JP2526232Y2 - 空気清浄器の集塵部 - Google Patents

空気清浄器の集塵部

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JP2526232Y2
JP2526232Y2 JP40719190U JP40719190U JP2526232Y2 JP 2526232 Y2 JP2526232 Y2 JP 2526232Y2 JP 40719190 U JP40719190 U JP 40719190U JP 40719190 U JP40719190 U JP 40719190U JP 2526232 Y2 JP2526232 Y2 JP 2526232Y2
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dust collecting
electrode plate
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dust
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幹人 田中
賢一 村西
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Ricoh Elemex Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、イオン化部、集塵
部、及びこれらイオン化部と集塵部に高電圧を印加する
高圧発生部とを有し、空気を吸入してその吸入した空気
中の埃や煙などの粒子をイオン化部で帯電し、その帯電
した埃や煙などの粒子を集塵部で吸着して空気を清浄
し、排出口から吐出する空気清浄器に適用しうる。詳し
くは、そのような空気清浄器において、集塵電極板に重
ね合わせて塵埃捕集用紙を備え、帯電した粉塵粒子をそ
の塵埃捕集用紙に捕集する集塵部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の集塵部の中には、たとえ
ば、集塵電極板のー面又は両面にそれぞれ塵埃捕集用紙
を重ね合わせ、それらを集塵部ケースに対して板面方向
に着脱自在とすると共に、その着脱口と前記集塵電極板
の側縁とで塵埃捕集用紙の側縁を押さえて支持するー
方、経時、前記塵埃捕集用紙が汚れたときに、板面方向
を手で挟んで引き出して交換するものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の集塵部では、以下に述べる問題があった。第1
に、塵埃捕集用紙の装着方向先端側が集塵電極板の板面
から離れて着脱口縁につき当たり、集塵部ケースに対し
て取り付けにくい。第2に、空気の流れの上流側におい
て、塵埃捕集用紙の側縁の押さえが不十分なため、その
塵埃捕集用紙と集塵電極板との間に空気が流れ込み、集
塵電極板から塵埃捕集用紙が離れてその集塵電極板を塵
埃で汚す。第3に、塵埃捕集用紙を交換する際に、塵埃
が付着した部分を摘むので、手を汚す。そこで、この考
案の目的は、第1に、集塵部ケースに対して塵埃捕集用
紙を取り付けやすくすること、第2に、集塵電極板から
塵埃捕集用紙が離れてその集塵電極板を塵埃で汚すこと
を防止すること、第3に、塵埃捕集用紙を交換する際
に、手を汚すことを防止すること、にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため、たとえば以下
の図示実施例に示すとおり、集塵電極板24に重ね合わ
せて塵埃捕集用紙47を備える空気清浄器の集塵部19
において、請求項1に記載の考案は、集塵部ケース35
に対して前記集塵電極板24をその板面方向に着脱自在
とするとともに、その装着方向先端側で折り返し、両側
を前記集塵電極板24の両板面に重ね合わせて前記塵埃
捕集用紙47を備えてなることを特徴とする。また、請
求項2に記載の考案は、集塵部ケース35に対して前記
集塵電極板24とそれに重ね合わせる前記塵埃捕集用紙
47をその板面方向に空気の流れと直角に着脱自在とす
るとともに、着脱するそれらの集塵電極板24と塵埃捕
集用紙47の側縁を被ってその着脱をガイドするガイド
部材43を前記空気の流れの上流側に設けてなることを
特徴とする。さらに、請求項3に記載の考案は、集塵部
ケース35に対して前記集塵電極板24とそれに重ね合
わせる前記塵埃捕集用紙47をその板面方向に着脱自在
とするとともに、装着された前記集塵電極板24と前記
塵埃捕集用紙47とを共に摘んで引き出すことができる
切欠40を前記集塵部ケース35に設けてなることを特
徴とする。
【0005】
【作用】そして、請求項1に記載の考案によれば、塵埃
捕集用紙の折り返し側を装着方向先端にし、その塵埃捕
集用紙を集塵電極板に密着してそれと共に集塵部ケース
に装着する。また、請求項2に記載の考案によれば、空
気の流れの上流側において、集塵電極板と塵埃捕集用紙
の側縁をガイド部材で被う。さらに、請求項3に記載の
考案によれば、切欠の位置で塵埃捕集用紙と集塵電極板
とを共に摘んで集塵部ケースから引き出す。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例
について詳細に説明する。
【0007】図5および図6には、この考案の一実施例
である空気清浄器の全体概略構成を示す。該空気清浄器
は、清浄器本体10とフード11とで構成する。前記清
浄器本体10は、起立部12と脚部13からなる。前記
脚部13は、後側に折り曲げ、その後側端に排出口14
を開口する。前記起立部12は、脚部13で支持したと
き、垂直に対して後側へ40度±20度の範囲で傾けて
起立し、前側に傾斜面15を形成するとともに、その上
端部に空気の吸込口16を開口する。前記起立部12に
は、前記フード11を取り付ける。そのフード11は、
透明または半透明の樹脂部材で形成し、下端部両側の係
合凸部を前記起立部11の両側に設けた溝状のガイド部
18に係合し、格納位置と使用位置とに移動自在に設け
る。そして、前記格納位置では、清浄器本体10の起立
部12の後側に移動し、前記傾斜面15を除いて起立部
12外表面を被う。一方、前記使用位置では、図6に鎖
線で示すように前記フード11を前記格納位置から起立
部12に沿って矢印A方向へ引き上げて後、矢印B方向
に直角に倒して起立部12の前側に移動し、適宜手段に
より支持して前記吸込口16の上方に庇状に突出する。
すなわち、前記格納位置から前記起立部12の上端をま
わり込んで、その起立部12の前側に移動し、前記吸込
口16の上方に庇状とする。前記清浄器本体10の内部
には、前記吸込口16側に、電気集塵方式の集塵部19
を設ける。その集塵部19には、コロナ放電により汚染
空気中の塵埃を正極に帯電させるイオン化部20及びそ
の帯電した塵埃粒子をクーロン力により集塵電極板24
に捕集する正負平行電極群21を備え、それらイオン化
部20及び正負平行電極群21に高電圧を印加する高圧
発生部22とそれぞれ電気的に導通して設ける。なお、
図中符号25は対応電極板で、前記隣合う集塵電極板2
4の間にー枚づつ配置して前記正負平行電極群21を構
成する。一方、前記排出口14側には、軸流ファン26
を配置し、その軸方向に流れる空気の流れをつくる。該
軸流ファン26の前記排出口14側には、図示するよう
に芳香発生体27を設置する。その芳香発生体27は、
内外に通気自在なケース28及びそのケース28内に収
納する芳香剤29とで構成する。そして、前記軸流ファ
ン26の中心部26aの排気口14側に配置し、該芳香
発生体27を前記脚部13の収納部30に着脱自在に設
ける。
【0008】しかして、空気清浄器を使用するときに
は、喫煙者の机上などに起立部12を倒れないように前
記脚部13で支持して設け、図6に示すように前記フー
ド11を前記格納位置から使用位置とする。そして、前
記軸流ファン26の駆動部に通電し、その軸流ファン2
6を回転駆動する。すると、図示するごとく、この空気
清浄器のまわりの空気を前記フード11で前記吸込口1
6へと案内して矢印C方向の空気の流れをつくる。ま
た、図示するごとく空気を吹きつけたときは、その吹き
つけた空気を前記傾斜面15で前記吸込口16へと案内
して矢印D方向の空気の流れをつくる。したがって、喫
煙の際に、喫煙者が前記傾斜面15に向けて吐き出した
主流煙31は、前記矢印D方向の空気の流れにのってす
べて前記吸込口16へと流れるとともに、タバコの先か
ら立ち上る副流煙32は、前記矢印C方向の空気の流れ
にのって前記吸込口16へと流れ、これら主流煙31お
よび副流煙32が周囲に拡散することを防止できる。そ
して、吸込口16から吸引した汚染空気を前記集塵部1
9で清浄化し、排出口14から吐出する。かかる使用時
に、前記芳香発生体27から発散した芳香が前記軸流フ
ァン26の軸方向に流れる空気の流れにのって外部に流
出して発散する。そして、経時、前記ケース28内に芳
香剤29が無くなったときには、前記収納部30からケ
ース28を取り外し、取り外した該ケース28内に芳香
剤29を補給し、再び収納部30に取り付ける。
【0009】ところで、前記集塵部19は、具体的には
図1に示すごとく、集塵部ケース35の両側に側板36
・37を互いに向き合わせて起立する。それらの側板3
6・37は、縦長であり、そのうちのー側の側板36に
は、前記集塵電極板24のそれぞれの着脱口38を長さ
方向に設ける。また、該ー側の側板36の外周には、外
側に直角に折り曲げて折曲縁39を設け、前記着脱口3
8面より高く起立するとともに、該折曲縁39に切欠4
0を前記集塵電極板24を挟んで向き合って設ける。前
記側板36・37の間には、前記各着脱口38と同じ垂
直面内で、レール42とガイド部材43をそれぞれ掛け
渡す。前記レール42は空気の流れの下流側に配置し、
前記ガイド部材43は前記レール42と向き合って空気
の流れの上流側に配置して、上下各ー対配置する。図2
に示すように前記ガイド部材43も前記レール42と同
じくレール状とする。そして、それらレール42とガイ
ド部材43には、上下に向き合ってそれぞれガイド溝4
4・45を設け、それらガイド溝44・45の各ー端を
それぞれ前記着脱口38の内端に連続して設ける。そし
て、前記着脱口38に、前記集塵電極板24をその板面
方向に空気の流れと直角に着脱自在に設ける。該集塵電
極板24は、塵埃捕集用紙47を備える。該塵埃捕集用
紙47は、JISで規格されたサイズ、たとえばA3、
A4、B4などの一般用紙を使用し、その装着方向先端
側で折り返し、両側を前記集塵電極板24の両板面に重
ね合わせて設ける。なお、前記対応電極板25は、前記
集塵電極板24と同じく両側を前記側板36・37で支
持して設ける。
【0010】しかして、集塵部ケース35に対して集塵
電極板24をセットするときには、折り返し側を装着方
向先端にし、塵埃捕集用紙47を集塵電極板24に密着
してそれとー緒に前記着脱口38から挿入する。次い
で、その着脱口38に連続する前記ガイド溝44・45
を通して他側の側板37に突き当たるまで挿入し、図3
に示すごとく前記折り返し側と反対側を前記着脱口38
の外側へわずかに突出して図4に示すごとくセットす
る。そして、空気清浄器の使用時に、帯電した塵埃粒子
を前記塵埃捕集用紙47に付着して空気を清浄化する。
そうして、経時、塵埃捕集用紙47が汚れたときには、
前記清浄器本体10から集塵部19を取り出し、前記着
脱口38の外側にわずかに突出する塵埃捕集用紙47を
前記切欠40位置で前記集塵電極板24と共に摘み、集
塵部ケース35から引き出して交換し、再びセットす
る。
【0011】
【考案の効果】以上のことから、請求項1に記載の考案
に係る空気清浄器によれば、塵埃捕集用紙の折り返し側
を装着方向先端にし、集塵電極板に密着してそれと共に
集塵部ケースに装着するので、着脱口縁に塵埃捕集用紙
の装着方向先端を突き当てることなくスムーズに挿入で
きる。また、請求項2に記載の考案に係る空気清浄器に
よれば、空気の流れの上流側において、集塵電極板と塵
埃捕集用紙の側縁をガイド部材で被うので、上流側から
流れる空気が集塵電極板と塵埃捕集用紙の間に流れ込む
ことを防ぎ、集塵電極板を汚すことなく塵埃捕集用紙に
捕集でき、その捕集効率を高めることができる。さら
に、請求項3に記載の考案に係る空気清浄器よれば、切
欠の位置で塵埃捕集用紙と集塵電極板とを共に摘んで引
き出すので、手を汚すことなく塵埃捕集用紙を引き出し
て容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のー実施例である空気清浄器の集塵部
における集塵部ケースと集塵電極板の分解斜視図であ
る。
【図2】その集塵部ケースのー部の縦断面図である。
【図3】その集塵部ケースに塵埃捕集用紙をセットした
集塵部の全体斜視図である。
【図4】その集塵部のー部の縦断面図ある。
【図5】その集塵部を備える空気清浄器の全体概略構成
図である。
【図6】その空気清浄器の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 19 集塵部 24 集塵電極板 35 集塵部ケース 40 切欠 43 ガイド部材 47 塵埃捕集用紙

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵電極板に重ね合わせて塵埃捕集用紙
    を備える空気清浄器の集塵部において、集塵部ケースに
    対して前記集塵電極板をその板面方向に着脱自在とする
    とともに、その装着方向先端側で折り返し、両側を前記
    集塵電極板の両板面に重ね合わせて前記塵埃捕集用紙を
    備えてなる、空気清浄器の集塵部。
  2. 【請求項2】 集塵電極板に重ね合わせて塵埃捕集用紙
    を備える空気清浄器の集塵部において、集塵部ケースに
    対して前記集塵電極板とそれに重ね合わせる前記塵埃捕
    集用紙をその板面方向に空気の流れと直角に着脱自在と
    するとともに、着脱するそれらの集塵電極板と塵埃捕集
    用紙の側縁を被ってその着脱をガイドするガイド部材を
    前記空気の流れの上流側に設けてなる、空気清浄器の集
    塵部。
  3. 【請求項3】 集塵電極板に重ね合わせて塵埃捕集用紙
    を備える空気清浄器の集塵部において、集塵部ケースに
    対して前記集塵電極板とそれに重ね合わせる前記塵埃捕
    集用紙をその板面方向に着脱自在とするとともに、装着
    された前記集塵電極板と前記塵埃捕集用紙とを共に摘ん
    で引き出すことができる切欠を前記集塵部ケースに設け
    てなる、空気清浄器の集塵部。
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