JP2542178B2 - 冬虫夏草菌の人工的大量飼育法 - Google Patents

冬虫夏草菌の人工的大量飼育法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサナギタケなど冬虫夏草
菌の人工飼育法に関し、詳しくはヨトウガなど鱗翅目昆
虫の休眠蛹、カイコガの死亡蛹、及び幼虫を寄主として
用いる大量飼育法に関する。
【0002】
【従来の技術】全世界で約400種あるとされる冬虫夏
草菌は、従来、生きた昆虫に菌の胞子が寄生し寄主を殺
し、寄主昆虫の体内に菌核を形成して成熟し、子実体
(きのこ)を寄主の体外に形成すると考えられてきた。
冬虫夏草菌は古くから中国では長命、強精強壮の薬効が
あるものとして重用されてきており、最近の日本での研
究では癌細胞に対する抑制効果も報告されている。とこ
ろが、冬虫夏草菌の人工飼育は極めて難しく、自然界で
採取できる数も極端に少ない。人工飼育の試みも行われ
ているが、いずれも子実体を形成するまでに至ってはい
ない。どのような環境条件下で子実体が形成されるかも
現在に至るまで解明されてはいない。さらに、研究や産
業に利用するための大量飼育法にいたっては、全く手付
かずの状態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冬虫夏草菌の薬効成分
を調べるため、さらにはその薬効成分を大量に入手する
ためには、冬虫夏草菌の大量人工飼育が必要不可欠であ
る。そのためには、大量の寄主が必要である。さらに、
安定的な供給が必要となる。絹糸を生産した後のカイコ
ガの蛹は大量に産出されるが、現在は魚の飼料や肥料な
どに一部使用され、残りは廃棄処分されている。絹糸を
生産した後のカイコガは熱により殺虫されている。この
死亡蛹を寄主として用い冬虫夏草菌を飼育することが可
能となれば冬虫夏草菌の大量飼育が可能となる。ところ
で、従来、冬虫夏草菌は生きた昆虫でのみ発育が可能で
あるとされてきた。いかなる条件下で死亡蛹を寄主とし
て用いることが出来るのか? この点の解明が必要不可
欠である。
【0004】一方、ヨトウガなど蛹で休眠する昆虫やカ
イコガ幼虫を寄主として用いることも可能である。これ
ら昆虫は人工飼料で大量増殖が可能となっている。とこ
ろで、サナギタケなど冬虫夏草菌が寄主内に侵入してか
ら子実体の原基を形成するまでに約2カ月を必要とす
る。生きた昆虫の蛹や幼虫ではこの間に寄主の発育が進
み成虫が羽化し、冬虫夏草菌が子実体を形成するにはい
たらない。寄主の発育と冬虫夏草菌の発育をいかに調節
するか?これらの課題を本発明は解決した。
【0005】
【課題を解決するための手段】問題を解決する為には冬
虫夏草菌は発育するが、寄主である昆虫や他の菌などが
発育しない条件を明らかにすることが必要不可欠であ
る。つまり、冬虫夏草菌は発育するが、寄主昆虫は発育
しない温度や環境条件を明らかにすることである。もと
より死亡蛹は死んでいるため寄主は発育しない。この死
亡蛹を腐敗させず、さらに他の菌や細菌の発生を防ぎ冬
虫夏草菌の発育を促進する環境条件を明らかにすること
も必要不可欠である。
【0006】昆虫の発育限界温度に関する研究は多く行
われており種によって異なるものの、10℃から12℃
程度で発育零点となる。冬虫夏草菌(サナギタケ及びハ
ナサナギタケ)の菌糸をじゃがいも寒天培地に接種し、
0℃、5℃、7.5℃、10℃、15℃、20℃、25
℃、30℃で培養した。その結果、最適培養温度は15
℃から20℃であることが判明し、0℃、25℃、30
℃ではほとんど発育しないことが明らかになった。特
に、25℃以上の高温では菌糸は全く発育しない。
【0007】ところが5℃、7.5℃、10℃の低温で
も冬虫夏草菌の菌糸は充分発育することが明らかになっ
た。この温度では寄主の昆虫は発育しない。冬虫夏草菌
は発育可能であるが寄主昆虫は発育できないこの温度帯
に冬虫夏草菌を接種した寄主を一定期間置き、しかるの
ち15℃から20℃にもどすことで、子実体が形成され
ることが明らかとなった。この間の培養を無菌的に行う
ことで、死亡蛹を寄主として用いることも可能であるこ
とが判明した。また、休眠蛹は10℃から20℃では休
眠状態のままであり、この間を利用して、子実体を形成
さすことが可能であることも明らかになった。
【0008】
【作用】上記手段を用いることで、死亡蛹や休眠蛹およ
び生存幼虫や蛹を寄主として冬虫夏草菌の大量人工飼育
が可能となる。死亡蛹の場合は無菌状態で冬虫夏草菌を
接種し、7℃から10℃に約2カ月保つことで他の菌の
発生をみず冬虫夏草菌の菌核が形成される。しかるの
ち、20℃で飼育することで、約1カ月後に子実体が形
成される。即ち、3カ月で冬虫夏草菌の子実体が得られ
る。休眠蛹を用いる場合も出来るだけ無菌に近い状態で
冬虫夏草菌の接種、飼育を行う。温度を10℃から20
℃に保ち、休眠状態を維持する。その結果、約1カ月で
菌核が形成されその後1カ月で子実体が形成される。即
ち、2カ月で冬虫夏草菌の子実体が得られる。カイコガ
の非休眠蛹や幼虫を寄主として用いる場合は、冬虫夏草
菌を接種後、10℃前後の発育限界温度のもとで約1カ
月飼育し、しかるのち15℃から20℃で飼育する。数
週間後に菌核が形成され、その後1カ月で子実体が形成
される。
【0009】
【発明の効果】本発明により人工飼育された冬虫夏草菌
の子実体から抽出したDNA(デオキシリボ核酸)を接
種した子実体のもの、つまり自然界のサナギタケおよび
ハナサナギタケのものとDNAフィンガープリント法で
比較したところ、同じ種であることが判明した。つま
り、自然界の冬虫夏草菌と同じ種を室内で大量に人工飼
育することが可能となったのである。
【0010】冬虫夏草菌の薬効は古くから言い伝えられ
市場でも現在、非常に高価な商品として販売されてい
る。本発明の飼育法により冬虫夏草菌の大量飼育が可能
となったためその薬効成分を明らかにすることが可能と
なる。更に、薬効成分が分析された暁には、本発明の飼
育法により大量の冬虫夏草を製造することが可能とな
り、市場に多くの冬虫夏草を提供することが可能とな
る。
【0011】また、冬虫夏草菌を接種した蛹を飼育し冬
虫夏草菌の子実体が形成される状態を観察することは、
教育、研究上も非常に有効な役割を果たす。つまり、本
発明で人工飼育した冬虫夏草菌を利用し、自然の不思議
を理解させる理科教材として使用することも可能とな
る。
【0012】更に、カイコガの死亡蛹は従来、絹糸製造
後の廃棄物として処理されており、肥料や飼料に使われ
るほかは廃棄処分されていた。これら産業廃棄物を利用
することにより資源の有効利用を計ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実験例について説明する。 [実験例1]先ず、野外から採取した冬虫夏草菌の子実
体を乳鉢で擂り潰し子嚢胞子懸濁液を作る。懸濁液の子
嚢胞子濃度はトーマ型血球計算板を用い、1ml中胞子の
数を12万5千個にした。この懸濁液に寄主とするカイ
コガ死亡蛹、ヨトウガ休眠蛹、カイコガ生存蛹を浸積し
接種した。実験に供した蛹は合計50個体である。接種
に先立ちすべての実験器具、飼育容器、空間等は無菌処
理し、寄主は滅菌水で洗浄した。
【0014】接種後、各蛹を7.5℃の恒温暗室内で2
カ月間飼育し、冬虫夏草菌の発育を促した。その後、2
0℃で明暗周期12:12時間の恒温室内に移し、さら
に冬虫夏草菌の発育を促した。その結果、2週間後に実
験に用いた50個体の蛹の内48個体に子実体原基が形
成された。この内、24個体で子実体つまり冬虫夏草菌
のきのこが形成された。50個体の蛹の内24個体に子
実体が形成され、約50%の高確率で冬虫夏草菌の接種
および飼育が可能となった。
【0015】[実験例2]つぎに、子嚢胞子懸濁液にヨ
トウガ休眠蛹を100個体浸積した結果について以下述
べる。上記した実験例1と同じ方法で接種後、蛹を20
℃、明暗周期12:12時間の恒温室内で1カ月飼育し
た。その結果、100個体の蛹の内92個体に子実体原
基が形成された。休眠蛹を寄主として用いる場合は20
℃での飼育が可能となり冬虫夏草菌の発育がさらに促進
され、約1カ月半で子実体を得ることができた。
【0016】また、生きていたヨトウガの蛹を熱湯に浸
積し死亡させ、死亡蛹が寄主として利用可能かどうかを
調べた。この場合実験には50個体を用いた。浸積法で
胞子を接種した後、冬虫夏草菌を7.5℃の全暗恒温室
内で2カ月飼育した。その後、20℃で明暗周期12:
12時間の恒温室内に移し、さらに冬虫夏草菌の発育を
促した。その結果、2週間後に、実験に用いた50個体
の蛹の内43個体に子実体原基が形成された。カイコ蛹
を熱湯で処理し死亡させた場合も同様の好成績の結果が
得られている。
【0017】更に、カイコガ蛹を寄主として用いた場合
はヨトウガ蛹にくらべ蛹が大きいためそれに比例した大
きな冬虫夏草菌の子実体が得られている。
【0018】このようにして、人工飼育で得られた冬虫
夏草菌は、前述したように遺伝子分析の結果、野外で採
取されたサナギタケおよびハナサナギタケと同種である
ことが確認できている。以前から極めて困難とされてい
た冬虫夏草菌の人工大量飼育が可能となり、将来の医薬
品産業の発展に寄与すること極めて大であると思われ
る。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寄主昆虫に人工的に接種した冬虫夏草菌
    を、寄主昆虫の発育限界温度前後の低温で発育させ、菌
    核形成後、発育適温で飼育し、子実体を得ることを特徴
    とする冬虫夏草菌の人工的飼育法。
  2. 【請求項2】 上記の寄主としてカイコガ、ヨトウガな
    ど鱗翅目昆虫の幼虫を用いることを特徴とする請求項1
    記載の冬虫夏草菌の人工的飼育法。
  3. 【請求項3】 上記の寄主としてカイコガ、ヨトウガな
    ど鱗翅目昆虫の蛹を用いることを特徴とする請求項1記
    載の冬虫夏草菌の人工的飼育法。
  4. 【請求項4】 カイコガなど鱗翅目昆虫の死亡蛹を寄主
    としてこれに冬虫夏草菌を人工的に接種し、その冬虫夏
    草菌を低温で発育させ、菌核形成後、菌の発育最適温度
    で飼育してサナギタケなど冬虫夏草菌の子実体を得るこ
    とを特徴とする冬虫夏草菌の人工的飼育法。
  5. 【請求項5】 発育の停止状態にあるヨウトガなど鱗翅
    目昆虫の休眠蛹を寄主としてこれに冬虫夏草菌を人工的
    に接種し、サナギタケなど冬虫夏草菌の子実体を得るこ
    とを特徴とする冬虫夏草菌の人工的飼育法。
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