JP2540365B2 - 多重伝送路の監視方式 - Google Patents

多重伝送路の監視方式

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JP2540365B2
JP2540365B2 JP1152194A JP15219489A JP2540365B2 JP 2540365 B2 JP2540365 B2 JP 2540365B2 JP 1152194 A JP1152194 A JP 1152194A JP 15219489 A JP15219489 A JP 15219489A JP 2540365 B2 JP2540365 B2 JP 2540365B2
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裕巳 上田
一光 ▲槇▼
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル多重通信に利用する。
本発明は光ファイバケーブルを用いた多重伝送路の監
視に利用するに適する。
本発明は、国際電信電話諮問委員会(CCITT)勧告G.7
07,G.708,G.709その他に準拠するインターフェースを用
いた多重伝送方式に利用する。
本発明は、伝送路の中間に設置される中間中継装置の
動作状態をその伝送路の受信端に設けた端局中継装置で
監視する方式において、監視情報をその伝送路に流れる
主信号のフレームフォーマットに割付けて伝送させるこ
とにより、各中間中継装置の間を結合する主信号通路と
別の信号通路を不要にするものである。
〔従来の技術〕
一つの伝送路の両端に設置される端局中継装置と、そ
の伝送路の中間にその伝送路に伝送される信号を再生中
継する複数の中間中継装置とを含むディジタル多重伝送
路を監視するために、各中間中継装置には、その受信さ
れる信号および自装置の動作情報から監視情報を生成す
る手段を備え、この手段により生成された監視情報を前
記端局中継装置に伝送する手段を備えた方式は、さまざ
まな形態で実用化されている。その代表的な例は、三
浦、片桐、山口他「F−400M方式監視制御系の設計と特
性」日本電信電話発行、研究実用化報告、第32巻、第3
号、609頁以下(1983年)に開示されたものである。
第6図にその概要を示すと、端局中継装置TAから端局
中継装置TBに光ファイバを介して主信号が伝送され、こ
の光ファイバには、多数の中間中継装置R1〜Rnが縦続に
接続されて伝送路が構成される。この伝送路を監視する
ために、各端局中継装置および各中間中継装置の位置
に、監視制御装置SVA、SVBおよびSV1〜SVnを配置して、
これらの監視制御装置をケーブルに光ファイバの介在線
として実装された電線を利用して結合し、この介在線に
監視情報を伝送するものである。上記F−400M方式の例
では、端局中継装置の位置に設置された監視制御装置SV
A、SVBからポーリングをかけて情報収集を行うように構
成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来例方式では、主信号を伝送する光ファイバの
他に別の介在線が必要であり、また各中間中継装置の設
置位置では、監視制御装置の接続およびその動作電源の
供給などが必要であり、複雑な構成であった。
本発明はこれを改善するもので、中間中継装置の設置
位置に複雑な装置を併設する必要がなく、また主信号の
通路の他に監視情報伝送用の通路を必要としない方式を
提供することを目的とする。すなわち本発明は、簡単な
構成で、信頼性を向上することができる監視方式を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、監視情報を主信号のフレームフォーマット
上のセクションオーバーヘッドに割付けて主信号ととも
に伝送し、受信側の端局中継装置では、主信号のセクシ
ョンオーバーヘッドからその監視情報を分離解析するこ
とを特徴とする。
従来方式とは、監視情報を主信号とともに伝送し、監
視情報を伝送するための別の装置および通路を必要とし
ないところに特徴がある。
〔作用〕
国際電信電話諮問委員会(CCITT)勧告G.707,G.708,
G.709その他には、信号のフレームフォーマットが定義
され、そのセクションオーバーヘッドには、複数バイト
について伝送路で利用できる余裕がある。ここに、必要
な監視情報を効率的に割付けることができる。
上記勧告G.707,G.708,G.709については、国際電気通
信連合発行「ブルーブック」に詳しい記載がある。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例方式のブロック構成図である。
すなわち本発明実施例方式では、一つの伝送路の両端に
設置される端局中継装置TAおよびTBと、その伝送路の中
間にその伝送路に伝送される信号を再生中継する多数の
中間中継装置R1〜Rnとを含む。各中間中継装置R1〜Rnに
は、その受信される信号および自装置の動作情報から監
視情報を生成する手段を備える。
第2図は上記実施例構成において、端局中継装置TA
よびTB、一つの中間中継装置Riについて、その構成を詳
しく説明するブロック構成図である。すなわちこの方式
では、前記受信される信号および自装置の動作情報から
監視情報を生成する手段として、フレーム同期がとれな
くなったことにより信号断を検出するフレーム同期回路
11、誤り率が所定閾値を越えたことを検出する誤り率検
出回路12、これらの検出出力を収集する警報収集回路13
を備える。
ここで本発明の装置は、この監視情報を主信号のフレ
ームフォーマット上のセクションオーバーヘッドに割付
ける構成となっている。また、端局中継装置の受信側装
置TBは、受信される主信号のセクションオーバーヘッド
から前記監視情報を分離解析する構成である。すなわ
ち、端局中継装置TAには、監視情報SAを入力してバイト
F1に割付けるF1生成回路21を備え、端局中継装置TBには
このバイトF1を分離するF1分離回路32およびその分離さ
れた信号を復号するF1復号回路33を備える。また中間中
継装置Riには、警報収集回路13の出力にしたがって、フ
レームを生成するフレーム生成回路14およびバイトF1を
生成するF1生成回路15を備える。選択回路16は、前の中
継区間からの信号をそのまま次の中継区間へ伝送する、
フレーム生成回路14の出力を次の中継区間へ伝送する、
F1生成回路15の出力を次の中継区間へ伝送する、のいず
れかを警報にしたがって選択する構成である。
次に、監視情報を主信号のフレームフォーマット上の
セクションオーバーヘッドに割付ける方法について詳し
く説明する。
第3図は、CCITT勧告G.708に示される150M信号(STM
−1)のフレームフォーマットのセクションオーバヘッ
ドを示す。各信号は第1表のとおりである。このセクシ
ョンオーバヘッドの上3行は、中継区間で使用されるバ
イトであり、このうちフレーム同期用バイトA1、A2、ST
M−1識別番号バイトC1、セクション区間誤り誤り監視
用バイトB1、セクション区間切替制御用バイトK1、K2、
データ通信用バイトD1−D3、音声打合せ用バイトE1以外
のバイトが本発明に利用できる。×印を付したバイトは
各国の規則にしたがって利用できるように定められてい
る。ここではF1バイトを利用する例について説明する。
第4図は、F1バイト1バイトによるビット割付けの一
例を示す。この例では、中間中継装置に入力される伝送
路の状態として、“正常”、“誤り”率がある閾値以下
の状態(誤り率は、上記バイトB1を用いて装置内で算出
される)”、“信号断”、“ビット誤りを検出した状態
(ビット誤りは、上記バイトB1により検出される)”の
4状態を定義する。バイトb3、b4、b5、b6、b7、b8は、
それを送信する中間中継装置の識別符号に割当て、最大
1〜6まで割り付ける。第2表および第3表は各バイト
の構成表である。
これにより故障している中継区間を受端で特定するこ
とができる。第5図は、中継区間が4つある例であり、
第1図に×印で示すように中間中継装置R1とR2の間で信
号断の状態になった場合について示している。このと
き、中間中継装置R1〜Rnには予め異なる識別符号が割付
けられている。また、端局中継装置TA、端局中継装置TB
は、中間中継装置と異なる識別符号を割りつけるか、送
信側では「63」受信側では「0」と固定的に定めてもよ
い。
この動作を説明すると、まず、端局中継装置TAかバイ
トb1、b2に“00"(正常)間b3〜b8に予め定めた値を付
与して送信する。中間中継装置R3は、この入力側は正常
であるからそれをそのまま出力側に送信する。中間中継
装置R2は信号断を検出するので、バイトb1、b2に“0"
(信号断)とバイトb3〜b8に中間中継装置R2に予め割付
けた番号を付与して送信する。この信号断は中間中継装
置R2において中間中継装置R1からの受信ブロックの再生
が不能になることによって検出できる。中間中継装置R3
は、その入力側は正常であるから中間中継装置R1のとき
と同様に、バイトb1〜b8をそのまま通過させる。端局中
継装置TAは、バイトb1〜b8を監視することにより、中間
中継装置R2の入力側が信号断であることが分かる。
以上のように本発明では信号断や誤り率が増大するな
どの回線異常が生じたときにその内容およびそこの中間
中継装置の番号を知らせることができる。この方式では
2カ所以上で同時に回線異常が発生したときには、受信
側の端局中継装置に最も近い異常部分だけが検出でき
る。
第5図は、F1バイトを用いる1バイト分によるビット
割付けの別の例である。
この例は伝送路の入力側の情報以外に、中間中継装置
自身の状態を定義したものである。このとき、特定でき
る中間中継装置区間の数は、前記例に比べて減少する
が、中間中継装置区間の状態をより細かく知ることがで
きる。さらに詳細に知る必要がある場合は、1バイトの
中でマルチフレームを組む、もしくは複数のバイトを用
いるなどの方法がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、中間中継装置
の監視情報を主信号のフレームフォーマット上のセクシ
ョンオーバーヘッドに割付けることができるから、監視
情報を伝送するための特別の回線を介在線などに頼る必
要がなくなり、装置構成、中間中継装置に設置する監視
制御装置への電源供給が簡略化され、併せて信頼性を向
上することができる。また、回線敷設時の作業工数を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例方式のブロック構成図。 第2図は本発明実施例方式の端局中継装置および中間中
継装置について、その構成を詳しく説明するブロック構
成図。 第3図は本発明実施例のセクションオーバーヘッドの構
成例を示す図。 第4図はF1バイトの割付の一例を示す図。 第5図はF1バイトの割付の別の例を示す図。 第6図は従来例方式のブロック構成図。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの伝送路の両端に設置される端局中継
    装置と、その伝送路の中間にその伝送路に伝送される信
    号を再生中継する複数の中間中継装置とを含み、 各中間中継装置には、その受信される信号および自装置
    の動作情報から監視情報を生成する手段を備え、この手
    段により生成された監視情報を前記端局中継装置に伝送
    する手段を備えた多重伝送路の監視方式において、 前記端局中継装置および前記中間中継装置には、前記監
    視情報を上記伝送路に送信される主信号のフレームフォ
    ーマット上のセクションオーバーヘッドに割付ける手段
    を備え、 このセクションオーバヘッドに前記中間中継装置の識別
    番号、前記中間中継装置の受信信号の正常、受信信号
    断、受信信号誤り率劣化の情報を転送する領域を設け、 前記端局中継装置の受信側装置には、受信される主信号
    のセクションオーバーヘッドから前記監視情報を分離解
    析する手段を備えた ことを特徴とする多重伝送路の監視方式。
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