JP2540453Y2 - 卓上空気清浄器 - Google Patents
卓上空気清浄器Info
- Publication number
- JP2540453Y2 JP2540453Y2 JP40718990U JP40718990U JP2540453Y2 JP 2540453 Y2 JP2540453 Y2 JP 2540453Y2 JP 40718990 U JP40718990 U JP 40718990U JP 40718990 U JP40718990 U JP 40718990U JP 2540453 Y2 JP2540453 Y2 JP 2540453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- suction port
- purifier
- air purifier
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、煙や粉塵などの発生
源近くに配置し、煙や粉塵等を含んだ空気を吸込口から
吸引して周囲への拡散を防止し、吸い込んだ空気を清浄
した後、排出口から吐出する空気清浄器に関する。詳し
くは、特に喫煙者の机上で使用し、タバコの煙を含んだ
空気を吸引して清浄化する卓上空気清浄器に関する。
源近くに配置し、煙や粉塵等を含んだ空気を吸込口から
吸引して周囲への拡散を防止し、吸い込んだ空気を清浄
した後、排出口から吐出する空気清浄器に関する。詳し
くは、特に喫煙者の机上で使用し、タバコの煙を含んだ
空気を吸引して清浄化する卓上空気清浄器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の卓上空気清浄器は、空気
を吸込口から吸い込み、吸い込んだ空気を清浄した後、
排出口から吐出していた。
を吸込口から吸い込み、吸い込んだ空気を清浄した後、
排出口から吐出していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
卓上空気清浄器では、吸込口を設けるだけなので空気の
吸い込み範囲が狭く、吸込口から離れたところでは、吸
込口へ向かう空気の流れが十分に形成されず、たとえば
喫煙の際に、吸込口から離れた清浄器本体まわりに置い
たタバコの副流煙が立ち上って周囲に拡散し、非喫煙者
に受動喫煙させる問題があった。そこで、この考案の目
的は、吸込口から吸い込む空気の吸い込み範囲を広げ、
煙や塵埃などが周囲に拡散することを防止することにあ
る。
卓上空気清浄器では、吸込口を設けるだけなので空気の
吸い込み範囲が狭く、吸込口から離れたところでは、吸
込口へ向かう空気の流れが十分に形成されず、たとえば
喫煙の際に、吸込口から離れた清浄器本体まわりに置い
たタバコの副流煙が立ち上って周囲に拡散し、非喫煙者
に受動喫煙させる問題があった。そこで、この考案の目
的は、吸込口から吸い込む空気の吸い込み範囲を広げ、
煙や塵埃などが周囲に拡散することを防止することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案は、
たとえば以下の実施例に示すとおり、吸込口１４から空
気を吸い込んで、その吸い込んだ空気を清浄した後、排
出口１５から吐出する卓上空気清浄器において、清浄器
本体１０に、清浄後の空気の一部を前記吸込口１４に向
けて吐出する吹出口２７を設けてなることを特徴とす
る。
たとえば以下の実施例に示すとおり、吸込口１４から空
気を吸い込んで、その吸い込んだ空気を清浄した後、排
出口１５から吐出する卓上空気清浄器において、清浄器
本体１０に、清浄後の空気の一部を前記吸込口１４に向
けて吐出する吹出口２７を設けてなることを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】そして、この考案では、使用時に、清浄した後
の空気の一部を吹出口２７から吸込口１４に向けて吐出
して清浄器本体１０のまわりに吸込口１４へ向かう空気
の流れをつくる。
の空気の一部を吹出口２７から吸込口１４に向けて吐出
して清浄器本体１０のまわりに吸込口１４へ向かう空気
の流れをつくる。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【０００７】図１及び図２には、この考案のー実施例で
ある卓上空気清浄器の全体概略構成を示す。該卓上空気
清浄器は、清浄器本体１０にカバー１１・１１を備えて
構成する。前記清浄器本体１０は、台部１２に起立部１
３を起立してなり、全高をほぼ３０cm乃至５０cmとす
る。前記起立部１３は、直径が６cm乃至７cmの円筒形状
で、その上端部に軸方向に対して斜めの吸込口１４を正
面に向けて開口する。前記台部１２は、前記起立部１３
より大径で、外形を半球形状に形成すると共に、底面１
２ａを平坦に形成し、外周に排出口１５を開口する。
ある卓上空気清浄器の全体概略構成を示す。該卓上空気
清浄器は、清浄器本体１０にカバー１１・１１を備えて
構成する。前記清浄器本体１０は、台部１２に起立部１
３を起立してなり、全高をほぼ３０cm乃至５０cmとす
る。前記起立部１３は、直径が６cm乃至７cmの円筒形状
で、その上端部に軸方向に対して斜めの吸込口１４を正
面に向けて開口する。前記台部１２は、前記起立部１３
より大径で、外形を半球形状に形成すると共に、底面１
２ａを平坦に形成し、外周に排出口１５を開口する。
【０００８】そのような清浄器本体１０の内部には、前
記吸込口１４から前記排出口１５へとー連に通じる空気
通路１７を設ける。該起立部１３内の空気通路１７ａに
は、電気集塵方式の浄化手段１９を設ける。その浄化手
段１９には、コロナ放電により空気中の塵埃粒子を正極
に帯電させるイオン化部２０、その帯電した塵埃粒子を
クーロン力により負電極２２に捕集する集塵部２１、お
よびそれらイオン化部２０と集塵部２１とに高電圧を印
加する図示しない高圧発生部を備える。なお、図中符号
２３は正電極で、前記空気通路１７ａを横切る放射状の
支持部２５で支持して設け、前記負電極２２とともに前
記集塵部２１を構成する。それら負電極２２及び正電極
２３は、共に円筒形状で形成し、負電極２２の内側に隙
間を開けて正電極２３を同心円上に配置する。一方、前
記台部１２内の空気通路１７ｂには、吸込ファン２６を
設置する。
記吸込口１４から前記排出口１５へとー連に通じる空気
通路１７を設ける。該起立部１３内の空気通路１７ａに
は、電気集塵方式の浄化手段１９を設ける。その浄化手
段１９には、コロナ放電により空気中の塵埃粒子を正極
に帯電させるイオン化部２０、その帯電した塵埃粒子を
クーロン力により負電極２２に捕集する集塵部２１、お
よびそれらイオン化部２０と集塵部２１とに高電圧を印
加する図示しない高圧発生部を備える。なお、図中符号
２３は正電極で、前記空気通路１７ａを横切る放射状の
支持部２５で支持して設け、前記負電極２２とともに前
記集塵部２１を構成する。それら負電極２２及び正電極
２３は、共に円筒形状で形成し、負電極２２の内側に隙
間を開けて正電極２３を同心円上に配置する。一方、前
記台部１２内の空気通路１７ｂには、吸込ファン２６を
設置する。
【０００９】上述のカバー１１・１１は、縦長同一形状
のものを２つ設けて互いの異なる側の側縁をたとえば蝶
番を用いて各々起立部１３の左右に取り付け、ともに開
閉自在とし、閉じたときは格納位置として互いに重ね合
わせて起立部１３の外面に沿わせ、吸込口１４を塞いで
起立部１３の前面を被い、開いたときは使用位置として
吸込口１４を露出して起立部１３の前面を開放する。
のものを２つ設けて互いの異なる側の側縁をたとえば蝶
番を用いて各々起立部１３の左右に取り付け、ともに開
閉自在とし、閉じたときは格納位置として互いに重ね合
わせて起立部１３の外面に沿わせ、吸込口１４を塞いで
起立部１３の前面を被い、開いたときは使用位置として
吸込口１４を露出して起立部１３の前面を開放する。
【００１０】ところで、前記台部１２の正面側外周に
は、その内部の空気通路１７ｂと連通して小さな吹出口
２７を前記吸込口１４のある上方に向けて開口する。な
お、図中符号２８は、この卓上空気清浄器を駆動するス
イッチ釦である。
は、その内部の空気通路１７ｂと連通して小さな吹出口
２７を前記吸込口１４のある上方に向けて開口する。な
お、図中符号２８は、この卓上空気清浄器を駆動するス
イッチ釦である。
【００１１】しかして、この卓上空気清浄器を使用する
ときには、喫煙者の机上などに起立部１３を倒れないよ
うに前記台部１２で支持してのせ、図１に示すように前
記カバー１１・１１を前記格納位置から使用位置にす
る。すると、カバー１１・１１が清浄器本体１０の両側
に翼状に開く。そうして、前記吸込ファン２６の駆動部
に通電し、その吸込ファン２６を回転駆動する。する
と、矢印Ａで示すごとく吸込口１４まわりの空気がその
吸込口１４へと流れる。そして、前記吸込口１４から吸
い込んだ空気中の塵埃粒子に前記イオン化部でプラスイ
オンを帯電させ、帯電した塵埃粒子を前記負電極２２に
引き寄せ吸着して清浄化し、清浄化した空気を排出口１
５から吐出する。同時に吹出口２７から清浄化後の空気
の一部を吸込口１４に向けて吐出し、清浄器本体１０の
まわりに矢印Ｂで示すように前記吸込口１４へ向かう空
気の流れをつくる。これに伴い矢印Ｃで示すごとく、吸
込口１４から離れたところの空気が吸込口１４へ向かう
空気の流れをつくる。したがって、たとえば喫煙の際
に、喫煙者が前記吸込口１４に向けて吐き出した主流煙
は、前記矢印Ａ方向の空気の流れにのってすべて前記吸
込口１４へと流れるとともに、吹出口２７近くに置いた
タバコから立ち上る副流煙は、前記矢印Ｂ方向及び矢印
Ｃ方向の空気の流れにのって前記吸込口１４へと流れ、
これら主流煙および副流煙が周囲に拡散することを防止
できる。一方、使用後、カバー１１・１１を格納位置に
閉じると、清浄器本体１０に一方が重なりそこに他方が
重なる。
ときには、喫煙者の机上などに起立部１３を倒れないよ
うに前記台部１２で支持してのせ、図１に示すように前
記カバー１１・１１を前記格納位置から使用位置にす
る。すると、カバー１１・１１が清浄器本体１０の両側
に翼状に開く。そうして、前記吸込ファン２６の駆動部
に通電し、その吸込ファン２６を回転駆動する。する
と、矢印Ａで示すごとく吸込口１４まわりの空気がその
吸込口１４へと流れる。そして、前記吸込口１４から吸
い込んだ空気中の塵埃粒子に前記イオン化部でプラスイ
オンを帯電させ、帯電した塵埃粒子を前記負電極２２に
引き寄せ吸着して清浄化し、清浄化した空気を排出口１
５から吐出する。同時に吹出口２７から清浄化後の空気
の一部を吸込口１４に向けて吐出し、清浄器本体１０の
まわりに矢印Ｂで示すように前記吸込口１４へ向かう空
気の流れをつくる。これに伴い矢印Ｃで示すごとく、吸
込口１４から離れたところの空気が吸込口１４へ向かう
空気の流れをつくる。したがって、たとえば喫煙の際
に、喫煙者が前記吸込口１４に向けて吐き出した主流煙
は、前記矢印Ａ方向の空気の流れにのってすべて前記吸
込口１４へと流れるとともに、吹出口２７近くに置いた
タバコから立ち上る副流煙は、前記矢印Ｂ方向及び矢印
Ｃ方向の空気の流れにのって前記吸込口１４へと流れ、
これら主流煙および副流煙が周囲に拡散することを防止
できる。一方、使用後、カバー１１・１１を格納位置に
閉じると、清浄器本体１０に一方が重なりそこに他方が
重なる。
【００１２】なお、上述した実施例では、灰皿を有しな
い空気清浄器について説明した。しかし、この考案で
は、図３に示すように前記吹出口２７の近くに灰皿部１
２ｂを前記台部１２とー体で設ける構成としてもよい。
そして、該灰皿部１２ｂに吸いかけのタバコを置くと
き、そのタバコの副流煙を吹出口２７からの空気の流れ
にのせて前記吸込口１４から吸引する。
い空気清浄器について説明した。しかし、この考案で
は、図３に示すように前記吹出口２７の近くに灰皿部１
２ｂを前記台部１２とー体で設ける構成としてもよい。
そして、該灰皿部１２ｂに吸いかけのタバコを置くと
き、そのタバコの副流煙を吹出口２７からの空気の流れ
にのせて前記吸込口１４から吸引する。
【００１３】
【考案の効果】以上のことから、この考案に係る卓上空
気清浄器によれば、使用時に、吹出口から清浄後の空気
の一部を吸込口に向けて吐出して清浄器本体のまわりに
吸込口へ向かう空気の流れをつくるので、吸込口から吸
い込む範囲を広げることができ、たとえば喫煙の際に、
吸込口から離れた清浄器本体まわりで発生する副流煙を
その空気の流れにのせて吸込口から効率よく吸引でき、
周囲に拡散することを防止することができる。
気清浄器によれば、使用時に、吹出口から清浄後の空気
の一部を吸込口に向けて吐出して清浄器本体のまわりに
吸込口へ向かう空気の流れをつくるので、吸込口から吸
い込む範囲を広げることができ、たとえば喫煙の際に、
吸込口から離れた清浄器本体まわりで発生する副流煙を
その空気の流れにのせて吸込口から効率よく吸引でき、
周囲に拡散することを防止することができる。
【図１】この考案のー実施例である卓上空気清浄器の斜
視図である。
視図である。
【図２】その縦断面図である。
【図３】この考案の他の実施例である卓上空気清浄器の
斜視図である。
斜視図である。
１０ 清浄器本体 １４ 吸込口 １５ 排出口 ２７ 吹出口
Claims (1)
- 【請求項１】 吸込口から空気を吸い込んで、その吸い
込んだ空気を清浄した後、排出口から吐出する卓上空気
清浄器において、清浄器本体に、清浄後の空気の一部を
前記吸込口に向けて吐出する吹出口を設けてなる、卓上
空気清浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40718990U JP2540453Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 卓上空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40718990U JP2540453Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 卓上空気清浄器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0491743U JPH0491743U (ja) | 1992-08-10 |
| JP2540453Y2 true JP2540453Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31884146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40718990U Expired - Lifetime JP2540453Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 卓上空気清浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540453Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP40718990U patent/JP2540453Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0491743U (ja) | 1992-08-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |