JP2513650Y2 - 洗髪洗面化粧台の水受け構造 - Google Patents

洗髪洗面化粧台の水受け構造

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JP2513650Y2
JP2513650Y2 JP1991059771U JP5977191U JP2513650Y2 JP 2513650 Y2 JP2513650 Y2 JP 2513650Y2 JP 1991059771 U JP1991059771 U JP 1991059771U JP 5977191 U JP5977191 U JP 5977191U JP 2513650 Y2 JP2513650 Y2 JP 2513650Y2
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water
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純弘 松本
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗髪洗面化粧台におい
て、シャワーホースを伝ってキャビネット内部に浸入す
る水を回収するための水受け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洗髪洗面化粧台は、図4の正面図に示す
ように、先端にシャワーヘッド21を有するシャワーホ
ース22がホルダ23によりカウンタ24に上下出し入
れ自在に設けられたものである。シャワーホース22
は、キャビネット25の内部で折り返されて、コック2
6に接続されている。
【0003】上記のような洗髪洗面化粧台では、シャワ
ーホース22を伝って水がキャビネット25の内部に浸
入することがあるので、キャビネット25の内部には、
浸入水を受け入れ回収するための水受け構造を設ける必
要がある。その水受け構造の従来例を図5および図6に
示す。
【0004】図5に示す従来例は、実公平3−1692
7号公報に記載されたもので、シャワーホース22の折
り返し部を収容する水受けタンク27を、カウンタの下
側に取り付けている。
【0005】また、図6の従来例は、実開昭63−65
775号公報に記載されたもので、キャビネット底板2
5a上に水受けトレイ28を設置して、このトレイ28
により、シャワーホース22の折り返し部から滴下する
水滴を回収するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な水受けタンク27は、シャワーホース22の折り返し
部を収容するため、かなり大型に形成する必要があり、
コストがかさむ、という問題がある。また、キャビネッ
ト25内部での取り付けが面倒で、施工に手数がかか
る、という問題もある。
【0007】一方、水受けトレイ28は、安価に製作す
ることができ、設置も容易に行えるが、その大きさや設
置位置によっては、シャワーホース22からの水滴がト
レイ28に入らず、キャビネット25内部を水濡れさせ
るおそれがあり、回収の確実さに欠ける。この場合、浸
入水の回収を確実にするために、トレイ28を大型にす
ればよいが、大型のトレイでは、キャビネット25内の
占有面積が増大し、キャビネット25内部のスペースを
物品の収容等、他の用途に有効に使用できなくなる。
【0008】本考案は、かかる従来の問題に対処したも
のであって、安価に製作することができて、しかも比較
的狭いスペースに容易に施工することができる水受け構
造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
達成するために、先端にシャワーヘッドを有するシャワ
ーホースがカウンタに上下出し入れ自在に設けられた洗
髪洗面化粧台の水受け構造であって、前記カウンタの下
側でシャワーホースの折り返し部を収容する流下ガイド
と、この流下ガイドの下方に設置される水受けトレイ
備え、前記流下ガイドは、前面が開放された漏斗形状
に形成されるとともに、化粧台キャビネットの奥壁側へ
倒した斜め姿勢で該奥壁に取り付けられるものである
【0010】
【作用】上記の構成において、シャワーホースを伝って
浸入した水は、流下ガイドの案内面に滴下もしくは接触
し、その案内面に沿って流下し、細い流路に絞られ集め
られて、その下方の水受けトレイに流入し、回収され
る。この水受けトレイに回収した水の排水は、例えば水
受けトレイのみを取り外して行えばよいから、簡単に行
えるようになる。 ところで、流下ガイドを前面開放とし
ているから、この流下ガイドを取り付けるときに、シャ
ワーホースの折り返し部を横にずらすだけで簡単に化粧
台キャビネットの奥壁へ配置できるようになり、さらに
この流下ガイドを動かすことなくシャワーホースの折り
返し部を前記同様に横にずらすだけで流下ガイドに収容
できるようになり、取り付け作業が手早く簡単に行える
ようになる。 また、流下ガイドを前面開放にしている
と、シャワーホースの出し入れ時にその折り返し部が揺
れ動いてはみ出して、シャワーホースを伝う浸入水が飛
び出したりしやすくなるとも考えられるが、流下ガイド
を傾斜姿勢にしているから、シャワーホースの折り返し
部を斜めに受けることができてシャワーホースの出し入
れ時において折り返し部が揺れ動くのを抑制できるよう
になるし、シャワーホースを伝う浸入水を受ける面積が
広くなって、浸入水を確実に受けて水受けトレイへ確実
に回収できるようになるのである。 しかも、流下ガイド
を漏斗形状としているから、流下ガイド全体の大きさに
関係なく水受けトレイの外形寸法を可及的に小さく設計
できるようになって、キャビネット内部での占有面積を
小さくできるようになる。
【0011】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る水受け構造を
備えた洗髪洗面化粧台の縦断側面図、図2は水受け構造
の正面図、図3は水受け構造の一部である流下ガイドの
取付部を破断して示した斜視図である。
【0012】図1において、1はシャワーヘッド、2は
シャワーホース、3はカウンタ、4はキャビネットであ
る。この実施例の洗髪洗面化粧台で、先端にシャワーヘ
ッド1を有するシャワーホース2がホルダ5によりカウ
ンタ3に上下出し入れ自在に設けられ、キャビネット4
の内部では、シャワーホース2の中途部が折り返され
て、コック(図示省略)に接続されている点は、従来の
洗髪洗面化粧台と同じである。
【0013】キャビネット4の内部には、水受け構造と
して、流下ガイド6と、水受けトレイ7とが設けられて
いる。
【0014】流下ガイド6は、カウンタ3の下側でシャ
ワーホース2の折り返し部を収容するもので、図2に示
すように、上広がりの平板状の主部6aと、主部6aの
両側で起立する一対の側縁6b,6bとにより、前面部
が開放された漏斗の形状に形成されている。6cは、主
部6aに設けられた取付部である。この流下ガイド6
は、後方へ小角度倒れた傾斜姿勢で、前記取付部6cを
介して、キャビネット4の後面側の固定部材8に取り付
けられている。
【0015】図3は、流下ガイド6の取付部6cの構造
を示している。取付部6cは、主部6aの表面から凹入
した形に形成され、その凹入底部に、上下に長いねじ挿
通孔6dが設けられている。そして、この挿通孔6dを
貫通するねじ9により、固定部材8に固定される。
【0016】図1および図2に戻って、水受けトレイ7
は、流下ガイド6からの流下水を受け入れるもので、キ
ャビネット4の底板4a上で、流下ガイド6の下端に対
応する位置に設置される。
【0017】上記の構成において、シャワーホース2を
伝って水がキャビネット4の内部に浸入した水は、ま
ず、流下ガイド6の案内面である内側面に滴下する。こ
の場合、シャワーホース2の出し入れ高さに応じて、そ
の折り返し部の位置や形が変わるが、流下ガイド6が上
広がりの漏斗状であるから、シャワーホース2の折り返
し部は、流下ガイド6から外れることがなく、したがっ
て、流下ガイド6の外側に浸入水が滴下することがな
い。
【0018】流下ガイド6に滴下した浸入水は、案内面
に沿って流下し、流下に伴って、細い流路に絞られ集め
られて、その下方の水受けトレイ7に流入する。これ
で、浸入水は水受けトレイ7に回収される。
【0019】以上のように、シャワーホース2から滴下
する浸入水は、流下ガイド6で集められて、水受けトレ
イ7に流入するから、水受けトレイ7は、流下ガイド6
の下端部を収める程度の大きさであればよい。
【0020】水受けトレイ7に回収された浸入水は、水
受けトレイ7をキャビネット4から取り出すことで、適
宜排水されるが、水受けトレイ7を定置式として、この
トレイ7と、カウンタ3からの排水管10とを排水チュ
ーブで接続し、常時排水されるようにしてもよい。
【0021】なお、上記実施例では、シャワーホース2
を手動操作のみで出し入れするようした洗髪洗面化粧台
を示したが、シャワーホース2をガイドするシャワース
タンドと、このシャワースタンドを上下にスライド駆動
するモータとを備え、電動によりシャワーホース2の出
し入れ高さを調節しうるようにした洗髪洗面化粧台に
も、本考案の水受け構造を実施しうる。
【0022】
【考案の効果】本考案では、上記詳細に説明したよう
に、シャワーホースを伝って浸入する水をキャビネット
内部に漏らすことなく確実に回収することができ、浸入
水でキャビネットの内部を水濡れさせるおそれがない。
【0023】また、本考案の構成要素の水受けトレイ
下ガイド、安価に製作することができ、取付や設置
にも手数がかからず、施工が容易である。
【0024】さらに、キャビネットの底板上に設置する
水受けトレイは、漏斗状の流下ガイドの下端部を収める
程度の大きさでよいから、キャビネット内部での占有面
積を小さくすることができ、キャビネットの内部のスペ
ースを有効に利用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る水受け構造を備えた洗
髪洗面化粧台の縦断側面図である。
【図2】上記実施例の水受け構造の正面図である。
【図3】上記実施例における流下ガイドの取付部を破断
して示した斜視図である。
【図4】洗髪洗面化粧台の正面図である。
【図5】従来の水受け構造の正面図である。
【図6】従来の他の水受け構造の正面図である。
【符号の説明】
1 シャワーヘッド 2 シャワーホース 3 カウンタ 4 キャビネット 6 流下ガイド 7 水受けトレイ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にシャワーヘッドを有するシャワー
    ホースがカウンタに上下出し入れ自在に設けられた洗髪
    洗面化粧台の水受け構造であって、前記 カウンタの下側でシャワーホースの折り返し部を収
    容する流下ガイドと、 この流下ガイドの下方に設置される水受けトレイとを
    前記流下ガイドは、前面が開放された漏斗形状に形成さ
    れるとともに、化粧台キャビネットの奥壁側へ倒した斜
    め姿勢で該奥壁に取り付けられるものである、 ことを特
    徴とする洗髪洗面化粧台の水受け構造。
JP1991059771U 1991-07-30 1991-07-30 洗髪洗面化粧台の水受け構造 Expired - Lifetime JP2513650Y2 (ja)

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JPH0511880U JPH0511880U (ja) 1993-02-19
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