JP2543284B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2543284B2
JP2543284B2 JP4097618A JP9761892A JP2543284B2 JP 2543284 B2 JP2543284 B2 JP 2543284B2 JP 4097618 A JP4097618 A JP 4097618A JP 9761892 A JP9761892 A JP 9761892A JP 2543284 B2 JP2543284 B2 JP 2543284B2
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秀行 花岡
一郎 南
良治 栗林
卓也 桑原
宗範 藤本
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の外観変化を伴う
物理的状態及び外観の変化を伴わない非物理的状態を装
置の使用者が容易に把握できるよう図形化して可視表示
する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばカセットテープデッキのテ
ープ走行状態や自動車のドアの開閉状態を発光ダイオー
ド(以下LEDと略す)や液晶表示板(以下LCDと略
す)等の表示装置に表示することで、カセットテープの
覗き窓からカセットテープの走行状態を見ること無く又
運転者が席を離れて確認すること無くその状態を容易に
把握せしめる技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は可視表示をすることなくしては装置の状態が把握
不可能またはその把握が著しく困難な場合に、装置の使
用者がLEDやLCD等に表示される状態表示を目視す
ることでその状態を簡単に把握することができることを
考慮して成された技術であり、装置の外観変化を伴う物
理的状態の変化をも表示するものではなかった。そのた
め、特に今日のように多機能化が進む表示装置にあって
は使用者にとって使いやすい装置は実現されていなかっ
た。
【0004】本発明は上述問題を解決するため、装置の
外観変化を伴うか伴わないかに関わらずその状態を図形
化して表示することで、使用者が装置の動作状態を簡単
かつ即座に把握できるマン−マシンインタフェースの向
上した表示装置を提供することを第1の目的とする。
【0005】また、本発明は装置の状態を数多く表示す
る際、これに伴う画像記憶手段(以下VRAMと略す)
の記憶領域の増加を最小限に抑えることを第2の目的と
する。
【0006】また、本発明は装置の状態を表示する際、
この表示に必要な処理時間が十分小さい表示装置を提供
することを第3の目的とする。
【0007】さらに、本発明は装置の状態を表示する
際、限られた表示面積により多くの情報を使用者に見や
すい形態で表示することを第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述第1の目的
を達成するために、装置の複数のモードを各々異なる装
置外観として表現した図形をイメージ情報として記憶す
る記憶手段と、各モード下での動作時にそのモードに対
応する図形を前記記憶手段から読み出して表示する表示
手段とを具備するものである。
【0009】また、本発明は上述第2の目的を達成する
ために、装置の複数のモードを各々異なる装置外観とし
て表現した図形を分割して分割イメージ情報として記憶
する記憶手段と、各モード下での動作時にそのモードに
対応する複数の前記分割イメージ情報を前記記憶手段か
ら読み出して組合せて表示する表示手段とを具備するも
のである。
【0010】また、本発明は上述第3の目的を達成する
ために、文字情報用記憶領域と外字登録用記憶領域とを
有し装置の特定のモードを装置外観として表現した図形
を前記外字登録用記憶領域に記憶した記憶手段と、動作
時にそのモードに対応する図形を前記記憶手段から読み
出して表示する表示手段とを具備するものである。
【0011】また、本発明は上述第4の目的を達成する
ために、特定機能を選択するキーと、表示用ディスプレ
イと、文字用記憶領域と外字登録用記憶領域とを有し前
記特定機能に関する図形を前記外字登録用記憶領域に記
憶した第1の記憶手段と、前記キーに対応した枠型の図
形をイメージ情報として記憶する第2の記憶手段と、前
記表示用ディスプレイ上の前記キーに対応した位置に前
記枠型の図形と前記特定機能に関する図形と合成して表
示する制御手段とを具備するものである。
【0012】
【作用】本発明は上述第1の構成により、装置の外観を
表現する図形イメージデータ及びそれ以外の文字数字等
のキャラクタ情報を記憶するVRAMが装置の外観変化
の有無に関わらず装置の状態を記憶し、この記憶されて
いる内容を表示手段が表示することにより、使用者が装
置の動作状態を簡単に把握できるマン−マシンインタフ
ェースの向上した表示装置を実現できる。
【0013】また、本発明は上述第2の構成により、装
置左側の外観変化に対応する図形データと装置右側の外
観変化に対応する図形データとを分割して記憶すると共
に、分割する図形それぞれは装置の外観変化を伴う部分
とこれを伴わない共通部分とで分割されるよう表示領域
に対する表示図形の位置を考慮することで、図形データ
記憶手段の記憶容量を有効に活用できる。
【0014】更に、本発明は上述第3の構成により、V
RAMの記憶領域を文字コード用の複数の表示用表画面
と、図形イメージデータ用の表示用裏画面の複数画面と
に分割し、装置外観の状態変化を表示用表画面と表示用
裏画面とを合成して表示することで表示に必要な処理時
間が十分小さい状態表示が実現できる。
【0015】また、本発明は上述第4の構成により、枠
型の図形を実線と点線とで表示することで、表示のため
に複数の行及び列を不要としながらも立体的な枠表示を
実現できる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
【0017】図1は本発明の一実施例である情報通信装
置の概略構成を示す図である。図1において、1は装置
全体を総括制御するCPU、2は装置の外観変化を伴う
物理的状態及び外観の変化を伴わない非物理的状態等を
可視表示するLCD、3はLCD2への表示を制御する
LCDコントローラ、4はLCDコントローラ3に接続
されるVRAM、5はLCDコントローラ3に接続され
る表示用キャラクタジェネレータ(以下CGと略す)、
6はCPU1とLCDコントローラ3とのバス、7はバ
ス6に接続される印字用CG、8はCPU1が装置を制
御する際に動作状態を示すフラグ等を記憶するランダム
アクセスメモリ(以下RAMと略す)、9はLCD2に
表示する装置外観図形等を記憶するリードオンリメモリ
(以下ROMと略す)、10はバス6と後述するメモリ
カード等の外部メモリとを接続するバスコントローラ、
11はバスコントローラ10とメモリカード等との接続
部であるコネクタ、12は外部メモリであるメモリカー
ド、121はメモリカード12を本体側コネクタ11と
接続するためのコネクタ、122はメモリカード12に
内蔵されたROM、123はメモリカード12に内蔵さ
れた書換え可能なリードオンリメモリ(以下EEPRO
Mと略す)、13は表示パネル部の制御を行うパネルC
PU、14はパネルに配置されるボタンスイッチ及びL
ED、15はLCD2を背面から照射するバックライ
ト、16はパネルCPU13に接続されたバックライト
15を駆動するための電源回路、17はCPU1に接続
されてキャラクタ情報の圧縮/伸張を行うPCモデム、
18はCPU1に接続されてイメージ情報の圧縮/伸張
を行うFAXモデム、19はPCモデム17及びFAX
モデム18に接続されて公衆回線との制御を行う網制御
部(以下NCUと略す)、20はNCU19に接続され
て電話番号その他の情報を入力するためのテンキー、2
1はCPU1に接続され磁気カードから情報を読み取る
磁気カードリーダ、22はCPU1に接続されるプリン
タ、23はCPU1に接続されるスキャナ、24はCP
U1に接続され原稿搬送用モータ等を駆動するドライバ
である。
【0018】図2に本実施例の情報通信装置の操作パネ
ルの上面図を示す。図2において、25はLCD2に表
示されるメニューの選択等に使用するファンクションボ
タン、26はLCD2に表示するFAX画面等のスクロ
ールボタン、27は電話番号等を入力するテンキー、2
8はFAX/TEL機能を操作する操作キー、29は装
置の動作確認用LED、30は銀行アンサーシステム等
の実行/訂正を操作する実行/訂正キーである。
【0019】図3に本実施例の情報通信装置の表示制御
に関する詳細な構成を示す。図3において、その構成の
内容は図1と同様であり、同一番号を付して説明を省略
する。
【0020】以下、図3を基に本実施例の情報通信装置
のLCDディスプレイ2への表示制御について詳細に説
明する。表示の一例として、LCDディスプレイ2に
「ABC」という文字コード、斜線で囲った「四角」の
図形データ及び破線で示す「丸印」の図形データとその
中に「123」という文字コードの重ね書きを表示する
場合を説明する。本実施例にあっては、表示されるデー
タはVRAM4の中では図に示すように複数の表示用表
画面と1つの表示用裏画面の複数画面として記憶され
る。
【0021】まず、前述の様な表示要求があると、CP
U1はアドレスバス、データバスを介してROM9より
「ABC」及び「123」の文字コードと「四角」及び
「丸印」の図形データをLCDコントローラ3へ転送す
る。これを受けたLCDコントローラ3は「ABC」及
び「123」の文字コードに対応するドットパターンを
表示用CG5より得、VRAM4の表示用表画面1に記
憶させると共に「四角」及び「丸印」の図形データをV
RAM4の表示用裏画面1に記憶させる。その後LCD
コントローラ3はVRAM4の表示用表画面1と表示用
裏画面1とを合成してLCD2に表示させる。VRAM
4の中をこのように複数画面で管理することにより、例
えば「ABC」の部分だけを「XYZ」に変更する場合
表示用表画面1に「ABC」及び「123」を、表示用
表画面2に「XYZ」及び「123」を記憶させておく
ことで表示用表画面1を表示用表画面2に変更するだけ
の高速な表示が実現できると共にVRAM4の内容を書
換える必要がないので表示内容を変更する時に表示画面
がちらついたりすることがない。
【0022】尚、本実施例は表示用裏画面を1面として
説明しているが、この表示用裏画面としてVRAM4に
複数画面分を用意しておくことができることは言うまで
もない。
【0023】次に、本実施例におけるLCD2上への装
置の外観及び状態の変化を図形化して表示する点につい
て詳細に説明する。
【0024】図4にLCD2上に表示する図形データの
ROM9内での格納方法を示す。本実施例にあっては、
LCD2に表示される図形データはVRAM4の中では
その左半分と右半分とで2つの領域に各図形の面積を等
しく2分割して記憶されている。そして、この2分割さ
れたそれぞれはROM9の記憶容量を有効に活用するた
めに、装置の外観変化を伴う部分とこれを伴わない共通
部分とで分割されるよう、本実施例の場合には装置本体
の中心を、分割された画面の中心に対して右側にずらし
て記憶するものである。これにより装置左側の外観変化
に対応する図4(a)及び図4(b)と、装置右側の外観変
化に対応する図4(c)、図4(d)、図4(e)及び図4
(f)とを組合わせることで同図の組合わせ例に示すよう
な装置の外観変化をVRAM4に展開する。この時、L
CDコントローラ3は図形データを左右2分割で管理し
ているので、例えば図4(a)を図4(b)に変更する場合
その左半分を書換えるだけで高速に画面表示を変更する
ことができる。
【0025】ここで、LCDコントローラ3が分割され
た図形データを合成して1つの装置外観図を生成する点
を詳細に説明する。
【0026】図5にVRAM4の記憶内容とこの記憶内
容の内LCD2が表示する部分及びこのLCD2が表示
する部分に装置外観の図形データが記憶されることを示
すメモリマップの概略図を示す。
【0027】図5において、31はVRAM4のメモリ
空間、32はメモリ空間31の内LCD2に表示される
LCD表示部分、33はLCDコントローラ3によりL
CD表示部分32に展開される装置外観左側の図形デー
タ、34はLCDコントローラ3によりLCD表示部分
32に展開される装置外観右側の図形データである。
【0028】以下、図5に基づいてLCDコントローラ
3がLCD2上に装置外観図を表示する一例として、装
置外観の左側データを表示した後右側データを表示する
場合を説明する。本実施例で使用するVRAM4は図5
に示すように横方向に1ライン当たり40バイトとして
構成されるものである。また、図4に示した装置外観の
左右図形データはそれぞれ横方向に8バイトずつの大き
さを持つものである。
【0029】ここで、CPU1がLCD2上に装置の左
側外観を表すようその図形データと表示すべきVRAM
4のアドレスとをLCDコントローラ3に指示すると、
LCDコントローラ3は指定された図形データのドット
パターンをROM9から獲得すると共にそのドットパタ
ーンをVRAM4の指定されたアドレスに転送する。こ
の時、前述したようにVRAM4は横方向に1ライン当
たり40バイトで、また装置外観の左右図形データはそ
れぞれ横方向に8バイトずつの大きさを持ってROM9
に格納されている。これによりLCDコントローラ3は
指定されたアドレスから装置の左側外観を表す図形デー
タの内8バイト分のデータを転送する毎に、次に転送す
べきアドレスを先に8バイト分転送したスタートアドレ
スに40バイトを加えたアドレスとすることで、常に横
方向のスタートアドレスが一致されるので分割された図
形データをVRAM4へ簡単に転送することができる。
又装置の右側外観を表すデータを転送する際も、表示す
べき図形データ及びその表示すべきアドレスを変更する
ことで、同様の処理により指定する図形データをVRA
M4へ簡単に転送することができる。
【0030】尚、本実施例は表示用裏画面を1面として
説明しているが、表示用裏画面を複数画面用意してお
き、左右に分割された図形データそれぞれを異なる画面
に記憶させることで表示内容を変更する際その都度VR
AM4の内容を書換えることなく表示する画面をLCD
コントローラ3が選択するだけで表示すべき図形を高速
に変更することができることは言うまでもない。又、図
形データの分割数を左右2つに限ることはなく、共通部
分が多ければ更に複数の図形に分割して記憶してもよい
ことは勿論である。この時も、分割する図形それぞれは
装置の外観変化を伴う部分とこれを伴わない共通部分と
で分割されるよう表示領域に対する表示図形の位置を考
慮することで、ROM9の記憶容量を有効に活用でき
る。
【0031】以上のように構成された本実施例の情報通
信装置について、以下その動作を詳細に説明する。
【0032】図6乃至図8に本実施例の情報通信装置の
動作フロー図を示す。図6は電源オンから各種動作の指
示待ちまでの動作フロー図である。
【0033】図7及び図8は装置にメモリカードが挿入
されている場合の動作フロー図であり、図8は図7の続
きである。
【0034】以下図6乃至図8を参照して詳細に説明す
る。装置の電源スイッチを入れると、入出力回路の初期
化が行われる(ステップ1(以下ST1と略す))。次
にCPU1はメモリーカードが挿入されているかメモリ
カードインターフェイス(以下IFと略す)をチェック
してメモリカード有無の指標となる確認フラグをセット
する(ST2)。このチェック動作については、メモリ
ーカードの挿抜制御と共に後述することとし、ここでは
単にメモリカードの有無によってCPU1が異なる処理
を実行する点に止める。
【0035】メモリーカードが挿入されていると、CP
U1は後述するカード処理ルーチンへその制御を移す
(ST3)。
【0036】以下、メモリカードが挿入されていない場
合を説明する。図10乃至図12にLCD2の初期画面
を示す。図10はメモリカードが挿入されていない場合
のLCD2の初期画面であり、図11及び図12はメモ
リカードが挿入されている場合のLCD2の初期画面で
ある。
【0037】CPU1はST3でカードなしと判断する
と、LCD2表示用のVRAM4の内容を初期化し(S
T4)、図4に示すようにROM9に分割して記憶して
いる図形データの内左半分である図4(a)を図3に示す
ようにLCDコントローラ3がVRAM4の表示用裏画
面1に転送して表示し(ST5)、更にこの画面の右半
分である図4(c)を図3に示すようにVRAM4の表示
用裏画面1に転送して(ST6)、図4(a)、図4(c)
を合成した装置の図形化された状態をLCD2上に表示
する。この時表示用裏画面を複数枚用意しておき、図4
(a)、図4(c)をそれぞれ異なる表示用裏画面に記憶さ
せて合成表示することで図4(a)を図4(b)に変更する
際VRAM4を書換える必要を無くすることができるの
は勿論である。次にCPU1はROM9からファンクシ
ョン枠をLCDコントローラ3を介してVRAM4内の
表示用裏画面1に合成する(ST7)。この時、図10
に示すようにファンクション枠を実線と点線とで表示す
ることで、表示のために複数の行及び列を不要としなが
らも立体的なファンクション表示を実現している。すな
わち、従来は2次元の画面で立体的な表示をさせようと
する時、前方にあることを表現するために太線を、後方
にあることを表現するために細線を用いて表示すること
が一般的であり、太線を表示するために少なくとも上下
又は左右に隣接するドットをも用いる必要があった。本
実施例ではこの枠を実線と点線とで表示することで、上
下又は左右に隣接するドットに全く余裕がない場合でも
視認性の良い立体的な表示を実現している。また、図1
1に示されるようにファンクション表示が複数隣接する
場合には、隣接するファンクション枠の点線がその横の
実線の高さを示すかのように表示されるものである。
【0038】次に、ST7でファンクション枠を表示さ
せたCPU1はこのファンクション枠内に表示すべきフ
ァンクション文字をLCDコントローラ3及び表示用C
G5を介してVRAM4内の表示用裏画面1に合成して
表示させる(ST8)。
【0039】その後、CPU1は不図示の状態フラグを
チェックすることで装置の各種状態変化の待ちに入る
(ST9)。ここで、各種状態変化とはフックオフ・モ
ニタオン、原稿セット、着信、外部電話使用のそれぞれ
であり、以下フックオフ・モニタオンを第1モード、原
稿セットを第2モード、着信を第3モード、外部電話使
用を第4モードとして説明する。
【0040】本実施例の情報通信装置は、状態変化待ち
の間中一定時間の間隔で図12に示すように装置外観の
図形表示の表示位置を変更するものである。
【0041】ここで、それぞれのモードを説明する前
に、ST9で装置の状態に変化がない場合のLCD2の
表示について説明する。
【0042】まず、ST9で装置の状態変化がないこと
を検知したCPU1は(ST10)、引続き装置の状態
変化を監視すると共に一定時間毎のタイマ処理を開始す
る(ST11)。
【0043】以下、このタイマ処理について詳細に説明
する。ST11で一定時間が経過したことを判断したC
PU1は、LCD2に現在表示している装置外観の図形
の表示位置データから次の位置を算出してRAM8に格
納する(ST12)。その後CPU1は現在表示してい
る装置外観の図形データ図4(a)及び図4(c)を消去し
(ST13)、ST12で算出された次の位置へ装置外
観の図形データ図4(a)及び図4(c)を転送、表示(S
T14)、して1回目のタイマ処理を終了する。ここ
で、表示する装置外観の図形データを移動して表示する
ための具体的処理の詳細については後述することとす
る。本実施例の情報通信装置にあっては、タイマ処理の
ための一定時間を2秒とすることで図12に示すように
待機中は装置外観の図形表示が2秒おきにその位置をか
えてLCDの中をさまようかのごとく表示される。尚、
ST12乃至ST14で表示位置を算出して図形データ
を移動する以外にあらかじめ移動先の位置を複数記憶し
ておくことや図3に示したようにVRAM4に表示画面
をキャラクタ用、位置固定イメージ用、位置可変イメー
ジ用と3面用意することでもこの表示が実現できること
は言うまでもない。待機中の表示をこのように変化させ
ることにより、待機表示を面白くするだけでなく、使用
者は装置が正常に動作していることを簡単に目視できる
という効果もある。
【0044】次に、ST9で装置の状態に変化があった
場合を説明する。ST9で装置の状態変化を検知したC
PU1は(ST10)、図7に示す状態変化別処理ルー
チンへその制御を移す(ST15)。
【0045】以下、この状態変化別処理ルーチンについ
て、図7を参照しながら詳細に説明する。
【0046】まず、第1モードについて説明する。電話
をかけるために受話器を取る、又はモニタボタンを押し
下げた時のLCD2の表示を図13に示す。
【0047】受話器を取る又はモニタボタンを押し下げ
ると(ST16)、CPU1はVRAM4に記憶してい
る図形データ図4(a)を図4(b)に書換えて表示する
(ST17)。そして使用者がテンキー27によりダイ
ヤルする相手先ダイヤル番号をLCD2へ表示する(S
T18)。この時表示されるLCD2の表示画面は図3
にて詳細に説明したように、ST17により表示する図
形データはVRAM4の中では表示用裏画面1に、ST
18により表示する相手先番号のキャラクタデータは表
示用表画面1に記憶されており、このそれぞれの画面を
LCDコントローラ3が合成して1枚の表示画面として
LCD2へ表示している。
【0048】ST18の後相手先から応答があった場合
のLCD2の表示画面を図14に示す。
【0049】図14において、35は応答アイコン、3
6は通話中アイコンである。ST18の後相手先の応答
があると、CPU1は応答アイコン35を表示する(S
T19)と共に通話中アイコン36及び通話時間を表示
する(ST20)。本実施例にあっては、ST19で追
加表示される応答アイコン35及びST20で追加表示
される通話中アイコン36は既にキャラクタコードとし
てROM9に登録済であり、左右に分割した図形の表示
方法と異なりCPU1がキャラクタコードを指定して表
示用CG5が出力するビットパターンを左右合成した図
形データにLCDコントローラ3が合成して表示するも
のである。この表示はVRAM4の中では表示用表画面
1に記憶されている。これにより応答アイコン35及び
通話中アイコン36を文字コードとして取り扱うことが
できるので、そのキャラクタコードをLCD2のどこに
表示するかを指定するだけでLCDコントローラ3が簡
単かつ高速に表示でき、又キャラクタコードを追加する
だけで図形データを変更することなく動作モードの変更
をあたかも図形データを変更したかのように図形表示で
きる。
【0050】その後通話が終了すると、CPU1はこれ
を検出してNCU19に回線断を指示し(ST21)、
図10乃至図12に示す初期画面に戻って次の状態変化
に備える。
【0051】次に、第2モードについて説明する。状態
変化待ちの待機中(ST9)にFAX送信又はコピーを
行うために原稿をセットした時のLCD2の表示画面を
図15に示す。
【0052】原稿がセットされると、CPU1はセット
された原稿がコピーのためなのか、或いはFAX送信の
ためなのかこの段階では判らないので、図15に示すよ
うにコピー及びFAX送信に必要な全てのファンクショ
ンを表示する。
【0053】以下、図7を参照して詳細に説明する。F
AX送信又はコピーを行うために原稿をセットすると
(ST22)、CPU1はVRAM4に記憶している図
形データ図4(c)を図4(d)に書換えて表示する(ST
23)。そしてファンクション枠を追加表示(ST2
4)した後このファンクション枠の中に表示する文字を
書換える(ST25)。この時表示されるLCD2の表
示画面は図3にて詳細に説明したようにVRAM4の中
ではST24により表示するファンクション枠のイメー
ジデータは表示用裏画面1に、ST25により表示する
ファンクション枠の中に表示する文字のキャラクタデー
タは表示用表画面1に記憶されており、このそれぞれの
画面をLCDコントローラ3が追加合成して1枚の表示
画面としてLCD2へ表示している。これにより、例え
表示しているキャラクタデータの下側に1文字分のキャ
ラクタデータ幅が無いような場合であってもこの表示し
ているキャラクタデータを枠で囲むことができ、表示領
域を損うことなく見やすい表示が実現できる。
【0054】ここで、図15における37は電子電話帳
を表す電子電話帳アイコンであり、この電子電話帳アイ
コン37は既にキャラクタコードとしてROM9に登録
済で、この表示はVRAM4の中では表示用表画面1に
記憶されている。このようにファンクション表示を図形
化することで、装置の機能選択に関する表示を使用者に
把握しやすくできる。又、この電子電話帳アイコン37
はキャラクタ1個の大きさではなく、キャラクタ2個を
組合わせて表示している。尚、キャラクタの分割を2個
に限る必要がないことはいうまでもない。又、上記同様
に済スタンプ等ファンクション枠内に表示される図形デ
ータは全てキャラクタコードとしてROM9に登録済で
ある。これによりCPU1は文字データに限ることな
く、ROM9に登録済の図形データをもキャラクタ単位
で扱うことが可能となり、イメージデータで表示される
ような大型の図形をキャラクタコードの組合せにより高
速に表示できる。ここで、複数キャラクタの組合せによ
り図形を表示するキャラクタコードは、行間をつめて表
示する時でも前後の行に表示される文字と重ならないよ
う縦方向のドットイメージに少なくとも1ラインドット
の空白を設けると共に横方向のドットイメージには複数
のキャラクタが連続する図形を表示するよう空白を設け
ることなくドットパターンを作成している。
【0055】そして、CPU1は操作キー28のコピー
ボタンが押し下げられたかどうかを監視する(ST2
6)。
【0056】コピー中のLCD2の表示画面を図16に
示す。操作キー28のコピーボタンが押し下げられる
と、CPU1は図15にて示されるファンクション設定
下のコピー動作を開始する(ST27)と共にVRAM
4に記憶している図形データ図4(d)を図4(e)に書換
えて表示する(ST28)。この時LCD2に表示され
る装置外観の図形データは図3にて詳細に説明したよう
にVRAM4の中では表示用裏画面1にLCDコントロ
ーラ3により合成して記憶されている。更にCPU1は
通数カウンタを起動して装置外観の図形データ横に「コ
ピー中」の表示を行うと共に装置外観の図形データの記
録紙部分にコピー枚数を表示する(ST29)。これに
より使用者はLCD2に表示される装置外観の図形表示
のみを一見するだけで現在の動作モード及びその進捗状
況を即座に把握することができる。尚、LCD2に表示
されるコピー枚数のキャラクタデータは図3にて詳細に
説明したようにVRAM4の中では表示用表画面1にL
CDコントローラ3により合成して記憶されている。そ
してCPU1はコピー動作に無関係なファンクション表
示をLCD2上から削除する(ST30)。このように
実行中の動作に無関係なファンクション表示をLCD2
上から削除することで、装置の操作に不慣れな使用者で
あってもその操作に戸惑うことがなく、又実行中のモー
ドやその進捗状況を直感的に把握することができる。
【0057】そして、全ての原稿のコピーが終了する
と、CPU1はこれを検出して(ST31)図10乃至
図12に示す初期画面に戻って次の状態変化に備える。
【0058】尚、以下に説明するファンクションスイッ
チF1乃至F4によるモード変更を行った後であって
も、この変更されたモードにてコピー動作が行われるこ
とは言うまでもない。
【0059】次に、原稿をセットした後コピー以外の動
作を行う場合についてLCD2の表示及び処理動作につ
いて説明する。
【0060】まず、ファンクションスイッチF1乃至F
4によるモード変更について説明する。ここで、ファン
クションスイッチF1乃至F4はそれぞれF1は原稿濃
淡に、F2は文字サイズに、F3はハーフトーンに、F
4は済スタンプに、F5は電子電話帳にそれぞれ対応し
ている。
【0061】原稿がセットされると装置の表示は前述し
たように図15となる。ここでファンクションスイッチ
F1乃至F4が押し下げられたことを検知したCPU1
は(ST32)、図15に示すファンクション表示の内
押下されたファンクションスイッチに対応するファンク
ション内容を変更すると共にそのLCD2上の表示内容
を書換える(ST33)。
【0062】次に、原稿をセットした後FAX送信する
場合について、電子電話帳に登録されている相手先リス
トの中から送信相手を選択してFAX送信する場合と、
テンキー27から相手先のダイヤル番号を直接入力して
FAX送信する場合とにわけて説明する。
【0063】まず、電子電話帳からFAX送信する場合
のLCD2の表示について、図17乃至図19を参照し
て説明する。ここで、図17は電子電話帳を開いた時の
LCD2の表示画面を、図18は電子電話帳からFAX
送信ダイヤル中のLCD2の表示画面を、図19は電子
電話帳からFAX送信中のLCD2の表示画面をそれぞ
れ示すものである。
【0064】まず、原稿をセットした後ファンクション
スイッチF5を押し下げると(ST34)、LCD2の
表示は図15に示す原稿セット画面から図17に示すよ
うな電子電話帳画面に切り替わる(ST35)。この
時、図15及び図17から明らかなように、図15では
待機状態時それぞれのファンクションに対応する内容を
ファンクション枠内に収るよう図形データと文字キャラ
クタとを縦方向に組合わせてわかり易く表示する一方、
電子電話帳を開くと図17に示すようにLCD2の表示
範囲を損うことがないよう図形データと文字キャラクタ
とを横方向に組合わせ直して電子電話帳モードであるこ
とを表示する。前述したように、電子電話帳アイコン3
6は既にキャラクタコードとしてROM9に登録済であ
る。これにより電子電話帳の外観図を文字コードとして
取り扱うことができるので、縦、横のレイアウトの変更
をそのキャラクタコードをLCD2のどこに表示するか
を指定するだけでLCDコントローラ3が簡単かつ高速
に表示できるものである。
【0065】次に、図17に示す電子電話帳に登録され
ている相手先群から、スクロールボタン26又はテンキ
ー27によりダイヤル先を選択する(ST36)と、C
PU1はこのダイヤル番号を自動的に発呼する(ST3
7)。
【0066】その後、相手先が応答するとCPU1は送
信動作に入り(ST38)相手先から到来するIDをL
CD2上に表示する(ST39)と共に図形データ図4
(d)を図4(e)に書換えて(ST40)不要となった電
子電話帳のファンクション表示を削除(ST41)し、
更に送信枚数をカウントする通数カウンタを起動して送
信枚数の表示を行う(ST42)。ここで、図19に示
す通数カウンタは、実際の原稿枚数をカウントする数字
部分と「枚目」の漢字部分とを表示するものであるが、
「枚目」の漢字部分は送信動作中常に同一の表示であり
これを通数カウンタと連動させる必要はない。以上の理
由により本実施例では「枚目」の漢字部分を図形データ
図4(e)にイメージデータとして登録し、通数カウンタ
の処理速度を高速化している。その後全ての原稿の送信
が終了すると、CPU1はこれを検出して(ST43)
図10乃至図12に示す初期画面に戻って次の状態変化
に備える。
【0067】次に、テンキー27から相手先のダイヤル
番号を直接入力してFAX送信する場合のLCD2の表
示を説明する。FAX送信は、原稿セットの後受話器を
フックオフするかモニタボタンを押し下げることで行
う。
【0068】原稿をセットした後受話器をフックオフし
た時のLCD2の表示を図20に示すと共に、原稿をセ
ットした後モニタボタンを押し下げた時のLCD2の表
示を図21に示す。
【0069】図21において、38はダイヤルトーンの
検出を表示するダイヤルトーンアイコンである。
【0070】使用者が原稿をセットした後FAX送信の
ため受話器をフックオフする(ST44)と、CPU1
は図形データ図4(a)を図4(b)に書換えて表示する
(ST45)。
【0071】そして、前述したファンクションスイッチ
F1乃至F4によるモード設定を行いFAX送信のため
に受話器をフックオフすると、CPU1はダイヤル番号
入力待ちであることを示す「ダイヤル」のキャラクタ文
字を表示してカーソルを点滅させる。
【0072】その後テンキー27から相手先のダイヤル
番号が入力されるとCPU1は入力されてくるダイヤル
番号をLCD2に表示する(ST46)。この時使用者
が一旦電話による通話を行った後に引続いてFAX送信
を行うことができることは言うまでもない。尚、受話器
をフックオフする代りにモニタボタンを押し下げた場合
(ST47)は、CPU1はLCD2の表示にダイヤル
トーンアイコン38を追加表示する(ST48)と共に
ダイヤル番号入力待ちであることを示す「ダイヤル」の
キャラクタ文字を表示してカーソルを点滅させる。その
後はフックオフした場合と同様でありテンキー27から
相手先のダイヤル番号が入力されるとCPU1は入力さ
れてくるダイヤル番号をLCD2に表示する(ST4
6)。相手先が呼出に応答すると、LCD2の表示は図
22にて示すようにFAX送信が開始され、これ以降C
PU1は電子電話帳から発呼した場合のFAX送信と同
様ST38からST43を実行し、全ての原稿の送信が
終了するとCPU1はこれを検出して(ST43)図1
0乃至図12に示す初期画面に戻って次の状態変化に備
える。ここで、FAX送信中にその送信モードを変更す
ると、LCD2は図23に示すような表示となる。すな
わち、FAX送信中においてその送信途中にファンクシ
ョンスイッチF1乃至F3を押し下げると、現在送信中
の次の原稿からここで変更した設定が有効となり、F4
を押し下げると現在送信中の原稿からここで変更した設
定が有効となる。これは、F1からF3それぞれのモー
ドは送信すべき原稿の画情報に先立って送信される情報
であるのに対し、F4の済スタンプは原稿を送信した後
初めて押されるものであり、現在送信中の原稿に有効と
しても何等問題がないからである。これにより従来送信
モードを変更した時にどの頁からその設定が有効なのか
把握しづらかった点が、LCD2を一目するだけで各原
稿に対する設定情報を簡単に知ることが可能となる。
【0073】尚、テンキー27から相手先のダイヤル番
号を直接入力してFAX送信する場合は電子電話帳のよ
うにあらかじめ登録された相手先情報がないので、LC
D2の表示は前述したようにFAX送信動作中図22に
示す表示となる。
【0074】次に、第3モードについて説明する。ま
ず、図10乃至図12に示す初期画面での待機中に電話
がかかってきた場合を説明する。
【0075】初期画面での待機中に電話がかかってくる
と、LCD2の表示は図24に示すようなものとなる。
【0076】図24において、39は着信信号を検出し
たこと示す呼出中アイコンである。電話がかかってくる
とNCU19に16HZの着信信号が到来する(ST4
9)。電話の場合、FAXと異なり被呼識別信号は検出
されないので(ST50)、着信信号を検知したCPU
1はLCD2上に呼出中アイコンを追加表示する(ST
51)。本実施例にあっては、ST51で追加表示され
る呼出中アイコンは既にキャラクタコードとしてROM
9に登録済であり、この表示はVRAM4の中では表示
用表画面1に記憶されている。
【0077】使用者がこの着信をうけて通話のために受
話器を取った時のLCD2の表示画面を図25に示す。
【0078】使用者が受話器を取ってフックオフする
と、CPU1は図形データ図4(a)を図4(b)に書換え
ると共に応答アイコン35を追加表示する(ST5
2)。本実施例にあっては、ST52で追加表示される
応答アイコン35は既にキャラクタコードとしてROM
9に登録済であり、この表示はVRAM4の中では表示
用表画面1に記憶されている。また、ST52で書換え
られる図形データは前述したようにVRAM4の中では
表示用裏画面1に記憶されている。
【0079】その後通話が終了するとこれを検知したC
PU1はNCU19に回線断を指示し(ST53)、図
10乃至図12に示す初期画面に戻って次の状態変化に
備える。
【0080】次に、図10乃至図12に示す初期画面で
の待機中にFAXがかかってきた場合を説明する。
【0081】FAX受信中のLCD2の表示画面を図2
6に示す。FAXの着信を受けると、まずNCU19に
16HZの着信信号が到来する(ST49)。この着信
信号は電話においても同様の信号であるが、公知の技術
によりあらかじめ装置をFAX受信に設定しておくかま
たは自動受信モードにより16HZ着信信号を検出して
自動的にフックオフした後相手先から送出されてくる被
呼識別信号を検出するとFAX、これを検出できなけれ
ば電話による呼出とすることで電話/FAXそれぞれの
着信を判断することが可能である。
【0082】被呼識別信号を検知(ST50)、したC
PU1はFAX受信動作を開始し(ST54)、LCD
2上の図形データ図4(c)を図4(f)に書換えて表示す
る(ST55)と共に通数カウンタを起動して装置外観
の図形データ横に「ファックス受信中」の表示を行い装
置外観の図形データの記録紙部分に受信枚数を表示す
る。さらにCPU1は相手先から送出されるID情報を
もこの表示画面に合成して表示する(ST56)。この
時LCD2に表示される受信枚数と「ファックス受信
中」の文字及び相手先から送出されるID情報のキャラ
クタデータは図3にて詳細に説明したようにVRAM4
の中では表示用表画面1にLCDコントローラ3により
合成して記憶されている。また、LCD2に表示される
装置外観の図形データはVRAM4の中では表示用裏画
面1にLCDコントローラ3により合成して記憶されて
いる。
【0083】その後通信が終了する(ST57)とこれ
を検知したCPU1はNCU19に回線断を指示し(S
T58)、図10乃至図12に示す初期画面に戻って次
の状態変化に備える。
【0084】次に、第4モードについて説明する。ま
ず、図10乃至図12に示す初期画面での待機中に外部
に接続された電話機を使用する場合を説明する。
【0085】外部に接続された電話機を使用している時
のLCD2の表示画面を図27に示す。
【0086】図27において、40は子機使用中を示す
子機使用中アイコンである。外部に接続された電話機が
使用されると(ST59)、これを検知したCPU1は
図27に示すような子機使用中アイコン40及び「子機
使用中」の文字キャラクタを追加表示する(ST6
0)。本実施例にあっては、ST60で追加表示される
子機使用中アイコンは既にキャラクタコードとしてRO
M9に登録済であり、この表示はVRAM4の中では表
示用表画面1に記憶される。このように、現在の動作モ
ードを文字キャラクタで「子機使用中」と表示する他キ
ャラクタコードで登録されている子機使用中アイコン4
0を併用して表示することで、キャラクタコードのみで
動作モードの変更を表示しているにもかかわらずあたか
も図形イメージとの合成により動作モードの変更を表示
しているかのような表示を実現でき、表示面積の制限が
ある場合等、子機使用中アイコン40を表示することの
みによっても使用者に動作モードの変更を知らしめるこ
とができる。又、「子機使用中」の文字キャラクタは図
3にて詳細に説明したように表示用表画面1に記憶され
ている。
【0087】外部に接続された電話機を呼出している時
のLCD2の表示画面を図28に示す。
【0088】図28において、41は子機呼出中を示す
子機呼出中アイコンである。装置本体から外部に接続さ
れた電話機を呼出す場合、CPU1は図28に示すよう
に、LCD2に上述子機使用中を示す子機使用中アイコ
ン40及び「子機使用中」の文字キャラクタを表示する
代りに、子機呼出中を示す子機呼出中アイコン41及び
「子機呼出中」の文字キャラクタを表示させる。又、子
機呼出中アイコン41と子機使用中アイコン40とは前
述したようにキャラクタコードとして扱うことができる
ので、このキャラクタコードを交互に表示させることで
簡単にLCD2の表示に動きをつけることができる。
【0089】尚、図10乃至図12に示す初期画面での
待機中にメニューモードに対応するF1キーを押し下げ
ると、電子電話帳登録、ID情報の変更/登録等のユー
ザ登録、リスト印刷、ポーリング受信の実行、カードプ
ログラムへの移行等のメインメニュー画面を表示し、電
子電話帳モードに対応するにF5キーを押し下げると電
子電話帳を表示する。
【0090】以上、本実施例の情報通信装置の動作につ
いて、LCD2への装置外観図形データの転送・表示の
具体的な処理及びメモリカード処理に関する詳細を省い
て説明してきた。
【0091】さて、次にLCD2への図形データの転送
・表示の具体的な処理及びメモリカード処理について詳
細に説明する。
【0092】図形データの転送・表示の具体的な処理に
関するサブルーチンを図9に示す。このサブルーチン
は、図6乃至図8で「図形データを転送して表示」又は
「図形データを書換えて表示」として示した部分の処理
の詳細である。
【0093】以下、図9を基に本実施例における装置外
観の図形データの転送・表示について詳細に説明する。
ここでは、図形データとして図4(a)を表示する場合を
説明することとする。
【0094】まず、CPU1が図4(a)の表示を指定す
ると、これを受けたLCDコントローラ3は図4(a)が
格納されているROM9のアドレスを獲得する(ST1
00)。ここで、ROM9は装置外観を表す図形データ
である図4(a)乃至図4(f)それぞれの圧縮された図形
データを、圧縮された図形データが実際に格納されてい
るアドレスとは別にそれぞれのデータがROM9のどの
アドレスから始まるかを関連づけて記憶するデータアド
レス対応記憶部と、これに対応してその実際の圧縮され
た図形データそれぞれを記憶する圧縮データ記憶部とを
有するものである。
【0095】次に、CPU1はST100で獲得したア
ドレスに対応する図形データである図4(a)の圧縮され
ているデータを、実際にLCD2に表示するドットイメ
ージに8バイト単位で復元する(ST101)。
【0096】CPU1はLCDコントローラ3に、この
復元されたドットイメージのVRAM4上への転送先の
先頭アドレスをセットする(ST102)。この時セッ
トされる転送先の先頭アドレスは、図4(a)の一番先頭
のデータをLCD2上の何処に表示するかを指示するも
のである。しかし、本実施例にあっては図形データを8
バイト単位で転送指示するため、8バイト転送した後次
の8バイトを転送するための転送先の指示が必要であ
る。そこで、本実施例では8バイト単位のデータを実際
に転送する転送先アドレスを決定するために、ST10
2で指定された転送先の先頭アドレスに、1回目のルー
プを0としたループ数に40バイトをかけたアドレスを
合計してこれを実際の転送先アドレスとしている(ST
103)。そして、ここで得た実際に転送すべきアドレ
スに、指定された図形データを8バイト単位でVRAM
4に転送する(ST104)。その後、図4(a)の全デ
ータをVRAM4に転送するまでST101乃至ST1
04のデータ転送処理を繰り返し(ST105)、図4
(a)の全データを転送し終わるとサブルーチンの処理を
終了して図6乃至図8のそれぞれのステップに戻る。
【0097】尚、本実施例では装置が待機状態の時に装
置外観の図形データを移動して表示することを既に説明
したが、この時も書換えるべき図形データとして白デー
タを転送することで、現在表示している図形データをそ
の位置から消去できることは言うまでもない。
【0098】以上が本実施例における装置外観の図形デ
ータ表示についての詳細説明である。
【0099】次に、本実施例の情報通信装置のメモリカ
ード挿抜制御について詳細に説明する。
【0100】図29に本実施例の情報通信装置のメモリ
カード挿抜制御に関する概略構成を示す。
【0101】図29において、42はコネクタ11から
カードが抜かれるとCPU1をリセットするリセットI
C、43はメモリカード12へ電源を供給するスイッチ
ングトランジスタ、44はメモリカード12とCPU1
との間のバス接続を行うバッファ、45はCPU1とカ
ード12との間のアドレスバス信号とデータバス信号及
びメモリカード12の有無をチェクするためのカードピ
ン左右のチェックディジット(以下CDと略す)1とC
D2とのORより生成するカード挿入信号を入力してス
イッチングトランジスタ43へメモリカードへの電源供
給イネーブル信号を出力すると共にバッファ44のゲー
トへバス接続のためのバス接続イネーブル信号を出力し
かつ後述するリセットイネーブルのためのリセットイネ
ーブル信号を出力するパラレルペリフェラルインタフェ
ース(以下PPIと略す)、46はPPI45が出力す
る電源供給イネーブル信号とバス接続イネーブル信号及
びリセットイネーブル信号のANDより生成するリセッ
トイネーブル信号を入力してCD1及びCD2のORよ
り生成するカード挿入信号をリセットIC42とのNO
R回路へ入力するフリップフロップである。
【0102】図29において、図1と同様の構成には同
一番号を付して説明を省略する。以下、図29を基に本
実施例の情報通信装置のメモリカード挿抜制御について
詳細に説明する。
【0103】まず、メモリカード12が本体のコネクタ
11に挿入されると、接続ピン両端にあるCD1とCD
2はカード12のなかで接地されているのでCD1とC
D2は共にローレベルを出力する。これによりCD1と
CD2とのORより生成するカード挿入信号がローレベ
ルで出力される。次にこのカード挿入信号を受けたPP
I45はハイレベルの電源供給イネーブル信号をスイッ
チングトランジスタ43へ、ハイレベルのバス接続イネ
ーブル信号をバッファ44へ出力すると共に電源供給イ
ネーブル信号とバス接続イネーブル信号とのAND出力
を入力とするAND回路のもう一方の入力にハイレベル
のリセットイネーブル信号をそれぞれ出力する。このA
ND回路の出力はメモリカード12のリセットイネーブ
ル信号である。このリセットイネーブル信号はフリップ
フロップ46のクリア側に接続されており、フリップフ
ロップ46はメモリカード12によるプログラムが動作
している間ローレベルのカード挿入信号をリセットIC
42の出力信号を入力の一方に持つNOR回路のもう一
方の入力に出力する。これによりNOR回路はフリップ
フロップ46又はリセットIC42のどちらかがCPU
1をリセットするためのハイレベルを入力されることで
CPU1へローレベルのリセット信号を出力する。
【0104】次に、このような構成においてCPU1に
リセットがかかる場合を説明する。まず、リセットIC
42が電源断等によりリセット信号を発生する場合を説
明する。電源断等により装置に供給される電圧が低下す
ると、リセットIC42はCPU1が誤動作しない範囲
で一定レベルまで電圧が降下した時にリセット信号を発
生する。これによりCPU1は電圧低下による誤動作を
生じることなくその動作を終了できる。このリセット信
号はCPU1のリセット信号端子の前段に設けるNOR
回路に入力されているのでメモリカード12の有無とは
無関係にCPU1をリセット制御する。
【0105】次にメモリカードのプログラム動作中にお
けるメモリカード12の抜出しによるリセット制御を説
明する。メモリカード12が抜出され又は斜にずれる等
して本体側コネクタ11とメモリカード12のコネクタ
121の左右ピンであるCD1又はCD2が非接地すな
わちハイレベルになると、このカード挿入信号はフリッ
プフロップ46を経由してCPU1のリセット信号端子
の前段に設けるNOR回路に入力される。これによりN
OR回路はCPU1のリセット端子にローレベルを出力
し、CPU1はカード抜出しによる誤動作をすることな
くリセットされる。尚、メモリカード12が挿入されて
いてもそのカード内プログラムが実行されていない場合
はフリップフロップ46のクリア側にリセットイネーブ
ル信号が入力されないので、カードが抜かれてカード挿
入信号がハイレベルになってもそれはCPU1のリセッ
ト信号端子の前段に設けるNOR回路に入力されずCP
U1がリセットされることはない。
【0106】以上が本実施例の情報通信装置のメモリカ
ード挿抜制御に関する概略説明である。以下、この構成
を参照しながらメモリカードが挿入されている時の本実
施例の情報通信装置の動作を詳細に説明する。
【0107】図30にメモリカードが挿入されている時
の本実施例の情報通信装置の動作フロー図を示す。これ
は、先に説明した図6のST3でメモリカード有りと判
断した時に分岐するカード処理ルーチンである。
【0108】図30において、装置が待機状態の時(S
T300)にメモリカードが挿入されると、カードピン
左右のCD1及びCD2がローレベルになるのでこれを
検出して挿入チェックを行う(ST301)。ST30
0でカードが無ければ本体プログラムに復帰し、LCD
2にはカードが無い状態での初期画面が表示される。こ
の時のLCD2の画面は既に説明したように図10であ
る。カードが有ればカードへ電源を供給する(ST30
2)と共にカードとのシステムバスを接続(ST30
3)し、カード内ROM122の特定アドレスに記憶さ
れているカードの属性情報を読み出す(ST304)。
以下、この属性情報について説明する。
【0109】図31に本実施例のメモリカードのメモリ
マップを示す。図31において、47はメモリカードの
種類、容量及びアクセススピードを格納している管理情
報の一つである属性情報1、48はメモリカードのJE
IDA((社)日本電子工業振興協会)仕様バージョン、
製品メーカ情報及び製品バージョン情報を格納している
管理情報の一つである属性情報2、49はメモリカード
の仕様バージョン、メモリカードの仕様準拠レベル、最
初のデータのアドレス情報、メーカ個別情報、初期化メ
ーカ名及びカード情報を格納している管理情報の一つで
ある属性情報3、50は各種モジュール及びアイコン情
報がこのメモリカードの何処から始まるかを格納してい
るエントリーポイントテーブル、51は実際のプログラ
ム及び圧縮された各種アイコンの図形データを格納して
いるプログラムエリアである。
【0110】次に、属性情報を読み出したCPU1は、
この読み出した属性情報が装置に有効かどうかを確認し
(ST305)、無効であると判断するとアラーム表示
を行い(ST306)カードへの電源供給を停止する
(ST307)と共にカードとのシステムバスを遮断す
る(ST308)。そしてカードが抜出されるのを待っ
て(ST309)アラーム表示を停止し待機状態に戻
る。ST305でカードが有効と判断したCPU1は、
待機状態画面にカード内EEPROM123にドットイ
メージで記憶されているメニュー用アイコンデータをV
RAM4に転送して表示する(ST310)。この時、
CPU1はカード内管理領域のエントリーテーブル50
が記憶しているメーカ設定のメニュー用アイコンデータ
の実際のドットイメージが記憶されているアドレスを獲
得すると共に、そのカードが使用者が任意にメニュー用
アイコンデータを作成、登録したものである場合には、
CPU1はカード内管理領域のエントリーテーブル50
が記憶している使用者定義メニュー用アイコンデータの
実際のドットイメージが記憶されているアドレスを獲得
する。本実施例では、メニュー用アイコンデータをドッ
トイメージで記憶することで使用者が任意に好みのアイ
コンデータを作成することを可能としている。この時の
LCD2の画面は既に説明したように図11及び図12
である。又、これらの図からも明らかなように、本体内
ROM9が提供する本体側メニュー等のアイコンデータ
と、カード内ROM122或いはEEPROM123が
提供するカード側メニュー用アイコンデータとは、本体
側、カード側のどちらのROMから提供されているのか
その区別なくLCD2上に表示されるものであり、これ
により使用者は特別な知識を要することなくあたかも本
体側に内蔵されたソフトウェアを実行する感覚でカード
から提供される様々なソフトウェアを利用することが可
能となる。
【0111】LCD2にアイコンデータを表示したCP
U1は、次に本体のRAM8が記憶しているユニークコ
ードとカードのEEPROM123が記憶しているユニ
ークコードとが一致するかどうか判定する(ST31
1)。本実施例でいうユニークコードとはカードが本体
に挿入された時点の月日時分秒のデータであり、この判
定の結果からRAM8データの有効/無効が判断できる
ので、カード抜き差しの都度RAM8を初期化する必要
が無くなるばかりでなく、先に抜かれたカードと挿入さ
れたカードとが同一である時は既に本体のRAM8が記
憶している情報をそのまま利用することができ、又必要
なデータをカードから改めてダウンロードする必要等も
なくなる。このユニークコードが不一致の場合(ST3
12)、本体内データ無効フラグをRAM8にセットし
(ST313)ユニークコードを今回のカード挿入時間
に書換える(ST314)。ユニークコードが一致の場
合(ST312)は、本体内データ有効フラグをRAM
8にセットし(ST315)、RAM8が記憶している
FAX保存画面データや銀行アンサーシステム等のタイ
マー自動起動時刻データ等をそのまま有効とする。ST
314又はST315終了後、CPU1はカードプログ
ラムが選択されたかどうかを判定し(ST316)、カ
ードプログラムが選択されるとシステムリセット有効フ
ラグをセットして(ST317)カード内プログラムに
遷移する(ST318)。その後CPU1はプログラム
が終了するまで(ST319)カードの抜出しを常に監
視し(ST320)、カードプログラム実行中にカード
が抜出されると図29に示した構成によりシステムリセ
ットを掛けて(ST321)自己の暴走を防ぐ。これに
より装置の電源を断することなくメモリカードを抜き差
しすることが可能となる他、装置の使用中何等かの異常
により電源が断されたとしてもCPU1は誤動作せず、
メモリカードに異常なデータが書込まれるようなことが
ない。更に本実施例にあってはたとえシステムリセット
が掛かっても前述したユニークコードを判定することに
より、異なるカードを差込まない限り本体内RAM8が
記憶しているデータを有効として扱えるので、システム
リセットの後すぐにその直前の状態に復帰することが可
能である。尚、異なるカードがセットされたとしてもユ
ニークコードの一致/不一致を確認した後カードのプロ
グラムが選択されるまでは本体内RAM8のデータを無
効としないようにすることで、たとえカードの選択違い
で誤ったカードが挿入されたとしても、その後正しいカ
ードを挿入し直すことでRAM8のデータを無効としな
いようにできることは言うまでもない。
【0112】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、装置の外観を表現するイメージ情報及びそれ以外の
文字数字等のキャラクタ情報を記憶するVRAMが装置
の外観変化の有無に関わらず装置の状態を記憶し、この
記憶されている内容を表示手段が表示することにより、
使用者が装置の動作状態を簡単に把握できるマン−マシ
ンインタフェースの向上した表示装置を実現できるとい
う効果を有するものである。
【0113】また、本発明は、表示手段に表示すべきグ
ラフィックアイコンを複数の領域に分割してVRAMに
記憶し、これを表示画面上に組合わせて表示することに
より、グラフィックアイコン表示に伴うVRAMの記憶
領域の増加を最小限に抑えた効率的表示を実現できると
いう効果を有するものである。
【0114】また、本発明は、第1及び第2のVRAM
領域が記憶しているイメージ情報及びキャラクタ情報の
ドットパターンを合成して表示することにより、表示に
必要な処理時間が十分小さい表示装置を実現できるとい
う効果を有するものである。
【0115】また、本発明は特定機能を表す図形を使用
者が把握しやすいよう各機能毎に枠で囲むと共にこの枠
型の図形を実線と点線とで表示することで、表示のため
に複数の行及び列を不要としながらも立体的な枠表示を
実現できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表示装置の概略構成図
【図2】本実施例の表示装置の操作パネルの上面図
【図3】本実施例の表示装置の表示制御に関する構成図
【図4】LCD上に表示する図形データの本体ROM内
での格納方法を示す図
【図5】VRAMの記憶内容とこの記憶内容の内LCD
が表示する部分及びこのLCDが表示する部分に装置外
観の図形データが記憶されることを示すメモリマップの
概略図
【図6】電源オンから各種動作の指示待ちまでの動作フ
ロー図
【図7】装置にメモリカードが挿入されている場合の動
作フロー図
【図8】図7の続きで装置にメモリカードが挿入されて
いる場合の動作フロー図
【図9】図形データの転送・表示の具体的な処理を示す
動作フロー図
【図10】メモリカードが挿入されていない場合のLC
Dの初期画面を示す図
【図11】メモリカードが挿入されている場合のLCD
の初期画面を示す図
【図12】メモリカードが挿入されている場合のLCD
の初期画面を示す図
【図13】電話をかけるために受話器を取る、又はモニ
タボタンを押し下げた時のLCDの表示画面を示す図
【図14】電話モードの時に相手先から応答があった場
合のLCDの表示画面を示す図
【図15】FAX送信又はコピーを行うために原稿をセ
ットした時のLCDの表示画面を示す図
【図16】コピー中のLCDの表示画面を示す図
【図17】電子電話帳を開いた時のLCDの表示画面を
示す図
【図18】電子電話帳からFAX送信ダイヤル中のLC
Dの表示画面を示す図
【図19】電子電話帳からFAX送信中のLCDの表示
画面を示す図
【図20】原稿をセットした後FAX送信のため受話器
をフックオフした時のLCDの表示画面を示す図
【図21】原稿をセットした後FAX送信のためモニタ
ボタンを押し下げた時のLCDの表示画面を示す図
【図22】FAX送信の時に相手先が呼出に応答した時
のLCDの表示画面を示す図
【図23】FAX送信中にその送信モードを変更した時
のLCDの表示画面を示す図
【図24】は初期画面での待機中に電話がかかってきた
時のLCDの表示画面を示す図
【図25】着信をうけて通話のために受話器を取った時
のLCDの表示画面を示す図
【図26】FAX受信中のLCDの表示画面を示す図
【図27】外部に接続された電話機を使用している時の
LCDの表示画面を示す図
【図28】外部に接続された電話機を呼出している時の
LCDの表示画面を示す図
【図29】本実施例の表示装置のメモリカード処理の挿
抜制御に関する概略構成図
【図30】メモリカードが挿入されている時の本実施例
の表示装置の動作フロー図
【図31】本実施例のメモリカードのメモリマップ図
【符号の説明】 1 CPU 2 LCD 3 LCDコントローラ 4 VRAM 5 CG1 6 CPUとLCDコントローラとのバス 7 CG2 8 本体内RAM 9 本体内ROM 10 バスコントローラ 11 コネクタ 12 メモリカード 25 ファンクションボタン 31 VRAMのメモリ空間 32 VRAMのメモリ空間の内LCDに表示されるL
CD表示部分 33 LCDコントローラによりLCD表示部分に展開
される装置外観左側の図形データ 34 LCDコントローラによりLCD表示部分に展開
される装置外観右側の図形データ 35 応答アイコン 36 通話中アイコン 37 電子電話帳アイコン 38 ダイヤルトーンアイコン 39 呼出中アイコン 40 子機使用中アイコン 41 子機呼出中アイコン 42 リセットIC 43 スイッチングトランジスタ 44 バッファ 45 PPI 46 フリップフロップ 47 属性情報1 48 属性情報2 49 属性情報3 50 エントリーポイントテーブル 51 プログラムエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 卓也 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 藤本 宗範 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−38152(JP,U) 実開 昭63−158055(JP,U)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモードを有する装置に適用される
    表示装置であって、各モードの装置外観をそれぞれ待機
    時の装置外観に対して識別可能に表現した図形をイメー
    ジ情報として記憶する記憶手段と、各モード下での動作
    時にそのモードに対応する図形を前記記憶手段から読み
    出して表示する表示手段とを具備する表示装置。
  2. 【請求項2】 装置の複数のモードを各々異なる装置外
    観として表現した図形を分割して分割イメージ情報とし
    て記憶する記憶手段と、各モード下での動作時にそのモ
    ードに対応する複数の前記分割イメージ情報を前記記憶
    手段から読み出して組合せて表示する表示手段とを具備
    する表示装置。
  3. 【請求項3】 分割イメージ情報が前記装置外観として
    表現した図形を均等分割したものであることを特徴とす
    る請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 分割イメージ情報各々が装置基本外観形
    状に対しての変更箇所を少なくとも一箇所有することを
    特徴とする請求項2記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 モード変更を前記均等分割したイメージ
    情報を択一的に変更することにより表示する請求項2記
    載の表示装置。
  6. 【請求項6】 装置の特定のモードの装置外観として表
    現した図形イメージ情報を文字コードに対応させて記憶
    する記憶手段と、前記特定のモードの動作時に文字コー
    ドを指定してそのモードに対応する図形パターンを前記
    記憶手段から読み出して表示する表示手段とを具備する
    表示装置。
  7. 【請求項7】 装置の複数のモードを各々異なる装置外
    観として表現した図形を図形イメージ情報として記憶す
    る第1の記憶手段と、装置の特定のモードでの装置外観
    の一部を表現した図形イメージ情報を文字コードに対応
    させて記憶する第2の記憶手段と、前記特定のモードの
    動作時にそのモードに対応する図形イメージ情報を前記
    第1及び第2の記憶手段からそれぞれ読み出して表示す
    る表示手段とを具備する表示装置。
  8. 【請求項8】 装置の複数のモードを各々異なる装置外
    観として表現した図形を図形イメージ情報として記憶す
    る第1の記憶手段と、文字コードに対応した文字パター
    ン情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1・第2の
    記憶手段に記憶された情報を選択的に読み出して一時記
    憶する表示用一時記憶手段と、この表示用一時記憶手段
    に保持された情報を表示する表示手段と、この表示手段
    への情報表示に際して前記図形イメージ情報の表示領域
    の中に前記文字パターン情報を合成して表示する制御手
    段とを具備することを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 文字パターン情報が装置動作に応じて可
    変する数値であることを特徴とする請求項8記載の表示
    装置。
  10. 【請求項10】 数値に付加して表示する単位を図形イ
    メージ情報として予め前記第1の記憶手段に記憶したこ
    と特徴とする請求項8記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 表示用ディスプレイ上に設けられた特
    定機能を選択するキーと、前記特定機能に関する図形イ
    メージ情報を文字コードに対応させて記憶する記憶手段
    と、前記表示用ディスプレイ上の前記キーに対応した位
    置に前記図形を表示する制御手段とを具備することを特
    徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 表示用ディスプレイ上の前記キーに対
    応した位置に前記記憶手段に記憶された図形イメージ情
    報を複数縦方向に配列して表示することを特徴とする請
    求項11記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 機能選択モードでは複数図形を縦方向
    に配列して表示するとともに実作業モードで前記複数図
    形を横方向に配列して表示することを特徴とする請求項
    11記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 表示用ディスプレイ上に設けられた特
    定機能を選択するキーと、前記特定機能に関する図形イ
    メージ情報を文字コードに対応させて記憶する記憶手段
    と、前記表示用ディスプレイ上の前記キーに対応した位
    置に前記図形を表示する制御手段と、前記キーにより選
    択された所定モード下での動作中にその動作環境の変更
    を指示した場合、実行中の動作を終了することなく変更
    された動作環境で動作を実行すると共に変更前及び変更
    後の動作環境に対応する前記図形イメージ情報をそれぞ
    れ表示することを特徴とする請求項11記載の表示装
    置。
  15. 【請求項15】 表示用ディスプレイ上に設けられた特
    定機能を選択するキーと、前記特定機能に関する図形イ
    メージ情報を文字コードに対応させて記憶する記憶手段
    と、この記憶手段から出力される図形イメージ情報を複
    数組合わせて前記特定機能に関する図形イメージ情報を
    生成する制御手段とを具備することを特徴とする表示装
  16. 【請求項16】 文字パターン情報を記憶する場合は記
    憶手段の単位記憶領域中の端部に空白領域を設ける一
    方、図形イメージ情報を記憶する場合は空白領域を設け
    ないようにした請求項15記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 表示用ディスプレイ上に設けられた特
    定機能を選択するキーと、前記特定機能に関する図形イ
    メージ情報を文字コードに対応させて記憶する第1の記
    憶手段と、前記キーに対応した枠型の図形をイメージ情
    報として記憶する第2の記憶手段と、前記表示用ディス
    プレイ上の前記キーに対応した位置に前記枠型の図形と
    前記特定機能に関する図形イメージ情報と合成して表示
    する制御手段とを具備することを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 枠型の図形の一方を実線で構成すると
    共に他方を点線で構成し、この実線と点線とを対辺同士
    異ならせることを特徴とする請求項17記載の表示装
    置。
  19. 【請求項19】 装置本体に設けられ機能選択に関する
    第1の図形イメージ情報を記憶する第1の記憶手段と、
    可搬型外部記憶手段に設けられ機能選択に関する第2の
    図形イメージ情報を記憶する第2の記憶手段と、前記装
    置の電源投入後に前記第1の図形イメージ情報を読み出
    して機能選択キーに対応する位置に表示し、前記可搬型
    外部記憶手段が挿入された場合には前記第2の図形イメ
    ージ情報を読み出して前記第1の図形イメージ情報に隣
    接した位置へ追加表示することを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 可搬型外部記憶手段である第2の記憶
    手段の記憶内容を使用者が任意に登録可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項19記載の表示装置。
JP4097618A 1992-04-17 1992-04-17 表示装置 Expired - Lifetime JP2543284B2 (ja)

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US09/387,530 US6804023B1 (en) 1992-04-17 1999-08-31 Information communication system

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JPS61130320A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 Daihachi Kagaku Kogyosho:Kk 難燃性ポリウレタンフオ−ム組成物
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