JP2544298Y2 - バンドの中留金具 - Google Patents

バンドの中留金具

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JP2544298Y2
JP2544298Y2 JP1990008983U JP898390U JP2544298Y2 JP 2544298 Y2 JP2544298 Y2 JP 2544298Y2 JP 1990008983 U JP1990008983 U JP 1990008983U JP 898390 U JP898390 U JP 898390U JP 2544298 Y2 JP2544298 Y2 JP 2544298Y2
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JP
Japan
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band
buckle
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hook bar
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JP1990008983U
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JPH03127519U (ja
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茂樹 吉川
祐二 外川
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/18Fasteners for straps, chains or the like
    • A44C5/22Fasteners for straps, chains or the like for closed straps
    • A44C5/24Fasteners for straps, chains or the like for closed straps with folding devices
    • A44C5/246Fasteners for straps, chains or the like for closed straps with folding devices having size adjusting means

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、腕時計などに使用するバンドを可撓性材
料とするバンドの中留金具に関するものである。
[従来技術の説明] 時計のバンドとして合成皮革や天然皮革等からなる可
撓性材料のバンドを使用する場合は、二片に分離した一
方のバンドに係止穴を設け、他方のバンドにツク棒を備
えた尾錠を取り付け、前記係止穴にツク棒を係止させる
ことによって腕時計を腕に止着させるものである。この
ように、ツク棒を係止穴に係止あるいは係脱させる場合
には、ツク棒を片手で操作しなければならず、その操作
が煩雑である。
この煩雑さを解消するものとして、バンドの先端同士
を予め連結固定した折畳み及び展開可能な二つ折れ或は
三つ折れの金属性の中留金具が従来から用いられてい
る。この中留金具を用いたものは、バンドも中留金具と
同じ金属性のものが従来から用いられていたが、その金
属性のバンドではバンドの長さの調節が容易にできない
という欠点があった。
このため、合成皮革や天然皮革等の可撓性材料より成
るバンドと、従来既知の三つ折れの中留金具とを用い
て、バンドの長さを容易に調節できるようにすると共
に、腕から腕時計を容易に着脱できるようにしたバンド
の中留金具構造が、特開昭60-236605号に示されてい
る。
この可撓性材料より成るバンドと中留金具とを組み合
わせた従来例を第4図に示す。中留金具は主に、一方の
バンド10の端部に一端を枢着した裏板12と、この裏板12
の端部に一端を枢着した中板14と、前記中板14の他端に
枢着した筒状のバックル16とから成る。このバックル16
には、筒の一方の開口部付近において、内壁から内側に
向けて伸びるツク棒18が一体に形成されている。
もう一方のバンド20は複数の係止穴22が設けられてお
り、そのバンド20を筒状のバックル16に挿入し、バンド
20の適当な係止穴22にツク棒18を係止させる。これによ
って、バンド10とバンド20が中留金具を介して連結さ
れ、その後は中留金具を開閉することによって腕時計を
着脱させる。ここで、バンドの長さを変える時は、バン
ド20をバックル16から外してツク棒18を別の係止穴22に
係止させればよい。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のバンドの中留金具構造によれば、バックル16は
筒状であり、その筒の内部に向けてツク棒18が突出して
いる。このため、バックル16内をバンド20を自由に挿通
させるために、バックルの内部空間の高さhを、ツク棒
18の長さとバンド20の厚みとを加えた以上のものとしな
ければならない。この結果、バックル自体の厚みが厚く
なって、デザイン的に好ましくないという欠点があっ
た。また、ツク棒18にバンド20を係止させた状態でも、
バンド20の一面は何も支持するものがないので、ツク棒
18の先端が下方に向いている場合には、何かの衝撃やバ
ンド20の自重等によってバンド20がツク棒18から外れる
おそれがある。
なお、バックルの厚みを薄くするために、バックル16
の断面形状を断面コの字形とすることも考えられる。し
かし、このような形状とすると、第4図のように中留金
具を開いた場合に、バンド20の一方の面に何も支持もの
がないので、ツク棒18から外れた時に、バンド20の先端
が垂れ下がって見栄えが悪くなるという欠点がある。
[考案の目的] この考案は上記欠点を解決するもので、可撓性材料か
ら成るバンドを中留金具で連結するものにおいて、バン
ドを挿通させるバックルの厚みを薄くして良好なデザイ
ンを得るようにすると共に、バンドをバックルに確実に
固定できるようにしたバンドの中留金具を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために、複数の係止穴
を有する可撓性材料より成る第一のバンドと可撓性材料
より成る第二のバンドとを連結するものであって、前記
第一のバンドを保持するバックルと、この第一のバンド
の係止穴に係合するツク棒と、前記バックルと前記第二
のバンドとの間を連結する連結枢着手段とを有するバン
ドの中留金具において、前記バックルの形状を内部空間
の厚みが前記第一のバンド厚み程度の筒状とし、バック
ルにおける枢着手段が接合する側面にバックルの筒の内
外に回動できるように前記ツク棒を取り付け、前記バッ
クルの筒の内壁に前記ツク棒の先端と係合するへこみ部
を設けるようにしたものである。
[作用] ツク棒をバックルに回動自在に取り付けたので、筒状
のバックルの空間部の高さをバンドの厚み程度に小さく
できる。これによって、バックル内に挿通してツク棒で
係止されたバンドはバックル内でガタつくことが無く、
バンドがバックルから外れることがなくなる。更に、前
記バックルの筒の内壁に前記ツク棒の先端と係合するへ
こみ部を設け、そのへこみ部にツク棒を係合固定するこ
とによって、バンドを確実にバックルに固定することが
できる。
[実施例] 次に、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るバンドの中留金具の要部を示す
斜視図、第2図は本考案のバンドの中留金具の全体斜視
図、第3図は第2図の断面図である。
中留金具の一構成部材であるバックル30は筒状をして
おり、このバックル30の外面にはピン32を支承する一対
の支持腕34が一体に形成され、そのピン32にツク棒36が
回動自在に取り付けられている。この筒状のバックル30
には、ツク棒36が回動した時にツク棒36がバックル30の
筒の内外に移動できるように、切欠38が形成されてい
る。このバックル30においては、ツク棒36を備えた箇所
と反対側の筒の内壁に、ツク棒36の先端が係合するへこ
み部40が設けられている。この筒状のバックル30は平行
な二面を有しており、その並行な内部空間の高さHは、
第一のバンド42が丁度挿通できる高さとされている。こ
のバックル30に挿通される第一のバンド42には、前記ツ
ク棒36が係止するための複数の係止穴44が設けられてい
る。
前記バックル30の支持腕34のピン32には、前記ツク棒
36の他に、中板46の一端が枢着されている。この中板46
の他端に下板48の一端が枢着されており、この下板48の
他端が第二のバンド50に取付けた金具52に枢着されてい
る。これら中板46と下板48と前記バックル30とで中留金
具を構成する。この下板48にはその幅の中央に長手方向
に沿った前記中板46の幅よりやや幅の広い貫通孔54が設
けられており、この中板46を下板48側に折畳んだとき、
その貫通孔54に中板46が丁度収納されるように構成され
ている。その下板48の貫通孔54を横断して梁56が設けら
れ、一方、前記中板46にその梁56に係合するフック58が
取り付けられ、前記貫通孔54に下板48を収納した時に、
フック58が梁56と係合して、中留金具が閉じられる。
次に作用について説明する。
下板48の梁58と中板46のフック56との係合が解かれて
いる状態(第2図や第3図の状態)にして、バックル30
に第一のバンド42を挿入する。そして、回動自在なツク
棒36をバンドの長さが最適となる係止穴44に挿入する
(第1図におけるツク棒36が二点鎖線の状態)。その
後、第一のバンド42を手で固定した状態でバックル30を
第1図のB方向に移動させる。これによって、ツク棒36
の先端がバックル30のへこみ部40に係合し、第一のバン
ド42はバックル30に固定される。なお、ツク棒36の先端
がバックル30のへこみ部40に係合していない場合でも、
ツク棒36と第一のバンド42の間の摩擦や第一のバンド42
とバックル30の間の摩擦によって、ツク棒36が第一のバ
ンド42から外れることはない。
このように、第一のバンド42の両面がバックル30にガ
タ無く保持され、ツク棒36が第一のバンド42の係止穴44
に係止しているので、第一のバンド42はバックル30にき
っちりと固定される。
また、中留金具を閉じた状態、即ちバンドを連結した
状態においては、中板46と下板48とが、バックル30に取
り付けたツク棒36やバックル30に形成した切欠38を覆っ
ている。この結果、中留金具を開かない限りはツク棒36
を操作することができず、バックル30等に外力がかかっ
てもバンドが外れることはない。
次に、バンドの長さを調節する場合は、先ず中留金具
を開き、次に第一のバンド42を手で固定した状態でバッ
クル30を第1図のA方向に移動させる。これによって、
ツク棒36の先端とバックル30のへこみ部50との係合が外
れる。その後、ツク棒36を係止穴44から外し、別の適当
な係止穴44にツク棒36を係止させる。以後、上記と同じ
要領で、第一のバンド42をバックル30に固定する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係わるバンドの中留金
具によれば、ツク棒を筒状のバックルの内外に自在に回
動できるようにしたので、バックルの筒の内部の空間の
高さをバンドの厚み程度に小さく抑えることができるよ
うになった。この結果、バックル自体の厚みを従来のも
のより薄くでき、良好なデザインを得れるようになる。
また、バックルの筒の内壁にツク棒の先端と係合する
へこみ部を設け、そのへこみ部にツク棒を係合固定する
ようにしたので、使用時や中留金具の開き時にツク棒が
バンドから外れるおそれが無くなり、バンドをバックル
に確実に固定することができる。更に、中留金具を閉じ
た状態においては、枢着部材がツク棒を取り付けたバッ
クル箇所を覆っているので、中留金具を開かない限りは
ツク棒を操作することができず、不意の外力によってバ
ンドが外れることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバンドの中留金具の構成部材であ
るバックルを示す斜視図、第2図は本考案のバンドの中
留金具の全体斜視図、第3図は第2図の断面図、第4図
は従来のバンドの中留金具を示す断面図である。 30……バックル、36……ツク棒、40……へこみ部、42…
…第一のバンド、44……係止穴、46……中板、48……下
板、50……第二のバンド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の係止穴を有する可撓性材料より成る
    第一のバンドと可撓性材料より成る第二のバンドとを連
    結するものであって、前記第一のバンドを保持するバッ
    クルと、この第一のバンドの係止穴に係合するツク棒
    と、前記バックルと前記第二のバンドとの間を連結する
    枢着手段とを有するバンドの中留金具において、前記バ
    ックルの形状を内部空間の厚みが前記第一のバンド厚み
    程度の筒状とし、バックルにおける枢着手段が接合する
    側面にバックルの筒の内外に回動できるように前記ツク
    棒を取り付け、前記バックルの筒の内壁に前記ツク棒の
    先端と係合するへこみ部を設けたことを特徴とするバン
    ドの中留金具。
JP1990008983U 1990-02-02 1990-02-02 バンドの中留金具 Expired - Lifetime JP2544298Y2 (ja)

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JPH03127519U JPH03127519U (ja) 1991-12-24
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06327508A (ja) * 1993-03-26 1994-11-29 Citizen Watch Co Ltd 時計バンドの中留構造
EP2633776B1 (fr) * 2012-02-29 2015-09-02 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Fermoir à boucle déployante
EP4005427B1 (fr) * 2020-11-27 2024-03-27 Dress Your Body S.A. Fermoir pour bracelet ou ceinture

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844911U (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 西尾 誠八郎 バツクル
JPH0445531Y2 (ja) * 1986-02-28 1992-10-27

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