JP2543925B2 - 金属基材のコ―ティング法 - Google Patents

金属基材のコ―ティング法

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JP2543925B2 JP62330399A JP33039987A JP2543925B2 JP 2543925 B2 JP2543925 B2 JP 2543925B2 JP 62330399 A JP62330399 A JP 62330399A JP 33039987 A JP33039987 A JP 33039987A JP 2543925 B2 JP2543925 B2 JP 2543925B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は改良された硬化性シリコーン組成物に関する
もので、特に金属表面に耐腐蝕性を付与するための硬化
性シリコーン組成物に関するものである。この組成物は
液状オルガノポリシロキサン共重合物、ポリジオルガノ
シロキサン及びオルガノシランからなるものである。
従来技術 本出願人の出願であるU.S.P.No.4322518号にはBlizza
rdによつて無溶剤型液状オルガノポリシロキサン共重合
物からなるシリコーン系被覆組成物が示されている。こ
の組成物は硬化性の液状またはガム状シリコーン重合物
とこの液状またはガム状物のための唯一の硬化剤として
の液状SiO系樹脂とからなるもので、各種の基質上で硬
化されて接着剤の剥離性を調節できる剥離性被膜を提供
するものである。
本出願人の出願であるU.S.P.No.4537829号において
も、Blizzard等は上述のものに類似した組成物について
述べているが、この組成物は硬化性シリコーン重合体と
液状SiO系樹脂の他にジメチルビニルシロキシユニツ
ト、トリメチルシロキシユニツト、SiO4/2ユニツト及び
珪水素化触媒とからなる有機珪素樹脂を含むもので、硬
化によつて優れた燃料抵抗力と高度の耐腐蝕性を基本金
属に与えるものである。
発明が解決しようとする問題点 最近になつて、Blizzardによつて示された方法で作ら
れた或る種の組成物が金属表面上で硬化されると金属、
特に鉄系金属に対して著しい耐蝕力を付与することが発
見された。さらに、この組成物が高温下で硬化された場
合には容易に耐蝕被覆を形成するが、常温硬化では金属
表面に付着しないという事実が知られた。この問題は炉
内では大きすぎて加熱できないような表面の被覆や熱に
敏感な成分の被覆を必要とする分野におけるこの組成物
の有用性を著しく限定するものである。
本発明はこれらの問題点を解決することを目的とする
もので、特定の有機シランをこの硬化性組成物に含有さ
せて常温または高温で硬化することによつて金属に付着
する被覆をもたらそうとするものである。驚くべきこと
に、特定の組成物がBlizzardにより示された組成物より
も優れた金属耐蝕性を与えることも知られた。
問題点を解決するための手段 本発明により、(1)(I)(a)ケイ素に結合した
ヒドロキシル基を含有し、R3SiO1/2単位とSiO4/2単位か
らなり、該R3SiO1/2単位SiO4/2単位の比が0.6/1〜0.9/1
(但し、各Rはそれぞれ一価の炭化水素基を表わす)で
ある樹脂状共重合体シロキサンの有機溶媒溶液と、 (b)各有機基がそれぞれ一価の炭化水素基であり有機
水素ポリシロキサンの単位分子当り平均して少なくとも
1個のケイ素に結合した水素基を有する液体有機水素シ
ロキサンからなり、酸価が零以上の均一混合物を生成す
る工程からなる方法によって調製し、ケイ素に結合した
ヒドロキシル基および/またはケイ素に結合した水素基
を含有し、非溶媒含量を基準にして1〜99重量部の液体
オルガノシロキサン; (II)下記の平均式 (HO)RSiO(RSiO)SiR(OH) (式中のRはアルキル、シクロアルキル、ハロアルキ
ル、芳香族又はハロ芳香族基から選択する基であり、c
はジオルガノポリシロキサンに対して25℃で1〜1,000,
000ポアズの粘度を与えるのに充分な値を有する)をも
ったヒドロキシ官能ジオルガノポリシロキサン1〜99重
量部;および (III)下記の式 QSi(OR) (式中の基Qはビニル、3−グリシドオキシ−プロピ
ル、3−メタクリルオキシプロピル又はHCl・CH2=CH(C6
H4)CH2NHCH2CH2NH(CH2)3基から選び、Rは炭素原数が
1〜4のアルキル基、炭素原子数の合計が5までのアル
コキシアルキル基又はアセチル基から選ぶ)を有し、非
溶媒含量を基準にして前記成分(I)と(II)の和100
部当り0.1〜10重量部の少なくとも1種のオルガノシラ
ン、からなる組成物を金属基材へ塗布する工程;および (2)該塗布した組成物を室温で硬化させる工程からな
ることを特徴とする金属基材のコーティング法が提供さ
れる。
本発明はまた上述の組成物に類似の組成物に関するも
のでもあり、それによれば上述の成分(I)が成分
(a)と成分(b)を単に混合するだけで、次の加熱と
溶媒除去工程なしに作られる。
本発明組成物の成分(I)は液状オルガノポリシロキ
サン共重合物であり、これは樹脂状シロキサン共重合物
(a)を液状オルガノハイドロゲンポリシロキサン
(b)と反応させることによつて作ることができるが、
また単に反応成分(a)と(b)とを混合するだけで、
それを直接本発明組成物に使用することによつても成分
(I)を作ることが可能である。
液状オルガノポリシロキサン共重合物(I)を作るの
に使用する成分(a)は樹脂状シロキサン共重合物の有
機溶媒溶液で、本質的にR3SiO1/2シロキサンユニツトと
SiO4/2シロキサンユニツトからなるものである。
成分(a)の樹脂状シロキサン共重合物部分はSiO4/2
ユニツト当り0.6〜0.9R3SiO1/2ユニツトからなつてい
る。式中Rはメチル、エチル、イソプロピル、ブチル及
びヘキシル等のアルキル基、ビニル、アルリル等のアル
ケニル基、フエニル、トリル、キシリル等のアリル基、
ベータフエニルエチル、ベータフエニルプロピル等のア
リルアルキル基及びシクロペンチル、シクロヘキシル等
の脂環基等、1価の炭化水素基である。好ましくは成分
(a)中の全てのR基は低級アルキル基であつて、その
一部を別の1価炭化水素基、例えばビニル基及び/また
はフエニル基で置換することによつて反応性付属物のよ
うな付随的特性を付与することができる。
本発明の硬化性被覆組成物では、成分(a)の樹脂状
シロキサン共重合物部分は本質的に(CH3)3SiO1/2シロキ
サンユニツトとSiO4/2シロキサンユニツトとからその数
の比は約0.75である。
R3SiO1/2ユニツト及びSiO4/2ユニツトからなる樹脂状
シロキサン共重合物は周知のものであり、例えばU.S.P.
No.2676182号(Daudt)に記載されている。
樹脂状シロキサン共重合物は成分(a)の有機溶媒部
分として役立つような有機溶媒中で作られるのが一般的
である。成分(a)の有機溶媒部分は特定のものではな
く、例えば脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素やそれらの
ハロゲン化誘導体である。特に有効な有機溶剤としては
ベンゼン、トルエン、キシレン、トリクロロエチレン及
び鉱物性アルコールがある。
液状オルガノポリシロキサン共重合物(I)を作るの
に使用する成分(b)は液状オルガノポリシロキサンで
あつて、1分子当り平均1個以上の珪素結合水素基を有
するものであればよく、直鎖状、環状、側鎖状またはそ
れらの組合わせであつてよい。そしてそのユニツトの一
般式はR′mHnSiO(4- -m-n)/2であつて式中、m及びnは
その合計が4より小さい正の数、好ましくは1.9〜2.1の
ものである。成分(b)の有機ラジカル(R′)は既に
述べたR基の中の何れでもよく、必須ではないが、成分
(b)の有機ラジカル(R′)は成分(a)有機ラジカ
ル(R)と同一であることが望ましい。
成分(b)に使用するためのオルガノハイドロゲンポ
リシロキサンの例としてはユニツトの一般式R′mH2-mS
iOの環状オルガノハイドロゲンポリシロキサンがあげら
れる。これは例えば〔(CH3)(H)SiO〕x(式中、x
は3、4、5、6及びそれ以上)及び〔(CH3)(H)S
iO〕y〔(CH3)2SiO〕z(式中、y+zの和は3、4、
5、6及びそれ以上)である。また次の一般式の直鎖状
オルガノハイドロゲンポリシロキサンもあげられる。
R″R′SiO(R′SiO)a(R′HSiO)bSiR′
R″,such as R″(CH3)2SiO〔(CH3)2SiO〕a〔(CH3(H)
SiO〕bSi(CH3)2R″ (式中、R″は水素またはメチル、a及びbはそれぞれ
0または0以上の数、但し一分子中に1個以上の珪素結
合水素基を有する) これは例えば H(CH3)2SiO〔(CH3)2SiO〕aSi(CH3)2H,(CH3)3SiO〔(CH3)
(H)SiO〕bSi(CH3)3,(CH3)3SiO〔(CH3(H)SiO〕b〔(CH3)2
SiO〕aSi(CH3)3及びH(CH3)2SiO〔CH3)2SiO〕a〔(CH3)
(H)SiO)〕bSi(CH3)2H.である。
成分(b)として特に望ましいものには次の一般式の
オルガノハイドロゲンポリシロキサンがあげられる。
(CH3)3SiO〔(CH3)(H)SiO〕bSi(CH3)3 (式中、bは30〜70の平均値であつて、bが約35である
ことが最も望ましい) 本発明の成分(I)は既に述べたように、好ましくは
成分(a)及び(b)の反応生成物から溶媒を蒸発除去
したものである。またその代りに、成分(a)及び
(b)の常温での混合物であつてもよい。この場合に
は、成分(a)によつて導入される溶媒が本発明組成物
である硬化性シリコーン形成時に保持されなければなら
ない。固形分で計算して、成分(I)のオルガノハイド
ロゲンポリシロキサン(成分b)含有量は全体の混合物
または反応生成物の重量の約10〜90%の範囲で変化す
る。この変動範囲は約40〜60重量%の間で変化するのが
望ましく、特に望ましいのは固形分ベースで約50重量%
である。固形分ベースとは成分または組成物から溶媒を
除いた含量を意味している。
成分(I)が成分(a)及び(b)の反応生成物であ
る場合には、成分(a)と成分(b)の一定量を充分に
混合し、必要ならば酸、特に塩酸等の強酸を添加して酸
価を0以上として形成される。好ましくは、この均一混
合物の酸価は固形分ベースで0.1〜1の数値である。成
分(a)が充分に酸性であつて、均一混合物がそれによ
つて酸性となることが望ましい。なお、こゝでいう酸価
とは酸塩基指示薬としてブロモクレゾールパープルを使
用して試料(固形分ベース)1gを中和するに要した水酸
化カリウムのmg数である。
こうして得られる均一混合物は直ちにまたは後で加熱
して有機溶媒をそこから除去するが、この加熱は最初は
常圧で行なつてから減圧にして溶媒の除去を促進させる
ことが望ましい。
本発明の望ましい具体例においては、(a)と(b)
との均一混合物は大気圧下で約150℃に加熱され、次い
で温度を上昇させずに除々に減圧して有機溶媒を実質的
に完全に除去される。実質的とは液状オルガノポリシロ
キサン共重合物が約5%、望ましくは1%以下の有機溶
媒を含んでいることを意味するものである。
また、均一混合物が室温で一部蒸発してから次に残り
の混合物を加熱してそこから実質的に全ての有機溶媒を
除去してもよい。
この液状オルガノポリシロキサン共重合物(I)は珪
素結合水酸基及び/または珪素結合水素基を有してい
て、これらが本発明組成物に化学反応性を付与してい
る。
この方法による成分(I)の製造については成分
(a)及び(b)と同様、既に述べたU.S.P.No.4322518
号に詳細に述べられているところである。
成分(I)が成分(a)及び(b)の室温混合物であ
る場合には、その製造は単にこれら両成分を均一溶液に
形成するだけである。上に述べた反応生成物の場合と同
様に、0以上の酸価が必要であり、特に固形分ベースで
約0.1〜1の範囲の酸価が望ましい。
本発明の成分(II)は下記の一般式を有している。
(HO)RSiO(RSiO)cSiR(OH) (式中、Rは成分(I)に関して上に述べたR基のグ
ループから選ばれる1価の炭化水素基である。)本発明
の目的のためにはR基の少なくとも95%がメチル(M
e)であり、できれば全てのR基がメチルであること
が望ましい。またcは成分(II)が25℃で約1〜100000
0ポイズの粘度となるに充分な数値であり、好ましくは
成分(II)の粘度は25℃で約200000である。この成分
(II)は通常はトルエン、キシレン、ナフサ系アルコー
ル、VMPナフサ、低分子量ケトンまたはヘキサン等の溶
媒に溶かされてから、本発明成分(I)及び(III)と
組合わされるものである。
成分(II)として使用するのに好適なポリジオルガノ
シロキサンは周知のものであり、液状またはガム状のこ
れらのものは市販されているものが多いために、これら
のものの製造法について詳細に述べることは省略する。
本発明の成分(III)は下記の一般式を有するオルガ
ノシランである。
QSi(OR) 式中、グループQは次のグループから選ばれるものであ
る。
(3−グリシドオキシプロピル),CH2=C(CH3)C(O)OCH2
CH2)3−メタクリルオキシプロピル)またはHC1・CH2=
CH(C6H4)CH2NHCH2CH2NH(CH2)3(3−(N−スチリルメ
チル−2−アミノエチルアミノ)−プロピル塩酸塩)ま
たRはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チルまたはイソブチル等の1〜4個の炭素原子数のアル
キル基であるが、その代わりに、CH3OCH2CH2-,CH3OCH2C
H2CH2-,CH3CH2OCH2CH2CH2-またはCH3OCH2CH2CH2CH2-.
等の炭素原子数5までのアルコキシアルキル基でもよ
い。またこのRグループアセチル基でもよい。本発明
の成分(III)として使用するためには異なつた種類の
オルガノシランの組合わせも含まれるものである。
本発明に使用するための適切な成分(III)の例とし
ては3−グリシドオキシプロピルトリメトキシシラン、
3−(N−スチリルメチル−2−アミノエチルアミノ)
−プロピルトリメトキシシラン塩酸塩、3−メタクルオ
キシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリアセトキシシラン及びビニルトリス
(2−メトキシエトキシシラン)がある。成分(III)
のQグループはビニルまたは3−グリシドキシプロピル
グループから、また、Rはメチルまたはアセチル基か
ら選ばれるのが望ましい。特に望ましい有機シランは3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン及びこれと
ビニルトリアセトキシシランとの混合物であり、この混
合物は好ましくは約150℃で1〜4時間加熱され、ほゞ
等量の重量部でそれぞれのシランを含んでいるものであ
る。
成分(III)の有機シランは周知のものであり、その
中の多くが市販品であるため、ここでその製造法につい
て説明することは省略する。
本発明の組成物はその他に触媒、フイラー、顔料、染
料、硬化調節剤等の一般的なシリコーン樹脂の補助剤を
含有することができる。
本発明の組成物は固形分ベースで成分(I)約1〜99
重量%、好ましくは30〜70部と成分(II)約1〜99重量
%、好ましくは30〜70部とを充分に混合することによつ
て製造される。成分(I)と(II)を加えたもの100重
量部に対して、成分(III)約0.1〜10重量部、好ましく
は1〜5部を添加して、三成分系均一混合物が形成され
る。本発明の効果に対して混合の順序は問題でない。特
に望ましい具体例としては成分(I)及び(II)がそれ
ぞれ50重量部ずつ(固形分ベースで)で、(I)と(I
I)の固形分合計100部に対して約1〜5重量部の既に述
べた望ましい有機シランが添加される。
本発明組成物は金属材料に対して被覆組成物として特
に有効であることが知られた。100%固形物として或は
溶液で塗布されて硬化された場合これらの組成物は鉄、
鋼、アルミニウム、青銅、銅等の基質上で金属表面に対
して卓越した耐蝕性を付与するものであり、特に水分や
塩分に曝されている鉄系金属においてその効果が著しい
ものである。さらに、本発明組成物は室温で硬化してこ
れらの金属基質上に強固に付着した被覆を形成するもの
であり、この点の卓越性は成分(III)を含んでいない
類似品と全く異なるものである。従来品の類似品では既
述のように金属と被覆膜との間に強固な接着をもたらす
ためには高温度での硬化が必須とされていたからであ
る。
このような被覆組成物を生成するために、本発明組成
物は通常充分量の溶媒で希釈することによつて希望する
被覆組成物粘度とされる。この溶媒としてはヘキサン、
ヘプタン、トルエン、鉱物性アルコール及びケトンがあ
げられ、特に鉱物性アルコールとヘプタンが好適であ
る。また別に成分(II)が低粘度の場合に有効である。
上に述べた溶剤の他に、本発明組成物は一定量の硬化
触媒を含有する。これは室温硬化の場合に特に必要であ
る。本発明に使用するための好適の触媒はSiOHグループ
の間の縮合反応及びSiOHとSiHとの間の縮合反応を促進
するものであれば、公知の任意の化合物でよく、例えば
ジブチル錫ジアセテートやスタンナスオクトエートのよ
うな重金属塩があげられる。望ましい具体例としては、
成分(I)及び(II)を各50部と成分(III)を1〜5
部とからなる組成物において、ジブチル錫ジアセテート
2.5部(固形分ベース)で室温で約8〜72時間で硬化し
て鋼鉄表面に強固に付着する被膜を得ることができる。
本発明の被覆用組成物は通常の塗装技術で金属表面に
塗布することができる。例えば、被塗装物は浸漬、はけ
塗り、噴霧塗装、フローコーテング等である。本発明の
組成物に添加される溶媒や触媒の最適量は実験的に容易
に決定することができる。
本発明組成物で塗装した後、普通1mil以上の厚さが必
要とされる。被膜は、硬化されるが、これは室温(約25
℃)で行われてもよく、また50〜250℃、好ましくは100
〜150℃の高温で行われてもよい。
実施例 以下の実施例は本発明の組成物をさらに詳細に説明す
るためのものであり、特許請求の範囲に規定される本発
明を限定するものとして考えられるべきではない。実施
例においての部及び%は特に指示されていない限り、全
て重量ベースであり、粘度は25℃で測定したものであ
る。
実施例1. U.S.P.No.4310678号の方法によつて液状オルガノポリ
シロキサン共重合体が作られた。すなわち、本質的に約
0.75:1のモル比の(CH3)3SiO1/2ユニツトとSiO2ユニツト
からなるシロキサン樹脂共重合体の70%キシレン溶液を
59部と、下記の一般式を有する液状オルガノハイドロゲ
ンポリシロキサン49部とを窒素雰囲気中で混合した。
この混合物を約100mHgの減圧下で150℃で2時間加熱し
てキシレン溶剤を除去して、シロキサン樹脂共重合体と
オルガノハイドロゲンポリシロキサンの重量比が1:1の
生成物を得た。生成物のオルガノポリシロキサン共重合
物は粘度1896cP、水酸基含量1.55%、非揮発成分99.0
%、珪素結合水素含量0.77%のものであつた。
実施例2. 実施例1の液状オルガノポリシロキサン共重合物100g
を末端にシラールを有し、約200000ポイズの粘度を有す
るジメチルポリシロキサンガム32%を含むトルエン溶液
332g及びヘプタン溶媒360gと混合した。混合物は充分に
攪拌されて透明で均一の塗料となつた。これらはさらに
ジブチル錫ジアセテート5gを触媒として加えられた。
この塗料溶液は予め清浄化された冷間圧延鋼パネルの
表面上に注がれて、パネルはフローコーテングされた。
次いでパネルを垂直から45°傾けて過剰の液をパネルか
ら流出させた。
得られた被膜は室温で15分硬化されてからさらに空気
炉で150℃で10分間硬化された。同様にしてももう一枚
のパネルが作られた。
さらにもう二枚のパネルが同様にして作られた。しか
し、硬化は室温で2時間だけとした。最終硬化膜厚は何
れも約0.8〜1.7milの範囲であつた。
被膜はパネルの中心附近に“X"と印字してから塩水噴
霧テスト(ASTM試験法B117-73)を5%Nacl、37℃で行
なつた。塩水噴霧装置内に被覆パネルを入れる前に、各
パネルのエツジをKAPTONテープで覆つてエツジの腐蝕の
影響をなくした。曝露後、パネルは蒸溜水に浸漬されて
から評価された。第1表には曝露時間1536時間後の結果
が示されている。
第1表において、腐蝕の全体規模は0から100までの
数値で示される。これは印字線を越えた腐蝕境界の拡
大、すなわち“アンダーカツト”を示す尺度である。1
インチの1/4以上のアンダーカツトは不合格とみられて1
00の数字を与えられ、最初の印字線を越えるアンダーカ
ツトの認められないものは0の数字で示される。外観以
外にもこの評価法は触感によつて決められる膜の一体性
をも反映したものである。この評価法では20以下の数値
が良好な耐蝕性と膜の一体化を意味するものとされてい
る。
実施例3−5 実施例2と同様にして1〜3種類の触媒入り被覆溶液
が作られた。これらの溶液はそれぞれ固形分100部当り
3−グリシドオキシプロピルポリメトキシシラン(シラ
ンA)の1、5及び7.5部と充分混合された。シランA
を含むこれらの組成物は実施例2と同様にして(各液に
対しパネル2枚づつ)鉄鋼パネルを被覆するために使用
された。硬化後の各パネルの評価は第1表に示されてい
る。
実施例6−8 実施例2と同様に1〜3種類の触媒入り被覆溶液が作
られた。これらの溶液は溶液中の固形分100部当りシラ
ン混合物の1、5及び7.5部と充分に混合された。この
シラン混合物(シランB)はビニルトリアセトキシシラ
ンと3−グリシドオキシプロピルトリメトキシシランと
の50:50混合物で、約145℃で4時間加熱され、比重1.11
6g/cc、屈折率1.4239、粘度3.91cs(何れも25℃での測
定値)であつた。このシランBを含む組成物が実施例2
と同様にして鉄鋼パネルに塗られた。(各液に対してパ
ネル2枚づつ)硬化後の膜の評価は第1表に示されてい
る。
実施例9 粘度約105ポイズで約1%のシリカを有するシラノー
ル端末ジメチルポリシロキサン34部、実施例1の液状オ
ルガノハイドロゲンポリシロキサン1部及びキシレン65
部よりなる溶液が作られた。この溶液332gを実施例1の
液状オルガノポリシロキサン共重合物100g及びヘプタン
溶媒360gと混合した。この混合物を充分に混合して透明
な均一溶液としてからジブチル錫ジアセテート5gを触媒
として添加した。
実施例2と同様にしてこの溶液を使用して被覆パネル
を作製した。硬化後の膜の耐蝕性の評価は既に述べたよ
うにして行なわれた。第1表に結果が要約されている。
実施例10-12 実施例9と同様にして3種類の被覆用溶液が作られ
た。これらの溶液は溶液中の固形分を100部として1、
5及び7.5部のシランAと充分に混合され、このシラン
Aを含む組成物が実施例9と同様にして鉄鋼パネルに被
覆された。硬化後の各被膜の評価は第1表に示した通り
である。
実施例13-15 実施例9と同様にして1〜3種類の触媒入り被覆溶液
が作られた。これらの溶液は溶液中の固形分を100部と
してそれぞれ1、5、7.5部のシランBと充分混合され
た。このシランBを含む組成物は実施例9と同様にして
鉄鋼パネルを被覆するために使用された。硬化後の各被
膜の評価は第1表に示した通りである。
実施例16-22 実施例2−8の方法によつて触媒入り被覆溶液が作ら
れた。これらの溶液には第2表に示されるように固形分
100部当りそれぞれ0、2、5及び10部のシランA及び
シランBを含有させた。この被覆溶液を既に述べた方法
で別々のパネルに塗り、室温で第2表に示す時間硬化さ
せた。
鉄鋼に対する相対的接着力を指でこすつての剥離容易
性で次の区分で測定した。
(E)接着力 秀−被膜の鋼表面への接着が堅固 (G) 〃 優−同上、但し接着力不良の場合あり (F) 〃 良−接着性不良 (P) 〃 不良−接着力なし 接着力試験の結果を第2表に示す。
発明の効果 第1表及び第2表から本発明組成物が室温硬化によつ
て著しく優れた接着力を有し、しかもその中のいくつか
は耐蝕性も向上していることが標準塩水噴霧試験で明白
となつた。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)(I)(a)ケイ素に結合したヒド
    ロキシル基を含有し、R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からな
    り、該R3SiO1/2単位SiO4/2単位の比が0.6/1〜0.9/1(但
    し、各Rはそれぞれ一価の炭化水素基を表わす)である
    樹脂状共重合体シロキサンの有機溶媒溶液と、 (b)各有機基がそれぞれ一価の炭化水素基であって、
    有機水素ポリシロキサンの単位分子当り平均して少なく
    とも1個のケイ素に結合した水素基を有する液体有機水
    素シロキサンからなり、酸価が零以上の均一混合物を生
    成する工程からなる方法によって調製し、ケイ素に結合
    したヒドロキシル基および/またはケイ素に結合した水
    素基を含有し、非溶媒含量を基準にして1〜99重量部の
    液体オルガノシロキサン; (II)下記の平均式 (HO)RSiO(RSiO)SiR(OH) (式中のRはアルキル、シクロアルキル、ハロアルキ
    ル、芳香族又はハロ芳香族基から選択する基であり、c
    はジオルガノポリシロキサンに対して25℃で1〜1,000,
    000ポアズの粘度を与えるのに充分な値を有する)をも
    ったヒドロキシ官能ジオルガノポリシロキサン1〜99重
    量部;および (III)下記の式 QSi(OR) (式中の基Qはビニル、3−グリシドオキシ−プロピ
    ル、3−メタクリルオキシプロピル又はHCl・CH2=CH(C6
    H4)CH2NHCH2CH2NH(CH2)3基から選び、Rは炭素原数が
    1〜4のアルキル基、炭素原子数の合計が5までのアル
    コキシアルキル基又はアセチル基から選ぶ)を有し、非
    溶媒含量を基準にして前記成分(I)と(II)の和100
    部当り0.1〜10重量部の少なくとも1種のオルガノシラ
    ン、からなる組成物を金属基材へ塗布する工程;および (2)該塗布した組成物を室温で硬化させる工程からな
    ることを特徴とする金属基材のコーティング法。
  2. 【請求項2】前記液体オルガノポリシロキサン共重合体
    (I)は、(A)前記均一混合物を生成し、(B)該均
    一混合物を加熱して前記有機溶媒の実質的に全てを該混
    合物から除去する工程からなる方法によって調製する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】前記R基がメチルであり、前記液体オルガ
    ノポリシロキサン共重合体が非溶媒含量を基準にして0.
    1〜1の酸価を有する均一混合物から調製される特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】前記R3SiO1/2単位/SiO4/2単位の比が0.75
    である特許請求の範囲第1乃至第3項のいずれか1項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】前記液体有機水素ポリシロキサンが、次式
    (式中のMeはメチル基を表わし、bは30〜70の値であ
    る) によって表わされる特許請求の範囲第1項乃至第4項の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記成分(III)が、3−グリシドオキシ
    プロピルトリメトキシシラン又はビニル−トリアセトオ
    キシシランから選んだ少なくとも1つのオルガノシラン
    である特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】(1)(I)(a)ケイ素に結合したヒド
    ロキシル基を含有し、R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からな
    り、該R3SiO1/2単位/SiO4/2単位の比が0.6/1〜0.9/1
    (但し、各Rはそれぞれ一価の炭化水素基を表わす)で
    ある樹脂状共重合体シロキサンの有機溶媒溶液と、 (b)各有機基がそれぞれ一価の炭化水素基であって、
    有機水素ポリシロキサンの単位分子当り平均して少なく
    とも1個のケイ素に結合した水素基を有する液体有機水
    素シロキサンからなり、酸価が零以上の均一混合物を生
    成する工程からなる方法によって調製し、ケイ素に結合
    したヒドロキシル基および/またはケイ素に結合した水
    素基を含有し、非溶媒含量を基準にして1〜99重量部の
    液体オルガノシロキサン; (II)下記の平均式 (HO)RSiO(RSiO)SiR(OH) (式中のRはアルキル、シクロアルキル、ハロアルキ
    ル、芳香族又はハロ芳香族基から選択する基であり、c
    はジオルガノポリシロキサンに対して25℃で1〜1,000,
    000ポアズの粘度を与えるのに充分な値を有する)をも
    ったヒドロキシ官能ジオルガノポリシロキサン1〜99重
    量部; (III)下記の式 QSi(OR) (式中の基Qはビニル、3−グリシドオキシ−プロピ
    ル、3−メタクリルオキシプロピル又はHCl・CH2=CH(C6
    H4)CH2NHCH2CH2NH(CH2)3基から選び、Rは炭素原数が
    1〜4のアルキル基、炭素原子数の合計が5までのアル
    コキシアルキル基又はアセチル基から選ぶ)を有し、非
    溶媒含量を基準にして前記成分(I)と(II)の和100
    部当り0.1〜10重量部の少なくとも1種のオルガノシラ
    ン;および (IV)硬化量の硬化用触媒; からなる組成物を金属基材へ塗布する工程;および (2)該塗布した組成物を室温で硬化させる工程からな
    ることを特徴とする金属基材のコーティング法。
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