JPH03272720A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 家庭用の電気掃除機には、電源コードを１００ｖのＡＣ
電源に接続して電動送風機を駆動する普通の掃除機の外
に、内蔵した充電式の二次電池を利用するスタンド形の
電気掃除機がある。充電式の掃除機は内蔵電池で駆動さ
れるので、コンセントの無い部屋や電源がとれない場所
の掃除ができる。また、コードが無いため自由に移動で
き、掃除し易いという便利さもある。

本発明は電気掃除機に係わり、特に充電式の電気掃除機
の改良に関するものである。

Ｃ従来の技術］ 従来のこの種の装置として、例えば実開昭６３−６２０
５１号公報の従来例として取り上げられた充電式のクリ
ーナがある。このクリーナの構成を、第４図に示す。

第４図において、（１）は充電装置の本体、（２）は保
持部、（３）はコンセントプラグ、（４）はコード、（
５）は充電プラグである。また、（６）は二次電池が内
蔵されたスタンド形のクリーナの本体、〈７〉はハンド
ル、（８）は吸込口である。

このような構成の従来の掃除機のハンドル（７）を握っ
てスイッチをオンにして、二次電池によりクリーナの本
体（６）の内部の電動送風機を回転きせると、先端の吸
込口（８）より塵埃を含んだ空気流が内部の集塵部に流
入して塵埃が捕集される。

掃除の終了後、本体〈６）のノ＼ンドル（７〉側を下に
して、充電装置の本体（１）の保持部（２）に載せて（
２点鎖線）、図示されていないクリーナの本体（６）の
後部の充電用のソケットを充電プラグ（５）に差し込む
。そして、コード（４）の先のコンセントプラグ（３）
を一般家庭の電源コンセントに接続すると、クリーナの
本体（８〉に内蔵された二次電池が充電されるようにな
っている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したように、従来の充電式のクリーナでは、クリー
ナの本体（６）をハンドル（７〉側を下にして床面に置
かれた充電装置の本体（Ｌ）の保持部（２〉に載せて、
本体（６〉の後部のソケットを充電プラグ（５）に差し
込むようになっている。したがって、床面の近くで掃除
後のノ＼ンドル（７）を握った手首を返しながら本体（
６）を接続するので、接続操作が幾分面倒になる。また
、充電プラグ（５）に差し込むソケットが本体（６〉の
後部で隠れているので、充電プラグ（５〉とソケットが
一致しなくなることが起る。また、クリーナの本体（６
）の載置状態でゴミの付いた糸屑や髪の毛等が食み出し
て付着し易い吸込口（８）が露出しているので、付近を
通ったときにこのゴミが被服に付いたり折角掃除した床
に散らかって汚すばかりか、不衛生になる等の問題点が
あった。

本発明はこのような従来の掃除機の問題点に着目して成
されたもので、取扱い操作が容易で、吸込口に付いたゴ
ミが散らかるようなことが少なく、衛生的な充電式の電
気掃除機を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、下部に車輪と床面吸込具を取付は二次電池を
内蔵したスタンド形の掃除機の本体と、トランスを介し
てＡＣ電源に接続された充電端子を有する充電器の本体
とを組み合わせた電気掃除機を構成したものである。そ
して、充電器の本体の載置部には掃除機の本体の車輪に
合わせた案内溝が設けられ、掃除機の本体の車輪の間の
底面付近に充電器側の充電端子に対応する接続端子が設
けられている。

［作　　用〕 掃除機の本体を充電器の本体の載置部から降ろして、車
輪を転がしながら床面吸込具を床面に沿って前後させて
掃除が行われる。掃除後、床面から案内溝に沿って車輪
を転がして掃除機の本体を充電器の本体の載置部に押し
上げれば、掃除機の本体が載置部上の定位置にセットさ
れて接続端子が自動的に充電端子に接続される。

［実　施　例］ 第１図は本発明実施例の概略的な構成説明図、第２図は
第１図の充電器の説明図、第３図は第１図の掃除機の構
成説明図で、（Ａ）は上方からの斜視説明図、（Ｂ）は
底面部分の斜視説明図である。

各図において第４図と同様の部分には同一符号が付され
て同様の機能を果し、説明が一部重複するが、ここでや
や詳しく説明する。

第１図乃至第３図において、（１）は垂直部分と水平部
分とからなるほぼ“Ｌ”字形の充電器の本体である。（
２）は本体（１）の水平部分で構成する載置部、（３）
は充電用のプラグ、（４）はコードである。（９〉は載
置部（２）の先端に形成された傾斜面、（１０）は２本
の案内溝である。案内溝（ｌＯ）は傾斜面（９）から垂
直部分に向かって、載置部（２）の途中まで間隔りを隔
てて平行に設けられている。

（５）は案内溝００〉の間の平面部に配置された充電端
子、（１１）は調節可能なストッパである。充電端子（
５）はバネにより上下動する可動板（１２）に設けられ
、平常状態では上限の位置に保持されている。

また、図示されていないが、コード（４）の他端にはト
ランスが設けられ、その二次巻線に充電端子（５）が接
続されている。

（６）はスタンド形の掃除機の本体である。（２１）は
本体（１）の内部に設けられた集塵部、〈２２〉は二次
電池（２３）で駆動される電動送風機、（２４〉は上流
にフィルタを配置した排気口である。また、（２５）は
本体（６）の上部に設けられ先端にノ＼ンドル（８）を
取付けたハンドルバイブ、（２６）は運搬用の把手であ
る。（２７）は底面に開口する吸込口（８〉を設けた床
面吸込具、（２８）は充電端子（５〉に対応させた接続
端子、（２９）は可撓ホースである。床面吸込具（２７
）は俯仰軸（８０）を支点に俯仰自在に本体（６）の底
部に取り付けられ、例えばクリック機構によって俯仰角
度が段階的に変えられるように構成されている。また、
接続端子（２Ｂ〉には、例えば、充電端子（５）側の鉄
片に対向する永久磁石の小片を備えた、所謂ゆる磁石接
点が用いられている。（３１）は掃除機の本体（［３）
の左右に取すイ４けられた車輪である。２つの車輪（３
１）の間隔は、前記の案内溝（１０）の間隔りと等しく
作られている。また、（３２）は操作部である。　（３
３）は操作部（３２〉に設けられた電源スィッチがある
。

毛述のような構成の本発明の電気掃除機の動作を、次に
説明する。

図示されていない掃除機の本体（６）側のコードのプラ
グをＡＣｌ、００　Ｖのコンセントに差込んでから上面
の操作部（３２）の電源スィッチ（３３〉を入れると、
電動送風機（２２〉ε床面吸込具（２７）の回転ブラシ
が二次電池（２３）の電力により回転する。そして、床
面吸込具（２７）の下面に開［］する吸込口（８）から
空気が吸い込まれて、掃除機の本体（６〉の内部の風路
に空気流が発生する。

ここで、ハンドルク７）を握って車輪（３１）により掃
除機の本体〈６）を移動させながら、床面吸込具（２７
）の俯仰角度を選択して床面に沿って前後に摺動させる
と、床面上のゴミや埃か空気流に乗って床面吸込具（２
７〉から吸込まれる。吸込まれた塵埃は可撓ホース（２
９）を含む内部風路を介【５゛Ｃ１Ｃ１集塵１）に収納
されている集塵袋内に捕集される。

集塵後の排気は電動送風機（２２）の配置された室を通
過して、フィルタで塵埃の微小成分が捕捉され、濾過後
の清浄な空気が排気目（２４〉から外に吐き出される。

掃除が終了すると、本体（６）側のプラグを引き抜いて
コードを巻き取る。そして、ハンドル（７〉を押して掃
除機の本体（８）を車輪（３１）を使って移動させ、床
面から傾斜面（９）に沿って充電器の本体〈１〉の載置
部（２）に押し上げる。押し上げられた掃除機の本体（
６〉は車輪（３ｊ）と案内溝（１０）に案内されて、垂
直部分に向いながらストッパ（１１）に当たって停止す
る。Ｍ置部（２）に載置された掃除機の本体（６〉の停
止位置は、横方向及び前後方向がそれぞれ案内溝（１０
）にガイドされた車輪（３１〉及びストッパ（１１）に
よって正確に位置決めされる。

この結果、バネ圧を受けている可動板（１２）上の充電
器の本体（１）側の充電端子（５〉が、載置部（２）に
載置された掃除機の本体（６）の接続端子（２８）に圧
接し、て自動的に電気的に接続される。その後、充電器
の本体（１）のコード（４〉の先のプラグ（３）をＡＣ
ｌｏｏＶの屋内の電源コンセントに接続するε、掃除機
の本体（６〉に内蔵された二次電池（２３）が充電され
る。充電中は、例えば操作部（３２）のＬＥＤが点灯し
て充電を表示する。充電が一定時間に達するとプラグ（
３）が抜かれてコードク４〉が巻き込まれ、ＬＥＤも消
灯してフルチャージを告知して次の掃除のための準備が
完了する。

なお、上述の実施例では電動送風機（２２〉の駆動電源
に二次電池（２３）だけを用いた場合を例示して説明し
たが、ＡＣｌｏｏＶでも駆動できる交直両用に構成して
もよい。また、充電器の本体（１）側の充電端子（５）
を可動形に構成して説明したか、掃除機の本体くｆ３〉
を可動形にし、でもよく、場合によっては内方を可動接
点にしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は下部に車輪と床面吸込具
を取（＝ｊけ二次電池を内蔵（７たスタンド形の掃除機
の本体と、トランスを介してＡＣ電源に接続された充電
端子を有する充電器の本体とを組み合わせた電気掃除機
を構成１，７た。そして、充電器の本体の載置部には掃
除機の本体の車輪に合わせた案内溝を設け、掃除機の本
体の車輪の底面付近に充電器側の充電端子に対応する接
続端子を設けたものである。

この結果、掃除中の掃除機の本体の方向を保ったまま充
電器に載置すればよく、従来の充電式の電気掃除機のよ
うに、床面の近くで手首を返しながら掃除機の本体の手
前側を下にして載置するというような厄介な操作が不必
要になる。また、掃除機の本体が案内溝を通る車輪とス
トッパによって載置部上に位置決めされるので、充電端
子と接続端子との位置が自動的に正確に対応する。特に
、実施例のように可動板や磁石接点を用いれば、充電端
子と接続端子とを一層確実に接続することができる。さ
らに、掃除機の本体の吸込口が下面に開口しているので
、充電及び載置状態で付近を通ったときのゴミの被服へ
の付着や散乱がなく、不衛生になるような心配もない。

よって、本発明によれば、取扱い操作が容易で、吸込口
に付いたゴミが散らかるようなことが少なく、極めて衛
生的な充電式の電気掃除機を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の概略的な構成説明図、第２図は
第１図の充電器の説明図、第３図は第１図の掃除機の構
成説明図で、（Ａ）は上方からの斜視説明図、（Ｂ）は
底面部分の斜視説明図、第４図は従来の電気掃除機の構
成説明図である。 図において、（１〉は充電器の本体、（２〉は載置部、
（３）はプラグ、〈４〉はコード、（５）は充電端子、
（６）は掃除機の本体、（７）はハンドル、（８）は吸
込口、（９〉は傾斜面、（ｌＯ）は案内溝、（１１）は
ストッパ、（１２）は可動板、（２１）は集塵部、（２
２）は電動送風機、（２３）は二次電池、（２４）は排
気口、（２５）はハンドルパイプ、（２６）は把手、（
２７〉は床面吸込具、（２８）は接続端子、（２９〉は
可撓ホース、（３０）は俯仰軸、（３１）は車輪、（３
２〉は操作部、（３３）は電源スィッチである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示すものと
する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トランスを介してＡＣ電源に接続された充電端子を載置
   部に設けた充電器の本体と、該本体の載置部上に載置さ
   れ下部に車輪を設けると共に下面に開口する吸込口を有
   する床面吸込具を取付けて内部に電動送風機の駆動用の
   二次電池を設けたスタンド形の掃除機の本体とを組合わ
   せてなり、前記掃除機の本体における車輪の付近に前記
   充電端子の接続端子を設けると共に、前記充電器の本体
   における載置部に車輪の案内溝を設けたことを特徴とす
   る電気掃除機。