JPS5843937Y2 - 鑑賞魚用水槽の濾過装置 - Google Patents

鑑賞魚用水槽の濾過装置

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JPS5843937Y2
JPS5843937Y2 JP526379U JP526379U JPS5843937Y2 JP S5843937 Y2 JPS5843937 Y2 JP S5843937Y2 JP 526379 U JP526379 U JP 526379U JP 526379 U JP526379 U JP 526379U JP S5843937 Y2 JPS5843937 Y2 JP S5843937Y2
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米吉 小川
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金魚、熱帯魚等の鑑賞黒用水槽内で使用する、
扁平な箱形の濾過装置に関するものである。
か・る濾過装置としては一般に、水槽の底面に密接固定
させて使用するものと、水槽の内側面に密接固定させて
使用するものとが知られており、両者の特性にはそれぞ
れ一長一短があるため、水槽の形状やその内部に収容さ
れる魚種等の様々な使用条件に応じて両者を適宜に選択
して使用しなければならない。
しかしながら従来では、単一の濾過装置であって水槽の
底面あるいは内側面の何れにも密接固定させて使用でき
るものが無く、例えば前記使用条件に変更が生じた場合
に、使用中の濾過装置を別の濾過装置と交換して当該使
用条件の変更に対応させる必要があり、不経済であるば
かりでなく濾過装置の交換作業や管理等が面倒である等
の不都合を米たしていた。
本考案は上記に鑑みなされたもので、水槽の底面あるい
は内側面の何れにも簡単に密接固定させて有効に使用す
ることができる、取扱いに便利な濾過装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、合成樹脂材等から形成される濾過装置本体は、扁平な
箱形の濾過ケース1と、その一側に連結される排水パイ
プ2とから構成されており、濾過ケース1は、本実施例
では特に1個の基本ケースユニット1□と、それと略同
−構成の2個の接続ケースユニット1′1,1′1とを
着脱自在に連結して構成されている。
基本ケースユニット1、は、扁平且つ縦長の箱形に形成
される、一端面が開口4したケースユニット本体5□と
、その開口4部に着脱自在に嵌着される蓋体6、とから
なり、ケースユニット本体5□の一扁平面外側には適所
に凹部が形成され、この四部に、前記濾過ケース1を水
槽Tの内面に密接保持するための吸盤7,7が取付けら
れている。
またケースユニット本体5、の両扁平面の相対向する内
面には、複数条の突条8・・・・・・が間隔を存して縦
方向に形成されており、それら突条8・・・・・・の内
端にはケースユニット本体5、の内端部に近接して、次
に述べる濾過体9、を支承するための支承片10・・・
・・・か゛突設されている。
ケースユニット本体5□の内部には、矩形の板状濾過材
の中央部を屈曲して断面U字状に形成した濾過体9、が
、前記開口4部を通して着脱自在に収容されており、こ
の濾過体9□は、その両局平面および屈曲内端面がそれ
ぞれケースユニット本体5、の前記突条8・・・・・・
および支承片10・・・・・・に当接支持されている。
而してケースユニット本体51の内部に、前記濾過体9
、によって囲まれる未濾過室111と、当該濾過体9□
とケースユニット本体51のそれぞれの両局平面および
前記突条8・・・・・・により画成される既濾過室12
、とが形成され、さらにそのケースユニット本体5、の
内端部には既濾過室12 aと直接連通する排水通路1
3が形成されている。
前記蓋体6、には未濾過室111と直接連通する多数の
通孔14・・・・・・が開口されており、またその蓋体
61の裏側には、該蓋体61をケースユニット本体5□
に嵌着した際前記濾過体91の面外端部に挿入し得るス
ペーサ15・・・・・・が設けられており、このスペー
サ15・・・・・・により濾過体9、の面外端部を常に
所定の間隔に保つようにしている。
ケースユニット本体5、の一側端面には、未濾過室11
□と直接連通する吸水口16、が形成されており、この
吸水口16、は、多数の細孔を穿設した被覆板17で被
覆され、後述するように基本ケースユニット1、を接続
ケースユニット1’+、1’+と連結することなく単独
で濾過ケース1として使用した場合でも、幼魚等を該吸
水口16から未濾過室11、内に吸込むことがないよう
にしている。
ケースユニット本体5、の他側端面には、前記排水通路
13と直接連通する出水口18、が開口され、その開口
縁に一体に形成される環状突部19には、後述する排水
パイプ2の基端間口20が着脱自在且つ回動可能に嵌合
されており、この嵌合部に作用する摩擦力により該排水
パイプ2はケースユニット本体5、に対して任意の回動
位置に保持される。
また出水口18、と対向するケースユニット本体5□の
一側端面には、排水通路13と直接連通ずる排水通路連
絡口21が開口されており、これは次に述べる接続ケー
スユニット1′1の出水口18□開ロ縁に一体に形成さ
れる環状突部19と着脱自在に嵌合できるようになって
いる。
接続ケースユニット1′1の構造は、前記した基本ケー
スユニット1□の構造と略一致しており、そのケースユ
ニット本体5′1の一側端面に、特に基本ケースユニッ
ト1、の前記被覆板17或いは他の接続ケースユニット
1′1の被覆板17と着脱自在に嵌合し得る未濾過室連
絡口22が開口されている点においてのみ基本ケースユ
ニット1□の構造と相違する。
而して第1図に示すように基本ケースユニット1□およ
び接続ケースユニツ) l’1.l’tを、隣り合うそ
れらケースユニットの各被覆板17と未濾過室連絡口2
2および各排水通路連絡口21と環状突部19のそれぞ
れの嵌合により一体に連結すれば、全体として濾過ケー
ス1が形成される。
そして各ケースユニット11 、 l’l 、 l’l
の、一体に連結されたケースユニット本体5□5/1,
5/1およびそれらにそれぞれ嵌着される蓋体6..6
..6.と、それら内部にそれぞれ収容される濾過体9
..9..9、は、当該濾過ケース1を形成するケース
本体5および蓋体6と、その内部に収容される濾過体9
をそれぞれ構成し、また未濾過室連絡口22.22を介
して相互に連通される各未濾過室111,111,11
、と、排水通路連絡口21.21および各排水通路1
3,13.13を介して相互に連通される各既濾過室1
2□、12.,121は、それぞれ当該濾過ケース1の
未濾過室11と既濾過室12を構成する。
また基本ケースユニット11の出水口18□は当該濾過
ケース1の出水口18を構成し、さらに外端接続ケース
ユニット1′1の吸水口16、を覆う被覆板17に穿設
された多数の細孔、および洛蓋体6□、61 、61に
穿設された多数の通孔14・・・・・・は、ケス本体5
および蓋体6にそれぞれ開口された本考案の多数の小孔
を構成している。
尚、外端のケースユニット1′1の排水通路連絡口21
は、それ(二着脱可能に嵌着されるキャップ23により
閉成されている。
前記排水パイプ2にはその基端間口20に近接して、エ
アポンプA等の空気供給源にエアチューブ24を介して
接続される空気噴出部、図示例ではエアストン25が収
容されており、このエアストン25によって生起される
空気噴流を利用して、濾過ケース1内への水の吸引が行
なわれる。
排水パイプ2の先端には、エアストン25より噴出され
て排水パイプ2内を勢いよく上昇する空気を排出し、且
つ濾過体9により濾過されて排水パイプ2内に吸引され
た水を水槽T内へ還流するための排水口26が開口され
ている。
次に本実施例の作用について説明すると、第3図は濾過
ケース1を直方体状の水槽Tの一円側面に密接保持した
状態を示す斜視図であり、排水パイプ2は濾過ケース1
に対して平行位置に回動保持されている。
いま、エアポンプAを駆動して空気をエアストン25よ
り噴出させると、その空気は、排水パイプ2内を上昇す
ると共に排水パイプ2内の水を排水口26を通して水槽
T内へ排水するので、排水パイプ2内に吸水作用が起こ
り、それと共に濾過ケース1内部において水の流通が開
始される。
濾過ケース1の蓋体6に設けられた通孔14・・・・・
・は水面より上方にあって大気と連通しているため、濾
過ケース1内への水槽T内の水の吸引は専ら吸水口16
を通して行なわれる。
而して吸水口16より未濾過室11内に吸引された水槽
T内の水は、濾過ケース1内部の濾過体9を通過の際濾
過されて既濾過室12内に至り、さらに各排水通路13
.13.13を経た後、出水口18から排水パイプ2内
に吸引され、その排水口26から水槽T内へ還流される
第4図は濾過ケース1を水槽Tの底面に密接保持した状
態を示す斜視図であり、この場合は排水パイプ2が濾過
ケース1に対して垂直位置ば回動保持される。
従って排水パイプ2は前記と同様に直立姿勢にあり、該
排水パイプ2による吸水作用が前記と同様支障なく行な
われる。
濾過ケース1の蓋体6は、今度は水面下にあるため、吸
水口16からだけでなく該蓋体6に設けた通孔14・・
・・・・からも未濾過室11内に水を吸引することがで
き、従って仮にイ慮過ケース1の上面に小石等が敷設さ
れ、それらによって吸水口16の有効開口面積が大幅に
狭められたとしても、全体として濾過装置の濾過能力が
低下することはない。
尚、基本ケースユニット1、を単独で濾過ケース1とし
て使用しても本実施例と同様の作用効果が得られること
は勿論である。
以上のように本考案によれば、扁平な箱状に形成し、一
端面全開口すると共に扁平面に水槽T内面への吸着部材
を設けたケース本体5と、その開口部に着脱自在に嵌着
される蓋体6とから濾過ケース1を形成し、その濾過ケ
ース1の内部に、前記開口部を通して濾過体9を着脱可
能に収容し、その濾過体9により前記濾過ケース1内を
未濾過室11と既濾過室12とに画成し、前記蓋体6お
よびケース本体5には前記未濾過室11と直接連通する
多数の小孔をそれぞれ開口し、また前記ケース本体5に
は前記既濾過室12と連通ずる出水口18を開口し、こ
の出水口18には、先端に排水口26を開口した排水パ
イプ2の基端開口部を回動可能に嵌合して該排水パイプ
2を濾過ケース1の扁平面に対して略平行または略垂直
位置にそれぞれ保持できるようにし、さらに前記排水パ
イプ2の基端開口部には、そこにエアポンプA等の空気
供給源からの空気を噴出させるエアストン25等の空気
噴出部を配設したので、ケース本体5扁平面に設けられ
た吸着部材により、濾過ケース1を水槽Tの内側面およ
び底面のいずれにも適確に密接固定することができ、特
に濾過ケース1の、水槽T内側面に密接固定される垂直
使用時には前記排水パイプ2をケース1扁平面に対して
略水平位置に、また同濾過ケース1の、水槽T底面に密
接固定される水平使用時には排水パイプ2をケース1扁
平面に対して略垂直位置にそれぞれ保持することにより
、排水パイプ2を常に鉛直方向に起立させることができ
、排水パイプ2の基端開口部に噴出された空気を同パイ
プ2の先端排水口26に向ってきわめてスムーズに上昇
流動させることができ、その結果、濾過ケース1の上記
垂直および水平いずれの使用時においても、濾過ケース
1内の水に対する排水パイプ2の吸引排出作用、したか
つて濾過体9による濾過作用が充分に遠戚される。
またケース本体5の開口部は蓋体6により覆われている
から、濾過ケース1の前記水平使用時においても、該開
口部から濾過体9が外部に出たり或いは、水槽T底面の
小石等の敷設物がケース1内に侵入したりするおそれは
ない。
さらにケース本体5および蓋体6にそれぞれ開口された
多数の小孔が、ケース1外の水を未濾過室11に導入す
るための吸水孔として機能するがら、濾過ケース1の前
記水平使用時にそれが水槽T底面の小石等の敷設物に覆
われても、上記多数の小孔は該敷設物の侵入を許すこと
なくケース1外の水やそこに浮遊する塵埃等を効率よく
未濾過室11内へ導入することができる。
以上の結果、濾過ケース1はそれの前記垂直および水平
いずれの使用時においても濾過機能を正常に達成するこ
とができるから、水槽Tの形状や飼育される魚の種類等
の種々の使用条件に応じて一個の濾過ケース1を、設置
態様の異なる上記二タイプに適宜使い分けることができ
、使用条件に将来変更が生じたような場合でも別の濾過
装置を用意する必要がなく経済的であり、またそのタイ
プ変更は排水パイプ2を濾過ケース1に対して約90°
回動するだけでよいから作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による濾過装置の実施例を示すもので、第
1図は直立状態にある濾過装置の一部縦断正面図、第2
図は第1図のI■−■11断面図、第3図および第4図
は、上記濾過装置を水槽の一円側面および底面にそれぞ
れ密接固定した状態を示す斜視図である。 T・・・・・・水槽、1・・・・・・濾過ケース、2・
・・・・・排水パイプ、5・・・・・・ケース本体、6
・・・・・・蓋体、7・・・・・・吸着部材としての吸
盤、9・・・・・・濾過体、11・・・・・・未濾過室
、12・・・・・・既濾過室、14・・・・・・小孔と
しての通孔、18・・・・・・出水口、25・・・・・
・エアストン、A・・・・・・エアポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扁平な箱状に形成し、一端面を開口すると共に扁平面に
    水槽T内面への吸着部材を設けたケース本体5と、その
    開口部に着脱自在に嵌着される蓋体6とから濾過ケース
    1を形成し、その濾過ケース1の内部に、前記開口部を
    通して濾過体9を着脱可能に収容し、その濾過体9によ
    り前記濾過ケース1内を未濾過室11と既製過室12と
    に画成し、前記蓋体6およびケース本体5には前記未7
    慮過室11と直接連通する多数の小孔をそれぞれ開口し
    、また前記ケース本体5には前記既製過室12と連通ず
    る出水口18を開口し、この出水口18には、先端に排
    水口26を開口した排水パイプ2の基端開口部を回動可
    能に嵌合して該排水パイプ2を濾過ケース1の扁平面に
    対して略平行または略垂直位置にそれぞれ保持できるよ
    うにし、さらに前記排水パイプ2の基端開口部には、そ
    こにエアポンプA等の空気供給源からの空気を噴出させ
    るエアストン25等の空気噴出部を配設した、鑑賞急用
    水槽の濾過装置。
JP526379U 1979-01-19 1979-01-19 鑑賞魚用水槽の濾過装置 Expired JPS5843937Y2 (ja)

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JP526379U JPS5843937Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 鑑賞魚用水槽の濾過装置

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JPS55107212U JPS55107212U (ja) 1980-07-26
JPS5843937Y2 true JPS5843937Y2 (ja) 1983-10-05

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ID=28810962

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JP526379U Expired JPS5843937Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 鑑賞魚用水槽の濾過装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5229677B1 (ja) * 2012-10-02 2013-07-03 勝 鈴木 観賞漁用濾過装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5229677B1 (ja) * 2012-10-02 2013-07-03 勝 鈴木 観賞漁用濾過装置

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JPS55107212U (ja) 1980-07-26

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