JP2542443Y2 - 筒状容器の蓋体 - Google Patents

筒状容器の蓋体

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JP2542443Y2
JP2542443Y2 JP1992041550U JP4155092U JP2542443Y2 JP 2542443 Y2 JP2542443 Y2 JP 2542443Y2 JP 1992041550 U JP1992041550 U JP 1992041550U JP 4155092 U JP4155092 U JP 4155092U JP 2542443 Y2 JP2542443 Y2 JP 2542443Y2
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cylindrical container
lid
cylindrical
cylindrical member
container
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JP1992041550U
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JPH061255U (ja
Inventor
民夫 村上
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三恵ライトパック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は筒状容器の蓋体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図8乃至図10に示すよう
に、例えば歯ブラシや歯磨き粉を収容して旅行等に携帯
するために筒状容器1が使用されている。この筒状容器
1は一端側が閉鎖され、その開放端部10に歯ブラシ等
の出入れを可能とするための蓋体2が形成されている。
【0003】この蓋体2は筒状容器1の開放端部10の
内外周に配設すべき内周側筒状部材3と外周側筒状部材
4との対を有する。そして、内周側筒状部材3の外周壁
と外周側筒状部材4の内周壁との間の間隙は筒状容器1
の開放端部10の肉厚より若干小さめに設定され、両筒
状部材3,4相互間で筒状容器1の開放端部10を挟圧
し固定している。
【0004】しかし、外力が加わった際に内周側筒状部
材3と外周側筒状部材4とが相対的に回動することがあ
り、これらの間の密着性が損なわれて筒状容器1の開放
端部10から蓋体2が外れることがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案では
筒状容器の開放端部から外れにくい筒状容器の蓋体を提
起することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この考案では次のような技術的手段を講じている。
即ち、この考案の筒状容器の蓋体では、合成樹脂により
成型され、筒状容器1の開放端部10の内外周に配設され
相互に連結される内周側筒状部材3と外周側筒状部材4
との対を有する筒状容器の蓋体であって、前記内周側筒
状部材3と外周側筒状部材4には筒状容器1を抜け止め
状態とすべき係止手段5が形成され、前記筒状容器1の
開放端部10には孔部11が形成されると共に、前記係止手
段5は前記孔部11を介して係合する突起部31と凸条42と
により構成されたこととした。
【0007】
【作用】上記の手段を採用した結果、この考案は以下の
ような作用を有する。
【0008】この考案の筒状容器の蓋体によると、筒状
容器1は連結された内周側通常部材3と外周側筒状部材
4に形成された係止手段5によりその開放端部10に形成
された孔部11で抜け止め状態となると共に、孔部11を介
して係合する係止手段5たる凸条42と突起部31とにより
筒状容器1に対し内周側通常部材3と外周側筒状部材4
とが相対的に回動することを制限できる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の構成を好適な実施例として
示した図面を参照しつつ説明する。図1乃至図3は第1
実施例を示すものであり、歯ブラシや歯磨き粉を収容し
て旅行等に携帯するための筒状容器1とその蓋体2であ
る。筒状容器1は通常は軟質透明樹脂で形成されてお
り、この実施例では塩化ビニールを用いている。筒状容
器1の開放端部10には、後述する内周側筒状部材3の
突起部31との間で抜け止め状態を形成すべき孔部11
が設けられている。
【0010】筒状容器1の開放端部10には蓋体2を固
定している。蓋体2は筒状容器1の内外周に配設され相
互に連結される内周側筒状部材3と外周側筒状部材4と
の対を有する。この実施例では、外周側筒状部材4の方
に蓋部40を開閉可能に取り付けているが、内周側筒状
部材3の方に取り付けても構わない。
【0011】内周側筒状部材3の上端部近傍には外方に
向けて鍔部30を周設するとともに、その外周壁には周
方向の当分な位置に四箇所係止手段5たる突起部31を
形成している。また、外周側筒状部材4の上端部近傍に
は内周側筒状部材3の鍔部30が嵌合すべき溝部41が
周設されているとともに、その内周壁には内周側筒状部
材3の突起部31と係合可能に凸条42を周設してい
る。内周側筒状部材3の鍔部30と突起部31、外周側
筒状部材4の溝部41と凸条42により双方の筒状部材
が連結するように夫々の位置を設定して構成している。
【0012】係止手段5たる内周側筒状部材3の突起部
31は筒状容器1の開放端部10に設けられた孔部11
と係合することにより筒状容器1を抜け止め状態とす
る。
【0013】次に、筒状容器1に内周側筒状部材3と外
周側筒状部材4とを固定する手順を説明する。図1に示
すように、先ず、内周側筒状部材3の下方側から筒状容
器1を挿入し、内周側筒状部材3の突起部31と筒状容
器1の孔部11とを係合させる。次に、筒状容器1の下
方側から外周側筒状部材4を内周側筒状部材3の鍔部3
0と外周側筒状部材4の溝部41が当接するまで挿入す
る。この状態に於いて、外周側筒状部材4の内周壁に周
設した凸条42と内周側筒状部材3の内周壁に周設した
突起部31が、筒状容器1の孔部11を介して係合し連
結する。
【0014】この実施例の蓋体2によると、連結された
内周側筒状部材3に形成された係止手段5たる突起部3
1により筒状容器1はその開放端部10に形成された孔
部11が抜け止め状態となり、従来のような摩擦力によ
り固定する形式のものより筒状容器1の開放端部10か
ら外れにくいという利点がある。
【0015】図4に示すのは、上記のような構成を有す
る筒状容器の蓋体2に商品の陳列時等の便宜の為、引掛
け具6を取付けた状態である。外周側筒状部材4の外周
面に突設した嵌合凸部60に、円環状の引掛け部61を
有する対応凹部62を強制嵌入せしめて取り付けてい
る。図5に示すものは、この考案の筒状容器の蓋体2の
他の蓋部40の構成である。この蓋部40は図6に示す
ようなヘルメット状の形状であり、本体部7に形成した
一対の突起70にスライド部71の穴部72を回動自在
に取り付けている。図7は更に他の態様を示すものであ
り、上述の実施例では断面をほぼ円形の筒状に形成した
が、この実施例では断面を略楕円形としている。
【0016】
【考案の効果】この考案は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を有する。
【0017】筒状容器1は連結された内周側筒状部材3
と外周側筒状部材4との少なくともいずれか一方に形成
された係止手段5によりその開放端部10に形成された
孔部11が抜け止め状態となり、従来のような摩擦力に
より固定する形式のものよりも筒状容器1の開放端1か
ら外れにくい筒状容器の蓋体を提供することが出来る。
【0018】また、筒状容器1に対し内周側筒状部材3
と外周側筒状部材4とが相対的に回動することを制限で
きるので、従来のもののように摩擦力だけに頼ることは
なく、従って、筒状容器1の開放端1からより外れにく
い筒状容器の蓋体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の筒状容器の蓋体の構成を説明する断
面図。
【図2】図1の筒状容器の蓋体を組み立てた状態の断面
図。
【図3】図1の筒状容器の蓋体の構成を説明する一部切
欠斜視図。
【図4】図1の筒状容器の蓋体に引掛け具を取り付けた
状態の斜視図。
【図5】この考案の筒状容器の蓋体の他の蓋部の構成を
示す斜視図。
【図6】図5の蓋部の構成を説明する分解斜視図。
【図7】この考案の筒状容器の蓋体の他の実施例を説明
する斜視図。
【図8】従来の筒状容器の蓋体の分解斜視図。
【図9】図8の筒状容器の蓋体の組立て方を説明する斜
視図。
【図10】図8の筒状容器の蓋体を組立てた状態の斜視
図。
【符号の説明】
1 筒状容器 3 内周側筒状部材 4 外周側筒状部材 5 係止手段 10 開放端部 11 孔部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により成型され、筒状容器1の
    開放端部10の内外周に配設され相互に連結される内周側
    筒状部材3と外周側筒状部材4との対を有する筒状容器
    の蓋体であって、前記内周側筒状部材3と外周側筒状部
    材4には筒状容器1を抜け止め状態とすべき係止手段5
    が形成され、前記筒状容器1の開放端部10には孔部11が
    形成されると共に、前記係止手段5は前記孔部11を介し
    て係合する突起部31と凸条42とにより構成されたことを
    特徴とする筒状容器の蓋体。
JP1992041550U 1992-06-17 1992-06-17 筒状容器の蓋体 Expired - Lifetime JP2542443Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH061255U JPH061255U (ja) 1994-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179780A (ja) * 1985-02-06 1986-08-12 Dainippon Printing Co Ltd 部分蒸着転写箔の製造方法

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JPH061255U (ja) 1994-01-11

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