JPH049880Y2 - - Google Patents

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JPH049880Y2
JPH049880Y2 JP18215187U JP18215187U JPH049880Y2 JP H049880 Y2 JPH049880 Y2 JP H049880Y2 JP 18215187 U JP18215187 U JP 18215187U JP 18215187 U JP18215187 U JP 18215187U JP H049880 Y2 JPH049880 Y2 JP H049880Y2
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JP
Japan
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umbrella
cabinet
inner frame
drip tray
frame
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JP18215187U
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JPH0186879U (ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、傘立て用のキヤビネツトに関するも
のである。
〔従来の技術〕
室内に設置するようにした傘立としては、一般
に、単なる筒状のものとか、皿状のベース体に金
属棒製の囲い枠を固着した形態のものが利用され
ているが、これらのものは、立てかけた傘が常時
露出したままであるため外観が良くない欠点があ
つた。そこで、先行技術としての実公昭56−8531
号公報は、傘立てをキヤビネツト形式にすること
を提案している。
すなわち、前記先行技術は、扉付き箱体の内部
に、傘を抜き差しするようにした金属棒製支持枠
を前後動自在に取付けると共に、箱体の下端部内
に、傘の石突きを差し入れるようにした露受皿を
前後動自在に装着したものであり、非降雨時には
扉を閉じておくことによつて外観の悪化を防止す
る一方、降雨時には扉を開いて支持枠と露受皿と
を前方に引出すことにより、箱体の前方において
傘を立てることができるようにしたものであつ
た。
ところが、この先行技術の傘立ては、降雨時に
使用するに当つては支持枠と露受皿とを一々引出
さねばならないため、使用が面倒であつた。ま
た、降雨時の使用に際しては傘は箱体前方に立て
ることになるため、スペースの利用効率が悪いと
共に人の通行の邪魔になり、しかも、傘は傾斜し
た状態で支持枠に立て掛けられるに過ぎないた
め、傘の外面が露受け皿の外側にはさみ出て水滴
が床面に垂れ落ちる問題があつた。さりとて、箱
体本体内において傘を立てるようにすると、濡れ
た傘が箱体の内面に触れることになるため、箱体
が錆びたり腐つたりし易くなつて耐久性が低下し
てしまうのであり、何れにしても問題があつた。
本考案は、キヤビネツトの耐久性低下をもたら
すことなく、キヤビネツト本体内に傘を立て掛け
収納できるようにすることを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案では、前面開口
したキヤビネツト本体に扉を開閉自在に設け、前
記キヤビネツト本体の内部に、合成樹脂板等の不
錆性板にて断面前向き開口コ字状に形成した内枠
体を、当該内枠体の外周面及び下端面とキヤビネ
ツト本体内面との間に適宜隙間が形成されるよう
にして装着し、該内枠体内部の適宜高さ部位に、
傘が抜き差し自在な仕切枠を取付ける一方、前記
内枠体の下方には、平面視矩形で底面を部分的に
開口して成る漏斗状の滴受けを、当該滴受けの外
周縁が前記内枠体の外周面よりも外側に位置する
ようにして配設すると共に、該滴受け内に、傘に
対する支持体を載置し、且つ、前記キヤビネツト
本体の底板上面には、前記滴受けからの滴を溜め
るトレーを載置した構成にしたものである。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、不錆板製の内枠体内部
に傘を立てるようにしたから、キヤビネツト本体
内部を常時傘の収納スペースとして利用できると
共に、扉を開けば、直ちに傘を出し入れできるこ
とになる。
その場合、傘は、仕切枠にもたれさせるか又は
内枠体内面にもたれさせるかすることになるか
ら、傘に付着した水は、傘の外面を伝つて支持体
に流れ落ちるか、又は、内枠体の内面を伝い落ち
るかすることになるが、支持体は漏斗状の滴受け
内に載置されているから、傘の外面を伝い落ちた
水は全て滴受けに受けられてトレーに流下する一
方、滴受けの外周縁は内枠体の外周面よりも外側
に位置しているから、内枠体の内面を伝い落ちた
水も全て滴受けに受けられてトレーに流下するこ
とになる。
つまり、傘が内枠体で囲われていると共に、傘
に付着した水は全てトレーに流れ落ちるから、キ
ヤビネツト本体内に傘を立てるようにした場合で
あつても、当該キヤビネツト本体の内面が水で濡
れることを完全に防止できるのであり、しかも、
内枠体は不錆板製であるから、水に濡れても耐久
性が低下することはないのである。
従つて、本考案によれば、キヤビネツト内部を
そのまま傘収納スペースとして使用できるもので
ありながら、キヤビネツト内面が水で濡れること
を完全に防止できるから、傘立てとしての使い勝
手を向上することとスペースを有効利用すること
を、キヤビネツトの耐久性低下をもたらすことな
く達成できる効果を有する。
加えて、傘は内枠体内に略囲われた状態にな
り、傘を内枠体に立てかけておけば傘がキヤビネ
ツト本体の外側にはみ出ることはないから、傘が
キヤビネツト本体の前方にはみ出て滴が床面に垂
れ落ちることも確実に防止できるものである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図において符号1は、ベース体2上に載置
した前面開口のキヤビネツト本体で、該キヤビネ
ツト本体1における左右内側板1aの前端部に
は、扉3を、90度だけ水平回動自在で且つ内外側
板1a,1b間の隙間に押し込み自在となるよう
にして装着している。なお、キヤビネツト本体1
の上面には別途整理棚4を載置している。
符号5は、前記キヤビネツト本体1内に装着す
るようにした内枠体で、該内枠体5は合成樹脂板
やステンレス板等の不錆性板にて断面前向き開口
コ字状に形成されており、その外周面及び下端面
とキヤビネツト本体1内面との間に適宜隙間が形
成されるようにして配設し、接着材を塗着したス
ポンジ等の介挿部材6を介してキヤビネツト本体
1内面に落下不能に装着されている。該内枠体5
の内部における適宜高さ部位には、仕切枠7を取
付け部材8にて固定し、該仕切枠8内に傘Aを差
し入れるようにしている。
この場合、内枠体5及び仕切枠7は他の手段で
取付けても良いし、また、仕切枠7は、第2図の
二点鎖線で示すように上下2段に設けても良いの
である。
符号9は、前記内枠体5の下方に配設した平面
視矩形で薄箱状の滴受けで、該滴受け9は、その
底面を適宜範囲にわたつて開口すると共に、各底
面板9aを開口部に向けて下向き傾斜させて漏斗
状に形成されており、キヤビネツト本体1の左右
内側板1a,1bに固着した支持片10上に着脱
自在に載置している。この場合、滴受け9の縦横
寸法を内枠体5の縦横寸法よりそれぞれ大きくし
て、滴受け9の側壁9bが内枠体5の外周面より
も適宜寸法()だけ外側に位置するようにして
いる。
そして、滴受け9内に、孔空き板にて形成した
支持体11と透水性のマツト12とを重ねて載置
する一方、キヤビネツト本体1の底板1c上面に
は、前記滴受け9から流れ落ちた水を溜めるため
のトレー13を抜き差し自在に載置している。
以上の構成において、不錆板製の内枠体5をキ
ヤビネツト本体1内部に設けたことにより、キヤ
ビネツト本体1内を傘Aの収納スペースとして常
時使用できると共に、扉2を開ければ内枠体5内
部に直ちに傘Aを立てることができることにな
る。
その場合、傘Aは、仕切枠8にもたれるか又は
内枠体5内面にもたれるかすることになるから、
傘Aに付着した水は、傘Aの外面を伝つて支持体
11に流れ落ちるか、又は、内枠体5内面を伝い
落ちるかすることになるが、支持板11は滴受け
9内に載置されているので、傘Aの外面を伝い落
ちた水は全て滴受け9に流下してトレー13に溜
ると共に、滴受け9の外周縁が内枠体5の外周面
よりも外側に位置しているから、内枠体5内面を
伝い落ちた水も第4図に矢印で示すように全て滴
受け9内に受けられ、トレー13に流下すること
になる。
このように、不錆板製の内枠体5にてキヤビネ
ツト本体1が保護されていると共に、傘Aに付着
した水は全てトレー13に受けられるから、キヤ
ビネツト本体1の耐久性低下をもたらすことな
く、キヤビネツト本体1内部をそのまま傘Aの収
納スペーストとして利用できるのである。
なお、扉は単なる水平回動式に構成しても良
く、この場合には、扉の内面にも不錆板製の内面
板を張設するようにしても良い。また、実施例の
ように、扉3をキヤビネツト本体1の側板に沿つ
て押し込みできるように構成すると、降雨時に傘
Aを出し入れするに際して扉2が邪魔にならない
ので、使い勝手を一層向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜
視図、第2図は正面図、第3図は第2図の−
視拡大断面図、第4図は第3図の−視拡大断
面図である。 1……キヤビネツト本体、3……扉、5……内
枠体、7……仕切枠、9……滴受け、11……支
持体、12……マツト、13……トレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面開口したキヤビネツト本体に扉を開閉自在
    に設け、前記キヤビネツト本体の内部に、合成樹
    脂板等の不錆性板にて断面前向き開口コ字状に形
    成した内枠体を、当該内枠体の外周面及び下端面
    とキヤビネツト本体内面との間に適宜隙間が形成
    されるようにして装着し、該内枠体内部の適宜高
    さ部位に、傘が抜き差し自在な仕切枠を取付ける
    一方、前記内枠体の下方には、平面視矩形で底面
    を部分的に開口して成る漏斗状の滴受けを、当該
    滴受けの外周縁が前記内枠体の外周面よりも外側
    に位置するようにして配設すると共に、該滴受け
    内に、傘に対する支持体を載置し、且つ、前記キ
    ヤビネツト本体の底板上面には、前記滴受けから
    の滴を溜めるトレーを載置して成る傘立て用キヤ
    ビネツト。
JP18215187U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH049880Y2 (ja)

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JP18215187U JPH049880Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0186879U JPH0186879U (ja) 1989-06-08
JPH049880Y2 true JPH049880Y2 (ja) 1992-03-11

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