JP2542421Y2 - クリーニングカセットにおけるテープリール - Google Patents

クリーニングカセットにおけるテープリール

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JP2542421Y2
JP2542421Y2 JP40527190U JP40527190U JP2542421Y2 JP 2542421 Y2 JP2542421 Y2 JP 2542421Y2 JP 40527190 U JP40527190 U JP 40527190U JP 40527190 U JP40527190 U JP 40527190U JP 2542421 Y2 JP2542421 Y2 JP 2542421Y2
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JP
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tape
reel
flange
reel hub
tape reel
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君俊 佐藤
晴男 芝
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオカセットデッ
キ、8mmビデオカセットレコーダなどのヘッドクリー
ナーとしてのクリーニングカセットに用いられるプラス
チック製テープリールの改良に関し、特にバックテンシ
ョンを軽減し、走行性を良好にするためテープリールの
取付部にリールハブを嵌装したクリーニングカセットに
おけるテープリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカセットデッキに用いられ
るヘッドクリーナーとしてのクリーニングカセットで、
クリーニングテープを巻回したリールを回転自在に配備
したものでは、走行性を良好にするためにテープリール
の取付部にテープハブを嵌装して両者が一体的に回転す
るように構成したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のこの種のテープ
リールでは、実開昭58−190886号公報などのよ
うに、リールフランジの中央部にある取付部にテープ巻
装用のリールハブを嵌装して装着部で固着するために組
立装備が煩雑で加工順序も制約されて生産性を上げられ
ないばかりか、構成複雑で製作もやっかいでコスト高と
なるなど問題があった。本考案は、これら従来の欠点を
適確に排除しようとするもので、リールハブとテープリ
ールのフランジとの定着性を簡便・適確に行いバックテ
ンションも軽減してテープの走行を安定化しテープ走行
性を大幅に向上できると共に、製作工程並びに組立工程
も簡略化し、低コストで大量生産に適したクリーニング
カセットのテープリールとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上下一対のフ
ランジ1,2を有し、巻芯となる円筒状の取付部3にテ
ープ巻装用の巻取胴4のあるリールハブ5を嵌装したク
リーニングカセットにおけるテープリールにおいて、前
記フランジ1と前記リールハブ5との間に形成されるク
リアランスに突出されフランジ内面に当接する突起6を
リールハブ5に設けたことを特徴とするクリーニングカ
セットにおけるテープリールである。
【0005】
【作用】本考案でのクリーニングカセットにおけるテー
プリールでは、リールの上下フランジ1,2の中央にあ
る取付部3にクランプを介してテープを装着したのち、
該取付部3に半径方向からリールハブ4を分離面7で拡
開して上下フランジ1,2間に挿入して押し込むと、リ
ールハブ4が取付部3に嵌装されかつ、フランジ1とリ
ールハブ4との間に生ずるクリアランスがあっても突起
6でリールハブ4がフランジ1と一体化し回転防止構造
となってテープ巻き込みに支障なく機能し、バックテン
ションをも軽減し安定したテープ走行が可能となる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図3で説明する
と、上下一対のフランジ1,2を有し、巻芯となる円筒
状の取付部3にテープ巻装用の巻取胴4のあるリールハ
ブ5を嵌装したクリーニングカセットにおけるテープリ
ールであって、前記フランジ1とリールハブ5との間に
形成されるクリアランスに突出されフランジ内面に当接
する突起6をリールハブ5に設けて、クリーニングカセ
ットにおけるテープリールとしてある。
【0007】この場合、前記リールハブ5としては、図
2に示すように巻取胴4を上下方向にわたる一つの分離
面7で分離して、拡開可能にした円筒体であって、前記
取付部3に近接した嵌合面51 を有するリブ52 の上面
に前記突起6を配備し、該突起6がテープリールの上フ
ランジ1の内面に当接するようにしてあるが、必要に応
じ下フランジ2側に対接する面に設けてもよいし、巻取
胴4に上面又は下面に設けることもできる。また、嵌合
面51 を有するリブ52 は間隔をおいて対向して二対中
心部方向に突設してあるが、二つ以上選んで設けること
ができ、しかも半径方向にわたって連続する連結部でリ
ブ52 を支え、取付部3の外周に密着しやすい形態とす
ることが配慮されている。
【0008】図中8は軸嵌挿孔、9は係止爪、10は押
えバネ係合孔で、上フランジ1に設けられる。11はカ
セットケース、12は前蓋で開閉自在にカセットケース
11に備えられる。13はテープ後面カバー、14はク
ランプでテープ端を嵌着支持するために取付部3に着脱
自在に備えられる。15はロックアームでテープリール
の下フランジの係支用歯16に係脱自在にケースに備え
られる。17はクリーニング液注入部である。
【0009】
【考案の効果】本考案は、テープリールのフランジと前
記リールハブとの間に形成されるクリアランスに突出さ
れフランジ内面に当接する突起をリールハブに設けたこ
とにより、テープリールの取付部に嵌装されたリールハ
ブが突起でフランジ内面に圧着されてリールハブとテー
プリールのフランジとの定着性を簡便・適確に行いバッ
クテンションも軽減してテープの走行を安定化しテープ
走行性を向上できると共に、製作工程並びに組立工程も
簡略化し、低コストで大量生産に適したものとなり実用
上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】リールハブの斜視図である。
【図3】本考案の使用状態の平面図である。
【符号の説明】
1 上フランジ 2 下フランジ 3 取付部 4 巻取胴 5 リールハブ 51 嵌合面 52 リブ 6 突起 7 分離面 11 カセットケース 12 前蓋 14 クランプ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対のフランジ1,2を有し、巻芯
    となる円筒状の取付部3にテープ巻装用の巻取胴4のあ
    るリールハブ5を嵌装したクリーニングカセットにおけ
    るテープリールにおいて、前記フランジ1と前記リール
    ハブ5との間に形成されるクリアランスに突出されフラ
    ンジ内面に当接する突起6をリールハブ5に設けたこと
    を特徴とするクリーニングカセットにおけるテープリー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記リールハブ5が、巻取胴4を上下方
    向にわたる一つの分離面7で分離して、拡開可能にした
    円筒体であって、前記取付部3に近接した嵌合面51
    有するリブ52 の上面に前記突起6を配備した請求項1
    記載のテープリール。
JP40527190U 1990-12-28 1990-12-28 クリーニングカセットにおけるテープリール Expired - Lifetime JP2542421Y2 (ja)

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JPH0493907U JPH0493907U (ja) 1992-08-14
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