JP2001507605A - 三つ折りの折り畳み式留め具 - Google Patents

三つ折りの折り畳み式留め具

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JP2001507605A JP53043598A JP53043598A JP2001507605A JP 2001507605 A JP2001507605 A JP 2001507605A JP 53043598 A JP53043598 A JP 53043598A JP 53043598 A JP53043598 A JP 53043598A JP 2001507605 A JP2001507605 A JP 2001507605A
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ガイ,ジャック,ウベアー
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モントレ ロレックス エス.アー.
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/18Fasteners for straps, chains or the like
    • A44C5/22Fasteners for straps, chains or the like for closed straps
    • A44C5/24Fasteners for straps, chains or the like for closed straps with folding devices

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  • Buckles (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも3つの折り畳みアーム(1、2、3)と、カバー(4)を有する折り畳み式留め具に関する。前記折り畳みアーム(1、2、3)は互いに連接されており、互いに組み合わされ、前記カバー(4)は、前記折り畳みアーム(1、2、3)に関して連接され、前記カバー(4)を外側アーム(3)にロッキングすることによって折り畳み式留め具のロッキングができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 三つ折りの折り畳み式留め具 本発明は、留め具(fastener)に関し、詳細には、請求項に従った折り畳み式 留め具(folding fastener)に関する。より詳細には、ロックされることがで きる3つの折り畳みアーム(arms)を有する腕時計の締め金具に関する。 2つの連結式アームを有する開放(open out)タイプのストラップ(strap) の留め具が知られている。これらのアームは、一端で互いに連結され、ストラッ プ直径を増加することができるようになっており、手首の周りに滑らせることに よって前記ストラップを取り外したり、再度取り付けたりできる。折り畳んだ状 態で、前記連接されたアームは互いに合わさって、一方のアームの穴と係合する 他方のアームの突起部によって所定の位置に維持される。 2つの折り畳み式アームを有する留め具の第1の欠点は、開放動作が制限され ることである。一方では、各折り畳み式アームの長さは、手首の幅よりも小さく なければならない。他方では、使用者の手の幅が広く及び/又はリング、他のス トラップ等を付けていたときに、手首から取り外したり再度取り付けたりするこ とを複雑にする状況が発生する可能性があり、面倒である。 折り畳みアームを有する留め具の第2の欠点は、制限された寸法である。連結 式アームの一方は、他方のアームのカットアウトの中に折り畳まれ、留め具の厚 さの増加を回避するようになっている。部材の厚さは腕時計製造において重要な 基準である。 折り畳み式アームを有する留め具の第3の欠点は制限された信頼性及び安定性 である。摩耗や変形によって留め具は予期せずに開き、これも面倒を引き起こす 。 故に、本発明の目的は、これらの問題の解決法を、既知の証明された 製造方法を有する相互運用性があり、特に小型な構造を有する、一般的に適合可 能な、例えば腕時計の折り畳み式留め具を作ることによって、提供することであ る。 この目的は、請求項によって定義される発明によって達成される。本発明を、 図1〜16に関連して詳細に定義する。 図1.閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の、詳細な部分 側断面図であり、折り畳みアーム及びロックされたカバーを示した図である。 図2.閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の詳細な図であ り、折り畳まれたカバーの開口部を示した図である。 図3.閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の他の詳細な図 であり、ロックされた折り畳みアームの組合わせを示した図である。 図4.部分的に開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の詳細 な図であり、まだロックされている折り畳みアームと、ロック解除されたカバー と、外部アームを示した図である。 図5.部分的に閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の詳細 な図であり、ロック解除されたカバーの連接部を示した図である。 図6.部分的に開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の詳細 な他の図であり、ロックされた形の中央アーム及び中間アームと、外側アームの 連接と、ロック解除されたカバーを示した図である。 図7.開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態の詳細な図であ り、中央アームと中間アームとのロック解除された状態を示した図である。 図8及び図9.完全に開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第1実施形態 の詳細な図及び底面図であり、折り畳みアームとロック解除されたカバーを示し た図である。 図10.閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第2実施形態の詳 細な部分側断面図であり、ストラップストランドを引っ張ることによって中間ア ームとカバーとがロック解除される状態を示した図である。 図11.部分的に開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第2実施形態の詳 細な図であり、ロック解除された中間アームと外側アームの連接部と、ロック解 除された状態のカバーを示した図である。 図12.開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第2実施形態の詳細な他の 図であり、折り畳みアームの連接部と、ロック解除されたカバーを示した図であ る。 図13.閉じた状態の折り畳み式留め具の好ましい第3実施形態の詳細な図で あり、末端連接部にロックされたカバーを示した図である。 図14.部分的に開いた状態の折り畳み式留め具の好ましい第3実施形態の他 の詳細図であり、まだロックされている折り畳みアームとロック解除されたカバ ーを示した図である。 図15.部分的に開いた状態の状態の折り畳み式留め具の好ましい第3実施形 態の図であり、末端連接部が上がっている中央アームの連接部を示した図である 。 図16.折り畳み式留め具の詳細な断面図であり。横材と薄壁管を有するコン タクト手段の好ましい実施形態を示した図である。 折り畳み式留め具のこれらの実施形態は、本発明の、3つの好ましい賞賛すべ き見地を説明したものである。これらの好ましい実施形態は決して制限的なもの ではなく、特に本発明の範囲を越えることなしで組み合わせることができる。図 1〜図9は、折り畳み式留め具の好ましい実施形態を示した図であり、幾つかの 側面、平面及び底面からみた折り畳み式留め具の、開/閉メカニズムの異なった 段階と異なった部材とを有する。図10〜15は、保持アームのロッキングの変 形例を示した折り畳み式留め具の好ましい実施形態である。図13〜15は、折 り畳み式留め具の好まし実施形態であり、カバーのロッキングの変形例を表した ものである。 3つの好ましい実施形態に関し、折り畳み式留め具は好ましくは3つの折り畳 みアーム1、2、3を含む。中央アーム1及び中間アーム2は互いに一端で連結 している。これらの内部アーム1、2は互いにロックされることができる。更に 、中間アーム2及び外部アームは一端で互いに連接されている。中央アーム1及 び中間アーム2がロックされて外側アーム3に折り畳まれると、脱着可能な態様 で中央アーム1に配置されたカバー4により、カバー4を外側アーム3に折り畳 むことによって前記留め具のロッキングができるようになっている。3つの折り 畳み式留め具のこの構成は制限的ではない。本発明の知識で、熟練者は種々の図 示しなかった変形例を、本発明の範囲から出ることなく実施することができる。 例えば、2つの折り畳み式留め具のみで又は3つ以上の折り畳みアームを有する 折り畳み式留め具の実施が可能である。 前記折り畳み式留め具は、互いに組み合わさる3つの折り畳みアーム1、2、 3を特徴とする。中央アーム1は、中間アーム2の2つの中縁ストリップ2.1 、2.2のカットアウトに全体的に含められ、中間アーム2は、外側アーム3の 2つの外縁ストリップ3.1、3.2の間のカットアウトに完全に含められる。 これは特に細く優美な構造に繋がる。その理由は、種々の折り畳みアーム1、2 、3の厚みの合計がないことによる。好ましくは中央アーム1及び縁部ストリッ プ2.1、2.2、3.1、3.2がピン5、7、8とコンタクト手段6によっ て接続されている。 ヒンジピン7、8は折り畳みアーム1、2、3のヒンジとして機能する。好ま しくは外側アーム3及び中間アーム2は、留め具の後方端部(即ち取付ピン5か ら離れた側)に位置するヒンジピン7に関して脱着可能に相互接続されており、 中間アーム2及び中央アーム1は留め具の前方端部(即ち取付ピン5の側部)に 位置するヒンジピン8に関して脱着可能に相互接続されている。 取付ピン5は例えば、ねじによって外縁ストリップ3.1、3.2に固定され ている。これによって、外側アーム3の2つの外縁3.1、3. 2は、しっかりと着脱不能接続となる。他の固定構成も明らかに可能であり、本 発明の範囲内にある。前記取付ピン5は数々の補充的機能を実現することができ る。図1〜12に従った留め具の2つの好ましい実施形態では、前記取付ピン5 によって、第1ストラップストランド100の脱着可能な固定ができるようにな っている。このようなストラップ100は、例えば、図10に示すような弾性材 料、特に革性ストラップストランドが可能である。弾性ストラップ用の他のベー ス材料(例えばプラスチック材料)の使用も明らかに可能であり、本発明に限定 されない。図13〜15に従った留め具の好ましい実施形態では、前記取付ピン 5は、ストラップの第1端部200の脱着可能な固定と、カバー4の固定を可能 にしている。このようなストラップは例えば自在な連結を含み、金属材料から作 られることもできる。好ましくは前記自在な連結はステンレス鋼及び金から製造 される。他のベース材料も明らかに可能であり、本発明に決して限定されない。 コンタクト手段6は、例えば外縁ストリップ3.1、3.2内に動かすことに よって固定される。このようにしっかりと固定されると、前記コンタクト手段6 は外側アーム3の部分を形成し、折り畳み式留め具の外縁ストリップ3.1、3 .2の更なる堅さを導く。これは、既に取付ピン5によって相互接続された外側 アーム3の2つの外縁3.1、3.2の接続の更なる安定性又は補強を導く。前 記コンタクト手段6は数々の補充的な機能を実行することができる。図1〜9の 留め具の好ましい実施形態に従うと、前記コンタクト手段6の横方向部分6.1 2は、折り畳み式留め具が閉じた状態のときに、中央アーム1の端部及び中間ア ーム2の端部と一点接触することができる。このような、中央アーム1と中間ア ーム2の一点接触は、更に閉じた折り畳み式留め具を固定することを可能にする 。図10〜15の留め具の好ましい実施形態によると、前記コンタクト手段6の 横方向部分6.12は、中央アーム1の一端と一点接触をできるようにし、中間 アーム2の凹端部2.6とノッチコンタクト(notch contact)又はロッキング 接触できるようにしている 。このノッチコンタクトは、中間アーム2のみに制限されない。数々の内部折り 畳みアーム(即ち中間アームと中央アームとの)に関するノッチコンタクト式留 め具の実施が可能である。図13〜15に従った留め具の第3の実施形態に従う と、前記コンタクト手段6の端部6.14は、カバー4の側壁14とノッチコン タクトができる。このノッチコンタクトはカバー4に制限されない。ノッチコン タクト式留め具を、留め具のいかなる他の脱着可能部材に対しても(例えばスト ラップの1以上の末端連結に対して)実施することが可能である。 好ましくは、コンタクト手段6は、脱着不能な態様で2つの外縁3.1と3. 2の穴に打ち込まれたピンである。本発明の範囲内で他の固定の変形例も明らか に可能である。図16は、脱着不能な態様で薄い壁状管62内に配置された横材 61の形のコンタクト手段6の他の好ましい実施形態を示す。コンタクト手段6 のこの好ましい構造は、2つの外縁部3.1と3.2の接続を横材61によって 補強することができ、管62の薄壁が弾性を有しているために所定の弾性をコン タクト手段6に与えている。より詳細には、前記横材61の中央部分には、例え ば1以上の補強部材611が設けられており、前記中央部分で、管12の薄壁又 は横方向部分6.12が、中央アーム1の一端と本質的に非弾性的な一点接触が できるようにしている。しかし、1以上の補強部材611がない部分は、管62 と横材61とを隔てるスペースが設けられ、例えば中間アーム2の端部2.6と の弾性ノッチコンタクトのために、前記管62が弾性的に伸びることができるよ うになっている。開/閉時に、中央アーム1のセンタリングができるようにする ため、横材61が、制限的なクリアランスで外縁ストリップ3.1、3.2のガ イド穴の中に配置されている。前記弾性及び好ましくは金属コンタクト手段6と 、その薄壁は、好ましくはある差が0.15mmである。厚さが薄いと、最大曲 げ応力が過度となり(変形力が大きすぎてラッチ動作が難しくなる)、一方厚い と、管62の弾性接触が過度になる(薄壁が可逆的弾性限界を越えて変形し、ラ ッチ動作がはっきりとならない)。従って、製造され る管62は、理想的選択で厚さ0.15mmの弾性管、金属材料(例えばステン レス鋼)を用いており両方とも閉じる力、即ちラッチ動作が明確に定義された形 を可能にして(過度又は不適当とはっきりと感じることなく)、一方コンタクト 手段6の容易な機械加工をなお保証している。折り畳みアーム1、2又は横材6 1の鋼材料に対して、異なった材料(例えばナイバフレックス(Nivaflex)、フ ィノックス(Phynox)等)から管62を選択することが有利であることが証明され 、良好な摩擦係数が保証される。このような対の異なった材料の使用は、分子構 造及び堅さの差の結果として、理想的であり、かなりのラッチ動作の変形をでき るようにする。その理由は、ステンレス鋼の弾性は一定でなく、化学的構造は弾 性管とは異なるからである。他のベース材料の使用も可能であり本発明によって 制限されない。 留め具の品質は、純粋に技術的な特性によって定義されるだけでなく、使用者 の印象によっても定義される。対の異なった材料の横材及び薄壁管が設けられた このような弾性コンタクト手段を使用しない既知の留め具の場合と異なり、個々 に力を調整すること、特に折り畳み式留め具のラッチ運動特性を調整することが 可能である。例えば、管を他のより厚い又はより薄い、或いはより弾性的な又は より非弾性的な管に置き換えることによって、個々にラッチ動作のレスポンス、 即ち、ラッチ動作の速さと堅さの間の比を調整することが可能になる。このよう な調整は、使用者の重要な基準を示す。留め具が開かれ、また閉じられる速さは 良好な印象を与える。この基準は、このような折り畳み式留め具を有する時計を 購入するときに多くの場合決定的な部分を果たす。 図1〜12の実施形態に従って、弾性ストランド(特に革性ストランド)を有 するストラップの折り畳み式留め具が使用されると、前記留め具は上部の中央で 部分的に開く部分に好ましくはカバー4を有し、非常に平らな留め具によって最 小全寸法を有する。図2及び10は、カバー4に載って固定されることができる 第2ストラップストランド110と、カバー4の側壁14に連結されたロッド4 .11を示す。前記第2ス トラップストランド110は、部分的にカバー4の上部の内壁の接触面の曲線に 適合され、またロッド4.11の対応する接触面の曲線に完全に適合されている 。関係部材の接触面の形は、ロッド4.11によってもたらされた第2ストラッ プストランドの曲線が、カバー4の上部の中央開口部4.12に含まれるように 選択される。カバー4の上部の内壁の曲線によって引き起こされる第2ストラッ プストランド110の曲線は、第2ストラップストランド110の固定を安定化 及び補強する。好ましくはカバー4は脱着可能又は相互交換可能に中央アーム1 に前記ロッド4.11を介して接続されている。図1〜9及び図10〜12のカ バー4の実施は、図10〜12に従った好ましい実施形態事実では、中央開口部 4.12が更にカバー4の中央部に配置されており、更なるスペースを第2スト ラップストランド110に提供し、カバー4のロッド4.11を中心とした入っ た形でストラップストランド110に関するより顕著な枢動ができるようになっ ている点で異なる。前記留め具の外見は特に優美である。理由は非常に平らであ り他の留め具に比べると、中央で開くカバーの上部の厚さが得られるからである 。 折り畳み式留め具は、2つの分離式ロッキング、即ち2つの折り畳みアーム1 、2、3の間の第1ロックキングと、2つの折り畳みアーム1、2、3の少なく とも1つとカバー4によってもたらされる第2ロッキングとを特徴とする。 第1に、図1〜9の好ましい実施形態は、例えば中間アーム2の1以上のクリ アランス2.9の形の少なくとも1つの第1の対の要素を有する、中央アーム1 の例えば1以上のスプリングボール9の形の第1ロッキング手段によって実行さ れる第1ロッキングを示す。 図10〜15の第2及び第3の好ましい実施形態は、例えば、外側アーム3の コンタクト手段6の1以上の横方向部分6.12の形の少なくとも1つの第1の 対の要素を有する、例えば中間アーム2の凹端部2.6形の第1ロッキング手段 によってもたらされた第1ロッキング示す。 図1〜12に従った第1及び第2の好ましい実施形態は、例えば、外 側アーム3の1以上のクリアランス3.10の形の第2ロッキング手段によって もたらされる少なくとも1つの第2の対の要素を有する、例えばカバー4の側壁 のボス10の形の第2ロッキングを示す。 図13〜15に従った第3の好ましい実施形態は、第2ロッキング、例えば外 側アーム3のコンタクト手段6の1以上の端部6.14の形の少なくとも1つの 第2の対の要素を有する平らなカバー4の形の側壁14を示す。 図1〜9の第1の好ましい実施形態は、中央アーム1の横方向の穴の中に置か れた、例えば2つのスプリングボール9によって形成された第1ロッキング手段 によってもたらされた第1ロッキングを示す。各スプリングボール9はスプリン グに接続されたボールによって構成されている。これらの緩んだスプリングは、 前記横方向の穴の中に、ボールが僅かに側壁を越えて中央アーム1の外に突き出 すようにして固定されている。中央アーム1を中間アーム2に折り畳むと、前記 中央アーム1は、中間アーム2の2つの縁部ストリップ2.1、2.2の間のカ ットアウトに完全に含まれる。スプリングボール9は例えば中間アーム2のクリ アランス2.9の形で第1の対の要素の近傍に配置されている。スプリングボー ル9は弾性的に圧縮されて、前記クリアランス2.9に位置するノッチ2.5に よって前記第1の閉じた位置に保たれる。本発明の知識を備えれば、熟練者は、 他の説明しなかった変形例を本発明の範囲を越えることなく実施することができ る。 図10〜15に従った第2及び第3の好ましい実施形態は、例えば第1の対の 要素を有する中間アーム2の凹端部2.6の形の、例えば外側アーム3のコンタ クト手段6の横方向部分6.12の形の、第1ロッキング手段によってもたらさ れる第1ロッキングを示す。中央アーム1と中間アーム2とをコンタクト手段6 上に折り畳むことによって、前記アーム2.6は、前記横方向部分6.12にノ ッチングする(notching)ことによって弾性的に前記横方向部材6.12に圧縮 される。本発明の知識を有すれば、熟練者は他の説明しなかった変形例を本発明 の範囲を 越えることなく実施できる。例えば、ノッチコンタクト式留め具の実施を中間ア ームのみでなく、中央アームに関して同様の態様が可能である。コンタクト手段 6は中実のピンであることができ、或いは図16に従った薄壁管62及び横材6 1で構成されることができる。 図1〜12に従った第1及び第2の好まし実施形態は、例えばカバー4の側壁 に配置された例えば2つのボス10によって構成された第2ロッキングを示す。 カバー4を外側アーム3上に回すと、前記ボス10が例えばクリアランス3.1 0の形の第2の対の要素の近傍に位置するようになる。カバー4の側壁は弾性的 に伸びて、前記クリアランス3.10内のノッチによって前記ボス10は前記第 2の閉じた位置に維持される。本発明の知識を備えれば、熟練者は説明していな い変形例、例えばカバー4と内部アーム1、2とのノッチング、或いはカバー4 内のボス10の代わりにカバー4の内部での平坦側壁14使用を本発明の範囲を 越えることなく実施することができる。 図13〜15に従った第3の好ましい実施形態は、外側アーム3のコンタクト 手段6の端部6.14の形の第2の対の要素を有するカバー4内の側壁14の形 の第2ロッキングを示す。コンタクト手段6は外側アーム3の案内穴の中に、端 部6.14が外側アーム3の側壁を僅かに越えて突き出すように固定されている 。コンタクト手段6は中実のピン及び/又は図16に従った横材61及び薄壁管 62に構成されている。カバー4を折り畳みアーム1、2、3上に折り畳むと、 前記平坦側壁14は端部6.14近傍に位置する。カバー4の側壁14は弾性的 に伸びて前記第1の閉じた位置に維持される。本発明の知識を備えれば、熟練者 は、説明していない変形例、例えばカバー4の内部アーム1、2とのノッチング 、例えば、カバー4内の平坦側壁14の代わりのカバー4内のボス10の使用を 本発明の範囲を越えることなく実施することができる。 折り畳み式留め具は、新規且つ独創的な開放機構を特徴とする。留め具は、例 えば、弾性的な、好ましくは革製のストラップに対する使用の ために、及び/又は自在な連結を有する(例えばステンレス鋼及び/又は金の) ストラップに対する使用のために設計されている。これらの、留め具の2つの正 確な使用は、開放機構の好ましい実施形態を通して異なっている。これらの実施 形態が相互変更可能であることは明らかである。即ち、弾性的ストラップに対す る使用のための留め具の好ましい実施形態は自在な連結を有するストラップに対 しても使用することができる。 図1〜12の2つの実施形態に従った弾性ストランドを有するストラップに対 する閉じた留め具の開放は、対応する対の要素2.9、6.12、3.10、6 .14を有する2つのロッキング手段9、2.6、10、14の2つのロッキン グを連続的に外すことによって起こる。 第2ロッキング手段(カバー4の側壁内の2つのボス10又はカバー4の平坦 側壁14)の解除は、例えば、第2ストラップストランド110の末端部を、前 記カバー4を起こすことを可能にする開放力矢印Fの方向に引っ張ることによっ て起こる(図10参照)。このような開放力Fを留め具に加えることによって、 クリアランス3.10内のカバー4の平坦側壁14に各々あるか、或いは外側ア ーム3の端部6.14に各々あるボス10のノッチングによって閉じていたカバ ー4の側壁を引き抜くことが可能になる。 このような開放されたカバー4はロッド4.11を中心として枢動ができる。 第2ストラップストランド110は、カバー4の上部の内壁の接触面の曲線に完 全に適合し、またロッド4.11の接触面に対応する曲線にも適合し、留め具の 後端部に位置するヒンジピン7と実質的に留め具の中央部に位置するカバー4と に画成された折り畳みアーム2、3の外面の部分にも適合する。第2ストラップ ストランド110の弾性により、後者は僅かに圧縮されることができ、所定の堅 さとなる。第2ストラップストランド110の末端部を、開放力矢印Fの方向に 強く引っ張ると、カバー4は、ロッド4.11を中心としてより枢動し、反動R がより大きく、留め具の外側アーム3及び/又は中間アームの外側表面 の領域23内で曲がっている第2ストラップストランド110によって伝達され る。この堅さは必要ではないが、折り畳みアーム2、3上のストラップストラン ド110のこのような曲がりを補助する。本発明の知識を備えれば、熟練者は、 説明していない変形例、例えば、自在な連接部を有するストラップの使用、又は 部分的補強された弾性ストラップの使用を本発明の範囲を越えることなく実施す ることができる。 ストラップストランド110、カバー4及び中央アーム1はこのようにストラ ップストランド110によって連結され、中間アーム2及び/又は外側アーム3 の外面で曲がるレバーを形成している。前記反動Rを用いることによって、この レバーは、例えば中央アーム1の、例えば外側アーム3のコンタクト手段6の横 方向部分6.12の形の第1の対の要素(図11参)との接線接触が中断するこ と可能にする。中央アーム1の端部のこの分離は、本質的に中央アーム1のコン タクト手段6を中心とした枢動によって起こる。前記コンタクト手段6は中実の ピンであり、及び/又は図16に従った横材61及び薄壁管62によって構成さ れている。 中央アーム1が分離し、ストラップストランド110を開放力Fでカバー4を より大きな広がりで起こすために引っ張り続けると、中央アーム1と中間アーム 2の長手方向軸線によって形成された開放角αは増加し、中間アーム2の凹部2 .6の、例えば外側アーム3のコンタクト手段6の横方向部分6.12の形の( 図12参照)第1の対の要素に対するノッチングが緩められることによって第1 ロッキング手段を更に開放することができるようになる。この凹端部2.6の開 放は本質的に弾性的に前記中間アーム2、及び/又は、図1に従った横材61及 び薄壁管62が構成されたコンタクト手段6が使用された場合は薄壁弾性管62 を圧縮解除することによって起こる。 図13〜15の第3の実施形態従った自在な連結を有するストラップの閉じた 留め具の開放は、対応する対の要素を備えた2つのロッキング手段の2つのロッ キングを連続して元に戻すことによって起こる。 第2ロッキング手段(カバー4の内側壁)の解除は、例えば直接カバー4をカ バー開放力矢印F’の方向に起こすことによって起こる(図14参照)。前記カ バー開放力F’を留め具に加えることによって、外側アーム3のコンタクト手段 6の端部6.14とノッチングしているカバー4の側壁14の除去が可能になる 。本発明の知識を備えれば、熟練者は、説明していない変形例を本発明の範囲を 越えることなく実施することができる。外側アームのコンタクト手段の端部に対 するノッチングを実行するために、前記カバーの側壁でのボスの枢動の代わりに 例えばカバーの平坦側壁の使用が可能である。また、接触式ボスを外側アームの 横方向部分に設けることも可能であり、例えば、コンタクト手段の端部を置き換 えることもできる。コンタクト手段6は、端部6.14を有する中実ピンである ことができ、及び/又は図16に従った端部6.14と薄壁管62を有する横材 61構成されることもできる。 前記留め具が閉じた状態のとき、カバー4は部分的に末端連接部40に載って いる。開放されたカバー4は、取付ピン5の周りに枢動することができ、末端連 接部40を有する第2ストラップストランド210がアクセス可能になる。カバ ー4の正確な機能は、開放力Fが反動しうる末端連接部40のいかなる偶発的な 開放をも防止することである。好ましくはカバー4は部分的に末端連接部40の 突起部44に載っている。更に詳細には、カバー4の接触端部及び末端連接部4 0は互いに適合して、前記留め具の外見はとても平らで優美である。他の留め具 と比較すると、末端連接部40の接触端部の上部を平らにすることによって薄さ が得られ、カバー4が末端連接部40に載っているときカバー4と末端連接部4 0との分離部を区別することはできないようになっている。末端連接部40は、 中央アーム1の穴の中に置かれた取付ピン50に関して交換可能である。第2ス トラップストランド210の末端部を、開放力矢印Fの方向に引っ張ることによ って、末端連接部40は、取付ピン50を中心として枢動し、留め具外側アーム 3の外側表面の領域23で曲がり、反動Rを伝達する。本発明の知識を備えれば 、熟練者は、説明 していない変形例本発明の範囲を越えることなく実施することができる。 ストラップストランド210、末端連接部40及び中央アーム1はレバーを形 成し、外側アーム3の外側表面上で曲がることができる。前記反動Rを用いるこ とで、前記レバーは中央アーム1を、例えば外側アーム3のコンタクト手段6に よって形成された第1の対の要素(図15参照)の周りに枢動することを可能に する。 中央アーム1が接線接触又はノッチコンタクトから開放され、ストラップスト ランド210が開放力Fで更に末端連接部40起こすために連続して引っ張られ ると、中央アーム1及び中間アーム2の長手方向軸線によって形成される開放角 度は増加し、例えば外側アーム3のコンタクト手段6の横方向部分6.1の形( 図示せず、しかし図12に類似)の中間アーム2の凹端部2.6の第1の対の要 素に対するノッチングを緩めることによって第1ロッキング手段を開放すること が可能になる。この凹端部2.6の開放は、本質的に弾性的に中間アーム2、及 び/又は、図16に従った横材61及び/又は薄壁管62によって構成されたコ ンタクト手段6が使用された場合は、薄壁弾性管62を圧縮解除することによっ て起こる。 ストラップストランド110を折り畳アーム2、3で曲げるこのレバー開放機 構の主な利点は、留め具を比較的小さな開放力Fで開くことを可能にすることで ある。従来の留め具の開放と比較すると、開放力が開放される折り畳みアーム直 接引っ張ることによって得られる場合、本発明のブースタレバー機構は開放力を かなり低減することができる。図10の好ましい実施形態で、曲がり領域23と コンタクト手段6の横方向部分6.12との間の距離によって定義されるレバー 比は、6のファクタによって解除されるべき折り畳みアームを直接引っ張る場合 に必要な開放力と比較して開放力の低減を可能にする。本発明の知識を備えれば 、熟練者は、例えば、より大きな又はより小さなレバー比を用いるレバーの説明 していない変形例を本発明の範囲を越えることなく実施するこ とができる。 折り畳み式留め具は、手首に滑らせることによって容易な取り外し及び所定の 位置に再度取り付けることができるようにストラップの直径の増加を許容する二 重解除を特徴とする。好ましい態様の事実の見地で、3つの折り畳みアームが、 通常の2つに代わって使用され、開放折り畳み式留め具を有するストラップの直 径は同じ量だけより大きく、使用者がストラップを容易に取り外し、また再度取 り付けることができるようになっている。これは広い又は大きな手を有する及び /又はリングや他のストラップを身に付けた使用者にとっては興味有ることであ る。 折り畳み式留め具は最小数の部材で構成され、容易に置き換え又は調整するこ とができる。第1ロッキングの力を、スプリングボール及び/又は凹端部を、例 えば異なった弾性特性を有する他のスプリングボール又は他の凹端部と置き換え ることによって変えて適合させることは容易に可能である。第2ロッキングの力 をカバーを、他の形を有するボス及び/又は内部側壁を有する他のカバーに置き 換えることによって変えて適合させることは容易に可能である。本発明の知識を 備えれば、熟練者は、多くの変形例を実施することができる。 折り畳み式留め具の目に見える部材は、金属及び、ステンレス鋼及び/又は金 で作られていることが好ましい。他のベーシック材料の使用も明らかに可能であ り、本発明に限定されない。折り畳み式留め具の全ての見える部材、即ち折り畳 みアーム、カバー及びピンは好ましくは中実の金属ブロックに機械加工されてポ ジティブな係合で接続され、容易な機械加工及び留め具の外見の迅速な変形がで きるようになっている。これらの部材がかなり対称的で安定性を有しているので 、信頼の置ける操作及び容易なメンテナンスが保証される。他の重要な利点は、 完全に溶接を回避することである。留め具の容易な繰り返される操作のために高 い精度が要求され、選択した材料の処理中に出会う技術的困難性(溶接中の固さ の低減、溶接中の対称的変形)という事実の見地によると、いかなる溶接をも回 避することは有利である。本発明の知識を備えれば、 熟練者は、例えば、総合的な熱熔解性材料等の熱熔解といった他のベーシック材 料に対する他の固定手段も明らかに実施することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月29日(1998.12.29) 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも3つの折り畳みアーム(1、2、3)及びカバー(4)を有し、 前記折り畳みアーム(1、2、3)が互いに連接されて互いに組み合わされた折 り畳み式留め具であって、 前記カバー(4)が前記折り畳みアーム(1、2、3)に関して連接され、前 記カバー(4)を外側アーム(3)上にロッキングすることによって、前記折り 畳み式留め具のロッキングができるようになっており、前記留め具がロックされ た状態のときに、前記カバー(4)が全ての折り畳みアーム(1、2、3)をカ バーすることを特徴とする留め具。 2.中央アーム(1)、中間アーム(2)及び外側アーム(3)を備え、前記中 央アーム(1)及び前記中間アーム(2)が互いに一端で連接され、前記中間ア ーム(2)及び前記外側アーム(3)が互いに一端で連接ていることを特徴とす る請求項1に従った折り畳み式留め具。 3.前記中間アーム(2)が2つの中縁ストリップ(2.1、2.2)で形成さ れ、カットアウトを画成し、前記外側アーム(3)が2つの外縁ストリップ(3 .1、3.2)で構成されてカットアウトを画成し、前記縁部ストリップ(2. 1、2.2、3.1、3.2)がヒンジピン(7、8)によって接続されている ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 4.前記中央アーム(1)が、中間アーム(2)の2つの中縁ストリッ プ(2.1、2.2)の間のカットアウトに完全に含まれ、前記中間アーム(2 )が、前記外側アーム(3)の2つの外縁ストリップ(3.1、3.2)の間に カットアウトに完全に含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に従 った折り畳み式留め具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも3つの折り畳みアーム(1、2、3)及びカバー(4)を有する 折り畳み式留め具であって、 前記折り畳みアーム(1、2、3)が互いに連接されて互いに組み合わされ、 前記カバー(4)が前記折り畳みアーム(1、2、3)に関して連接され、前記 カバー(4)を外側アーム(3)上にロッキングすることによって、前記折り畳 み式留め具のロッキングができるようになっていることを特徴とする折り畳み式 留め具。 2.中央アーム(1)、中間アーム(2)及び外側アーム(3)を備え、前記中 央アーム(1)及び前記中間アーム(2)が互いに一端で連接され、前記中間ア ーム(2)及び前記外側アーム(3)が互いに一端で連接ていることを特徴とす る請求項1に従った折り畳み式留め具。 3.前記中間アーム(2)が2つの中縁ストリップ(2.1、2.2)で形成さ れ、カットアウトを画成しておいり、前記外側アーム(3)が2つの外縁ストリ ップ(3.1、3.2)で構成されてカットアウトを画成しており、前記縁部ス トリップ(2.1、2.2、3.1、3.2)がヒンジピン(7、8)によって 接続されていることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に従った折り畳み 式留め具。 4.前記中央アーム(1)が、前記中間アーム(2)の2つの前記中縁ストリッ プ(2.1、2.2)の間のカットアウトに完全に含まれ、前記中間アーム(2 )が、前記外側アーム(3)の2つの前記外縁ストリップ(3.1、3.2)の 間にカットアウトに完全に含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項 に従った折り畳み式留め具。 5.前記外側アーム(3)の前記外縁ストリップ(3.1、3.2)を接続して 固定するためのコンタクト手段(6)を含むことを特徴とする請求項1〜4の何 れか1項に従った折り畳み式留め具。 6.前記コンタクト手段(8)が横方向部材を有するピン及び端部(6.14) によって構成されるか、又は端部(6.14)及び横方向部分に 形成された薄壁管(62)を有する横材(61)によって構成されていることを 特徴とする請求項5に従った折り畳み式留め具。 7.2つのロッキング手段(9、2.6、10、14)の対応する対の要素(2 .9、6.12、3.10、6.14)に対する2つのロッキングを連続的に戻 すことによって、閉じた留め具が開かれることを特徴とする請求項1〜6の何れ か1項に従った折り畳み式留め具。 8.第1ロッキングが、前記中間アーム(2)の少なくとも1つの第1の対の要 素(2.9)を有する、前記中央アーム(1)の第1ロッキング手段(9)によ って実行されることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に従った折り畳み式 留め具。 9.前記第1ロッキング手段(9)が、前記中央アーム(1)の横方向の穴の中 に置かれた2つのスプリングボールによって構成され、前記中間アーム(2)の クリアランスの形の2つの第1の対の要素(2.9)が提供されており、 前記中央アーム(1)を前記中間アーム(2)に折り畳むことによって、前記 中央アーム(1)が中間アーム(2)の2つの前記中縁ストリップ(2.1、2 .2)の間のカットアウトに完全に含まれ、前記クリアランスの近傍の前記スプ リングボールが弾性的に圧縮されて、前記第1の閉じた位置にノッチ(2.5) によって前記クリアランスに維持されることを特徴とする請求項8に従った折り 畳み式留め具。 10.前記折り畳み式留め具が閉じた状態のときに、コンタクト手段(6)が、 前記中央アーム(1)と、又は前記中央アーム(1)及び前記中間アーム(2) と接線接触するように配置され、前記閉じた折り畳み式留め具を固定することを 特徴とする請求項5〜8の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 11.前記中間アーム(2)の第1ロッキング手段(2.6)が、前記外側アー ム(3)の少なくとも1つの第1の対の要素(6.12)と作用することを特徴 とする請求項1〜7の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 12.前記第1ロッキング手段(2.6)が前記中間アーム(2)の凹端部であ り、前記第1の対の要素(6.12)が、前記外側アーム(3)に位置する前記 コンタクト手段(6)の横方向部分の形であり、前記中央アーム(1)と前記中 間アーム(2)を前記外側アーム(3)に折り畳むことによって、前記中央アー ム(1)が完全に前記中間アーム(2)の前記2つの中縁ストリップ(2.1、 2.2)の間のカットアウトに含まれ、前記中間アーム(2)及び前記中央アー ム(1)の凹端部が、コンタクト手段(6)の横方向部分の近傍にあり、前記第 1ロッキング手段(2.6)が弾性的に圧縮されてノッチングによって前記コン タクト手段(6)の前記横方向部分に維持されることを特徴とする請求項11に 従った折り畳み式留め具。 13.第1ストラップストランド(100)の脱着可能ができるように取付ピン (5)を含むことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に従った折り畳み式 留め具。 14.上部に中央開口部(4.12)を有し、且つ前記側壁を連結するロッド( 4.11)を有するカバー(4)を備え、第2ストラップストランド(110) を前記カバー(4)の前記内壁の接触面と前記ロッド(4.11)の接触面に置 くことによって固定することができることを特徴とする請求項1〜13の何れか 1項に従った折り畳み式留め具。 15.第2ロッキングが、前記外側アーム(3)の少なくとも1つの第2の対の 要素(3.10、6、14)を有する、前記カバー(4)の第2ロッキング手段 (10、14)によって起こることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に従 った折り畳み式留め具。 16.第2ロッキング手段(10)が、前記カバー(4)の側壁に置かれた2つ のボスによって構成され、前記カバー(4)のクリアランスの形の2つの第2の 対の要素が(3.10)が設けられ、もって前記カバー(4)を前記外側アーム (3)に、前記中央アーム(1)と前記中間アーム(2)と折り畳むことによっ て、完全に前記外側アーム(3)の2つの外縁ストリップ(3.1、3.2)間 の前記カットアウトに含ま れ、前記ボスがクリアランスの近傍に配置され、前記クリアランスに位置するノ ッチ(3.5)によって前記第2の閉じた位置に維持されることを特徴とする請 求項15に従った折り畳み式留め具。 17.前記第2のロッキング手段が、前記カバー(4)の2つの平坦側壁によっ て構成され、2つの対の要素(6.14)が、外側アーム(3)の配置されたコ ンタクト手段(6)の端部の形であり、もって前記カバー(4)を前記外側アー ム(3)に、前記中央アーム(1)と前記中間アーム(2)折り畳むことによっ て完全に前記外側アーム(3)の2つの外縁ストリップ(3.1、3.2)間の 前記カットアウトに含まれ、前記側壁が前記端部の近傍にあり、前記第2の閉じ た位置に前記コンタクト手段(6)の前記端部にノッチングすることによって維 持されることを特徴とする請求項15に従った折り畳み式留め具。 18.第1ストラップ端部(200)の脱着可能な固定ができるようにするため と、カバー(4)の固定ができるようにするために取付ピン(5)を備えること を特徴とする請求項15に従った折り畳み式留め具。 19.前記カバー(4)の第2ロッキング手段(10、14)の解除が、第2ス トラップストランド(110)の末端部を、前記外側アーム(3)の少なくとも 1つの第2の対の要素(3.10、6.14)のノッチングによって閉じられて いた前記カバー(4)を起こして前記第2ロッキング手段(10、14)を前記 カバー(4)から引っ張ることができる開放力(F)の影響のもとで引っ張るこ とによって実施されることを特徴とする請求項7に従った折り畳み式留め具。 20.前記第2ストラップストランド(110)、前記カバー(4)及び前記中 央アーム(1)が前記第2ストラップストランド(110)によって接続されて 、前記中間アーム(2)及び/又は前記外側アーム(3)の外面の領域(23) で曲がることのできるレバーを形成していることを特徴とする請求項19に従っ た折り畳み式留め具。 21.前記中間アーム(2)の第1ロッキング手段手段(2.6)の解 除が、開放力(F)と、前記中間アーム(2)及び/又は前記外側アーム(3) の前記外面の領域(23)で曲がる第2ストラップストランド(110)によっ て伝達される反動(R)との影響のもとで、前記第2ストラップストランド(1 10)の末端部を引っ張ることによって実施され、前記中間アーム(2)の前記 外側アーム(3)の少なくとも第1の対の部材に関する前記第1ロッキング手段 (2.6)のノッチングを緩めることを可能にすることを特徴とする請求項19 又は20の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 22.カバー(4)の第2ロッキング手段(10、14)の解除が、前記第ロッ キング手段(10、14)を、前記外側アーム(3)の少なくとも1つの第2の 対の部材(3.10、6.14)に関するノッチングによって閉じられた前記カ バー(4)の外に引っ張ることを可能にするカバー開放力(F’)の影響のもと で、前記カバー(4)を起こすことによって実施されることを特徴とする請求項 7に従った折り畳み式留め具。 23.前記留め具が閉じた状態のとき、前記カバー(4)が末端連接部(40) に部分的に置かれ、前記末端連接部(40)のいかなる偶発的な開放も防止する ことを可能にしていることを特徴とする請求項22に従った折り畳み式留め具。 24.前記第2ストラップストランド(210)の前記末端連接部(40)と前 記中央アーム(1)が、前記第2ストラップストランド(210)によって接続 され、前記外側アーム(3)の前記外側領域の領域(23)で曲がることのでき るレバーを形成していることを特徴とする請求項22又は23の何れか1項に従 った折り畳み式留め具。 25.前記中間アーム(2)の前記第1ロッキング手段(2.6)の解除が、開 放力(F)と前記中間アーム(2)及び/又は前記外側アーム(3)の前記外側 表面の領域(23)で曲がる前記第2ストラップストランド(110、210) によって伝達された反動(R)との影響のもとで、前記第2ストラップストラン ド(110、210)の末端部を引 っ張ることによって実施され、前記中間アーム(2)の前記第ロッキング手段( 2.6)の、前記外側アーム(3)の少なくとも1つの第1の対の要素(6.1 2)に関するノッチングを緩めることを可能にしていることを特徴とする請求項 22〜24の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 26.前記中間アーム(2)の前記第1ロッキング手段(2.6)の前記解除が 、本質的に前記中央アーム(1)及び/又は前記中間アーム(2)を、前記少な くとも第1の対の要素(6.12)を中心として枢動することと、前記中間アー ム(2)を弾性的に圧縮解除することによって起こることを特徴とする請求項2 1又は25の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 27.前記ブースタレバー開放機構が、前記留め具を比較的小さな力(F)で開 放できるようにしていることを特徴とする請求項20又は24の何れか1項に従 った折り畳み式留め具。 28.前記ブースタレバー開放機構が、開放力(F)を、ロックされる折り畳み アーム(1、2)で直接引っ張る場合に必要な開放力と比較して6のファクタに よって低減することができるようにしていることを特徴とする請求項27に従っ た折り畳み式留め具。 29.前記折り畳み式留め具の目に見える部材が、溶接なしで繋がれていること を特徴とする請求項1〜28の何れか1項に従った折り畳み式留め具。 30.前記折り畳み式留め具目に見える部材が、中実の金属ブロックから機械加 工されたものであることを特徴とする請求項1〜29の何れか1項に従った折り 畳み式留め具。 31.前記折り畳み式留め具が、ストラップの直径の増加ができる二重の開放を もたらし、手首に滑らせることによって容易な取り外しと所定の場所への取付が できることを特徴とする請求項1〜30の1つに従った折り畳み式留め具を有す るストラップ。 32.前記折り畳み式留め具が、弾性のあるストラップ及び/又は自在 な連接部を有するストラップの使用のためにデザインされていることを特徴とす る請求項31に従った折り畳み式留め具を有するストラップ。
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