JPH0417239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417239Y2
JPH0417239Y2 JP19510286U JP19510286U JPH0417239Y2 JP H0417239 Y2 JPH0417239 Y2 JP H0417239Y2 JP 19510286 U JP19510286 U JP 19510286U JP 19510286 U JP19510286 U JP 19510286U JP H0417239 Y2 JPH0417239 Y2 JP H0417239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter electrode
discharge wire
attachment
dust
ion generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19510286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6398736U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19510286U priority Critical patent/JPH0417239Y2/ja
Publication of JPS6398736U publication Critical patent/JPS6398736U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417239Y2 publication Critical patent/JPH0417239Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、放電線と対向電極の間に高電圧を印
加して使用する空気清浄器に関するものである。
従来の技術 従来、この種の空気清浄器においては、以下に
添付図面にもとづいて説明するような構成が一般
的であつた。
第6図、第7図および第8図において、空気清
浄器の本体18の前面には吸気口19と排気口2
0とを設け、これら吸気口19と排気口20とを
結ぶ通気路中に対向電極21と放電線22とを対
峙させて設け、第6図のように対向電極21に対
して放電線22に高電圧を印加して、吸気口19
より流入する塵埃を帯電させ、前記通路中の後方
に設けた集塵部23に吸着させるもので、電気送
風機24によつて、吸気口19から排気口20へ
の空気流を発生させている。また放電線22は第
7図に示すように、その両端部をバネ25を介し
て放電線支持金具26間に張架している。そし
て、前記集塵部23は、集塵部着脱口27より本
体18に対して出入自在に取付られている。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の空気清浄器では、放電線22
が第8図に示すように、その途中部位で寿命等に
より断線した場合に垂れ下がり、集塵部着脱口2
7より本体18の外部へ露出したり、集塵部23
の着脱操作によつて本体外部へ露出する危険性が
あり、使用者がこれらに誤つて触れた場合には、
高電圧感電といつた不快感を使用者に与えるとい
う問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
放電線が断線した場合も、高電圧充電部が本体外
部へ露出して感電することのない安全性の高い空
気清浄器を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、吸気口と
排気口とを結ぶ通気路と、この通気路中または通
気路に臨むイオン発生部と、上記通気路中のイオ
ン発生部の後方に位置して荷電塵埃を吸着する集
塵部とを有し、上記イオン発生部には放電線と対
向電極とを対峙して位置させると共に、前記集塵
部は集塵フイルターとフイルターケースとから成
るとともに、本体に着脱自在に取付け、さらに上
記対向電極は本体の上記集塵部の着脱口側の一辺
を延長して前記フイルターケースに対し、ほぼ着
脱口巾に渡つて当接させたものである。
作 用 本考案は上記した構成により、放電線が途中部
位で断線した場合でも、対向電極とフイルターケ
ースとをほぼ着脱口巾に渡つて当接させたことに
より、集塵部の着脱口より器体外へ突出しにくい
ばかりでなく、突出した場合でも対向電極とフイ
ルターケースとにはさまれてのち突出することに
なるため、充電部としては器体外に露出しないた
め、使用者の感電を防止できるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例について添付図面を参
照しながら説明する。
第1図〜第5図において、本体1には吸気口2
と排気口3とを結ぶ通気路があり、その吸気側に
対向電極4aと放電線4bとを対峙させて構成し
たイオン発生部5を設けている。その後方にはフ
イルター6aとフイルターケース6bからなる集
塵部7が着脱口8より本体1に出入自在に取付け
てある。通気路のさらに後方に位置して電動送風
機9が備えてある。なお、第5図は本実施例のイ
オン発生の略回路を示しており、10はその高圧
電源である。ここで上記放電線4bは、バネ体1
1を介して放電線支え12の間に張架してあり、
高圧電線10の高電位側に接続している。また前
記対向電極4aと集塵フイルター6aは上記回路
の低電位側に接続されており第5図の回路を形成
している。そして、対向電極4aは上記集塵部7
の着脱口8の側の一辺13を同着脱口8の巾に渡
つて相対するフイルターケース7の対辺14に向
つて延長して当接する。
また、前記対向電極4aの一辺13には開口孔
15を形成しており、さらに一辺13に近接する
対向電極の他辺16は放電線5に対して、上記開
口孔16を遮蔽する位置にある。
上記構成において、器体を運転すると、電動送
風機8により吸気口2から吸気し、排気口3から
排気する空気流を発生する。この空気流にのつて
含塵空気を器体内にとり入れて、放電線4bと対
向電極4aとの間でイオン化され荷電した塵埃を
集塵フイルター6aで物理的・電気的に吸着し、
排気口3より清浄空気として器体外へ排出するも
のである。
ここで、放電線4bが途中部位で第3,4図の
様に断線した場合、断線した放電線4bは対向電
極4aの一辺13とフイルターケース7の対辺1
4とが当接しているため、外へ突出するチヤンス
は少ない。また万一フイルターケース6bを着脱
口8から着脱操作した際に断線した放電線4bが
器体外へ突出しても、対向電極4aの一辺13と
フイルターケース6bの対辺14との間にはさみ
込まれ、これにより電気的に回路が中和されて、
当接部より器体外方では放電線4bに使用者が触
れても充電された状態でなく感電することはな
い。
一方、開口孔15を一辺13に形成しているた
め、着脱口8側の集塵フイルター6aの側へも帯
電し、イオン化された含塵空気の流れがまわり込
むため、集塵フイルター6aの有効なフイルター
面積は対辺14を越えて着脱口8側へも拡大でき
る。そのため、フイルター面積が大きくとれるた
め、ろ過性能は高くなり、かつろ過抵抗は逆に小
さくなり、集塵性能は高く、ろ過風量は多くな
る。しかも、放電線4bに対して、対向電極4a
の他辺16で開口孔15を遮蔽することになり、
上記の放電線4bが断線した状態で直接開口孔1
5から突出することはなく、必ず他辺16に接触
するため、安全性を損なうこともない。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、対向電極
の一辺を延長して、フイルターケースの対辺とほ
ぼ着脱口の巾に渡つて当接しているため、放電線
が途中部位で断線しても、当接部で器体外への突
出が防止されるか、或は突出しても、当接部では
さみ込まれて、器体外部へ充電部として露出せず
使用者が感電するという危険性をなくし安全性の
高い空気清浄器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す空気清浄器を
示す側断面図、第2図は放電線の張架状態を示す
説明図、第3図は同要部の放電線断線時の内部説
明図、第4図は同状態の要部斜視図、第5図は回
路図、第6図は従来の空気清浄器の側断面図、第
7図は放電線の張架状態図、第8図は放電線断線
時の説明図である。 1……本体、2……吸気口、3……排気口、4
a……対向電極、4b……放電線、5……イオン
発生部、6a……集塵フイルター、6b……フイ
ルターケース、7……集塵部、8……着脱口、1
3……一辺、15……開口孔、16……他辺。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸気口と排気口とを結ぶ通気路と、この通気
    路中または通気路に臨むイオン発生部と、上記
    通気路中のイオン発生部の後方に位置して荷電
    塵埃を吸着する集塵部とを有し、上記イオン発
    生部には放電線と対向電極とを対峙して位置さ
    せると共に、前記集塵部は集塵フイルターとフ
    イルターケースとから成るとともに、本体に着
    脱自在に取付け、さらに上記対向電極は本体の
    上記集塵部の着脱口側の一辺を延長して前記フ
    イルターケースに対しほぼ着脱口巾に渡つて当
    接させた空気清浄器。 (2) 対向電極の延長した一辺に開口孔を形成する
    とともに、上記延長した一辺に近接する対向電
    極の他辺は上記開口孔を前記放電線に対し遮蔽
    する位置に形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の空気清浄器。
JP19510286U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0417239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19510286U JPH0417239Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19510286U JPH0417239Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6398736U JPS6398736U (ja) 1988-06-27
JPH0417239Y2 true JPH0417239Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=31152683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19510286U Expired JPH0417239Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417239Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6398736U (ja) 1988-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7204038B2 (en) Hairdryer with electrostatic precipitator and filter cleanout warning
WO2001019419A1 (fr) Purificateur d'air et son unite ionisante
JPH0417239Y2 (ja)
JP4169632B2 (ja) 電気掃除機
JP3278552B2 (ja) 空気清浄機の集塵ユニット
JPH05161857A (ja) 空気清浄器
JP5464178B2 (ja) 空気調和機
JPS5921883Y2 (ja) 電気集塵機
JP2005024189A (ja) 電気集塵ユニット
JPH04341228A (ja) 電気掃除機
JPH0344261Y2 (ja)
JP3630875B2 (ja) 空気清浄機
JPS6242648B2 (ja)
KR940000712B1 (ko) 공기청정기 겸용 진공청소기
JPH0344262Y2 (ja)
JPS5843943Y2 (ja) 自動車用空気清浄機
JPH04104847A (ja) 空気清浄器
JP5617777B2 (ja) 空気調和機
JPH09173898A (ja) 静電式空気清浄装置
JPS6351961A (ja) 空気清浄器
JP2013006168A (ja) 空気調和機
KR970000651Y1 (ko) 공기정화기의 전기집진기
JP3478199B2 (ja) 空気清浄機およびそのイオン化ユニット
JP3549447B2 (ja) 空気清浄機
JPH01288356A (ja) 空気清浄器