JP3118730B2 - 加入者試験制御方式 - Google Patents

加入者試験制御方式

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JP3118730B2
JP3118730B2 JP04123032A JP12303292A JP3118730B2 JP 3118730 B2 JP3118730 B2 JP 3118730B2 JP 04123032 A JP04123032 A JP 04123032A JP 12303292 A JP12303292 A JP 12303292A JP 3118730 B2 JP3118730 B2 JP 3118730B2
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    • H04M3/26Arrangements for supervision, monitoring or testing with means for applying test signals or for measuring
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光加入者装置に収容さ
れた加入者の試験を行う加入者試験制御方式に関する。
交換機に対して比較的遠距離に散在する複数の加入者
を、通常の加入者線又は光加入者線を介して光加入者装
置に収容し、この光加入者装置と遠隔端局装置DLC
(Digital Loop Carrier)との間を光ファイバによ
り接続して、光ディジタル多重信号を伝送し、この遠隔
端局装置と局側端局装置とを多重伝送路により接続した
光加入者システムが知られており、このようなシステム
は、FTTH(Fiber To The Home )或いはFI
TL(Fiber In The Loop )等と称されている。
このような光加入者システムに於ける加入者の試験を効
率良く行うことが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の加入者試験の説明図であ
り、同図の(A),(B)に於いて、71,81は加入
者、72,82は加入者線、73,83は遠隔端局装
置、74,84は多重化された信号を伝送する光ファイ
バ等による主伝送路、75,85は局側端局装置、76
は試験用回線、77,87は交換機、78,86は試験
装置、88は試験制御装置、73a,83aは加入者対
応部である。遠隔端局装置73,83と局側端局装置7
5,85との間の主伝送路74,84により、複数チャ
ネルのディジタル多重信号が伝送される。
【0003】図7の(A)に於いては、光ファイバ等に
よる主伝送路74の外に点線で示す試験用回線76を設
けるものであり、交換機77に設けた試験装置78から
遠隔端局装置73に収容された加入者71の試験を行う
場合に、加入者対応部73aの切替えにより加入者線7
2を試験用回線76に接続し、この試験用回線76を介
して試験装置78から加入者71を直接的に試験するも
のである。この場合の主伝送路74の総てのチャネルは
通話用に使用されることになる。
【0004】又図の(B)に於いては、光ファイバ等
による主伝送路84の1チャネル分を試験用に割当て、
交換機87に設けた試験制御装置88から遠隔端局装置
83に設けた試験装置86を起動し、加入者対応部83
aの切替えによって加入者線82を試験装置86に引込
み、この試験装置86により加入者81の試験を行い、
試験結果を試験制御装置88に点線で示す経路で伝送す
るものである。この場合の主伝送路84に於いては、1
チャネル分が試験用となり、残りが通話用のチャネルと
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】前述のFTTH等の
光加入者システムは、図7の遠隔端局装置73,83に
対して、光ファイバ伝送路により光加入者装置を接続
し、この光加入者装置に複数の加入者をそれぞれ導線又
は光ファイバからなる加入者線を介して接続するもの
で、図7の(A)のように、試験用回線76を遠隔端局
装置73と前述の光加入者装置との間に設けることも考
えられるが、光ファイバ伝送路の外に導線からなる試験
用回線を設けることは経済的にも問題がある。又図7の
(B)のように、遠隔端局装置83と前述の光加入者装
置との間の光ファイバ伝送路に、試験用のチャネルを割
当てることも考えられるが、1チャネル分を試験用に割
当てることにより、光加入者装置に収容可能の加入者数
が減少する欠点がある。本発明は、光加入者システムに
於ける加入者試験を経済的に実施することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の加入者試験制御
方式は、図1を参照して説明すると、複数の加入者1を
加入者線を介して収容した光加入者装置2と、遠隔端局
装置3との間を光ファイバ伝送路4により接続し、この
遠隔端局装置3を交換網5に接続し、光加入者装置2に
試験装置6を設け、又遠隔端局装置3又は交換網5に試
験制御装置7を設け、光加入者装置2と遠隔端局装置3
との間の光ディジタル多重信号に余剰ビットを付加し
て、この余剰ビットを用いて試験制御装置7と試験装置
6との間の情報の送受信を行い、試験制御装置7からの
指令に従って試験装置6は加入者1の試験を行うもので
ある。
【0007】そして、試験制御装置7との間にパスを形
成する為の電話インタフェース部とモデムとを遠隔端局
装置3に設けて、試験制御装置7と試験装置6との間
に、電話インタフェース部とモデムと光ファイバ伝送路
とを介して、且つ光ファイバ伝送路により伝送する光デ
ィジタル多重信号に含ませた余剰ビットを用いて情報の
送受信を行い、試験制御装置7からの指令に従って試験
装置6により加入者1の試験を行う構成する。
【0008】又ディジタル交換網にディジタルインタフ
ェース部を介して前記試験制御装置7に接続し、且つ遠
隔端局装置3に試験制御部を設け、この試験制御部は、
試験制御装置7からの試験命令を光加入者装置2の試
験装置6に対する命令に変換し、光ファイバ伝送路の光
ディジタル多重信号に含ませた余剰ビットを用いて送出
し、試験装置6からの試験結果情報を余剰ビットを用い
て伝送し、試験制御装置7に転送する構成とすることも
できる。
【0009】又光加入者装置2の試験装置6と遠隔端局
装置3との間の光ディジタル多重信号の余剰ビットによ
り、試験制御装置7から試験開始指令を試験装置6に伝
送し、この試験開始指令に基づいて試験装置6は加入者
1の試験を行い、試験項目と余剰ビットのビット位置と
を対応させて、試験結果の良否を余剰ビットにより試験
装置6から試験制御装置7へ伝送するものである。
【0010】又試験装置6は、加入者1対応の加入者イ
ンタフェース部のサービス種別を識別し、試験制御装置
7からの試験開始指令によりサービス種別対応の試験を
行うものである。
【0011】
【作用】交換網5に設けた試験制御装置7と遠隔端局装
置3との間にパスを形成し、試験制御装置7から光加入
者装置2に設けられた試験装置6に指令を与えると、遠
隔端局装置3と光加入者装置2との間の光ファイバ伝送
路4により伝送される光ディジタル多重信号に付加され
た余剰ビットを用いて、その指令が試験装置6に伝送さ
れる。試験装置6は試験制御装置7からの指令に従って
光加入者装置2に収容された加入者1の試験を行い、そ
の試験結果を余剰ビットにより光加入者装置2から光フ
ァイバ4を介して遠隔端局装置3に伝送し、遠隔端局装
置3と試験制御装置7の間のパスを介して、試験結果を
試験制御装置7に転送する。
【0012】又試験制御装置7と遠隔端局装置3との間
は、遠隔端局装置3の電話インタフェース部を介してパ
スを形成し、このパスにより加入者試験の指令や試験結
果の情報を伝送する。又遠隔端局装置3のモデムを介し
て光加入者装置2との間で、光ディジタル多重信号の余
剰ビットを用いて加入者試験の指令や試験結果の情報を
伝送する。
【0013】交換網5をディジタル交換網とした時、試
験制御装置7をディジタルインタフェース部を介してデ
ィジタル交換網に接続する。又遠隔端局装置3に設けた
試験制御部は、試験制御装置7からの試験命令を光加入
者装置2の試験装置6に対する命令に変換し、余剰ビッ
トを用いて試験装置6へ送出する。試験装置6による試
験結果の情報は、余剰ビットを用いて試験制御部に転送
し、試験制御部は試験制御装置7に送出する情報に変換
して送出する。
【0014】又余剰ビットは、光ディジタル多重信号の
フォーマットのオーバーヘッドの未定義ビット等の空き
ビットを使用することができるものであり、この余剰ビ
ットによる試験開始指令は、ビット位置により試験チャ
ネルを指定することができ、又試験項目とビット位置と
を対応させて、試験項目対応の試験結果の良否を、ビッ
トの“1”,“0”により伝送する。従って、試験装置
6及び試験制御装置7の構成を簡単化することができ
る。
【0015】又加入者1対応の加入者インタフェース部
は、例えば、アナログ電話機とディジタル電話機とのサ
ービス種別に対応して試験項目が異なる場合が多いか
ら、試験装置6は、加入者インタフェース回路のサービ
ス種別を識別し、そのサービス種別対応の試験項目に従
った試験を行うものである。
【0016】
【実施例】図2は本発明の一実施例の要部ブロック図で
あり、11は加入者、12は光加入者装置、13は遠隔
端局装置、14は光ファイバ伝送路、15は交換機、1
6は試験装置、17は試験制御装置、18は加入者イン
タフェース部、19は多重部、20は電気/光変換部、
21は光加入者装置対応部、22は電気/光変換部、2
3は多重部、24は多重部、25は電話インタフェース
部、26はモデムである。この実施例の交換機15は図
1の交換網5に対応するもので、この交換機15側に局
側端局装置を介して遠隔端局装置13と接続するもので
あるが、この局側端局装置は交換機15の構成に含むも
のとして図示を省略している。又遠隔端局装置13に直
接加入者11を収容するものではなく、光加入者装置1
2を複数の加入者11が存在する近傍に配置し、この光
加入者装置12に複数の加入者11を収容するものであ
る。
【0017】又加入者11と光加入者装置12との間の
加入者線は導線により構成され、又試験装置16は、光
加入者装置12内に設けた場合を示すが、光加入者装置
12の外部に設けることも勿論可能である。又多重部1
9は、各加入者インタフェース部18との間の信号の多
重化及び多重分離を行うと共に、試験装置16との間の
余剰ビットの多重化及び多重分離を行うものである。
【0018】又遠隔端局装置13は、電気/光変換部2
2と多重部23とからなる複数の光加入者装置対応部2
1を有し、電気/光変換部22と光加入者装置12の電
気/光変換部20との間に光ファイバ伝送路14を設け
ている。又電話インタフェース部25は、交換機15に
モデムインタフェース部(図示せず)を介して接続され
た試験制御装置17との間にパスを形成する為のもので
あり、この電話インタフェース部25と接続されたモデ
ム26は、試験装置16との間で余剰ビットによる情報
の送受信を行う為のものである。この余剰ビットは、光
加入者装置対応部21の多重部23により多重化及び多
重分離される。又多重部24は、交換機15と光加入者
装置対応部21と電話インタフェース部25との間の信
号の多重化及び多重分離を行うものである。
【0019】光ファイバ伝送路14を介して伝送される
光ディジタル多重信号は、例えば、64kb/sのPC
M信号を24チャネル分多重化した1.544M+αb
/sとすると、その中の余剰ビット(オーバーヘッドビ
ット)を、モデム26と試験装置16との間の試験用の
情報の送受信用に使用するものである。この余剰ビット
を用いて、例えば、1200b/sの速度で試験命令や
試験結果の情報の伝送が可能となる。或いは、複数チャ
ネルを単純に多重化した場合の伝送速度以上の光ファイ
バ伝送路14の伝送速度として、試験用情報の送受信用
の余剰ビットを設けることができる。従って、余剰ビッ
トを利用して試験用の各種の情報を伝送するものである
から、光加入者装置12に収容可能の加入者数を減少す
ることなく、又余分な試験用回線を付設することなく、
遠隔端局装置13と試験装置16との間で加入者試験の
為の情報の送受信が可能となる。
【0020】図3は本発明の実施例の試験装置の説明図
であり、11は加入者、18は加入者インタフェース
部、16は試験装置、19は多重部、34はコーデッ
ク、35はリレー、36,37はリレーの接点、38は
サービス種別設定部、39は挿入抽出部、40は命令解
読部、41はCH指定部、42は試験回路、43はサー
ビス識別部、44は結果通知部である。
【0021】加入者インタフェース部18のサービス種
別設定部38には、加入者11がアナログ電話機,ディ
ジタル電話機,ファクシミリ装置等の加入者インタフェ
ース部18が提供するサービスの種別を設定しておくも
のである。又リレー35により接点36,37を切替接
続させることにより、加入者11を試験装置16に引込
むことができる。又試験装置16の各部の機能は、簡単
なハードウェアロジックにより実現することができる。
又挿入抽出部39は、試験装置16と試験制御装置17
との間の試験命令や試験結果の情報の伝送を行う為の余
剰ビットを、光ディジタル多重信号に挿入又は抽出する
為のものであり、多重部19の機能に含ませることがで
きる。
【0022】試験制御装置17から試験装置16を制御
して加入者試験を行う場合、その加入者11が収容され
ている光加入者装置12と接続された遠隔端局装置13
の番号をダイヤルするか、又は交換機15や遠隔端局装
置13の構成に対応して、例えば、加入者11に対する
試験呼であることを示す番号をダイヤルすることによ
り、遠隔端局装置13の電話インタフェース部25と試
験制御装置17との間のパスが形成される。即ち、電話
インタフェース部25と試験制御装置17との間に、多
重部24と交換機15の通話路とを介して、通常の通話
パスと同様なパスが形成される。
【0023】次に試験制御装置17から試験装置16に
対して加入者を指定し、加入者試験を指令する。この指
令情報は、遠隔端局装置13の電話インタフェース部2
5からモデム26に転送され、モデム26から光加入者
装置対応部21の多重部23に転送され、この多重部2
3に於いて余剰ビットとして多重化され、電気/光変換
部22に於いて光ディジタル多重信号に変換され、光フ
ァイバ伝送路14を介して光加入者装置12に伝送され
る。
【0024】光加入者装置12では、電気/光変換部2
0に於いて電気信号に変換され、多重部19に於いて多
重分離されて、挿入抽出部39により余剰ビットが抽出
されて試験装置16に転送される。試験装置16は、命
令解読部40に於いて余剰ビットによる試験制御装置1
7からの指令を解読し、試験開始コマンドの場合に、そ
の試験開始コマンドにより指定されたチャネルをCH指
定部41から指定し、指定された加入者インタフェース
部18のサービス種別設定部38からサービス種別を、
サービス識別部43により読取って試験回路42に加
え、試験回路42はサービス種別に対応した試験項目に
従った試験を行い、試験結果を結果通知部44から送出
し、挿入抽出部39により余剰ビットとして試験結果と
サービス種別とを多重信号に挿入する。なお、システム
立上げ等に於いて、加入者インタフェース部18のサー
ビス種別設定部38からサービス種別をサービス識別部
43に通知し、サービス識別部43に於いて加入者イン
タフェース部18対応のサービス種別を保持しておき、
試験開始時に試験回路42に通知する構成とすることも
できる。
【0025】多重部19により多重化された信号は、電
気/光変換部20により光ディジタル多重信号に変換さ
れて光ファイバ伝送路14に送出される。遠隔端局装置
13では、電気/光変換部22により電気信号に変換
し、多重部23により分離された余剰ビットを、モデム
26を介して電話インタフェース部25に転送し、この
電話インタフェース部25と試験制御装置17との間の
パスにより、試験結果が伝送される。
【0026】図4は本発明の実施例の余剰ビットの説明
図であり、光加入者装置12に収容された加入者数を最
大16,サービス種別を最大8,試験項目を最大8と
し、試験装置16と試験制御装置17との間の余剰ビッ
トによる情報を16ビット構成とした場合を示し、
(A)の試験開始コマンドは、16チャネルの中の指定
チャネルに対応するビット位置を“1”とし、他のビッ
トを“0”とする。又(B)の試験終了コマンドは、1
6ビットを総て“0”とする。
【0027】従って、試験装置16の命令解読部40に
於いては、16ビットの余剰ビットを受信し、“1”の
ビット位置に対応したチャネルの試験をCH指定部41
から指定することにより試験を開始することができる。
即ち、CH指定部41により指定されたチャネル対応の
加入者インタフェース部18のリレー35を動作させ
て、その接点36,37を切替えることにより、加入者
11と試験装置16の試験回路42と接続し、又サービ
ス識別部43によりサービス種別設定部38に設定され
たサービス種別を読取って試験回路42に通知し、試験
回路42はサービス種別に従った試験項目による試験を
行うことになる。
【0028】又図4の(C)の結果通知コマンドは、8
ビットのサービス種別を、例えば、“1000000
0”によりアナログ電話、“01000000”により
ディジタル電話の種別を表すことができる。又試験結果
の良否を、試験項目対応のビット位置で“1”は良、
“0”は否として表すことができる。又(D)の通知終
了コマンドは、16ビットを総て“0”とする。
【0029】試験項目としては、アナログ電話サービス
の場合、例えば、異常電圧(誘導電圧)、3端子の直流
抵抗、直流電圧、3端子の交流抵抗、交流電圧、容量等
がある。又ディジタル電話サービスの場合、例えば、異
常電圧(誘導電圧)、2端子の直流抵抗、直流電圧、2
端子の交流抵抗、交流電圧、容量、インパルスノイズ、
バックグランドノイズ、2B1Q信号レベル等がある。
従って、試験回路42は、サービス識別部43によるサ
ービス種別の識別結果に対応した試験項目に従って試験
を行うことになる。
【0030】図5は本発明の実施例の動作説明図であ
り、遠隔端局装置13と光加入者装置12との間の余剰
ビットにより伝送されるコマンドを示し、図4の(B)
の試験終了コマンドを受信した場合は、試験装置16は
試験要求無しと判定して、図4の(D)の通知終了コマ
ンドを送出する。
【0031】又指定チャネル対応のビット位置に“1”
を挿入した図4の(A)の試験開始コマンドを受信した
場合、試験装置16は試験要求と判定して、ビット位置
に対応したチャネルを指定し、且つサービス識別部43
に於いて識別しているサービス種別に従った試験を実行
する。その試験の結果の良否を判定して、加入者インタ
フェース部18のサービス種別と、ビット位置による試
験項目に対する良否とを、図4の(C)に示す結果通知
コマンドとして送出する。
【0032】図6は本発明の他の実施例の要部ブロック
図であり、51は加入者、52は光加入者装置、53は
遠隔端局装置、54は光ファイバ伝送路、55はディジ
タル交換機、56は試験装置、57は試験制御装置、5
8は加入者インタフェース部、59は多重部、60は電
気/光変換部、61は光加入者装置対応部、62は電気
/光変換部、63は多重部、64は多重部、65は試験
制御部である。この実施例に於けるディジタル交換機5
5は図1の交換網5に対応するものであり、又試験制御
装置57は、ディジタル交換機55とディジタルインタ
フェース部(図示せず)を介して接続されている。
【0033】試験制御部65は、マイクロプロセッサ等
により構成され、多重部64と各光加入者装置対応部6
1との間に接続されており、試験制御装置57との間
は、ディジタル交換機55を介して通常のディジタル信
号により試験命令や試験結果の情報が伝送され、試験装
置56との間は、例えば、図4に示す各種のコマンドと
して伝送されるものである。従って、試験制御部65
は、試験制御装置57との間と、試験装置56との間と
にそれぞれ伝送される情報のフォーマットの変換等の処
理を行うものである。
【0034】又試験制御部65と試験装置56との間の
試験命令や試験結果の情報は、低速伝送で良いものであ
るから、例えば、光ファイバ伝送路54を介して伝送さ
れる光ディジタル多重信号の各フレーム毎或いは複数フ
レーム毎に余剰ビットを付加し、その余剰ビットを用い
て伝送することができる。なお、遠隔端局装置にモデム
26を設けた前述の実施例に於いては、音声信号を、例
えば、64kb/sのPCM信号として伝送する場合と
同様な速度で試験命令や試験結果の情報を伝送すること
になるから、光ディジタル多重信号に付加する余剰ビッ
ト数を多くする必要がある。
【0035】又加入者インタフェース部58,多重部5
9,電気/光変換部60,光加入者対応部61,電気/
光変換部62,多重部63,64は、交換機がディジタ
ル交換機である点に関連した構成以外は、図2に示す実
施例と同様な構成を有するもので、試験制御装置57か
ら加入者51の試験を遠隔制御により行うことができ
る。
【0036】本発明は、前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、試験制御装置17は遠隔端局装置13に設けること
もできる。又余剰ビットによる図4に示す各種コマンド
は、16ビット構成のみでなく、更に多数のビット構成
とすることも可能である。又試験結果の測定値を複数ビ
ット構成で応答することも考えられるが、図4に示すよ
うに、試験項目対応の良否のみを応答することにより、
構成及び制御が簡単となる利点がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、遠隔端
局装置3に光ファイバ伝送路4を介して光加入者装置2
が接続され、この光加入者装置2に任意数の加入者1が
収容され、交換網5又は遠隔端局装置3に設けた試験制
御装置7から、光加入者装置2に設けられた試験装置6
を制御して加入者試験を行う場合に、遠隔端局装置3と
光加入者装置2との間の光ディジタル多重信号のオーバ
ーヘッドの空きビットや速度変換により生じた空きビッ
トを余剰ビットとし、この余剰ビットを用いて、試験装
置6との間の加入者試験の為の情報の送受信を行うもの
であり、余分な試験用回線を付設する必要がなく、又光
ファイバ伝送路4の通話チャネルを試験の為に占有する
ことがないから、経済的に加入者試験を行うことができ
る。
【0038】又遠隔端局装置3に電話インタフェース部
とモデムとを設けて、試験制御装置7と遠隔端局装置3
との間は電話インタフェース部を介してパスを形成し、
モデムと光加入者装置2を介した試験装置6との間に余
剰ビットによる情報の送受信を可能としたことにより、
試験制御装置7を交換網5の任意の位置に接続して、遠
隔端局装置3にアクセスすることができるから、光加入
者装置2に収容された加入者1の遠隔制御による試験が
容易となる利点がある。
【0039】又ディジタル交換網に試験制御装置7をデ
ィジタルインタフェース部を介して接続し、遠隔端局装
置3に試験制御部を設けた場合は、光加入者装置2の試
験装置6との間に低速で試験命令や試験結果の情報を伝
送することができるから、光ファイバ伝送路4の伝送効
率を低下させることなく、遠隔試験が可能となる利点が
ある。
【0040】又余剰ビットのビット位置と試験項目とを
対応させて、試験項目対応の試験結果の良否を試験装置
6から試験制御装置7へ伝送することにより、試験装置
6と試験制御装置7との間の情報の伝送の構成及び制御
が簡単となる利点がある。又加入者インタフェース部
は、アナログ電話やディジタル電話等のサービス種別に
対応した構成を有するものであるから、試験装置6は、
試験開始により加入者インタフェース部のサービス種別
を識別し、そのサービス種別に従った試験項目により加
入者試験を行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の要部ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の試験装置の説明図である。
【図4】本発明の実施例の余剰ビットの説明図である。
【図5】本発明の実施例の動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部ブロック図である。
【図7】従来例の加入者試験の説明図であり、(A)は
試験装置により直接的に加入者試験を行う場合の説明
図、(B)は試験制御装置から試験装置を制御して加入
者試験を行う場合の説明図である。
【符号の説明】
1 加入者 2 光加入者装置 3 遠隔端局装置 4 光ファイバ伝送路 5 交換網 6 試験装置 7 試験制御装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者をそれぞれ加入者線を介し
    て収容した光加入者装置と、交換網に接続した遠隔端局
    装置との間を、光ファイバ伝送路により接続したシステ
    ムに於いて、 前記光加入者装置に前記加入者の試験を行う試験装置を
    設け、 前記交換網又は前記遠隔端局装置に前記試験装置を制御
    する試験制御装置を設け、前記試験制御装置との間にパスを形成する為の電話イン
    タフェース部とモデムとを前記遠隔端局装置に設け、 前記試験制御装置と前記試験装置との間に、前記電話イ
    ンタフェース部と前記モデムと前記光ファイバ伝送路と
    を介して、且つ前記光ファイバ伝送路により伝送する光
    ディジタル多重信号に含ませた余剰ビットを用いて情報
    の送受信を行い、前記試験制御装置からの指令に従って
    前記試験装置により前記加入者の試験を行う構成とした
    ことを特徴とする加入者試験制御方式。
  2. 【請求項2】 前記光加入者装置に設けた試験装置と、
    前記遠隔端局装置との間の前記光ファイバ伝送路により
    伝送する光ディジタル多重信号に余剰ビットを含ませ、
    該余剰ビットにより前記試験制御装置から試験開始指令
    を前記試験装置に伝送し、該試験開始指令に基づいて前
    記試験装置により前記加入者の試験を行い、試験項目と
    前記余剰ビットのビット位置とを対応させて、試験結果
    を前記余剰ビットにより前記試験装置から前記試験制御
    装置へ伝送する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の加入者試験制御方式。
  3. 【請求項3】 前記試験装置は、前記加入者対応の加入
    者インタフェース部のサービス種別を識別し、前記試験
    制御装置からの前記試験開始指令により前記サービス種
    別対応の試験を行う手段を備えたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の加入者試験制御方式。
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