JP2543767Y2 - 傘立て - Google Patents

傘立て

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JP2543767Y2
JP2543767Y2 JP1991039868U JP3986891U JP2543767Y2 JP 2543767 Y2 JP2543767 Y2 JP 2543767Y2 JP 1991039868 U JP1991039868 U JP 1991039868U JP 3986891 U JP3986891 U JP 3986891U JP 2543767 Y2 JP2543767 Y2 JP 2543767Y2
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umbrella stand
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umbrella
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彰 清水
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オフィス等で好適に使
用される傘立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の傘立てとして上面開口部を格子
状に区成した箱状のものが知られているが、従来のもの
はいずれもそのまま玄関近くの床等の上に載置して使用
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
傘立ては使用時不使用時を問わず通行の邪魔になり易
く、また、多数の傘を立てた状態で放置してあると、目
障りでもある。
【0004】本考案は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本考案に係る傘立ては、内側面に棚板取
付用のフック孔を有してなる収納家具内に配置されるも
のであって、前記収納家具とは別体に構成され前記フッ
ク孔を利用して前記内側面に装着される左右の外フレー
ムと、これら両外フレーム間に配設された傘立て本体と
を具備してなり、前記傘立て本体は、前記収納家具内に
収まる起立位置と上端側が収納家具外に引出される傾動
位置との間で回動し得るように前記両フレームに軸着さ
れていることを特徴とする。
【0006】外フレームの具体的態様としては、水平部
材とこの水平部材の前端から垂下させた鉛直部材とから
なり、傘立て本体をその鉛直部材の下端部に軸着すると
ともに、前記水平部材を収納家具の内側面に装着するよ
うにしたものを挙げることができる。
【0007】外フレームの好適な取り付け態様として
は、外フレームに固設され収納家具のフック孔に係合す
る鉤形の固設フックと、一端側をフック孔に係合させ他
端側を外フレームにビス止めした別体フックとを用いて
外フレームを前記内側面に止着するものを挙げることが
できる。
【0008】傘に付着した水が収納家具内に飛び散るの
を防止しつつ使い勝手を良好なものにするには、外フレ
ームと傘立て本体との間に、ダンパ機能を有するスプリ
ング機構を介設して、傘立て本体を起立位置方向に付勢
しておくのがよい。
【0009】水を外部に排出し易くするには、傘立て本
体の底壁に水抜き孔を設けておき、その底壁の真下に水
受けを取り出し可能に配設しておくのが好ましい。
【0010】
【作用】このような構成の傘立てであれば、収納家具内
に配設することができ、外部に露出して通行の邪魔にな
ったり目障りになるのを防止することができる。しか
も、この傘立ての外フレームは、収納家具の内側面に存
在する棚板取付用のフック孔を利用してその内側面に装
着されるようになっているので、既存の収納家具をその
まま利用することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、図1〜図12を
参照して説明する。
【0012】収納家具1内に本考案に係る傘立て2を配
設している。
【0013】収納家具1は、左右の側板11の内側面1
2に棚板取付用のフック孔13、14を有してなる通常
のもので、前面に扉15を開閉可能に蝶着してある。フ
ック孔13と14は、前後対をなすもので、上下方向に
所定のピッチで複数組穿設されている。
【0014】傘立て2は、前記フック孔13、14を利
用して前記内側面12に装着される左右の外フレーム3
と、これら両フレーム3間に配設された傘立て本体4と
を具備してなり、前記傘立て本体4は、前記収納家具1
内に収まる起立位置aと上端側が収納家具1外に引出さ
れる傾動位置b間で回動し得るように前記両外フレーム
3に軸着されている。
【0015】具体的に説明すれば、外フレーム3は、水
平部材31とこの水平部材31の前端から垂下させた鉛
直部材32とからなる側面視逆L字形のもので、傘立て
本体4をその鉛直部材32の下端部に支軸41を介して
軸着するとともに、前記水平部材31を収納家具1の内
側面12に装着している。外フレーム3の前記内側面1
2への取り付けは、外フレーム3の水平部材31の前面
端近傍部に固設され収納家具1の前面側フック孔13に
係合する固設フック33と、一端側34aをフック孔1
4に係合させ他端側34bを水平部材31の背面端近傍
部にビス止めした別体フック34とを用いて行う。固設
フック33は後方に屈曲する鉤形をなす。そして、平断
面図である図8に示すように、この固設フック33を対
応する高さ位置に存在するフック孔13に挿入し、しか
る後、図9に示すように外フレーム3を後方にスライド
させることによって、該固設フック33が前記フック孔
13から抜出し得なくなる。別体フック34は、正断面
図である図10〜図12に示すように、短冊状の金属素
材の一端側34aを下方に屈曲させるとともに、他端側
34bを上方へ折り曲げてなる形状のもので、その一端
側34aをフック孔14に挿入し得るようになってい
る。すなわち、この別体フック34を図10に示すよう
に横に倒した状態で一端側34aをフック孔14に挿入
し、しかる後に、この別体フック34を図11に示すよ
うに起立させて他端側34bを外フレーム3の水平部材
31に密着させる。その状態で、図12に示すように、
その他端側34bをビス35を用いて水平部材31に止
着している。
【0016】傘立て本体4は、図1〜図4に示すよう
に、左右の側枠42間に、傘Aを保持するための格子状
区成枠43と底壁44とを架設してなるもので、その前
面には前面パネル45が設けてある。そして、左右の側
枠42の下部前端部分を支軸41を介して外フレーム3
に支承させている。側枠42の下部後端寄り部分と、外
フレーム3の鉛直部材32との間に、ダンパ機能を有す
るスプリング機構5を介設して、傘立て本体4を起立位
置a方向に付勢している。このスプリング機構5として
は、公知な構造のガススプリング機構等を採用すること
ができる。傘立て本体4の底壁44には、多数の水抜き
孔(図示せず)が穿設してあり、図6に示すように、そ
の底壁44の真下に水受け6を取り出し可能に配設して
いる。
【0017】この傘立て2の収納家具1への取り付け
は、まず、図7に示すように、部材の弾性変形を利用し
て外フレーム3の上端側を相寄る方向に偏位させつつ傘
立て2全体を収納家具1内に挿入する。そして、その外
フレーム3を元の平行な起立位置に復帰させつつ前述し
たように固定フック33を対応するフック孔13に挿入
し係合させる(図8および図9参照)。しかる後に、傘
立て本体4を手前に傾動させた状態で、別体フック34
をフック孔14に装着し、外フレーム3を収納家具1の
内側面12に固定する(図10〜図12参照)。
【0018】このようにして収納家具1に取り付けた傘
立て2は、その傘立て本体4を手前に引き出すことによ
って、傘Aの抜き差しが容易になる。そして、その傘立
て本体4から手を放すと、その傘立て本体4がダンパ機
能を備えたスプリング機構5の働きによってゆっくりと
した速度で傾動位置bから起立位置aまで復帰して収納
家具1内に収まる。そのため、傘立て本体4に挿入した
傘Aは、付着した水を撒き散らすことなしに収納家具1
内に円滑に引き込まれ、邪魔にならない状態で保存され
る。傘Aから滴下する水は、傘立て本体4の水抜き孔を
通過して水受け6上に落下し、該水受け6内に溜ること
になる。したがって、水量が多い場合には、適宜水受け
6を引き出して溜った水を廃棄すればよい。
【0019】しかして、このような構成の傘立て2であ
れば、収納家具1内に配設することができ、外部に露出
して通行の邪魔になったり目障りになるのを防止するこ
とができる。しかも、この傘立て2の外フレーム3は、
収納家具1の内側面12に存在する棚板取付用のフック
孔13、14を利用してその内側面12に装着されるよ
うになっているので、既存の収納家具1をそのまま利用
することができる。
【0020】なお、以上説明した実施例では、収納家具
の両側壁間に傘立てを収容した場合について説明した
が、例えば、図13に示すように、側板11と仕切板1
6との間に本発明の傘立て2を収容するようにしてもよ
い。
【0021】その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲
で、種々変形が可能である。
【0022】
【考案の効果】本考案は、以上のような構成であるか
ら、傘立てが通行の邪魔になったり、玄関付近の外観を
損ねることになるという不具合を解消することができ
る。しかも、本傘立ては、家具本体とは別体に構成され
た外フレームを備えており、その外フレームを棚板取付
用のフック孔を利用して家具本体内に装着するようにな
っている。そのため、家具本体に加工を施すことなしに
該傘立てを家具本体内に配置することができる。すなわ
ち、本考案の傘立ては、既存の収納家具を有効に利用し
て設置することができるため、容易に実施することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す正面図。
【図3】同実施例の傘立てを一部破断して示す正面図。
【図4】同傘立てを示す平面図。
【図5】同傘立ての作動を説明するための概略側面図。
【図6】同実施例の水受け部分を示す斜視図。
【図7】同実施例における傘立ての取付け順序を説明す
るための説明図。
【図8】同傘立ての取付け方法を説明するための平断面
図。
【図9】同傘立ての取付け方法を説明するための平断面
図。
【図10】同傘立ての取付け方法を説明するための正断
面図。
【図11】同傘立ての取付け方法を説明するための正断
面図。
【図12】同傘立ての取付け方法を説明するための正断
面図。
【図13】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…収納家具 2…傘立て 3…外フレーム 4…傘立て本体 5…スプリング機構 6…水受け 12…内側面 13…フック孔 14…フック孔 31…水平部材 32…鉛直部材 33…固設フック 34…別体フック 44…底壁 a…起立位置 b…傾動位置 A…傘

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側面に棚板取付用のフック孔を有してな
    る収納家具内に配置される傘立てであって、前記収納家
    具とは別体に構成され前記フック孔を利用して前記内側
    面に装着される左右の外フレームと、これら両外フレー
    ム間に配設された傘立て本体とを具備してなり、前記傘
    立て本体は、前記収納家具内に収まる起立位置と上端側
    が収納家具外に引出される傾動位置との間で回動し得る
    ように前記両フレームに軸着されていることを特徴とす
    る傘立て。
  2. 【請求項2】外フレームが水平部材とこの水平部材の前
    端から垂下させた鉛直部材とからなり、傘立て本体をそ
    の鉛直部材の下端部に軸着するとともに、前記水平部材
    を収納家具の内側面に装着していることを特徴とする請
    求項1記載の傘立て。
  3. 【請求項3】外フレームに固設され収納家具のフック孔
    に係合する鉤形の固設フックと、一端側をフック孔に係
    合させ他端側を外フレームにビス止めした別体フックと
    を用いて外フレームを前記内側面に止着していることを
    特徴とする請求項2記載の傘立て。
  4. 【請求項4】外フレームと傘立て本体との間に、ダンパ
    機能を有するスプリング機構を介設して、傘立て本体を
    起立位置方向に付勢していることを特徴とする請求項1
    記載の傘立て。
  5. 【請求項5】傘立て本体の底壁に水抜き孔を設けてお
    き、その底壁の真下に水受けを取り出し可能に配設して
    いることを特徴とする請求項1記載の傘立て。
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