JPH0717880U - 消音装置付き便器 - Google Patents
消音装置付き便器Info
- Publication number
- JPH0717880U JPH0717880U JP049090U JP4909093U JPH0717880U JP H0717880 U JPH0717880 U JP H0717880U JP 049090 U JP049090 U JP 049090U JP 4909093 U JP4909093 U JP 4909093U JP H0717880 U JPH0717880 U JP H0717880U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- toilet
- speaker
- sound
- silencer
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- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シャワースイッチ60がON操作されると、
ポンプ用マイク40及びスピーカ42と評価用マイク4
8とが作動され、マイク40で検出される音と逆位相の
音がスピーカ42から発生される。これにより、ポンプ
24の作動音が消音される。 【効果】 ポンプやファン等の便器用機器の作動に伴っ
て能動形消音器が作動され、該機器から発生する騒音を
的確に消音することができる。
ポンプ用マイク40及びスピーカ42と評価用マイク4
8とが作動され、マイク40で検出される音と逆位相の
音がスピーカ42から発生される。これにより、ポンプ
24の作動音が消音される。 【効果】 ポンプやファン等の便器用機器の作動に伴っ
て能動形消音器が作動され、該機器から発生する騒音を
的確に消音することができる。
Description
【0001】
本考案は消音装置付き便器に係り、特に能動形消音器により消音を行なうよう にした便器に関する。さらに詳しくは、温水洗浄装置付き便器に適用するのに好 適な消音装置付き便器に関する。
【0002】
温水洗浄装置は、温水を洗浄用ノズルに供給し、温水を該ノズルから噴出させ て人体臀部を温水にて洗浄するものである。この温水洗浄装置の作動時には、ポ ンプ音,モータ音,ノズル動作音などの騒音が発生する。
【0003】
このような温水洗浄装置の作動音はトイレブース外やトイレルーム外に聞こえ ることがある。
【0004】
請求項1の消音装置付き便器は、作動機器を備えた便器において、該作動機器 の作動音を消音するための能動形消音器を設けたことを特徴とするものである。
【0005】 請求項2の消音装置付き便器は、請求項1において、前記能動形消音器は、周 囲の環境音が所定値よりも小さい場合に消音制御を行なうものであることを特徴 とするものである。
【0006】
請求項1の消音装置付き便器においては、温水洗浄装置などの機器の作動音を 確実に消音できる。
【0007】 請求項2の消音装置付き便器においては、周囲の音(環境音)が小さい場合に 限り能動形消音器が作動されるので、マイクやスピーカの作動頻度が減少し、そ の耐用年数を長くすることができる。
【0008】 なお、能動形消音器は、周知のとおり、騒音に対して逆位相の音を付加し、干 渉効果によって消音するものである。
【0009】
以下、図面を参照して実施例について説明する。第1図は実施例に係る消音装 置付き便器の制御ブロック図、第2図は該便器の全体斜視図、第3図は実施例に 用いられる便座ボックスの斜視図、第4図は該便座ボックスの透視斜視図である 。
【0010】 洋風便器本体10の後部上面に便座ボックス12が設置され、該便座ボックス 12に対し便座14及び便蓋16が枢着されている。
【0011】 便座ボックス12の後側にロータンク18が立設されている。このロータンク 18の前面には、人体の立ち去りをセンサ20aで感知してロータンク18内か ら便器本体10へ洗浄水を流し出すために、自動洗浄(フラッシュ)装置20が 設置されている。この自動洗浄装置20は、モータ20m(第1図)によってロ ータンク18内のフロート弁(図示略)を引き上げるよう構成されたものである 。20bは、手動にてこのフロート弁を引き上げるためのレバーを示す。
【0012】 便座ボックス12内には、第4図のように、温水タンク22,ポンプ24,2 6,シャワー用ノズル28,チャーム用ノズル30,温風ファン32,温風ダク ト34などが設けられている。なお、便座ボックス12の側方張出部12aの上 面には、この温水洗浄装置及び温風乾燥装置を操作するためのスイッチパネル3 6が設けられている。
【0013】 ポンプ24はタンク22内の温水をシャワー用ノズル28へ送るためのもので あり、ポンプ26はタンク22内の温水をチャーム用ノズル30へ送るためのも のである。温風ファン32は、人体臀部を温風で乾かすためのものである。
【0014】 ポンプ24,26の近傍に能動形消音器の集音用マイク40とスピーカ42が 設けられている。温風ファン32の近傍には、能動形消音器の集音マイク44と スピーカ46が設けられている。
【0015】 前記自動洗浄装置20内には、モータ20mの近傍にモータ20mの作動音を 能動消音するための能動形消音器の集音マイク50とスピーカ52(第1図)が 設けられている。
【0016】 張出部12aには、評価用マイク48と、この便器が設置されたトイレルーム の環境音を検出するためのマイク54と、消音制御器56が設けられている。
【0017】 第1図の通り、これらマイク40,44,48,50,54とスピーカ42, 46,52は、この消音制御器56に接続されている。また、この消音制御器5 6には、スイッチパネル36のスイッチ60,62,64の操作信号も入力され ている。
【0018】 このように構成された消音装置付き便器において、シャワースイッチ60がO N操作されると、ポンプ用マイク40及びスピーカ42と評価用マイク48とが 作動され、マイク40で検出される音と逆位相の音がスピーカ42から発生され る。これにより、ポンプ24の作動音が消音される。なお、評価用マイク48は 、実際に消音が効率良く行なわれているかどうか判定するためのマイクであり、 該評価用マイク48の検出信号に対応して、スピーカ42からの出力音が調整さ れる。
【0019】 チャームスイッチ62がON操作された場合にも、同様に、マイク40,48 及びスピーカ42が作動され、ポンプ26の作動音の消音が行なわれる。
【0020】 温風スイッチ64がON操作されたときには、温風ファン用マイク44及びス ピーカ64と評価用マイク48とが作動され、ファン32の作動音の消音が行な われる。さらに、自動洗浄装置20のモータ20mが人体感知センサ20aの人 体立ち去り感知に基づいて作動されたときには、マイク50及びスピーカ52と 評価用マイク48とが作動され、モータ20mの作動音が消音される。
【0021】 なお、ポンプ24,26、温風ファン32及びモータ20mは、そのいずれか 1つがONされるときには他のものはOFFとなっているため、消音制御器56 は、マイクで検出される騒音と逆位相音を発生させるための回路を1つだけ備え ている。
【0022】 なお、本実施例の消音装置付き便器は、周囲の環境音が小さい場合にのみ上記 の消音作動を行なわせるよう構成されている。即ち、マイク54で検出される環 境音が予め設定した値よりも小さい場合に限り消音作動させる。これにより、マ イク,スピーカ等の作動頻度が低下し、これらの劣化が防止されるようになる。
【0023】
以上の通り、請求項1の消音装置付き便器においては、ポンプやファン等の便 器用機器の作動に伴って能動形消音器が作動され、該機器から発生する騒音を的 確に消音することができる。
【0024】 請求項2の消音装置付き便器においては、環境音が小さい場合に限り能動消音 制御を行なうものであるから、スピーカやマイク等の作動頻度が減少され、スピ ーカやマイク等の劣化を防止し、装置の耐久性を向上することができる。
【図1】本考案の実施例に係る消音装置付き便器の制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】実施例に係る便器の全体斜視図である。
【図3】実施例に用いられる便座ボックスの斜視図であ
る。
る。
【図4】実施例に用いられる便座ボックスの透視斜視図
である。
である。
20 自動洗浄装置 22 温水タンク 24,26 ポンプ 28,30 ノズル 40,46,52 スピーカ 48 評価用マイク 54 環境音用マイク 56 消音制御機
Claims (2)
- 【請求項1】 作動機器を備えた便器において、該作動
機器の作動音を消音するための能動形消音器を設けたこ
とを特徴とする消音装置付き便器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記能動形消音器
は、周囲の環境音が所定値よりも小さい場合に消音制御
を行なうものであることを特徴とする消音装置付き便
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP049090U JPH0717880U (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 消音装置付き便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP049090U JPH0717880U (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 消音装置付き便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717880U true JPH0717880U (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=12821408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP049090U Expired - Lifetime JPH0717880U (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 消音装置付き便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717880U (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP049090U patent/JPH0717880U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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