JPH05143083A - 能動消音装置 - Google Patents

能動消音装置

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Publication number
JPH05143083A
JPH05143083A JP3309052A JP30905291A JPH05143083A JP H05143083 A JPH05143083 A JP H05143083A JP 3309052 A JP3309052 A JP 3309052A JP 30905291 A JP30905291 A JP 30905291A JP H05143083 A JPH05143083 A JP H05143083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
human body
speaker
interference sound
active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3309052A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Miwa
英二 三輪
Masaki Suzuki
雅喜 鈴木
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP3309052A priority Critical patent/JPH05143083A/ja
Publication of JPH05143083A publication Critical patent/JPH05143083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体が移動しても耳許に干渉音を供給できる
ようにする。 【構成】 消音対象域に複数の消音ユニット10〜70
を配列する。各ユニット10〜70は、それぞれ、人体
検知センサ16、スピーカ9、騒音集音用マイク1、評
価用マイク11を備える。各ユニット10〜70は共通
の干渉音創生回路82に接続されている。人体が検知さ
れたセンサ16の属するユニットのみ消音作動される。 【効果】 人体が前方に居るスピーカ9を作動させるこ
とにより、的確に能動消音できる。不要なスピーカが作
動されず、スピーカの耐久性が良い。設備コストが低
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能動消音の原理に基いた
消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】消音装置の一つとして、騒音に対し逆位
相の音(干渉音)を付加し、干渉効果によって消音する
能動消音装置がある。
【0003】この能動消音の一形態として、実際に発生
している騒音を検出し、それと逆位相の干渉音を発生さ
せる適応能動消音がある。
【0004】別の能動消音方式として、騒音源が間欠的
に作動されるものである場合、予め騒音源で発生する騒
音を記憶装置に記憶させておき、騒音源の作動時にはこ
の記憶音と逆位相の干渉音を発生させる消音装置も考え
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】能動消音装置による
と、干渉音を出力するスピーカの前方域(干渉音波の到
達域)を効率良く消音することができるが、この干渉音
波の到達域を外れると、消音効果が著しく乏しくなると
いう問題がある。
【0006】能動消音装置を多数設置すれば、かかる問
題点は解決されるが、設備コストが著しく高いものにな
ってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の能動消音装置
は、騒音と逆位相の干渉音をつくり出す干渉音創生回路
と、該干渉音創生回路からの出力を受けて干渉音を発生
させるスピーカとを有した能動消音装置において、1個
の干渉音創生回路に対し設置箇所を異ならせて複数のス
ピーカを設置すると共に、人体位置を検知する人体検知
センサと、検出された人体位置に近接したスピーカを作
動させる応動制御器と、を設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】本発明の能動消音装置にあっては、設置位置を
異ならせてスピーカを複数個設置し、人体に近接したス
ピーカを作動させるようにしているから、広い範囲にわ
たって人体の耳許に干渉音を供給して能動消音すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る能動消音装置の全体ブロック
図、第2図は部分ブロック図、第3図はこの能動消音装
置を備えた浴室の斜視図である。
【0010】第3図において、浴槽21に気泡噴出ノズ
ル22が設けられている。この気泡噴出ノズルへは、浴
槽21内の湯がポンプを介して循環供給される。そし
て、このノズル22の部分において噴出水流に対し空気
が吸い込まれるようにして供給され、気液混合噴流が該
ノズル22から浴槽21内に噴出される。
【0011】この気泡噴出作動時には、ノズル22から
の噴出音のほか、気泡の破裂音あるいはポンプ作動音な
どの騒音が入浴者の耳に達する。
【0012】そこで、この騒音を能動消音すべく、浴槽
21の長手方向に沿う壁面23には合計7個の消音ユニ
ット10、20、30、40、50、60、70が設け
られている。
【0013】各消音ユニット10〜70は、第1図にも
示す如く、騒音集音用のマイク1、干渉音出力用のスピ
ーカ9、評価用マイク11及び人体検知センサ16を備
えている。
【0014】各消音ユニット10〜70は、共通の1個
の回路ユニット80に接続されている。この回路ユニッ
ト80には応動制御器81、干渉音創生回路82が設け
られている。
【0015】この能動形消音器においては、マイク1の
検出音を増幅器3で増幅した後、ローパスフィルタ(L
PF)4を通して可聴帯域にある低周波音信号のみを選
別する。この低周波音信号をA/D変換器5にてA/D
変換し、ディジタルフィルタ(DF)6にて位相反転信
号とする。この反転信号をD/A変換器7にてD/A変
換した後、増幅器8で増幅し、スピーカ9から音を出
す。このスピーカ9へ出力される音は、マイク1で検出
された音又は現に検出されつつある音と逆位相の干渉音
であり、能動消音が行なわれる。
【0016】本実施例では、適応能動消音を併用するよ
うにしており、適応能動消音用マイク(評価用マイク)
11が設けられると共に、適応能動消音用の増幅器1
2、ローパスフィルタ13、A/D変換器14及び適応
制御器15を設置している。評価用マイク11で検出さ
れた音は、増幅された後、ローパスフィルタ(LPF)
13を通り、A/D変換された後、適応制御器15に入
力される。この適応制御器15は、消音作用が十分に発
揮されているか判定し、ディジタルフィルタ(DF)6
や増幅器8に制御信号を送り、反転信号の位相や反転音
の音圧を適正化し、十分な消音を行なう。
【0017】ところで、前記マイク1からの音はゲート
回路2を経て増幅器3に入力される。このゲート回路2
は、人体検知センサ16が人体を検知しているときに限
り、ゲート作動回路17によってゲートを開き、マイク
1からの騒音信号を増幅器3に伝達する。従って、ある
一つの消音ユニットのスピーカ9の前方に人体が検知さ
れる場合に限り、その消音ユニットのスピーカ9が能動
消音作動される。
【0018】このように、多数のスピーカ9を設けてお
り、かつこれらのスピーカ9が浴槽21の側辺に沿って
配列されているため、入浴者が浴槽21内でいかなる位
置に居ても入浴者の耳許に十分な音量の干渉音を供給で
き、確実に能動消音することができる。
【0019】なお、前方に人体が存在しないスピーカ9
は作動されないため、スピーカや評価用マイク等の作動
頻度が減少し、その耐久性が向上する。
【0020】もちろん、全体として干渉音創生回路82
は1個であるため、設備コストが低廉である。なお、複
数個の人体検知センサ16が同時に人体を検知するとき
には、各センサ16の属する消音ユニットの各マイク1
の検出音の和を騒音として扱い、この和に対する逆位相
音を干渉音として出力すれば良い。
【0021】上記実施例では適応能動消音を行なってい
るが、本発明では、予め騒音データをメモリに記憶させ
ておき、この記憶データに基いて干渉音を出力しても良
い。
【0022】上記実施例では浴槽21の長側辺に沿って
スピーカ9が配列されているが、符号24で示す浴槽2
2の短辺に沿う壁面にスピーカ9を配列しても良い。ま
た、スピーカ9を浴槽のフランジ部などに配列設置して
も良い。
【0023】上記実施例は浴室用の消音装置に係るもの
であるが、本発明はリビング、キッチン、トイレルー
ム、オフィスルームなど各種の室に適用できる。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明の能動消音装置によ
ると、人体が移動してもその耳許に干渉音を供給でき、
確実に能動消音することができる。また、複数のマイ
ク、スピーカが共通の干渉音創生回路に接続されている
ため、干渉音創生回路の個数が少なくて足り、設備コス
トも低廉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る能動消音装置の全体ブロック図で
ある。
【図2】第1図の能動消音装置の部分ブロック図であ
る。
【図3】能動消音装置を組み込んだ浴室の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 マイク 2 ゲート回路 3 増幅器 4 ローパスフィルタ 5 A/D変換器 6 ディジタルフィルタ 7 D/A変換器 8 増幅器 9 スピーカ 21 浴槽 22 ノズル 23,24 壁面 10,20,30,40,50,60,70 消音ユニ
ット 80 回路ユニット 81 応動制御器 82 干渉音創生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音と逆位相の干渉音をつくり出す干渉
    音創生回路と、該干渉音創生回路からの出力を受けて干
    渉音を発生させるスピーカとを有した能動消音装置にお
    いて、 1個の干渉音創生回路に対し設置箇所を異ならせて複数
    のスピーカを設置すると共に、 人体位置を検知する人体検知センサと、 検出された人体位置に近接したスピーカを作動させる応
    動制御器と、を設けたことを特徴とする能動消音装置。
JP3309052A 1991-11-25 1991-11-25 能動消音装置 Pending JPH05143083A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3309052A JPH05143083A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 能動消音装置

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JP3309052A JPH05143083A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 能動消音装置

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Publication Number Publication Date
JPH05143083A true JPH05143083A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17988296

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JP3309052A Pending JPH05143083A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 能動消音装置

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JP (1) JPH05143083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159312A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Sharp Corp 音声再生装置、音声再生方法、音声再生システム、制御プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20200012636A (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 주식회사 이엠텍 능동 소음 제거 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009159312A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Sharp Corp 音声再生装置、音声再生方法、音声再生システム、制御プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
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