JPH08331286A - 携帯用ファクシミリ装置 - Google Patents
携帯用ファクシミリ装置Info
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- JPH08331286A JPH08331286A JP7136664A JP13666495A JPH08331286A JP H08331286 A JPH08331286 A JP H08331286A JP 7136664 A JP7136664 A JP 7136664A JP 13666495 A JP13666495 A JP 13666495A JP H08331286 A JPH08331286 A JP H08331286A
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 いつでも、どこでもファクシミリ送受信でき
る携帯型のファクシミリ装置を実現する。 【構成】 送信しようとする帳票15のイメージをイメー
ジ読取部4 で読取ってイメージ蓄積部10に保存する。ま
たイメージ読取部によって読取ったイメージデータから
所定の様式で記入された宛先番号記入部16a,16b を探し
出し、宛先番号認識部9 によって宛先番号17の文字認識
を行う。そして、この宛先番号認識部が認識した宛先番
号に対してファクシミリ送信部11が自動ダイヤルし、イ
メージ蓄積部が保存するイメージデータをファクシミリ
送信する。さらに、ファクシミリ受信部12でファクシミ
リイメージ信号を受信してファクシミリ受信イメージ記
憶部13に記憶することにより、必要なときに受信イメー
ジ表示部7 にファクシミリ受信イメージを表示して読む
ことができるようにしている。
る携帯型のファクシミリ装置を実現する。 【構成】 送信しようとする帳票15のイメージをイメー
ジ読取部4 で読取ってイメージ蓄積部10に保存する。ま
たイメージ読取部によって読取ったイメージデータから
所定の様式で記入された宛先番号記入部16a,16b を探し
出し、宛先番号認識部9 によって宛先番号17の文字認識
を行う。そして、この宛先番号認識部が認識した宛先番
号に対してファクシミリ送信部11が自動ダイヤルし、イ
メージ蓄積部が保存するイメージデータをファクシミリ
送信する。さらに、ファクシミリ受信部12でファクシミ
リイメージ信号を受信してファクシミリ受信イメージ記
憶部13に記憶することにより、必要なときに受信イメー
ジ表示部7 にファクシミリ受信イメージを表示して読む
ことができるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用ファクシミリ装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の情報化社会にあって、ファクシミ
リ装置を用いてイメージ情報を遠隔地に送信し、また遠
隔地からイメージ情報を受信することはコミュニケーシ
ョン上必須のものとなっている。
リ装置を用いてイメージ情報を遠隔地に送信し、また遠
隔地からイメージ情報を受信することはコミュニケーシ
ョン上必須のものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のファ
クシミリ装置は特定の場所に設置して使用されるのが通
常であり、ある帳票のイメージデータを送信する必要が
発生すれば、ファクシミリ装置の設置されている場所ま
で利用者がその帳票を持って行って送信操作しなければ
ならず、いつでも、どこでも帳票のイメージデータを送
信することができるものではなかった。
クシミリ装置は特定の場所に設置して使用されるのが通
常であり、ある帳票のイメージデータを送信する必要が
発生すれば、ファクシミリ装置の設置されている場所ま
で利用者がその帳票を持って行って送信操作しなければ
ならず、いつでも、どこでも帳票のイメージデータを送
信することができるものではなかった。
【0004】ところが、現在のようにバーチャルオフィ
ス(Virtual Office)形態の勤務形態が盛んになれ
ば、帳票をファクシミリ送信する必要がどこで発生する
か分からず、ファクシミリ送信する必要が生じた場所に
はファクシミリ装置があるとは限らず、特に移動中であ
ればファクシミリ送信は不可能であり、また、ファクシ
ミリ受信にもついて同じようにどこでもできるというも
のではないため、いつでも、どこでも容易にファクシミ
リ送受信ができる携帯用ファクシミリ装置の出現が望ま
れていた。
ス(Virtual Office)形態の勤務形態が盛んになれ
ば、帳票をファクシミリ送信する必要がどこで発生する
か分からず、ファクシミリ送信する必要が生じた場所に
はファクシミリ装置があるとは限らず、特に移動中であ
ればファクシミリ送信は不可能であり、また、ファクシ
ミリ受信にもついて同じようにどこでもできるというも
のではないため、いつでも、どこでも容易にファクシミ
リ送受信ができる携帯用ファクシミリ装置の出現が望ま
れていた。
【0005】本発明はこのような従来の技術的課題に鑑
みてなされたもので、携帯電話回線との接続ができる場
所であればいつでも、どこでもファクシミリ通信ができ
る携帯用ファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
みてなされたもので、携帯電話回線との接続ができる場
所であればいつでも、どこでもファクシミリ通信ができ
る携帯用ファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の携帯用
ファクシミリ装置は、帳票のイメージを読取るイメージ
読取部と、帳票上に所定の様式で記入された宛先番号記
入部を探し出し、宛先番号の文字認識を行う宛先番号認
識部と、イメージ読取部が読取ったイメージを保存する
イメージ蓄積部と、宛先番号認識部が認識した宛先番号
を自動ダイヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメージ
データをファクシミリ送信するファクシミリ送信部とを
備えたものである。
ファクシミリ装置は、帳票のイメージを読取るイメージ
読取部と、帳票上に所定の様式で記入された宛先番号記
入部を探し出し、宛先番号の文字認識を行う宛先番号認
識部と、イメージ読取部が読取ったイメージを保存する
イメージ蓄積部と、宛先番号認識部が認識した宛先番号
を自動ダイヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメージ
データをファクシミリ送信するファクシミリ送信部とを
備えたものである。
【0007】請求項2の発明の携帯用ファクシミリ装置
は、さらに、宛先番号認識部が探し出した宛先番号記入
部のイメージを表示する宛先番号イメージ表示部と、宛
先番号認識部が文字認識した宛先番号を表示する宛先認
識番号表示部と、宛先認識番号表示部に表示されている
宛先番号の訂正操作を可能とする宛先番号訂正入力部と
を備えたものである。
は、さらに、宛先番号認識部が探し出した宛先番号記入
部のイメージを表示する宛先番号イメージ表示部と、宛
先番号認識部が文字認識した宛先番号を表示する宛先認
識番号表示部と、宛先認識番号表示部に表示されている
宛先番号の訂正操作を可能とする宛先番号訂正入力部と
を備えたものである。
【0008】請求項3の発明の携帯用ファクシミリ装置
は、さらに、ファクシミリイメージ信号を受信するファ
クシミリ受信部と、ファクシミリ受信部が受信したファ
クシミリ受信イメージを保存するファクシミリ受信イメ
ージ記憶部と、ファクシミリ受信イメージ記憶部に蓄積
されているファクシミリ受信イメージを表示する受信イ
メージ表示部とを備えたものである。
は、さらに、ファクシミリイメージ信号を受信するファ
クシミリ受信部と、ファクシミリ受信部が受信したファ
クシミリ受信イメージを保存するファクシミリ受信イメ
ージ記憶部と、ファクシミリ受信イメージ記憶部に蓄積
されているファクシミリ受信イメージを表示する受信イ
メージ表示部とを備えたものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の携帯用ファクシミリ装置で
は、送信しようとする帳票のイメージをイメージ読取部
で読取ってイメージ蓄積部に保存する。またイメージ読
取部によって読取ったイメージデータから所定の様式で
記入された宛先番号記入部を探し出し、宛先番号認識部
によって宛先番号の文字認識を行う。そして、この宛先
番号認識部が認識した宛先番号に対してファクシミリ送
信部が自動ダイヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメ
ージデータをファクシミリ送信する。
は、送信しようとする帳票のイメージをイメージ読取部
で読取ってイメージ蓄積部に保存する。またイメージ読
取部によって読取ったイメージデータから所定の様式で
記入された宛先番号記入部を探し出し、宛先番号認識部
によって宛先番号の文字認識を行う。そして、この宛先
番号認識部が認識した宛先番号に対してファクシミリ送
信部が自動ダイヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメ
ージデータをファクシミリ送信する。
【0010】これにより、携帯電話回線と接続できる環
境であれば、いつ、どこでも帳票のイメージデータをフ
ァクシミリ送信することができる。
境であれば、いつ、どこでも帳票のイメージデータをフ
ァクシミリ送信することができる。
【0011】請求項2の発明の携帯用ファクシミリ装置
では、さらに、宛先番号認識部が探し出した宛先番号記
入部のイメージを宛先番号イメージ表示部に表示し、ま
た宛先番号認識部が文字認識した宛先番号を宛先認識番
号表示部に表示する。そして使用者は、両方の表示から
宛先文字認識に誤りがあれば宛先番号訂正入力部を用い
て宛先認識番号表示部に表示されている宛先番号の訂正
操作を行い、正しい宛先番号を設定する。
では、さらに、宛先番号認識部が探し出した宛先番号記
入部のイメージを宛先番号イメージ表示部に表示し、ま
た宛先番号認識部が文字認識した宛先番号を宛先認識番
号表示部に表示する。そして使用者は、両方の表示から
宛先文字認識に誤りがあれば宛先番号訂正入力部を用い
て宛先認識番号表示部に表示されている宛先番号の訂正
操作を行い、正しい宛先番号を設定する。
【0012】これにより、宛先番号の誤認識、認識不可
が発生しても訂正することができ、宛先番号登録の確実
性を向上させることができる。
が発生しても訂正することができ、宛先番号登録の確実
性を向上させることができる。
【0013】請求項3の発明の携帯用ファクシミリ装置
では、さらに、ファクシミリ受信部でファクシミリイメ
ージ信号を受信してファクシミリ受信イメージ記憶部に
記憶することにより、必要なときに受信イメージ表示部
にファクシミリ受信イメージを表示して読むことがで
き、いつ、どこでもファクシミリ送受信が可能となる。
では、さらに、ファクシミリ受信部でファクシミリイメ
ージ信号を受信してファクシミリ受信イメージ記憶部に
記憶することにより、必要なときに受信イメージ表示部
にファクシミリ受信イメージを表示して読むことがで
き、いつ、どこでもファクシミリ送受信が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、請求項1〜請求項3の発明の共通する
実施例を、図1〜図3に基づいて詳説する。図3は本実
施例の携帯用ファクシミリ1と携帯電話その他の移動通
信網2との接続関係を示しており、本実施例の携帯用フ
ァクシミリ1はモジュラージャック付きケーブル3によ
って移動通信網2と接続してファクシミリ送受信に使用
する。
実施例を、図1〜図3に基づいて詳説する。図3は本実
施例の携帯用ファクシミリ1と携帯電話その他の移動通
信網2との接続関係を示しており、本実施例の携帯用フ
ァクシミリ1はモジュラージャック付きケーブル3によ
って移動通信網2と接続してファクシミリ送受信に使用
する。
【0015】携帯用ファクシミリ1の外観について説明
すると、図2に示すように帳票を差し込んでそのイメー
ジを読取らせるための帳票読取部4と、後述する方法で
帳票から読取った宛先番号のイメージと文字認識結果と
を対比表示する宛先表示部5と、文字認識した宛先番号
の訂正操作に用いたり、宛先番号を直接入力したりする
ための番号入力部6と、受信したファクシミイメージ情
報を表示する受信イメージ表示部7と、送信のスタート
ボタン8が設けられている。
すると、図2に示すように帳票を差し込んでそのイメー
ジを読取らせるための帳票読取部4と、後述する方法で
帳票から読取った宛先番号のイメージと文字認識結果と
を対比表示する宛先表示部5と、文字認識した宛先番号
の訂正操作に用いたり、宛先番号を直接入力したりする
ための番号入力部6と、受信したファクシミイメージ情
報を表示する受信イメージ表示部7と、送信のスタート
ボタン8が設けられている。
【0016】携帯用ファクシミリ1の機能構成について
説明すると、図1に示すように、差し込まれる帳票のイ
メージを順次読取る帳票読取部4と、宛先記入用の帳票
に書き込まれた宛先電話番号のイメージを読取って宛先
番号を自動認識する宛先自動認識部9と、帳票から読取
った宛先番号のイメージとこの宛先自動認識部9が認識
した宛先番号文字認識結果とを対比表示する宛先表示部
5と、宛先表示部5に表示されている宛先番号認識結果
の訂正操作を行うための番号入力部6と、帳票読取部4
が読取ったイメージを蓄積するイメージ蓄積部10と、
宛先自動認識部9によって認識された宛先番号にオート
ダイヤルしてイメージ蓄積部10に蓄積されているファ
クシミリイメージ情報を接続ケーブル3を通じて移動通
信網2に送出すファクシミリ(FAX)送信部11を備
えている。また携帯用ファクシミリ1は、着信信号を検
出し、移動通信網2から接続ケーブル3を通じて送込ま
れてくるファクシミリイメージ情報を受信するファクシ
ミリ(FAX)受信部12と、受信したファクシミリイ
メージ情報を保存するファクシミリ(FAX)受信イメ
ージ蓄積部13と、このFAX受信イメージ蓄積部13
の蓄積情報を表示するファクシミリ(FAX)受信イメ
ージ表示部7を備えている。さらに携帯用ファクシミリ
1は、これらファクシミリ送受信のために各部の動作を
統括制御する制御部14を備えている。
説明すると、図1に示すように、差し込まれる帳票のイ
メージを順次読取る帳票読取部4と、宛先記入用の帳票
に書き込まれた宛先電話番号のイメージを読取って宛先
番号を自動認識する宛先自動認識部9と、帳票から読取
った宛先番号のイメージとこの宛先自動認識部9が認識
した宛先番号文字認識結果とを対比表示する宛先表示部
5と、宛先表示部5に表示されている宛先番号認識結果
の訂正操作を行うための番号入力部6と、帳票読取部4
が読取ったイメージを蓄積するイメージ蓄積部10と、
宛先自動認識部9によって認識された宛先番号にオート
ダイヤルしてイメージ蓄積部10に蓄積されているファ
クシミリイメージ情報を接続ケーブル3を通じて移動通
信網2に送出すファクシミリ(FAX)送信部11を備
えている。また携帯用ファクシミリ1は、着信信号を検
出し、移動通信網2から接続ケーブル3を通じて送込ま
れてくるファクシミリイメージ情報を受信するファクシ
ミリ(FAX)受信部12と、受信したファクシミリイ
メージ情報を保存するファクシミリ(FAX)受信イメ
ージ蓄積部13と、このFAX受信イメージ蓄積部13
の蓄積情報を表示するファクシミリ(FAX)受信イメ
ージ表示部7を備えている。さらに携帯用ファクシミリ
1は、これらファクシミリ送受信のために各部の動作を
統括制御する制御部14を備えている。
【0017】前述の宛先表示部5は図4に示すように上
下2段に別れていて、上側の宛先番号原始イメージ表示
部5aには帳票読取部4で読取られた宛先番号の読取イ
メージがそのまま表示され、下側の宛先番号認識結果表
示部5bには宛先自動認識部9によって認識された宛先
番号認識結果が表示されるようになっている。宛先自動
認識部9にはまた、タッチパネルあるいは各桁ごとにタ
ッチスイッチが設置されていて、各桁にタッチ操作すれ
ば該当する桁の数字を番号入力部6によって補完、訂正
することができるようになっている。
下2段に別れていて、上側の宛先番号原始イメージ表示
部5aには帳票読取部4で読取られた宛先番号の読取イ
メージがそのまま表示され、下側の宛先番号認識結果表
示部5bには宛先自動認識部9によって認識された宛先
番号認識結果が表示されるようになっている。宛先自動
認識部9にはまた、タッチパネルあるいは各桁ごとにタ
ッチスイッチが設置されていて、各桁にタッチ操作すれ
ば該当する桁の数字を番号入力部6によって補完、訂正
することができるようになっている。
【0018】番号入力部6は図5に示すように、該当す
る数字の上にタッチすることにより、タッチスイッチあ
るいはタッチパネルの働きでタッチされた数字が入力で
きるようになっている。
る数字の上にタッチすることにより、タッチスイッチあ
るいはタッチパネルの働きでタッチされた数字が入力で
きるようになっている。
【0019】次に、上記構成の携帯用ファクシミリ装置
の動作について説明する。まず、送信動作について説明
する。送りたい帳票を帳票読取部4に挿入して帳票のイ
メージを読取り、これをイメージ蓄積部10に蓄積す
る。この場合、最初に、使用者は宛先番号を自動的に読
取らせてに文字認識させるために、図6に示すように、
1枚目の帳票15の余白に宛先指示マーク●16aに続
いて宛先電話番号17を明瞭に書込み、その後に同じく
宛先指示マーク●16bを書き込むことによって宛先番
号が認識できるようにしておく。
の動作について説明する。まず、送信動作について説明
する。送りたい帳票を帳票読取部4に挿入して帳票のイ
メージを読取り、これをイメージ蓄積部10に蓄積す
る。この場合、最初に、使用者は宛先番号を自動的に読
取らせてに文字認識させるために、図6に示すように、
1枚目の帳票15の余白に宛先指示マーク●16aに続
いて宛先電話番号17を明瞭に書込み、その後に同じく
宛先指示マーク●16bを書き込むことによって宛先番
号が認識できるようにしておく。
【0020】これにより、帳票読取部4が1枚目の帳票
15のイメージを読取る際に、宛先自動認識部9がその
イメージから宛先指示マーク16a,16bを認識し、
そのマーク16a,16bに挟まれた部分に宛先番号が
記入されているものとしてそのイメージから番号文字認
識処理を実行する。そして宛先番号文字の認識結果は、
宛先表示部5において宛先指示マーク16a,16bで
挟まれた部分の文字の原始イメージと対比して表示すべ
く、図4に示すように宛先原始イメージ表示部5aと宛
先自動認識結果表示部5bとに表示させる。
15のイメージを読取る際に、宛先自動認識部9がその
イメージから宛先指示マーク16a,16bを認識し、
そのマーク16a,16bに挟まれた部分に宛先番号が
記入されているものとしてそのイメージから番号文字認
識処理を実行する。そして宛先番号文字の認識結果は、
宛先表示部5において宛先指示マーク16a,16bで
挟まれた部分の文字の原始イメージと対比して表示すべ
く、図4に示すように宛先原始イメージ表示部5aと宛
先自動認識結果表示部5bとに表示させる。
【0021】ここで、図4に示した例の場合、原始イメ
ージでは左から4桁目が「6」となっているが、この文
字認識ができず認識結果は「?」と表示され、また7桁
目のイメージでは「9」となっているところが、文字認
識結果として「7」と誤認識している。
ージでは左から4桁目が「6」となっているが、この文
字認識ができず認識結果は「?」と表示され、また7桁
目のイメージでは「9」となっているところが、文字認
識結果として「7」と誤認識している。
【0022】そこで、使用者は宛先表示部5の宛先番号
の読取原始イメージと宛先自動認識結果との対比を見て
宛先番号の正誤を確認するが、上記のように認識不可や
誤認識が発生している場合には、番号入力部6を用いて
補完、訂正操作を行う。上記の例では、4桁目の数字を
補完しなければならないが、そのためには宛先自動認識
結果表示部5bの4桁目にタッチし、これによって補
完、訂正操作することを認識させ、続いて、図5に示し
た番号入力部6において原始イメージに対応する正しい
数字、すなわち、「6」をタッチすることにより、この
「6」という数字が宛先自動認識結果表示部5bの認識
不可であった4桁目に補完入力されることになる。同様
に、7桁目についても、宛先自動認識結果表示部5bに
おいて7桁目にタッチして補完、訂正入力があることを
認識させ、続いて、番号入力部6において正しい数字で
ある「9」をタッチすることにより訂正数字を入力す
る。以上の補完、訂正操作によって宛先番号が原始イメ
ージと一致すれば、続いて、必要枚数の帳票を帳票読取
部4に差し込んでファクシミリイメージを読取らせ、イ
メージ蓄積部10に蓄積していく。最後にスタートボタ
ン8を操作すれば、FAX送信部11は宛先自動認識部
9によって認識された宛先番号をオートダイヤルし、回
線接続がなされれば、イメージ蓄積部10に保存されて
いる帳票イメージ情報を通常のファクシミリ送信と同じ
ように送信する。
の読取原始イメージと宛先自動認識結果との対比を見て
宛先番号の正誤を確認するが、上記のように認識不可や
誤認識が発生している場合には、番号入力部6を用いて
補完、訂正操作を行う。上記の例では、4桁目の数字を
補完しなければならないが、そのためには宛先自動認識
結果表示部5bの4桁目にタッチし、これによって補
完、訂正操作することを認識させ、続いて、図5に示し
た番号入力部6において原始イメージに対応する正しい
数字、すなわち、「6」をタッチすることにより、この
「6」という数字が宛先自動認識結果表示部5bの認識
不可であった4桁目に補完入力されることになる。同様
に、7桁目についても、宛先自動認識結果表示部5bに
おいて7桁目にタッチして補完、訂正入力があることを
認識させ、続いて、番号入力部6において正しい数字で
ある「9」をタッチすることにより訂正数字を入力す
る。以上の補完、訂正操作によって宛先番号が原始イメ
ージと一致すれば、続いて、必要枚数の帳票を帳票読取
部4に差し込んでファクシミリイメージを読取らせ、イ
メージ蓄積部10に蓄積していく。最後にスタートボタ
ン8を操作すれば、FAX送信部11は宛先自動認識部
9によって認識された宛先番号をオートダイヤルし、回
線接続がなされれば、イメージ蓄積部10に保存されて
いる帳票イメージ情報を通常のファクシミリ送信と同じ
ように送信する。
【0023】なお、帳票読取の際に宛先指示マーク16
a,16bが検出されない場合には宛先番号の自動認識
が実行されず、単に帳票の読取イメージを順次、イメー
ジ蓄積部10に蓄積、保存することになる。そこで、こ
の保存されたイメージ情報をある宛先に送信したいと思
えば、図6に示したように帳票に宛先番号17を宛先指
示マーク16a,16bで挟む形で記入し、帳票読取部
4に差し込んで読取らせ、宛先番号を自動認識させ、あ
るいは宛先表示部5の宛先自動認識結果表示部5bの各
桁にタッチして順次、番号入力部6から数字を入力する
ことにより宛先番号を登録し、スタートボタン8を押す
操作により、ファクシミリ送信することができる。
a,16bが検出されない場合には宛先番号の自動認識
が実行されず、単に帳票の読取イメージを順次、イメー
ジ蓄積部10に蓄積、保存することになる。そこで、こ
の保存されたイメージ情報をある宛先に送信したいと思
えば、図6に示したように帳票に宛先番号17を宛先指
示マーク16a,16bで挟む形で記入し、帳票読取部
4に差し込んで読取らせ、宛先番号を自動認識させ、あ
るいは宛先表示部5の宛先自動認識結果表示部5bの各
桁にタッチして順次、番号入力部6から数字を入力する
ことにより宛先番号を登録し、スタートボタン8を押す
操作により、ファクシミリ送信することができる。
【0024】次に、ファクシミリ受信動作について説明
する。図3に示したように移動回線網2に接続ケーブル
3を用いて当該携帯用ファクシミリ装置1を接続して電
源オンしておけば、電話着信があればFAX受信部12
がその着信を検出してファクシミリ受信準備をし、相手
先から送られてくるファクシミリイメージ情報を受信し
てFAX受信イメージ蓄積部13に自動的に蓄積してい
く。
する。図3に示したように移動回線網2に接続ケーブル
3を用いて当該携帯用ファクシミリ装置1を接続して電
源オンしておけば、電話着信があればFAX受信部12
がその着信を検出してファクシミリ受信準備をし、相手
先から送られてくるファクシミリイメージ情報を受信し
てFAX受信イメージ蓄積部13に自動的に蓄積してい
く。
【0025】そこで、受信したファクシミリイメージを
読みたい場合には、FAX受信イメージ表示部7におい
て予め設定されている表示指示入力部にタッチすること
により受信したファクシミリイメージの1枚目の先頭か
ら表示されることになる。またスクロールボタン、次ペ
ージボタン、前ページボタンなどもFAXイメージ表示
部7に設けられていて、それらをタッチすることにより
受信イメージのスクロール表示、次ページ/前ページ表
示ができる。
読みたい場合には、FAX受信イメージ表示部7におい
て予め設定されている表示指示入力部にタッチすること
により受信したファクシミリイメージの1枚目の先頭か
ら表示されることになる。またスクロールボタン、次ペ
ージボタン、前ページボタンなどもFAXイメージ表示
部7に設けられていて、それらをタッチすることにより
受信イメージのスクロール表示、次ページ/前ページ表
示ができる。
【0026】以上のように、本実施例の携帯用ファクシ
ミリ装置によれば、電話回線と接続できる場所であれ
ば、例えば、携帯電話が設置されている自動車の中や任
意の移動先、また極端な場合には道路を歩行中に路上か
らでも携帯電話に接続することによってファクシミリの
送受信が可能となり、任意の場所で必要に応じてファク
シミリ送信でき、また受信ファクシミリの内容を確認す
ることができることになる。
ミリ装置によれば、電話回線と接続できる場所であれ
ば、例えば、携帯電話が設置されている自動車の中や任
意の移動先、また極端な場合には道路を歩行中に路上か
らでも携帯電話に接続することによってファクシミリの
送受信が可能となり、任意の場所で必要に応じてファク
シミリ送信でき、また受信ファクシミリの内容を確認す
ることができることになる。
【0027】なお、請求項1の発明、請求項2の発明で
は、受信機能を持たさず、単に送信専用にしてもよい。
は、受信機能を持たさず、単に送信専用にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
送信しようとする帳票のイメージをイメージ読取部で読
取ってイメージ蓄積部に保存し、またイメージ読取部に
よって読取ったイメージデータから所定の様式で記入さ
れた宛先番号記入部を探し出し、宛先番号認識部によっ
て宛先番号の文字認識を行い、この宛先番号認識部が認
識した宛先番号に対してファクシミリ送信部が自動ダイ
ヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメージデータをフ
ァクシミリ送信するようにしているので、携帯電話回線
と接続できる環境であれば、いつ、どこでも帳票のイメ
ージデータをファクシミリ送信することができ、ファク
シミリ機能の利用範囲を拡大することができる。
送信しようとする帳票のイメージをイメージ読取部で読
取ってイメージ蓄積部に保存し、またイメージ読取部に
よって読取ったイメージデータから所定の様式で記入さ
れた宛先番号記入部を探し出し、宛先番号認識部によっ
て宛先番号の文字認識を行い、この宛先番号認識部が認
識した宛先番号に対してファクシミリ送信部が自動ダイ
ヤルし、イメージ蓄積部が保存するイメージデータをフ
ァクシミリ送信するようにしているので、携帯電話回線
と接続できる環境であれば、いつ、どこでも帳票のイメ
ージデータをファクシミリ送信することができ、ファク
シミリ機能の利用範囲を拡大することができる。
【0029】請求項2の発明によれば、さらに、宛先番
号認識部が探し出した宛先番号記入部のイメージを宛先
番号イメージ表示部に表示し、宛先番号認識部が文字認
識した宛先番号を宛先認識番号表示部に表示し、両方の
表示から宛先文字認識に誤りがあれば利用者が宛先番号
訂正入力部を用いて宛先認識番号表示部に表示されてい
る宛先番号の訂正操作を行い、正しい宛先番号を設定す
るようにしているので、宛先番号の誤認識、認識不可が
発生しても訂正することができ、ファクシミリ送信の使
い勝手を向上させる。
号認識部が探し出した宛先番号記入部のイメージを宛先
番号イメージ表示部に表示し、宛先番号認識部が文字認
識した宛先番号を宛先認識番号表示部に表示し、両方の
表示から宛先文字認識に誤りがあれば利用者が宛先番号
訂正入力部を用いて宛先認識番号表示部に表示されてい
る宛先番号の訂正操作を行い、正しい宛先番号を設定す
るようにしているので、宛先番号の誤認識、認識不可が
発生しても訂正することができ、ファクシミリ送信の使
い勝手を向上させる。
【0030】請求項3の発明によれば、さらに、ファク
シミリ受信部でファクシミリイメージ信号を受信してフ
ァクシミリ受信イメージ記憶部に記憶するようにしてい
るので、必要なときに受信イメージ表示部にファクシミ
リ受信イメージを表示させて読むことができ、いつ、ど
こでもファクシミリ送受信が可能となり、ファクシミリ
装置の携帯性の便利さが増す。
シミリ受信部でファクシミリイメージ信号を受信してフ
ァクシミリ受信イメージ記憶部に記憶するようにしてい
るので、必要なときに受信イメージ表示部にファクシミ
リ受信イメージを表示させて読むことができ、いつ、ど
こでもファクシミリ送受信が可能となり、ファクシミリ
装置の携帯性の便利さが増す。
【図1】請求項1〜請求項3の発明の共通する実施例の
機能ブロック図。
機能ブロック図。
【図2】上記実施例の外観を示す平面図。
【図3】上記実施例の電話回線網との接続状態を示す斜
視図。
視図。
【図4】上記実施例における宛先表示部の平面図。
【図5】上記実施例における番号入力部の平面図。
【図6】上記実施例における帳票に宛先番号を記入する
例を示す平面図。
例を示す平面図。
1 携帯用ファクシミリ装置 2 移動電話網 3 接続ケーブル 4 帳票読取部 5 宛先表示部 5a 宛先原始イメージ表示部 5b 宛先自動認識結果表示部 6 番号入力部 7 ファクシミリ受信イメージ表示部 8 スタートボタン 9 宛先自動認識部 10 イメージ蓄積部 11 ファクシミリ送信部 12 ファクシミリ受信部 13 ファクシミリ受信イメージ蓄積部 14 制御部 15 帳票 16a,16b 宛先指示マーク 17 宛先番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 H04B 7/26 109M
Claims (3)
- 【請求項1】 帳票のイメージを読取るイメージ読取部
と、 帳票上に所定の様式で記入された宛先番号記入部を探し
出し、宛先番号の文字認識を行う宛先番号認識部と、 前記イメージ読取部が読取ったイメージを保存するイメ
ージ蓄積部と、 前記宛先番号認識部が認識した宛先番号を自動ダイヤル
し、前記イメージ蓄積部が保存するイメージデータをフ
ァクシミリ送信するファクシミリ送信部とを備えて成る
携帯用ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記宛先番号認識部が探し出した宛先番
号記入部のイメージを表示する宛先番号イメージ表示部
と、 前記宛先番号認識部が文字認識した宛先番号を表示する
宛先認識番号表示部と、 前記宛先認識番号表示部に表示されている宛先番号の訂
正操作を可能とする宛先番号訂正入力部とを備えて成る
請求項1記載の携帯用ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 ファクシミリイメージ信号を受信するフ
ァクシミリ受信部と、 前記ファクシミリ受信部が受信したファクシミリ受信イ
メージを保存するファクシミリ受信イメージ記憶部と、 前記ファクシミリ受信イメージ記憶部に蓄積されている
ファクシミリ受信イメージを表示する受信イメージ表示
部とを備えて成る請求項1又は2記載の携帯用ファクシ
ミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136664A JPH08331286A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 携帯用ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136664A JPH08331286A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 携帯用ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331286A true JPH08331286A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15180617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136664A Pending JPH08331286A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 携帯用ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331286A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0865192A2 (en) * | 1997-03-11 | 1998-09-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Portable terminal device for transmitting image data via network and image processing device for performing an image processing based on recognition result of received image data |
JP2013178735A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-09-09 | Toshiba Tec Corp | 情報検出装置および情報検出プログラム |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7136664A patent/JPH08331286A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0865192A2 (en) * | 1997-03-11 | 1998-09-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Portable terminal device for transmitting image data via network and image processing device for performing an image processing based on recognition result of received image data |
EP0865192A3 (en) * | 1997-03-11 | 2000-05-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Portable terminal device for transmitting image data via network and image processing device for performing an image processing based on recognition result of received image data |
JP2013178735A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-09-09 | Toshiba Tec Corp | 情報検出装置および情報検出プログラム |
US9177217B2 (en) | 2012-01-31 | 2015-11-03 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Information detection apparatus and information detection method |
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