは限らない。この場合更に、金型で形成さ
れた成形体を再加圧するときに難点が生じる。なぜな
ら、異なる三つの合成樹脂材料を加工するためのこのよ
うに形成された射出ヘッドの場合には、規準に従って使
用される合成樹脂材料の規則的な供給が疑わしいからで
ある。
〔発明の課題〕
本発明の根底をなす課題は、構造的寸法が比較的に小
さく、簡単に構成されかつ軽量で大容積の安定した多層
成形体の低コスト製造を保証する、冒頭に述べた種類の
射出ヘッドを提供することである。
〔発明の構成〕
この課題は本発明に従い、閉鎖ニードルがその突出部
の端部に、中央のノズル開口を有し、このノズル開口の
後側に接続通路が接続され、この接続通路が半径方向開
口を有し、管状のインサートの壁の中に、同様に長手方
向に延びる接続通路が形成され、この接続通路が管状の
インサートの内周部のところで半径方向に開口し、ニー
ドルの接続通路の半径方向開口が、少なくとも閉鎖位置
に対応するニードルの軸方向位置で、共通の長手軸線回
りの相対回転によって、管状のインサートの接続通路の
半径方向開口に選択的に接続または遮断可能であること
によって解決される。
〔発明の効果〕 本発明による射出ヘッドの上記構成の利点は、三つの
材料成分を加工することができるにもかかわらず、射出
ヘッドに1個の環状ノズルを設けるだけでよいことにあ
る。従って、射出ヘッドを小さな横断面寸法でかつ最小
の構造的コストで製作することができる。
更に、第3の材料成分を射出工程中任意に成形金型に
供給することができる。すなわち、第3の材料成分は単
独でだけでなく、他の両材料成分の各々の後で任意の順
序で成形金型に供給することができる。更に、すべての
材料成分を成形金型に同時に供給することができる。
〔発明の実施態様とその効果〕
本発明の実施態様では、ニードル内の接続通路の半径
方向開口およびまたは管状のインサート内の接続通路の
半径方向開口の軸方向長さが、ニードルの突出部の有効
長さに合わせて定められ、管状のインサートに対してニ
ードルがいかなる軸方向位置にあるときでも、ニードル
内の接続通路の半径方向開口とインサート内の接続通路
の半径方向開口との接続が可能である。
しかし、ニードル内の接続通路の半径方向開口および
または管状のインサート内の接続通路の半径方向開口
が、異なる軸方向範囲に、異なる周方向長さを有してい
てもよい。
これらの手段によって、成形金型への第3の材料成分
の供給を広い範囲内で変えることができる。
実証されて本発明による射出ヘッドの場合には、ニー
ドルと管状のインサート内の接続通路がガス通路を形成
し、このガス通路の中で、接続通路の半径方向開口が互
いに回転スライダー遮断弁として作用する。その際、最
も簡単な場合には、成形金型に空気が作業ガスとして押
し込まれる。この場合、前もって成形金型に供給された
合成樹脂材料は中空室を形成しながら成形金型の壁に押
し付けられ、それによって形状が非常に安定しているに
もかかわらず比較的に薄い壁の成形体が形成される。
構造的な観点からは、ニードルが軸方向に摺動可能で
回転可能であることが推奨される。管状のインサートは
専ら軸方向に摺動可能に設けてもよい。
更に、ニードルの回転角度が制限されているかまたは
制限可能であることが好ましい。この場合、ニードルの
回転角度が、異なる軸方向位置で異なるように制限され
ているかまたは制限可能であってもよい。
本発明による射出ヘッドの最適な機能は、管状のイン
サート用のアクチュエータとニードル用のアクチュエー
タが、異なる合成樹脂材料を供給する両射出ピストン等
によって例えば変位に依存して制御可能であることによ
って達成される。
〔実施例〕
図には、本発明の対象物の実施例が示してある。
図には、合成樹脂成形体を製造するための装置の射出
ヘッド1が示してある。この射出ヘッドはそのノズルオ
リフィス2を介して図示していないスプルーブッシュ3
に装着可能である。
射出ヘッド1のケーシング4内には、ノズルオリフィ
ス2と同軸に通5が形成されている。この通路の中に
は、管状のインサート7が環状隙間6を形成しつつ軸方
向に制限されて摺動できるように収納されている。管状
のインサート7の中には、ニードル9がインサートの内
周部8に密接して軸方向に制限されて摺動できるように
案内されている。管状のインサート7とニードル9は、
射出ヘッド1を通って後側へ案内された図示していない
シャフトを備えている。このシャフトにはそれぞれ摺動
駆動装置が作用している。摺動駆動装置は例えば圧力媒
体特に油圧で操作可能である。
管状のインサート7の前端は円錐状シール部10を備え
ている。この円錐状シール部は、管状インサート7が前
方へ摺動したシール位置(第1図参照)にあるときに、
ノズルオリフィス2の対応する円錐状シール部11と協働
し、その際環状隙間6をノズルオリフィス2の流出口12
に対して遮断する。
管状のインサート7をその摺動駆動装置によって軸方
向に後退させることにより、円錐状シール部10は円錐状
シール部11から離れ、それによって環状隙間6は流出口
12と連通する(第2図参照)。従って、この中にある熱
可塑性合成樹脂材料は射出金型に達することができる。
環状隙間6と円錐状シール部10,11は環状ノズルを形成
している。
ニードル9も円錐状シール部13を備えている。このシ
ール部はニードル9の前方摺動位置で、管状インサート
7の対応する円錐状シール部14に接触する。これによっ
て、インサートの内周部8と中央の通過口15との間が遮
断される。
第1図乃至第5図から明瞭に判るように、円錐状シー
ル部14の近くにおいて、管状のインサート7の内周部8
に、第2の熱可塑性合成樹脂材料用の供給通路17の開口
16が設けられている。その際、供給通路17は管状のイン
サート7を通って長手方向に延び、その後端が当該の熱
可塑性合成樹脂材料用の射出ユニットに接続されてい
る。熱可塑性合成樹脂材料用の対応する射出ユニットは
勿論、ケーシング4と管状インサート7の間の環状隙間
6にも接続されている。
供給通路17と円錐状シール部13,14と通過口15は内側
ノズルを形成している。
構造上の重要な特徴は、ニードル9がその自由端に、
小径の突出部18を備えていることにある。この突出部
は、ニードル9が前方へ摺動した位置にあるときに、管
状のインサート7の通過口15の中に入る。
ニードル9が前方摺動位置にあるときに、突出部18の
端部19が通過口15から少しだけ突出し、そこに面取り部
を備えていると非常に有利である。この面取り部は管状
インサート7の円錐状シール部10の延長方向に形成さ
れ、その際ノズルオリフィス2の流出口12の中へ少しだ
け入っている。
ニードル9はその突出部18の端部19に、中央のノズル
開口20を備えている。このノズル開口の後側には、接続
通路21がつながっている。この接続通路は半径方向開口
22を有する。
管状のインサート7の内周部8には、長手方向に延び
る接続通路24の半径方向開口23が、接続通路21の半径方
向開口22に対応して設けられている。この接続通路24
は、供給通路17と同様に、管状インサート7の壁の中に
ある。しかも、供給通路17と直径方向に対向する横断面
範囲に設けられている。その際、接続通路24の半径方向
開口23は、供給通路17の半径方向開口16よりも、円錐状
シール部14から軸方向に離れている。
ニードル9は管状インサート7の中で軸方向に摺動可
能に案内されているだけでなく、少なくとも制限されて
角度回転可能にこのインサートの中で支承されている。
そのために、図示していない回転駆動装置に連結されて
いる。この回転駆動装置は例えば圧力媒体特に油圧によ
って操作可能である。これにより、ニードル9の接続通
路21の半径方向開口22を、管状インサート7内の接続通
路24の半径方向開口23に選択的に接続または遮断するこ
とができる。
第1図乃至第4図の射出ヘッド1の実施例の場合に
は、接続通路21の半径方向開口22と接続通路24の半径方
向開口23は、ニードル9が前方へ摺動した軸方向位置に
あるときにのみ、接続を可能にする構造となっている。
しかし、第5図の場合には、管状インサート7に対して
ニードル9がいかなる軸方向位置にあるときでも、接続
が行われるように、半径方向開口22か形成されている。
接続通路21の半径方向開口22が接続通路24の開口23に
重なるや否や、管状インサート7の接続通路24とニード
ル9の接続通路21を通って射出ヘッド1の中央のノズル
開口20から熱可塑性合成樹脂材料を供給することがてき
る。この場合、接続通路24は当該の熱可塑性合成樹脂材
料用の射出ユニットに接続されている。
しかし、中央のノズル開口20は特に次のような働きを
する。すなわち、第2,3図に示唆的に示すように、前も
って先ず環状隙間6から合成樹脂材料を射出金型に押し
込み、そして管状インサート7から合成樹脂材料を射出
金型に押し込んだ後で、ガス例えば窒素または空気を比
較的に高圧で射出金型に供給することを可能にするとい
う働きをする。
第2図において環状隙間6から円錐状シール部10と11
の間の環状ノズルとノズルオリフィス2の流出口12を通
って射出金型に供給される熱可塑性合成樹脂は、合成樹
脂成形体用の緻密な外皮を形成するための、発泡剤を含
まない合成樹脂である。一方、管状インサート7から通
過口15と流出口12を通って射出金型に達する熱可塑性合
成樹脂材料は特に、合成樹脂成形体の多孔性のコアを形
成し得る、発泡剤を含む合成樹脂である。
射出ヘッドのケーシング4内における管状インサート
7のその都度の軸方向位置と、管状インサート7内での
ニードル9のその都度の軸方向位置およびその都度の回
転位置は、付設の摺動駆動装置または回転駆動装置を適
当に制御することによって、その都度の要求に応じて生
ぜしめることができる。この場合、制御信号は射出ヘッ
ド1に付設された射出ユニット等から導き出すことがで
きる。
第1図乃至第4図の射出ヘッドの構造の場合には、供
給通路17、円錐状シール部13,14および通過口15によっ
て形成された内側ノズルが前もって閉鎖位置にもたらさ
れているときにのみ、ニードル9内の中央のノズル開口
20が射出金型への媒体供給を許容する(第4図参照)。
これに対して、第5図は他の構造変形を示している。こ
の場合、例えばニードル9内の接続通路21の半径方向開
口22の軸方向の長さは、この開口が内側ノズルの閉鎖位
置と開放位置で管状のインサート7の接続通路24の半径
方向開口23に接続または遮断されるように定められてい
る。そのためには、管状のインサート7と相対的にニー
ドル9を角度回転するだけでよい。
勿論、接続通路24の半径方向開口23の軸方向長さが相
応して長くなっているかまたは半径方向開口22と半径方
向開口23が互いに調和しかつ軸方向に延長していること
によっても、同じ作用が得られる。
図に示した上記の射出ヘッド1は、複数成分−射出成
形方法により合成樹脂成形体を製造するために使用され
る。その際、小さな構造的寸法でかつ最小の構造的コス
トで目的に合った製品特性を得ることができ、かつ外皮
範囲とコア範囲を形成するために異なる合成樹脂材料を
使用することができる。例えばコア領域を強化合成樹脂
材料で作り、外皮領域すなわち緑領域を強化されていな
い合成樹脂材料で作ることができる。その結果、強化さ
れていない合成樹脂材料による高い耐衝撃性を有する良
好な表面質と、強化合成樹脂材料による大きな鋼性が得
られる。
しかし、柔らかい外皮と固いコアを有する成形品も作
ることができる。
特に壁の厚い成形品を作る場合に成形品の密度が重要
である。この密度は前記の射出ヘッド1を使用して、コ
アを形成するための合成樹脂材料に多くの発泡剤添加物
を加えることによって小さくなる。予め射出金型に合成
樹脂材料を入れた後で、中央のノズル開口から比較的に
多量のガスまたは空気を射出金型に圧入することによっ
て密度は一層小さくなる。すなわち、ガスまたは空気は
合成樹脂成形品の中に比較的に大きな中空室を形成する
ことになる。
中央のノズル開口20から射出金型に供給される第3の
媒体は、ガスや空気だけでなく、既述のように熱可塑性
合成樹脂であってもよい。この第3の媒体により、いわ
ゆる後圧力が射出金型の中に形成された合成樹脂成形体
に加えられ、それによってこの合成樹脂成形体の完全か
つ確実な仕上げが保証される。図に示した前述の構造の
射出ヘッド1による作動態様は次の通りである。
環状隙間6から開放した環状ノズルを経て熱可塑性合
成樹脂の第1成分を所定量射出する(第2図参照)。
熱可塑性合成樹脂材料の第1の成分のための射出ユニ
ットの設定されて運転位置に依存して、ニードル9を軸
方向に摺動させることによって内側ノズルを開放させ
る。
熱可塑性合成樹脂材料の第1の成分のための環状ノズ
ルを変位およびまたは時間に依存して閉鎖する。
熱可塑性合成樹脂材料の第2の成分のための射出ユニ
ットの運転位置に依存して、ニードル9を、中央のノズ
ル開口20の開放位置すなわち通過位置へ回転させ、それ
によって第3の媒体成分(ガスまたは空気もしくは熱可
塑性合成樹脂)を流入させる。
例えば熱可塑性合成樹脂の第2の成分のための射出ユ
ニットの変位またたは時間に依存して、ニードル9をそ
の閉鎖位置へ摺動させる。
射出金型内の成形体に加わる後圧力は、中央のノズル
開口20を経て供給される第3の媒体成分を介して射出金
型内の成形体に生ずる。
射出ヘッド1の制御は、異なる所望の目的設定に応じ
て、他の方法で行うことができる。中央のノズル開口20
の閉鎖がニードル9の軸方向摺動なしに達成可能である
ので、これによって射出金型への不利な材料押し込みは
行われない。
【図面の簡単な説明】
第1図はすべてのノズルが閉鎖された基本位置にある、
複数層成形体を製造するための射出ヘッドの縦断面図、
第2図は環状ノズルが開放した状態の射出ヘッドを示
す、第1図と同様な図、第3図は内側ノズルが開放した
射出ヘッドを示す図、第4図は中央ノズルが開放した射
出ヘッドを示す図、第5図は環状ノズルが開放または閉
鎖され、かつ内側ノズルが開放または閉鎖されていると
きに中央ノズルの任意の開閉を可能にする射出ヘッドを
示す図である。 1……射出ヘッド 4……ケーシング 6……環状隙間 7……インサート 8……内周部 9……閉鎖ニードル 18……突出部 19……突出部の端部 20……ノズル開口 21……接続通路 22……半径方向開口 23……半径方向開口 24……接続通路

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの合成樹脂材料用の内側ノズルが、ケ
    ーシングの中を軸方向に摺動可能に案内されて管状のイ
    ンサートによって形成され、内側ノズルが軸方向に摺動
    可能である閉鎖装置としてのニードルを備え、他の合成
    樹脂材料用の環状ノズルが、管状のインサートとケーシ
    ングの間の環状隙間によって形成され、軸方向に摺動可
    能な管状のインサートが環状ノズルの閉鎖装置を形成
    し、ニードルがその自由端に突出部を有し、内側ノズル
    の閉鎖位置でこの突出部が少なくとも管状のインサート
    の自由端と同一平面に達している、例えば発泡した熱可
    塑性合成樹脂からなるコアと、例えば発泡しない熱可塑
    性材料からなる外皮とを有する多層成形体を製造するた
    めの射出ヘッドにおいて、 ニードル(9)がその突出部(18)の端部(19)に、中
    央のノズル開口(20)を有し、このノズル開口の後側に
    接続通路(21)が接続され、この接続通路が半径方向開
    口(22)を有し、 管状のインサート(7)の壁の中に、同様に長手方向に
    伸びる接続通路(24)が形成され、この接続通路(24)
    が管状のインサート(7)の内周部(8)のところで半
    径方向に開口し、 ニードル(9)の接続通路(21)の半径方向開口(22)
    が、少なくとも閉鎖位置に対応するニードルの軸方向位
    置で、共通の長手軸線回りの相対回転によって、管状の
    インサート(7)の接続通路(24)の半径方向開口(2
    3)に選択的に接続または遮断可能であることを特徴と
    する射出ヘッド。
  2. 【請求項2】ニードル(9)内の接続通路(21)の半径
    方向開口(22)およびまたは管状のインサート(7)内
    の接続通路(24)の半径方向開口(23)の軸方向長さが
    ニードル(9)の突出部(18)の有効長さに合わせて定
    められ、管状のインサート(7)に対してニードル
    (9)がいかなる軸方向位置にあるときでも、ニードル
    内の接続通路の半径方向開口(22)とインサート内の接
    続通路の半径方向開口(23)との接続が可能であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の射出ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】ニードル(9)内の接続通路(21)の半径
    方向開口(22)およびまたは管状のインサート(7)内
    の接続通路(24)の半径方向開口(23)が、異なる軸方
    向範囲内に、異なる周方向長さを有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項または第2項記載の射出ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】ニードル(9)と管状のインサート(7)
    内の接続通路(21,24)がガス通路を形成し、このガス
    通路の中で、接続通路(21,24)の半径方向開口(22,
    3)が互いに回転スライダー遮断弁として作用すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項から第3項までの
    いずれか一つに記載の射出ヘッド。
  5. 【請求項5】ニードル(9)が軸方向に摺動可能で回転
    可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか一つに記載の射出ヘッド。
  6. 【請求項6】管状のインサート(7)が専ら軸方向に摺
    動可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    から第5項までのいずれか一つに記載の射出ヘッド。
  7. 【請求項7】ニードル(9)の回転角度が制限されてい
    るかまたは制限可能であることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項から第6項までのいずれか一つに記載の射
    出ヘッド。
  8. 【請求項8】ニードル(9)の回転角度が、異なる軸方
    向位置で異なるように制限されているかまたは制限可能
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第
    7項までのいずれか一つに記載の射出ヘッド。
  9. 【請求項9】管状のインサート(7)用のアクチュエー
    タとニードル(9)用のアクチュエータが、異なる合成
    樹脂材料を供給する射出ユニット等によって制御可能で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第8
    項までのいずれか一つに記載の射出ヘッド。
JP62239114A 1986-09-27 1987-09-25 熱可塑性合成樹脂材料から多層成形体を製造するための射出ヘッド Expired - Lifetime JP2544400B2 (ja)

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DE3632928.2 1986-09-27
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JPS6394805A JPS6394805A (ja) 1988-04-25
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EP (1) EP0262470B1 (ja)
JP (1) JP2544400B2 (ja)
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DE (2) DE3632928A1 (ja)
ES (1) ES2029464T3 (ja)

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