JPH0737062Y2 - 空気調和機のドレン受皿 - Google Patents
空気調和機のドレン受皿Info
- Publication number
- JPH0737062Y2 JPH0737062Y2 JP1992040298U JP4029892U JPH0737062Y2 JP H0737062 Y2 JPH0737062 Y2 JP H0737062Y2 JP 1992040298 U JP1992040298 U JP 1992040298U JP 4029892 U JP4029892 U JP 4029892U JP H0737062 Y2 JPH0737062 Y2 JP H0737062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- drain
- saucer
- drain pan
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気調和機のドレン受
皿の改良に関するものである。
皿の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば制御盤のような電気機器収納盤等
に取り付けられている空気調和機においては、空気調和
機の運転に伴って発生するドレンを受けるためのドレン
受皿を空気調和機本体の下部に設置しておくのが普通で
ある。従来、この種のドレン受皿は空気調和機本体の平
面形状に対応させた四角形とされており、常時は完全に
空気調和機本体の下部に収納された状態とされている。
に取り付けられている空気調和機においては、空気調和
機の運転に伴って発生するドレンを受けるためのドレン
受皿を空気調和機本体の下部に設置しておくのが普通で
ある。従来、この種のドレン受皿は空気調和機本体の平
面形状に対応させた四角形とされており、常時は完全に
空気調和機本体の下部に収納された状態とされている。
【0003】ところがこのような従来のドレン受皿は、
その内部にどの程度までドレンが溜まったかを外部から
見ることができず、ときどきドレン受皿を手前に引き出
してドレンの水位を確認する必要があるうえ、ドレン受
皿の端面がフラットであるために手を掛ける部分がな
く、ドレン受皿を手前に引き出しにくいという問題があ
った。
その内部にどの程度までドレンが溜まったかを外部から
見ることができず、ときどきドレン受皿を手前に引き出
してドレンの水位を確認する必要があるうえ、ドレン受
皿の端面がフラットであるために手を掛ける部分がな
く、ドレン受皿を手前に引き出しにくいという問題があ
った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解決して、ドレン受皿を手前に引き出すこと
なく内部の水位を知ることができ、またドレン受皿を空
気調和機本体の下部から容易に引き出すことができるよ
うにした空気調和機のドレン受皿を提供するためになさ
れたものである。
の問題点を解決して、ドレン受皿を手前に引き出すこと
なく内部の水位を知ることができ、またドレン受皿を空
気調和機本体の下部から容易に引き出すことができるよ
うにした空気調和機のドレン受皿を提供するためになさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、空気調和機本体の下部に設置さ
れてドレンを受ける受皿本体の端部に、空気調和機本体
の端面よりも外側に突出した凸状部を一体に形成したこ
とを特徴とするものである。
めになされた本考案は、空気調和機本体の下部に設置さ
れてドレンを受ける受皿本体の端部に、空気調和機本体
の端面よりも外側に突出した凸状部を一体に形成したこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案の空気調和機のドレン受皿は、受皿本体
の端部に空気調和機本体の端面よりも外側に突出した凸
状部を一体に形成してあるため、受皿本体のドレン水位
と凸状部のドレン水位とが等しくなり、この凸状部のド
レン水位を外部から確認することにより、受皿本体のド
レン水位を容易に知ることができる。またこの空気調和
機本体の端面よりも外側に突出した凸状部は受皿本体を
引き出すときに取っ手として利用することができ、ドレ
ン受皿を空気調和機本体の下部から容易に引き出すこと
ができる。
の端部に空気調和機本体の端面よりも外側に突出した凸
状部を一体に形成してあるため、受皿本体のドレン水位
と凸状部のドレン水位とが等しくなり、この凸状部のド
レン水位を外部から確認することにより、受皿本体のド
レン水位を容易に知ることができる。またこの空気調和
機本体の端面よりも外側に突出した凸状部は受皿本体を
引き出すときに取っ手として利用することができ、ドレ
ン受皿を空気調和機本体の下部から容易に引き出すこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を示す。図1〜図3は
本考案の第1の実施例を示すもので、1は空気調和機本
体、2はその下部両側に突設されたスタンド、3はこれ
らのスタンド2、2間に形成される空間に挿入される受
皿本体である。受皿本体3の手前側の端部には凸状部4
が一体に形成されており、図2に示すようにこの凸状部
4は空気調和機本体1の端面よりも長さLだけ外側に突
出するように構成されている。
本考案の第1の実施例を示すもので、1は空気調和機本
体、2はその下部両側に突設されたスタンド、3はこれ
らのスタンド2、2間に形成される空間に挿入される受
皿本体である。受皿本体3の手前側の端部には凸状部4
が一体に形成されており、図2に示すようにこの凸状部
4は空気調和機本体1の端面よりも長さLだけ外側に突
出するように構成されている。
【0008】この受皿本体3には空気調和機本体から滴
下するドレンが溜まることとなるが、凸状部4が空気調
和機本体1の端面よりも突出しているので、凸状部4を
上方から覗き込めば受皿本体3の内部の水位を外部から
容易に知ることができる。また水位が上昇してきた際に
は受皿を引き出して内部のドレンを捨てる必要がある
が、その際には凸状部4を取っ手として利用できるの
で、従来のものに比較して容易に引出しができることと
なる。
下するドレンが溜まることとなるが、凸状部4が空気調
和機本体1の端面よりも突出しているので、凸状部4を
上方から覗き込めば受皿本体3の内部の水位を外部から
容易に知ることができる。また水位が上昇してきた際に
は受皿を引き出して内部のドレンを捨てる必要がある
が、その際には凸状部4を取っ手として利用できるの
で、従来のものに比較して容易に引出しができることと
なる。
【0009】なお、図3に示す明示したように受皿本体
3の底面両側に浅い凹部5を設けるとともに、スタンド
2、2側にこれに対応するつば6を設けておけば、受皿
本体3をつば6をガイドとして円滑に移動させることが
でき、また受皿本体3の位置決めも行い易くなる利点が
ある。
3の底面両側に浅い凹部5を設けるとともに、スタンド
2、2側にこれに対応するつば6を設けておけば、受皿
本体3をつば6をガイドとして円滑に移動させることが
でき、また受皿本体3の位置決めも行い易くなる利点が
ある。
【0010】図4〜図6は第2の実施例を示すもので、
空気調和機本体1の下部に実施例1のような凸状部4を
持つ受皿本体3を設置するとともに、その更に下側にド
レンタンク7を設置したものである。そして図5のよう
に受皿本体3を空気調和機本体1の下部に挿入しておけ
ばドレンは受皿本体3に溜まるが、ドレンが多い場合に
は図6のように受皿本体3を引き抜いておく。すると空
気調和機本体1のドレンはドレンタンク7の開口部8か
ら直接ドレンタンク7に溜まることとなる。このように
第2の実施例では、ドレンの多少によって使用方法を選
択することができる。
空気調和機本体1の下部に実施例1のような凸状部4を
持つ受皿本体3を設置するとともに、その更に下側にド
レンタンク7を設置したものである。そして図5のよう
に受皿本体3を空気調和機本体1の下部に挿入しておけ
ばドレンは受皿本体3に溜まるが、ドレンが多い場合に
は図6のように受皿本体3を引き抜いておく。すると空
気調和機本体1のドレンはドレンタンク7の開口部8か
ら直接ドレンタンク7に溜まることとなる。このように
第2の実施例では、ドレンの多少によって使用方法を選
択することができる。
【0011】図7〜図8は第2の実施例を更に改良した
第3の実施例を示すもので、受皿本体3の内部に漏斗9
を一体に設けてある。この漏斗9は図7に示すように受
皿本体3にドレンを受ける場合には邪魔にならない位置
にあるが、受皿本体3を上下反転させれば図8に示すよ
うに空気調和機本体1のドレン排出孔10の直下に位置
し、滴下するドレンを確実にドレンタンク7の開口部8
に導くものである。
第3の実施例を示すもので、受皿本体3の内部に漏斗9
を一体に設けてある。この漏斗9は図7に示すように受
皿本体3にドレンを受ける場合には邪魔にならない位置
にあるが、受皿本体3を上下反転させれば図8に示すよ
うに空気調和機本体1のドレン排出孔10の直下に位置
し、滴下するドレンを確実にドレンタンク7の開口部8
に導くものである。
【0012】
【考案の効果】以上に詳細に説明したように、本考案の
空気調和機のドレン受皿は、受皿本体の端部に空気調和
機本体の端面よりも外側に突出した凸状部を一体に形成
したことにより、受皿本体のドレン水位を外部から容易
に知ることができるのみならず、凸状部を取っ手として
利用することができるので、ドレン受皿を空気調和機本
体の下部から容易に引き出すことができる利点を有する
ものである。よって本考案は従来の問題点を解消した空
気調和機のドレン受皿として、その実用的価値は極めて
大きいものである。
空気調和機のドレン受皿は、受皿本体の端部に空気調和
機本体の端面よりも外側に突出した凸状部を一体に形成
したことにより、受皿本体のドレン水位を外部から容易
に知ることができるのみならず、凸状部を取っ手として
利用することができるので、ドレン受皿を空気調和機本
体の下部から容易に引き出すことができる利点を有する
ものである。よって本考案は従来の問題点を解消した空
気調和機のドレン受皿として、その実用的価値は極めて
大きいものである。
【図1】第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図3】第1の実施例を示す正面図である。
【図4】第2の実施例を示す斜視図である。
【図5】第2の実施例の使用状態を示す一部切欠正面図
である。
である。
【図6】第2の実施例の他の使用状態を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図7】第3の実施例の使用状態を示す一部切欠正面図
である。
である。
【図8】第3の実施例の他の使用状態を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
1 空気調和機本体 3 受皿本体 4 凸状部
Claims (1)
- 【請求項1】 空気調和機本体の下部に設置されてドレ
ンを受ける受皿本体の端部に、空気調和機本体の端面よ
りも外側に突出した凸状部を一体に形成したことを特徴
とする空気調和機のドレン受皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040298U JPH0737062Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 空気調和機のドレン受皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040298U JPH0737062Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 空気調和機のドレン受皿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062014U JPH062014U (ja) | 1994-01-14 |
JPH0737062Y2 true JPH0737062Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=12576711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992040298U Expired - Lifetime JPH0737062Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 空気調和機のドレン受皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737062Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527910U (ja) * | 1975-07-03 | 1977-01-20 | ||
JP2005180736A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 室内機 |
JP2012141114A (ja) * | 2011-01-06 | 2012-07-26 | Tabuchi Corp | 輻射パネル式冷暖房機 |
WO2016170669A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | 三菱電機株式会社 | 空調用室内機 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP1992040298U patent/JPH0737062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH062014U (ja) | 1994-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0737062Y2 (ja) | 空気調和機のドレン受皿 | |
JPS6331189Y2 (ja) | ||
JPS6018879Y2 (ja) | 空気調和機の電気品箱 | |
CN219367951U (zh) | 集水组件和移动空调 | |
JPH04103517U (ja) | 空気調和機 | |
JPS586218Y2 (ja) | 台所用換気装置 | |
JPS6022732Y2 (ja) | 分電盤構造 | |
JPS586189Y2 (ja) | 除湿機 | |
JPH0754502Y2 (ja) | ハンドル装置 | |
JPH0111896Y2 (ja) | ||
JPS63149584U (ja) | ||
JPH0317056U (ja) | ||
JPS589141Y2 (ja) | 換気扇 | |
JPS589791Y2 (ja) | 筐体の取付構造 | |
JPH0127731B2 (ja) | ||
JPH0726461Y2 (ja) | ユニットルームの排水構造 | |
JPS60115983U (ja) | 局部洗浄装置のタンク構造 | |
JPS585845U (ja) | 厨房装置 | |
JPS5841475U (ja) | 冷蔵庫の電源コ−ド取付装置 | |
JPH0511880U (ja) | 洗髪洗面化粧台の水受け構造 | |
JPS58481U (ja) | リモ−トコントロ−ルボツクスの取付装置 | |
JP2002050255A (ja) | 回路遮断器収納箱 | |
JPS6063122U (ja) | 炊飯器 | |
JPS60182985U (ja) | 洗濯機の水位調整装置 | |
JPH02140290U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |