JP2543663B2 - 軌道レ―ル接目の研削装置 - Google Patents
軌道レ―ル接目の研削装置Info
- Publication number
- JP2543663B2 JP2543663B2 JP454094A JP454094A JP2543663B2 JP 2543663 B2 JP2543663 B2 JP 2543663B2 JP 454094 A JP454094 A JP 454094A JP 454094 A JP454094 A JP 454094A JP 2543663 B2 JP2543663 B2 JP 2543663B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- track rail
- rail joint
- grinding machine
- bodies
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軌道レール接目の研削装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軌道レール全体を研削して軌道レール全
体を補正するものは、具体例を挙げるまでもなく種々な
装置があるが、軌道レール接目、主として溶接残部を研
削するものは、一般にグラインダーが用いられており、
この意味では従来例はない。
体を補正するものは、具体例を挙げるまでもなく種々な
装置があるが、軌道レール接目、主として溶接残部を研
削するものは、一般にグラインダーが用いられており、
この意味では従来例はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グラインダーを用いる
方式のものは、単一なグラインダーを研削面に対応させ
て遂次設定方向を換える必要があり作業性に欠けるばか
りでなく、方向変換するための複雑な装置を要すること
となる。
方式のものは、単一なグラインダーを研削面に対応させ
て遂次設定方向を換える必要があり作業性に欠けるばか
りでなく、方向変換するための複雑な装置を要すること
となる。
【0004】本発明は斯様な点に着目し、従来にない斬
新な構造の研削装置を提供することを目的として創案し
たものである。
新な構造の研削装置を提供することを目的として創案し
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】軌道レールの幅員方向の
一半を研削する研削体の回動軸と、他の一半を研削する
研削体の回動軸のそれぞれに互いにかみ合う歯車を装置
し、各研削体には研削体間においてその回動軌跡が互い
に重なり合う研削刃を設けた構成とし、さらに、軌道レ
ール頭部を研削する具体的手段として切削体に軌道レー
ル頭部に対応する凹入縁を設け、該凹入縁に適宜数の研
削刃を着脱可能に取付けた構成とするのである。
一半を研削する研削体の回動軸と、他の一半を研削する
研削体の回動軸のそれぞれに互いにかみ合う歯車を装置
し、各研削体には研削体間においてその回動軌跡が互い
に重なり合う研削刃を設けた構成とし、さらに、軌道レ
ール頭部を研削する具体的手段として切削体に軌道レー
ル頭部に対応する凹入縁を設け、該凹入縁に適宜数の研
削刃を着脱可能に取付けた構成とするのである。
【0006】
【実施例】図面は本発明に係る軌道レール接目の研削装
置の一実施例を示し、図1は要部の略示正面図、図2は
同じく底面図、図3は研削機の側面図、図4は同じく正
面図である。
置の一実施例を示し、図1は要部の略示正面図、図2は
同じく底面図、図3は研削機の側面図、図4は同じく正
面図である。
【0007】図中、1は軌道レールRの幅員方向の一半
を研削する研削体、1′は他の一半を研削する研削体
で、研削体1,1′は互いに軌道レールRの頭部R′の
外形に対応する凹入縁2を備えたやや独楽形状の同形体
で成り、凹入縁2には、前記頭部R′の上面を研削する
第一研削刃3a、上円弧面を研削する第二研削刃3b、
円弧面を研削する第三研削刃3c、下円弧面を研削する
第四研削刃3d、上側面を研削する第五研削刃3e、下
側面を研削する第六研削刃3fを着脱可能に装置してあ
る。
を研削する研削体、1′は他の一半を研削する研削体
で、研削体1,1′は互いに軌道レールRの頭部R′の
外形に対応する凹入縁2を備えたやや独楽形状の同形体
で成り、凹入縁2には、前記頭部R′の上面を研削する
第一研削刃3a、上円弧面を研削する第二研削刃3b、
円弧面を研削する第三研削刃3c、下円弧面を研削する
第四研削刃3d、上側面を研削する第五研削刃3e、下
側面を研削する第六研削刃3fを着脱可能に装置してあ
る。
【0008】研削体1,1′の上面には図示省略したボ
ルトによってそれぞれ歯車4を一体的に取付け、この歯
車4,4を互いにかみ合わせて回動軸5,5に取付けて
支持させ、各研削体1,1′の第一研削刃3a,3a
を、その回動軌跡が互いに重なり合う位置にして配して
ある。
ルトによってそれぞれ歯車4を一体的に取付け、この歯
車4,4を互いにかみ合わせて回動軸5,5に取付けて
支持させ、各研削体1,1′の第一研削刃3a,3a
を、その回動軌跡が互いに重なり合う位置にして配して
ある。
【0009】なお、各研削刃3a,3b,3c,3d,
3e,3fは超硬チップから成り、図示省略した取付手
段によって研削体1,1′に着脱可能に取付け、必要に
応じて自在に交換できるようにしてある。
3e,3fは超硬チップから成り、図示省略した取付手
段によって研削体1,1′に着脱可能に取付け、必要に
応じて自在に交換できるようにしてある。
【0010】前記の回動軸5,5は駆動モータ7,7に
連けいし、モータ7は支持枠8に載置固定してある。
連けいし、モータ7は支持枠8に載置固定してある。
【0011】図中、9は研削機Aの機台で、機台9の一
側には支持体10を立設し、該支持体10に第一操作ハ
ンドル11によって回動する第一螺子杆12を回動自在
に支持させ、この第一螺子杆12に螺合して該螺子杆1
2に沿って縦動する縦動体13に腕部片14,14を設
け、該腕部片14に第二操作ハンドル15によって回動
する第二螺子杆16を回動自在に支持する。
側には支持体10を立設し、該支持体10に第一操作ハ
ンドル11によって回動する第一螺子杆12を回動自在
に支持させ、この第一螺子杆12に螺合して該螺子杆1
2に沿って縦動する縦動体13に腕部片14,14を設
け、該腕部片14に第二操作ハンドル15によって回動
する第二螺子杆16を回動自在に支持する。
【0012】前記支持枠8は、この第二螺子杆16と互
いに螺合すると共に、縦動体13と溝結合17して縦動
体13に支持させてある。
いに螺合すると共に、縦動体13と溝結合17して縦動
体13に支持させてある。
【0013】また、前記機台9はレール頭部R′を挾持
して転動する一対の上車輪18,18を一組として前後
に備え、該上車輪18と同軸にして軌道レールRの固定
部R″に係合して転動する下車輪19を備え、規制ハン
ドル20を締めることによって各車輪18,19の軌道
レールRに沿う転動を規制するようにしてある。
して転動する一対の上車輪18,18を一組として前後
に備え、該上車輪18と同軸にして軌道レールRの固定
部R″に係合して転動する下車輪19を備え、規制ハン
ドル20を締めることによって各車輪18,19の軌道
レールRに沿う転動を規制するようにしてある。
【0014】図中、21は固定ハンドル25を操作する
ことによって固定具23を締め付けて軌道レールRに固
定するシリンダーで、シリンダー21のピストン杆24
の先端を前記機台9の他の一側に連結自在に組付けてあ
る。
ことによって固定具23を締め付けて軌道レールRに固
定するシリンダーで、シリンダー21のピストン杆24
の先端を前記機台9の他の一側に連結自在に組付けてあ
る。
【0015】しかして、第一操作ハンドル11と第二操
作ハンドル15を操作して研削体1,1′と軌道レール
Rとの相対的な位置関係を決め、必要に応じてシリンダ
ー21を作動させつつ、駆動モータ7を動作させて軌道
レールRの頭部R′の研削操作を行うと、研削体1,
1′は歯車4,4のかみ合いにより回転数を同じくして
レール頭部R′を左右均一に研削するのである。
作ハンドル15を操作して研削体1,1′と軌道レール
Rとの相対的な位置関係を決め、必要に応じてシリンダ
ー21を作動させつつ、駆動モータ7を動作させて軌道
レールRの頭部R′の研削操作を行うと、研削体1,
1′は歯車4,4のかみ合いにより回転数を同じくして
レール頭部R′を左右均一に研削するのである。
【0016】なお、研削体1,1′と歯車4は実施例で
は一体となっているが、別体に構成しても良く、この場
合、例えば、駆動モータのモータ軸に歯車との継手を設
け、該継手に歯車を設ける手段等がある。
は一体となっているが、別体に構成しても良く、この場
合、例えば、駆動モータのモータ軸に歯車との継手を設
け、該継手に歯車を設ける手段等がある。
【0017】また、実施例の研削体1,1′は他の種類
の研削体と組変えができるようになっており、他の種類
の研削体としては、例えば、軌道レールの底面を研削す
るものが考えられる。
の研削体と組変えができるようになっており、他の種類
の研削体としては、例えば、軌道レールの底面を研削す
るものが考えられる。
【0018】駆動モータ7,7の一方は省略しても良
い。
い。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記の通り、互いにかみ合う歯
車で連動する2軸によって研削するため、研削力を相互
に補いながら短時間で軌道レールを研削でき、かつ、研
削段差のない研削加工を円滑に行うことができる。
車で連動する2軸によって研削するため、研削力を相互
に補いながら短時間で軌道レールを研削でき、かつ、研
削段差のない研削加工を円滑に行うことができる。
【図1】要部の略示正面図。
【図2】要部の略示底面図。
【図3】研削機の側面図。
【図4】研削機の正面図。
1,1′ 研削体 2 凹入縁 3a 第一研削刃 4 歯車 5 回動軸
Claims (2)
- 【請求項1】 軌道レールの幅員方向の一半を研削する
研削体の回動軸と、他の一半を研削する研削体の回動軸
のそれぞれに互いにかみ合う歯車を装置し、各研削体に
は研削体間においてその回動軌跡が互いに重なり合う研
削刃を設けた、軌道レール接目の研削装置。 - 【請求項2】 研削体に軌道レール頭部に対応する凹入
縁を設け、該凹入縁に適宜数の研削刃を着脱可能に取付
けた、請求項1記載の軌道レール接目の研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454094A JP2543663B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 軌道レ―ル接目の研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454094A JP2543663B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 軌道レ―ル接目の研削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207602A JPH07207602A (ja) | 1995-08-08 |
JP2543663B2 true JP2543663B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=11586884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP454094A Expired - Lifetime JP2543663B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 軌道レ―ル接目の研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543663B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19917478B4 (de) * | 1998-05-01 | 2004-08-12 | Tohokugiken Industries Co, . Ltd. | Grundkörper eines zum Gebrauch in einer zum Schleifen einer Schienenverbindung bestimmten Vorrichtung eingerichteten Schleifkopfes |
US20120288342A1 (en) * | 2010-01-21 | 2012-11-15 | Helmut Rungger | Device for reworking the running surface of a rail head by machining |
CN105507096A (zh) * | 2015-04-16 | 2016-04-20 | 上海速达机械厂 | 半自动磨轨机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113136749B (zh) * | 2021-04-26 | 2022-10-14 | 株洲时代电子技术有限公司 | 一种钢轨肥边打磨方法 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP454094A patent/JP2543663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19917478B4 (de) * | 1998-05-01 | 2004-08-12 | Tohokugiken Industries Co, . Ltd. | Grundkörper eines zum Gebrauch in einer zum Schleifen einer Schienenverbindung bestimmten Vorrichtung eingerichteten Schleifkopfes |
US20120288342A1 (en) * | 2010-01-21 | 2012-11-15 | Helmut Rungger | Device for reworking the running surface of a rail head by machining |
CN105507096A (zh) * | 2015-04-16 | 2016-04-20 | 上海速达机械厂 | 半自动磨轨机 |
CN105507096B (zh) * | 2015-04-16 | 2018-03-23 | 中铁上海工程局集团有限公司 | 半自动磨轨机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07207602A (ja) | 1995-08-08 |
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