JP2542778Y2 - 棚板受け具及び棚板 - Google Patents

棚板受け具及び棚板

Info

Publication number
JP2542778Y2
JP2542778Y2 JP1991108019U JP10801991U JP2542778Y2 JP 2542778 Y2 JP2542778 Y2 JP 2542778Y2 JP 1991108019 U JP1991108019 U JP 1991108019U JP 10801991 U JP10801991 U JP 10801991U JP 2542778 Y2 JP2542778 Y2 JP 2542778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
plate
rod
piece
rods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991108019U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0553530U (ja
Inventor
雅博 廣中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP1991108019U priority Critical patent/JP2542778Y2/ja
Publication of JPH0553530U publication Critical patent/JPH0553530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542778Y2 publication Critical patent/JP2542778Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は棚を組み立てる際に用い
られる棚板受け具及び棚板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚は複数の杆体をジョイ
ントに接続して、それらを垂直及び水平方向に組み立て
ることにより棚枠を構成している。そして、実公平3−
36248に示すように棚板がずれないようにするには
棚板の隅角部に切欠部を形成し、この切欠部をジョイン
トの外周面に係止したり、あるいは棚板の裏面に杆体の
内周面に対して係止されるずれ止め部材を取付けたりし
たものが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このタイプのものは載
置面の段差をなくして品物の上げ下ろしに支障をきたさ
ないようにするという点では従来にないものである。と
ころが、棚板の隅角部に切欠部を形成するため作業工数
が増え手間がかかるという問題があった。さらに、隅角
部に切欠部を形成する場合、4つの隅角部の有無により
複数種の棚板を用意する必要があった。
【0004】第一及び第二の考案の目的は棚板にわざわ
ざ切欠部を設けることなく棚板の載置面を面一にするこ
とができるとともに棚板がずれるのを防止することがで
きる棚板受け具及び棚板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、第一の考案は縦横に配置される複数の杆体(11)
と、それらの杆体(11)を相互に接続するために杆体
接続管(12a)を有するジョイント(12)と、その
ジョイント(12)とは別体に形成され対向するジョイ
ント(12)間に架設される長尺状のプレート(6)と
を備え、そのプレート(6)には前記杆体(11)と着
脱可能に挟着する挟着片(7)を一体形成し、その挟着
片(7)の外側面には棚板(13)を支持する支持部
(4a)と棚板(13)の下面係合部(14)と係合し
て棚板(13)の位置決めを行う位置決め部(4b)
を備えたことを要旨とするものである。
【0006】又、第二の考案は前記位置決め部と係合可
能な係合部を下面に備えたことを要旨とするものであ
る。
【0007】
【作用】従って、第一及び第二の考案によれば挟着片
て棚受け具を杆体に装着して、この棚受け具の支持部に
棚板を支持するとともに、位置決め部にて棚板を位置決
係合する。そのようにして、棚板の上面と棚受け具の
一側面は面一となり、棚受け具からずれることはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図9に従って説明する。図1及び図2に示すように、棚
枠は杆体11と、同杆体11を垂直及び水平方向に組付
け可能なジョイント12とからなり、それらは四角枠状
からなる立体形状に組立てられている(この実施例では
図1は左隅部のみ図示し、図2は右隅部のみ図示す
る)。ジョイント12は上下方向及び同一平面上に互い
に直角に延びる複数の杆体接続管12aが形成されてい
る。各杆体接続管12aには断面四角枠状の杆体11が
嵌合されている。上下方向の杆体接続管12aを除く一
方の杆体接続管12aと杆体11上には棚受け具1が取
着されている。そして、棚受け具1と他方の杆体接続管
12aには棚板13が載置されている。
【0009】次に棚受け具1について図3〜図9に従っ
て詳細に説明する。なお、図3〜図9は図1に示す棚受
け具1についてのものであるが、図2の棚受け具1は左
右対象の構成を除いて同一の構成であるため、図1と同
一又は相当する構成については同一符号を付しその説明
を省略する。棚受け具1のプレート6はアングル状に形
成されている。プレート6の上面板6aの基端には前記
杆体接続管12a上に配置される平面四角形状の係合片
5が一体に形成されている。プレート6の背面板6bと
係合片5とを除く基端縁には下方に延びる有弾性の取着
部としての挟着片7が形成されている。挟着片7の下端
と前記背面板6bの下端において係止爪7aの対応する
位置に杆体11に係止可能な一対の係止爪6c,7aが
形成されている。両係止爪6c,7aの先端はテーパ状
に形成されている。そして、挟着片7はその弾性力によ
り常時杆体11の内側面に付勢するようになっている。
【0010】挟着片7の外側面には所定間隔をおいて配
置された一対の係止片4が平行に突設され、両係止片4
間には溝4bが形成されている。係止片4の支持部とし
ての上端面4aは上面板6aから棚板13の板厚t分下
がった位置に位置している。そして、係止片4の上端面
4aに棚板13を載置時には上面板6aと同棚板13と
の上面は面一となる。
【0011】図1に示すように、棚板13の底面には前
記係止片4の溝4bに対応位置する有弾性の係合部14
が突設されている。そして、図9に示すように、係合部
14の先端部には二股突起14a,14bが形成され、
溝4bに挟入可能となっている。挟入後は二股突起14
a,14bの係止端面14cにて係止されるようになっ
ている。
【0012】次に、このように構成された棚板受け具の
組付け及び棚板の組付け方を説明する。まず、杆体11
とジョイント12とにより組み立てられた棚枠に棚受け
具1を組付けるには、係合片5を杆体接続管12aの上
面を覆うように配置して位置を決め、そのまま杆体11
へ挟着片7の弾性力に抗して押し込み、係止爪7a、6
cにて杆体11へ係止する。そして、杆体11は背面板
6bと挟着片7にて挟着され、杆体11方向にずれたり
しない。同様にして棚受け具1を図示しない他の杆体1
1にも複数個取付ける。
【0013】そして、棚板13を係止片4の上端面4a
上に載置し、係合部14を溝4bに挟入係止する。そし
て、棚板13がずれないようにするとともに棚板13
上面と上面板6aを面一にする。棚板13の係止時にお
いて図9に示すように、二股突起14a,14bはその
弾性力に抗して縮小状態で溝4bに挟入され、溝4bか
ら突出後弾性力により再び挟入前の状態に復元される。
そして、係合部14の係止端面14cは溝4bの下端に
当接して棚板13がずれたりすることはない。又、棚板
13を取り替え等するには棚板13を引き上げて上記の
逆を行い、溝4bに対して係止解除する。
【0014】このように本実施例の棚板受け具において
は、係止片4の上端面4aに棚板13を載置することに
より、棚板13の隅部に切欠部等を形成する等の余分な
作業工程を省略することができる。又、係止片4の上端
面4aは棚板13の板厚t分だけ下がった位置に位置し
ていることから、棚板13の上面と上面板6aを面一に
することができる。
【0015】又、溝4bに有弾性の係合部14を係止す
ることにより、棚板13がずれるのを防止することがで
きる。さらに、棚受け具1を杆体11に取付けもしくは
取外す際にはネジ等を用いる必要はなく、ワンタッチで
簡単に取り付けることができため、棚板の組付け時間を
短縮することができる。
【0016】なお、本考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)例えば、図10に示すように、二股突起14a,
14bの形状を円弧状に形成し、係止端面14cを係止
片4の下面に当接するようにしてもよい。
【0017】(2)又、上記実施例では棚の隅角部につ
いて説明したが、中間部に棚受け具1を装着する場合に
は図11に示すように、背面板6bを省略し、前記挟着
片7の背面側に挟着片(図示しない)と係止片4を
設け、棚板13を棚受け具1に対して取付けるようにし
てもよい。なお、係止片4の上端面4aの位置は前記第
一実施例にて説明した通りであるのは勿論のことであ
る。
【0018】(3)さらに、前記実施例では棚板13を
係止片4の上端面4aにて載置していたが、図12に示
すように、前記上端面4aをさらに下方に位置させ、上
面板6aの長手方向端縁において棚板13の板厚t分下
がった位置には、上面板6aの先端から挟着片7付近に
延びる支持部としての係止段部3を設け、棚板13を上
端面4aの代わりに載置してもよい。
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように第一及び第二の考案
によれば、棚板に切欠部を設けることなく棚受け具との
載置面を面一にすることができるとともに棚板がずれる
のを防止することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における棚受け具を杆体に装着した斜
視図である。
【図2】同じく、他の杆体に棚受け具を杆体に装着した
斜視図である。
【図3】同じく、棚受け具の正面図である。
【図4】同じく、棚受け具の平面図である。
【図5】同じく、図4におけるA−A断面図である。
【図6】同じく、棚受け具の背面図である。
【図7】同じく、棚受け具の右側面図である。
【図8】同じく、棚受け具の左側面図である。
【図9】同じく、係止片の溝に棚板の係合部を係止した
状態を示す拡大正面図である。
【図10】他の実施例における係止片の溝に棚板の係合
部を係止した状態を示す拡大正面図である。
【図11】同じく、棚の中間部に対して棚受け具を杆体
に装着した斜視図である。
【図12】同じく、上面板に段部を設けた棚受け具の斜
視図である。
【符号の説明】
3…支持部としての係止段部、4a…支持部としての上
端面、4b…位置決め部としての溝、7…取着部として
の挟着片、11…杆体、12…ジョイント、13…棚
板、14…係合部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に配置される複数の杆体(11)
    と、それらの杆体(11)を相互に接続するために杆体
    接続管(12a)を有するジョイント(12)と、その
    ジョイント(12)とは別体に形成され対向するジョイ
    ント(12)間に架設される長尺状のプレート(6)と
    を備え、 そのプレート(6)には前記杆体(11)と着脱可能に
    挟着する挟着片(7)を一体形成し、 その挟着片(7)の外側面には棚板(13)を支持する
    支持部(4a)と棚板(13)の下面係合部(14)と
    係合して棚板(13)の位置決めを行う位置決め部(4
    b) とを備えたことを特徴とする棚板受け具。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部(4b)と係合可能な係
    合部(14)を下面に備えたことを特徴とする棚板。
JP1991108019U 1991-12-27 1991-12-27 棚板受け具及び棚板 Expired - Fee Related JP2542778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991108019U JP2542778Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 棚板受け具及び棚板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991108019U JP2542778Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 棚板受け具及び棚板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0553530U JPH0553530U (ja) 1993-07-20
JP2542778Y2 true JP2542778Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=14473922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991108019U Expired - Fee Related JP2542778Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 棚板受け具及び棚板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542778Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523347A (en) * 1978-08-04 1980-02-19 Seiko Kakoki Kk Air pressure working pump

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0553530U (ja) 1993-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4589794A (en) Securing unit
JP2542778Y2 (ja) 棚板受け具及び棚板
JPH10281117A (ja) 連結装置およびその連結装置を用いた家具
JPH0711936U (ja) 棚板の固定構造
JPS6244669Y2 (ja)
JP2000161318A (ja) 縦板部材と横板部材との取付構造
JP2630048B2 (ja) デスク
JPS634444Y2 (ja)
JPH077677Y2 (ja) 取付アタッチメント
JP2556185B2 (ja) デスク
JP3216072B2 (ja) 店舗用カウンター
JPH0545930Y2 (ja)
JPH0646529U (ja) 連結テーブル
JP2022127075A (ja) 角パイプの直交連結構造
JPS63114Y2 (ja)
JPH071524Y2 (ja) スペーサー
JPS6311364Y2 (ja)
JP2570625Y2 (ja) 間仕切装置における中間ブラケットの取付構造
JPH0128541Y2 (ja)
JPH10288211A (ja) 連結装置およびその連結装置を用いた家具
JPH0314894Y2 (ja)
JPH0414656Y2 (ja)
JP4327471B2 (ja) 構造体の取付構造
JPS6031274Y2 (ja) キヤビネツト結合装置
JPS6025466U (ja) 陳列台における台板等の取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees