JP2542164Y2 - 消音装置付トイレ - Google Patents
消音装置付トイレInfo
- Publication number
- JP2542164Y2 JP2542164Y2 JP1991045935U JP4593591U JP2542164Y2 JP 2542164 Y2 JP2542164 Y2 JP 2542164Y2 JP 1991045935 U JP1991045935 U JP 1991045935U JP 4593591 U JP4593591 U JP 4593591U JP 2542164 Y2 JP2542164 Y2 JP 2542164Y2
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- JP
- Japan
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- toilet
- noise
- silencer
- sound wave
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はトイレに関し、特にト
イレ空間内で発生した騒音が消音されるように成された
ものに関する。
イレ空間内で発生した騒音が消音されるように成された
ものに関する。
【0002】 [考案の背景]トイレ空間においては、便器使用の際の
排泄音や便器洗浄水を流す際の洗浄音、便器洗浄水を貯
えるタンク内部に給水する際の給水音、或いは便器に脱
臭装置が設けられている場合においてはその脱臭装置の
作動音等各種の騒音が発生する。
排泄音や便器洗浄水を流す際の洗浄音、便器洗浄水を貯
えるタンク内部に給水する際の給水音、或いは便器に脱
臭装置が設けられている場合においてはその脱臭装置の
作動音等各種の騒音が発生する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような事情
を背景としてなされたものである。 而して請求項1のも
のは、騒音源からの騒音音波と逆位相で同一周波数且つ
同音圧の消音用音波を発生させて音波干渉させることに
より消音を行う能動式消音装置を便器空間内部に設け、
該消音装置により該便器における便器洗浄音を消音する
ように成したことを特徴とする。
を背景としてなされたものである。 而して請求項1のも
のは、騒音源からの騒音音波と逆位相で同一周波数且つ
同音圧の消音用音波を発生させて音波干渉させることに
より消音を行う能動式消音装置を便器空間内部に設け、
該消音装置により該便器における便器洗浄音を消音する
ように成したことを特徴とする。
【0004】請求項2のものは、騒音源からの騒音音波
と逆位相で同一周波数且つ同音圧の消音用音波を発生さ
せて音波干渉させることにより消音を行う能動式消音装
置を、便器洗浄水を貯えるタンク内部に設け、該消音装
置により便器洗浄の際の該タンク内への給水音を消音す
るように成したことを特徴とする。
と逆位相で同一周波数且つ同音圧の消音用音波を発生さ
せて音波干渉させることにより消音を行う能動式消音装
置を、便器洗浄水を貯えるタンク内部に設け、該消音装
置により便器洗浄の際の該タンク内への給水音を消音す
るように成したことを特徴とする。
【0005】請求項3のものは、騒音源からの騒音音波
と逆位相で同一周波数且つ同音圧の消音用音波を発生さ
せて音波干渉させることにより消音を行う能動式消音装
置を、脱臭ファンの回転に基づいて臭気を排出する脱臭
装置の該脱臭ファン近傍に設け、該消音装置により脱臭
作用時の騒音を消音するように成したことを特徴とす
る。
と逆位相で同一周波数且つ同音圧の消音用音波を発生さ
せて音波干渉させることにより消音を行う能動式消音装
置を、脱臭ファンの回転に基づいて臭気を排出する脱臭
装置の該脱臭ファン近傍に設け、該消音装置により脱臭
作用時の騒音を消音するように成したことを特徴とす
る。
【0006】請求項4のものは、請求項1,2,3の何
れかにおいて、前記消音装置が、騒音源からの音波を拾
うマイクと消音用の音波を発生させて騒音音波と干渉さ
せる音波発生器とを備え、該マイクが騒音発生個所であ
る便器ないしその近傍に配置されると共に該音波発生器
が該便器と離れた手洗場等消音させたい空間部位に配置
されていることを特徴とする。
れかにおいて、前記消音装置が、騒音源からの音波を拾
うマイクと消音用の音波を発生させて騒音音波と干渉さ
せる音波発生器とを備え、該マイクが騒音発生個所であ
る便器ないしその近傍に配置されると共に該音波発生器
が該便器と離れた手洗場等消音させたい空間部位に配置
されていることを特徴とする。
【0007】 [作用及び考案の効果]従来より、防音ないし消音の方
法として騒音発生源を防音材で包み込んでしまって音が
漏れないようにする等の受動式の消音方法と、騒音音波
と逆位相で同一周波数且つ同一音圧の消音用音波を発生
させて音波干渉させることで消音する能動式消音方法と
が知られている。
法として騒音発生源を防音材で包み込んでしまって音が
漏れないようにする等の受動式の消音方法と、騒音音波
と逆位相で同一周波数且つ同一音圧の消音用音波を発生
させて音波干渉させることで消音する能動式消音方法と
が知られている。
【0008】後者の方法の場合、音を積極的に発生させ
て騒音音波を打ち消すものであって消音効果が高い利点
を有する。請求項1のものはこのような能動式消音方法
を採用した消音装置を便器空間内部に設け、便器におけ
る便器洗浄音を消音するようにしたもので、これにより
トイレ空間を快適なものとすることができる。
て騒音音波を打ち消すものであって消音効果が高い利点
を有する。請求項1のものはこのような能動式消音方法
を採用した消音装置を便器空間内部に設け、便器におけ
る便器洗浄音を消音するようにしたもので、これにより
トイレ空間を快適なものとすることができる。
【0009】またこのように便器空間内部に消音装置を
設けた場合、便器洗浄音の発生源である便器内部におい
て消音を行うことができるため、便器洗浄音を効果的に
消音することができ、便器内部で発生した便器洗浄音が
周辺空間に広がるのを防止できる利点がある。
設けた場合、便器洗浄音の発生源である便器内部におい
て消音を行うことができるため、便器洗浄音を効果的に
消音することができ、便器内部で発生した便器洗浄音が
周辺空間に広がるのを防止できる利点がある。
【0010】請求項2のものは、別の態様として消音装
置を便器洗浄水を貯えるタンク内部に設けたものであ
る。同タンク内においては便器洗浄の際に空となったタ
ンク内部に水を給水するとき給水音が発生し、これがト
イレ空間内部に広がって騒音となる。しかるにかかるタ
ンク内部に消音装置を設けておくことにより、給水音の
発生を防止し或いはこれを低く抑えることができる。
置を便器洗浄水を貯えるタンク内部に設けたものであ
る。同タンク内においては便器洗浄の際に空となったタ
ンク内部に水を給水するとき給水音が発生し、これがト
イレ空間内部に広がって騒音となる。しかるにかかるタ
ンク内部に消音装置を設けておくことにより、給水音の
発生を防止し或いはこれを低く抑えることができる。
【0011】請求項3のものは、脱臭ファンの回転に基
づいて臭気を排出する脱臭装置の該脱臭ファン近傍に消
音装置を設けたものである。このようにすれば脱臭ファ
ン作動時に発生する騒音を効果的に消音することができ
る。
づいて臭気を排出する脱臭装置の該脱臭ファン近傍に消
音装置を設けたものである。このようにすれば脱臭ファ
ン作動時に発生する騒音を効果的に消音することができ
る。
【0012】請求項4のものは、騒音源からの音波を拾
うマイクと、消音用の音波を発生させて騒音音波と干渉
させる音波発生器とを含むように消音装置を構成し、該
マイクを騒音発生個所である便器ないしその近傍に配置
するとともに、音波発生器を該便器と離れた手洗場等消
音させたい空間部位に配置するようにしたものである。
うマイクと、消音用の音波を発生させて騒音音波と干渉
させる音波発生器とを含むように消音装置を構成し、該
マイクを騒音発生個所である便器ないしその近傍に配置
するとともに、音波発生器を該便器と離れた手洗場等消
音させたい空間部位に配置するようにしたものである。
【0013】この例は音の発生空間と本来の消音したい
空間とが一般に異なっていることに着眼したものであ
る。即ち、例えば便器洗浄音は便器の設置空間部位で発
生するが、消音したい個所は他人のいる手洗場等他の空
間部位である場合がある。
空間とが一般に異なっていることに着眼したものであ
る。即ち、例えば便器洗浄音は便器の設置空間部位で発
生するが、消音したい個所は他人のいる手洗場等他の空
間部位である場合がある。
【0014】そこでこの例では便器ないしその近傍部位
に騒音を拾うためのマイクを設ける一方、消音用の音波
を発生する音波発生器を消音したい空間部位に設けるよ
うにしたのであり、このようにすることによっても本考
案の目的を達成することができる。
に騒音を拾うためのマイクを設ける一方、消音用の音波
を発生する音波発生器を消音したい空間部位に設けるよ
うにしたのであり、このようにすることによっても本考
案の目的を達成することができる。
【0015】尚上記何れの場合においても、消したい騒
音の発生源からの音よりも他の周辺空間からの音響レベ
ルの方が大きい場合には、消音装置を作動停止状態とす
ることができる。このような場合には特に消音の必要が
ないからであり、これにより消音装置の劣化を抑制する
ことができる。
音の発生源からの音よりも他の周辺空間からの音響レベ
ルの方が大きい場合には、消音装置を作動停止状態とす
ることができる。このような場合には特に消音の必要が
ないからであり、これにより消音装置の劣化を抑制する
ことができる。
【0016】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10はトイレ空間内部に設置
された洋風便器で、その内部空間に面するリム12の内
面部位にマイク14,16,スピーカ18を有する消音
装置20が取り付けられている。
説明する。図1において、10はトイレ空間内部に設置
された洋風便器で、その内部空間に面するリム12の内
面部位にマイク14,16,スピーカ18を有する消音
装置20が取り付けられている。
【0017】この消音装置20におけるマイク14は、
便器10内部で発生した便器洗浄音を拾うためのもの
で、図2に示しているようにそれらの音波はここで電気
信号に変換された後増幅器22で増幅され、更にローパ
スフィルタ24によって低周波分のみが取り出された上
(高周波分は吸音材等による吸音が可能である)、A/
Dコンバータ26にてデジタル信号化された後制御部2
8に入力される。
便器10内部で発生した便器洗浄音を拾うためのもの
で、図2に示しているようにそれらの音波はここで電気
信号に変換された後増幅器22で増幅され、更にローパ
スフィルタ24によって低周波分のみが取り出された上
(高周波分は吸音材等による吸音が可能である)、A/
Dコンバータ26にてデジタル信号化された後制御部2
8に入力される。
【0018】制御部28からは、図3中実線40でモデ
ル的に示す騒音音波40に対応した電気信号が出力さ
れ、その信号はD/Aコンバータ30でアナログ信号に
変換された後増幅器32で増幅され、スピーカ18から
騒音音波40と逆位相且つ周波数及び音圧レベルが同一
の消音用音波42(図3)として発せられる。この結果
図3に示しているように騒音音波40と消音用音波42
とが干渉させられ、消音が行われる。
ル的に示す騒音音波40に対応した電気信号が出力さ
れ、その信号はD/Aコンバータ30でアナログ信号に
変換された後増幅器32で増幅され、スピーカ18から
騒音音波40と逆位相且つ周波数及び音圧レベルが同一
の消音用音波42(図3)として発せられる。この結果
図3に示しているように騒音音波40と消音用音波42
とが干渉させられ、消音が行われる。
【0019】一方マイク16は消音が効果的に行われて
いるか否かを監視ないし補正するためのもので、ここで
拾われた音波は電気信号化された後増幅器34で増幅さ
れ、更にローパスフィルタ36にて低周波分が取り出さ
れた上、A/Dコンバータ38にてデジタル信号化さ
れ、制御部28に入力される。制御部28はこの信号に
基づいてスピーカ18からの消音用音波の位相,周波
数,音圧レベル等を補正する。
いるか否かを監視ないし補正するためのもので、ここで
拾われた音波は電気信号化された後増幅器34で増幅さ
れ、更にローパスフィルタ36にて低周波分が取り出さ
れた上、A/Dコンバータ38にてデジタル信号化さ
れ、制御部28に入力される。制御部28はこの信号に
基づいてスピーカ18からの消音用音波の位相,周波
数,音圧レベル等を補正する。
【0020】本例によれば、便器10使用の際の便器洗
浄音をその発生源である便器10の内部空間において消
音することができ、便器洗浄音等が周囲に漏れるのを防
止することができる。
浄音をその発生源である便器10の内部空間において消
音することができ、便器洗浄音等が周囲に漏れるのを防
止することができる。
【0021】図4は他の実施例を示したもので、この例
ではトイレ空間内部に設置される便器洗浄水を貯えるた
めのタンク44の内部に上記と同様の構成から成る消音
装置20が設けられている。
ではトイレ空間内部に設置される便器洗浄水を貯えるた
めのタンク44の内部に上記と同様の構成から成る消音
装置20が設けられている。
【0022】本例によれば、便器洗浄の際の排水によっ
て空となったタンク44内部に給水が行われるときの給
水音を、かかる消音装置20によってその発生源である
タンク44内部において効果的に消音することができ
る。
て空となったタンク44内部に給水が行われるときの給
水音を、かかる消音装置20によってその発生源である
タンク44内部において効果的に消音することができ
る。
【0023】図5は本考案の更に他の実施例を示したも
ので、図中46は便器45内部で発生した臭気を外部に
排出するためのダクトで、その途中部位に脱臭用ファン
48が設けられている。この脱臭用ファン48の近傍部
位にはマイク14,16及びスピーカ18から成る消音
装置20が設けられている。
ので、図中46は便器45内部で発生した臭気を外部に
排出するためのダクトで、その途中部位に脱臭用ファン
48が設けられている。この脱臭用ファン48の近傍部
位にはマイク14,16及びスピーカ18から成る消音
装置20が設けられている。
【0024】このようにすれば、脱臭ファン48回転時
に発生する騒音をその発生部位で消すことができ、脱臭
装置作動による騒音がトイレ空間内部に広がるのを防止
することができる。
に発生する騒音をその発生部位で消すことができ、脱臭
装置作動による騒音がトイレ空間内部に広がるのを防止
することができる。
【0025】図6は本考案の更に他の実施例を示したも
のである。図において49はトイレ空間内部に並設され
たトイレブースであって、それぞれの内部に洋風便器5
0が設置されている。またトイレブース49の並設され
た壁面と反対側の壁面には小便器51が並設されてい
る。
のである。図において49はトイレ空間内部に並設され
たトイレブースであって、それぞれの内部に洋風便器5
0が設置されている。またトイレブース49の並設され
た壁面と反対側の壁面には小便器51が並設されてい
る。
【0026】52はトイレ空間のコーナー部に設けられ
た手洗場で、ここにはカウンター54と洗面器56とが
設置されている。
た手洗場で、ここにはカウンター54と洗面器56とが
設置されている。
【0027】この例では、各トイレブース49内部にお
いてマイク14,16とスピーカ18とを有する消音装
置20が洋風便器50の近傍に設けられており、また同
じく各小便器51の近傍にも同様の消音装置20が配さ
れている。更に手洗場52においても各洗面器56に対
応する位置にそれぞれ消音装置20が配置されている。
いてマイク14,16とスピーカ18とを有する消音装
置20が洋風便器50の近傍に設けられており、また同
じく各小便器51の近傍にも同様の消音装置20が配さ
れている。更に手洗場52においても各洗面器56に対
応する位置にそれぞれ消音装置20が配置されている。
【0028】本例の場合、洋風便器50,小便器51,
洗面器56のそれぞれに対して消音装置20が設けられ
ており、従って各洋風便器50、小便器51を使用する
ときの便器洗浄音或いは手洗場使用時の音を、その発生
源であるそれぞれの便器50,51又は手洗場52にお
いて消すことができる他、例えば洋風便器50において
発生した便器洗浄音を他の空間部位、例えば手洗場52
にて消音することもできる。
洗面器56のそれぞれに対して消音装置20が設けられ
ており、従って各洋風便器50、小便器51を使用する
ときの便器洗浄音或いは手洗場使用時の音を、その発生
源であるそれぞれの便器50,51又は手洗場52にお
いて消すことができる他、例えば洋風便器50において
発生した便器洗浄音を他の空間部位、例えば手洗場52
にて消音することもできる。
【0029】トイレブース49内部の便器50で発生し
た音を同じブース49内の消音装置20のマイク14で
拾う一方、これに対応した周波数,音圧,逆位相の消音
用の音波を手洗場52に設けた消音装置20のスピーカ
18から発することで、便器50設置空間において発生
した便器洗浄音を手洗場52で消音することができる。
た音を同じブース49内の消音装置20のマイク14で
拾う一方、これに対応した周波数,音圧,逆位相の消音
用の音波を手洗場52に設けた消音装置20のスピーカ
18から発することで、便器50設置空間において発生
した便器洗浄音を手洗場52で消音することができる。
【0030】つまりこの例では、それぞれほぼ同一空間
部位に設けられたマイク14,マイク16及びスピーカ
18が単独で1つの消音装置20を構成しているだけで
なく、異なった空間部位に配置されているマイクとスピ
ーカとが他の消音装置を構成しているのであり、これに
よって音の発生源と消音したい空間とが離れている場合
において、その消音したい空間においてのみ消音するこ
とが可能となる。
部位に設けられたマイク14,マイク16及びスピーカ
18が単独で1つの消音装置20を構成しているだけで
なく、異なった空間部位に配置されているマイクとスピ
ーカとが他の消音装置を構成しているのであり、これに
よって音の発生源と消音したい空間とが離れている場合
において、その消音したい空間においてのみ消音するこ
とが可能となる。
【0031】例えばトイレブース49内で便器50の洗
浄をしているときに手洗場52にのみ人がいるときに
は、手洗場52に伝播した音のみを消せば目的が達成さ
れる。本例によれば、便器50で発生した音をその手洗
場52においてのみ消音することが可能となるのであ
る。
浄をしているときに手洗場52にのみ人がいるときに
は、手洗場52に伝播した音のみを消せば目的が達成さ
れる。本例によれば、便器50で発生した音をその手洗
場52においてのみ消音することが可能となるのであ
る。
【0032】尚本例においては、トイレ空間の各場所に
人の有無を感知するセンサを配しておき、センサが人の
存在を感知した場所においてのみ消音を行わせるように
することも可能である。
人の有無を感知するセンサを配しておき、センサが人の
存在を感知した場所においてのみ消音を行わせるように
することも可能である。
【0033】以上本考案の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示であり、本考案は例えばトイレ空間内で
発生する上例とは異なった種類の騒音を消音するに際し
ても適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲に
おいて、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態
で構成可能である。
あくまで一例示であり、本考案は例えばトイレ空間内で
発生する上例とは異なった種類の騒音を消音するに際し
ても適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲に
おいて、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態
で構成可能である。
【図1】本考案の一実施例の一部切欠側面図である。
【図2】図1における消音装置の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図3】その消音装置の原理説明図である。
【図4】本考案の他の実施例の一部切欠正面図である。
【図5】本考案の更に他の実施例の断面図である。
【図6】本考案の更に他の実施例の平面配置図である。
10,45,50 洋風便器 14,16 マイク 18 スピーカ 20 消音装置 44 タンク 48 脱臭ファン 52 手洗場
Claims (4)
- 【請求項1】 騒音源からの騒音音波と逆位相で同一周
波数且つ同音圧の消音用音波を発生させて音波干渉させ
ることにより消音を行う能動式消音装置を便器空間内部
に設け、該消音装置により該便器における便器洗浄音を
消音するように成したことを特徴とする消音装置付トイ
レ。 - 【請求項2】 騒音源からの騒音音波と逆位相で同一周
波数且つ同音圧の消音用音波を発生させて音波干渉させ
ることにより消音を行う能動式消音装置を、便器洗浄水
を貯えるタンク内部に設け、該消音装置により便器洗浄
の際の該タンク内への給水音を消音するように成したこ
とを特徴とする消音装置付トイレ。 - 【請求項3】 騒音源からの騒音音波と逆位相で同一周
波数且つ同音圧の消音用音波を発生させて音波干渉させ
ることにより消音を行う能動式消音装置を、脱臭ファン
の回転に基づいて臭気を排出する脱臭装置の該脱臭ファ
ン近傍に設け、該消音装置により脱臭作用時の騒音を消
音するように成したことを特徴とする消音装置付トイ
レ。 - 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記消音装置が、騒音源からの音波を拾うマイクと消音用
の音波を発生させて騒音音波と干渉させる音波発生器と
を備え、該マイクが騒音発生個所である便器ないしその
近傍に配置されると共に該音波発生器が該便器と離れた
手洗場等消音させたい空間部位に配置されていることを
特徴とする消音装置付トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045935U JP2542164Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 消音装置付トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045935U JP2542164Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 消音装置付トイレ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130376U JPH04130376U (ja) | 1992-11-30 |
JP2542164Y2 true JP2542164Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=31925647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991045935U Expired - Lifetime JP2542164Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 消音装置付トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542164Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08117459A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気かみそり |
JP6395133B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2018-09-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04116899U (ja) * | 1991-03-27 | 1992-10-20 | アイシン精機株式会社 | 用便音低減装置 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP1991045935U patent/JP2542164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130376U (ja) | 1992-11-30 |
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