JP2540905Y2 - コンベアテンション装置 - Google Patents

コンベアテンション装置

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JP2540905Y2 JP1991064176U JP6417691U JP2540905Y2 JP 2540905 Y2 JP2540905 Y2 JP 2540905Y2 JP 1991064176 U JP1991064176 U JP 1991064176U JP 6417691 U JP6417691 U JP 6417691U JP 2540905 Y2 JP2540905 Y2 JP 2540905Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、特に金属検出機に適用
されるコンベアテンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、金属検出機を示す斜視図であ
る。この金属検出機30は、コンベア31を有し、この
コンベア31が物品32を搬送する間に検出ヘッド33
部分で物品32中に金属物が混入されていないかを検出
するものである。コンベア31は、一端部31aに設け
られたローラが駆動部35で回転駆動され、他端部31
bには従動ローラ36が設けられている。
【0003】検出ヘッド33は、磁気検出を行う構造
上、側面略ロ字形に開口部33aが開口形成され、かつ
組み立て時からこの開口部33aが一体に形成される構
造であるため、無端状のコンベア31は、搬送部上側3
1c,及び戻し用の下側31dのいずれもこの開口部3
3a部分を通過させるごとく組み立てることが一般的で
ある。
【0004】そして、コンベア31は、図5の部分平面
図に示す他端部31b部分に設けられたテンション機構
40によりテンションが張加される構造である。このテ
ンション機構40は、従動ローラ36の固定軸36aに
対し、コンベア31の搬送方向と平行に接続固定された
調整用ナット37aを有し、この調整用ナット37a
は、金属検出機30本体部30aに設けられたタップ付
の固定片30bに支持されている。テンションを調整す
る場合には、この調整用ナット37aをスパナ等工具で
回転させ、従動ローラ36を平行方向に移動させてコン
ベア31のテンション調整を行い、調整後は、調整用ナ
ット37aに嵌挿されているロック用ナット37bを用
いて調整用ナット37aの回転止めを行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、金属検出機
30において、検出ヘッド33の検出精度を上げるため
には、できるだけ近傍に不用な金属物を配置しないこと
が望ましい。しかしながら、前記調整用ナット37a
は、検出ヘッド33近傍まで延びているとともに、調整
時においては検出ヘッド33に対して接近したり、離れ
たりすることにより、検出精度の妨げとなっていた。こ
のことは、特に金属検出機30が小型化されてコンベア
31が短距離化されたとき、検出ヘッド33と調整用ナ
ット37aとが近接することで一層問題化する。さら
に、上記テンション機構40では、テンション調整時、
調整用ナット37aを、張架されたコンベア31の搬送
方向上に直接移動させる構造であり、この調整時に大き
な力を必要とした。
【0006】本考案は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、特に金属検出に支障なくコンベアのテンショ
ンを調整することができるとともにテンション調整を容
易に行うことができるコンベアテンション装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のコンベアテンション装置は、物品32をコ
ンベア31で搬送させながら搬送途中に設けられた検出
ヘッド33で前記物品内の金属物検出を行う金属検出器
に設けられる前記コンベアのテンション装置であって、
前記コンベア側部に該コンベアの搬送方向と平行に軸支
され、回転のみ可能に設けられたノブ付ボルト2と、前
記各ノブ付ボルトのボルト2a部分が螺合されるタップ
3aを一端に有し、かつ、他端は、コンベアのローラ3
6の軸36aに接しており、前記ノブ付ボルトの回転に
より軸方向に移動して前記コンベアの一側部のテンショ
ンを調整するプラスチック製の移動棒3と、を具備した
ことを特徴としている。また、前記コンベアの側部に設
けられ、コンベアのローラ36の軸36aに一辺8aが
接し、中央部の軸8cを中心として前記コンベアの搬送
方向に回動自在な略L字形の回動部材8と、前記回動部
材の他辺8b部分に接し、該他辺に対し進退自在とさ
れ、前記回動部材を回動させて前記コンベアの一側部の
テンションを調整するボルト9と、を具備したことを特
徴とする。
【0008】また、前記移動棒3の他端には、前記コン
ベアのローラ36の軸36aの外径に沿う形状の凹部3
bが形成され、該移動棒の回転を防止する構成としても
よい。また、前記移動棒3の一側部には、軸方向に溝部
3cを形成し、該溝部に固定ピン3dが係合して該移動
棒の回転を防止する構成としてもよい。
【0009】
【作用】コンベア31は従動ローラ36部分を平行方向
に移動させることにより、テンションを調整することが
できる。請求項1では、コンベア31と平行なノブ付ボ
ルト2を回転させれば、このノブ付ボルト2に螺合した
移動棒3が平行方向に移動して従動ローラ36の固定軸
36aをテンション方向に移動調整する。請求項2で
は、従動ローラ36の固定軸36aには、略L字形の回
動部材8の一辺8aが接しており、他辺8bにはボルト
9が接しており、ボルト9の進退により回動部材8は、
軸8cを中心として回動し、一辺8a部分で従動ローラ
36の固定軸36aを移動させてテンション調整を行う
ことができる。
【0010】
【実施例】図1(a)は、本考案のコンベアテンション
装置の第1実施例を示す部分平面図、同図(b)は、同
装置の部分側面図である。これらの図に示すように、コ
ンベア31の他端部31bに設けられた従動ローラ36
は、同軸に設けられた固定軸36a部分にテンション機
構1が設けられている。テンション機構1は、金属検出
機30の筐体を構成する本体部30a等に設けられた突
出片5bの貫通孔部分に支持された金属から成るノブ付
ボルト2と、このノブ付ボルト2のボルト2a部分が螺
合されるタップ3aが形成されたプラスチック製の移動
棒3により構成される。移動棒3の他端部は、同図
(b)に示す如く、固定軸36aの外形に沿う形で凹部
3bが形成され、この固定軸36aに接している。
【0011】上記構成によるテンション調整は、ノブ付
ボルト2を回転させることにより、回転するボルト2a
に対し、タップ3a部分が図中矢印方向に移動する。こ
れにより、移動棒3がこの矢印方向に移動して固定軸3
6をこの矢印方向に移動させ、コンベア31のテンショ
ンを調整させることになる。なお、移動棒3は、他端部
において凹部3b部分で固定軸36aに接しているた
め、調整時においてこの移動棒3は回転しない。そし
て、この調整時、金属製のノブ付ボルト2は、突出片5
b部分で回転するのみで移動することがなく、さらに、
移動棒3はプラスチック製であることから、この移動棒
3が移動しても金属検出機30の検出ヘッド33に対す
る金属物の移動が生じないことになり、検出ヘッド33
部分の検出精度に影響を与えることがない。
【0012】また、凹部3bの代わりに上記移動棒3の
回転止めを行う方法として、図2に示すように、移動棒
3に軸方向と平行に溝部3cを設け、本体部30aに固
定されたピン3dをこの溝部3cに係合させることで行
うようにしてもよい。
【0013】次に、図3に示すのは、本考案のコンベア
テンション装置の第2実施例を示す部分側面図である。
テンション機構7について説明すると、前記固定軸36
aには、側面略L字形の回動部材8の一辺8aが接して
いる。この回動部材8は中央部の軸8cを中心として回
動自在に構成されている。本体部30aには、タップ付
の突出片10が固定されており、この突出片10は、ボ
ルト9を支持している。ボルト9は、手操作で回転自在
に構成され、ネジ部9aの端部は、回動部材8の他辺8
bに接している。
【0014】上記構成によるテンション調整は、ボルト
9を回転させることにより、このボルト9のネジ9a端
部が回動部材8bを回動させ、固定軸36aを水平方向
に移動させることにより行う。そして、上記構成は、テ
コの原理を利用したものであり、大きな調整力を小さな
力で調整することができるものであり、特に大型のコン
ベアを用いる装置に適用することにより工具を用いずと
も小さな力で調整作業を行うことができる。また、上記
構成部は、いずれも金属検出機30の検出ヘッド33か
ら離れた、装置下部位置に設けられるものであるため、
調整作業を行う際においても、検出ヘッド33に対する
悪影響を及ぼすことがない。
【0015】
【考案の効果】本考案のコンベアテンション装置は、ロ
ーラの軸に移動棒が接して軸方向に移動させコンベアテ
ンションを調整する構成であり、ローラの一側部をそれ
ぞれ機構に無理なくテンション調整できるようになる。
また、軸方向に移動する移動棒がプラスチック製であ
り、かつこの移動棒を移動させるノブ付ボルトは回転す
るのみであるから、金属を検出する検出ヘッドに対する
外部の金属物の移動がなく、高精度な金属検出に影響を
与えない。また、ローラを移動させるテンション機構に
略L字形の回動部材を用いた構成とすれば、小さな力で
大きなテンション調整を行え、特に大型のコンベアテン
ション調整を容易に行うことができる。また、テンショ
ン機構は検出ヘッドから離れた箇所に設けることができ
るため、検出ヘッドに対する影響がない。さらに、前記
ローラの軸に接する移動棒の他端には、このローラの軸
形状に沿った形状の凹部を形成することにより、ノブ付
ボルトを回転させても移動棒がつれて回転することを防
止でき、テンション調整を容易に行える。また、移動棒
の一側部の軸方向に溝部を形成し、該溝部に固定ピンが
係合した構成としても移動棒の回転を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のコンベアテンション装置の第
1実施例を示す部分平面図。(b)は同部分側面図。
【図2】同コンベアテンション装置の他の例を示す部分
側面図。
【図3】本考案のコンベアテンション装置の第2実施例
を示す部分側面図。
【図4】金属検出機を示す斜視図。
【図5】従来のコンベアテンション装置を示す部分平面
図。
【符号の説明】
1,7…テンション機構、2…ノブ付ボルト、2a…ボ
ルト、3…移動棒、3a…タップ、8…回動部材、8a
…一辺、8b…他辺、8c…軸、9…ボルト、31…コ
ンベア、36…従動ローラ、36a…固定軸。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(32)をコンベア(31)で搬送
    させながら搬送途中に設けられた検出ヘッド(33)で
    前記物品内の金属物検出を行う金属検出器に設けられる
    前記コンベアのテンション装置であって、 前記コンベア側部に該コンベアの搬送方向と平行に軸支
    され、回転のみ可能に設けられたノブ付ボルト(2)
    と、 前記ノブ付ボルトのボルト(2a)部分が螺合される
    タップ(3a)を一端に有し、かつ、他端は、コンベア
    ローラ(36)の(36a)に接しており、前記ノ
    ブ付ボルトの回転により軸方向に移動して前記コンベア
    の一側部のテンションを調整するプラスチック製の移動
    棒(3)と、 を具備したことを特徴とするコンベアテンション装置。
  2. 【請求項2】 物品(32)をコンベア(31)で搬送
    させながら搬送途中に設けられた検出ヘッド(33)で
    前記物品内の金属物検出を行う金属検出器に設けられる
    前記コンベアのテンション装置であって、前記コンベアの側部に設けられ、 コンベアのローラ(3
    6)の(36a)に一辺(8a)が接し、中央部の軸
    (8c)を中心として前記コンベアの搬送方向に回動自
    在な略L字形の回動部材(8)と、 前記回動部材の他辺(8b)部分に接し、該他辺に対し
    進退自在とされ、前記回動部材を回動させて前記コンベ
    アの一側部のテンションを調整するボルト(9)と、 を具備したことを特徴とするコンベアテンション装置。
  3. 【請求項3】 前記移動棒(3)の他端には、前記コン
    ベアのローラ(36)の軸(36a)の外径に沿う形状
    の凹部(3b)が形成され、該移動棒の回転を防止する
    構成とされた請求項1記載のコンベアテンション装置。
  4. 【請求項4】 前記移動棒(3)の一側部には、軸方向
    に溝部(3c)を形成し、該溝部に固定ピン(3d)が
    係合して該移動棒の回転を防止する構成とされた請求項
    1記載のコンベアテンション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57182218A (en) * 1981-04-30 1982-11-10 Toshiba Corp Constant-current circuit
JPS61121081A (ja) * 1984-11-19 1986-06-09 キヤノン株式会社 液晶表示パネル

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