JP2540334Y2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JP2540334Y2
JP2540334Y2 JP8036591U JP8036591U JP2540334Y2 JP 2540334 Y2 JP2540334 Y2 JP 2540334Y2 JP 8036591 U JP8036591 U JP 8036591U JP 8036591 U JP8036591 U JP 8036591U JP 2540334 Y2 JP2540334 Y2 JP 2540334Y2
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JP
Japan
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lamp body
bulb
lamp
headlamp
reflector
Prior art date
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JP8036591U
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English (en)
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JPH0523310U (ja
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桂一 芳賀
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ヘッドランプ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ヘッドランプは、例えば
図3に示すように、構成されている。即ち、図3におい
て、自動車用ヘッドランプ1は、自動車のボディーに対
して固定的に取り付けられた前面が開放しているランプ
本体2と、該ランプ本体2の後端から前方に向かって突
出するように該ランプ本体2の後部に取り付けられたバ
ルブ3と、該ランプ本体2のほぼ内面に沿ってバルブ3
を包囲するように設けられた反射板4と、該ランプ本体
2の前端を閉鎖するように取り付けられたレンズ5と、
該ランプ本体2の後端に被嵌された防水ブーツとから構
成されており、該ランプ本体2の下端及び上端付近に、
それぞれ通気孔2a,2bが備えられている。
【0003】このように構成されたヘッドランプ1によ
れば、図示しない電源からバルブ3に給電を行なうこと
により該バルブ3が発光し、このバルブ3から出射した
光が直接に及び反射板4により反射されて、該ランプ本
体2の前面に取り付けられたレンズ5に入射し、その後
該レンズ5の作用により自動車の前方の所定範囲を照射
するようになっている。
【0004】このとき、バルブ3からは多量の熱が発生
するが、これにより加熱された空気の自然対流により、
外部からの空気が、上記通気孔2a,2bのうち下方に
位置する通気孔2aから、該ランプ本体2と反射板4と
の間の間隙を通ってランプ内部に進入し、バルブ3の発
熱により加熱された空気が、再び該ランプ本体2と反射
板4との間の間隙を通って、上方の通気孔2bを介して
外部へ排出されることにより、該ランプ内部の放熱が行
なわれるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された自動車用ヘッドランプ1においては、ラ
ンプ内部の放熱を行なうために、通気孔2aを介して外
気をランプ内部に導入するようにしているので、外気と
共に排ガスや埃等も該ランプ内部に侵入することとな
り、その結果、該ランプ内部にてレンズ5の内面や反射
板4の表面にこれらの排ガスや埃が付着して、該レンズ
5及び反射板4が汚れてしまったりして、ヘッドランプ
1の照度が低下してしまう虞があった。
【0006】本考案は、以上の点に鑑み、ランプ内部に
外気を導入せずにランプ内部の放熱を行なうようにし
て、照度が低下する虞のないようにした、自動車用ヘッ
ドランプを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、前面が開放しているランプ本体と、このランプ本
体の後端から前方に向かって突出するようにして該ラン
プ本体の後部に取り付けられたバルブと、上記ランプ本
体のほぼ内面に沿って上記バルブを包囲するように設け
られた反射板と、上記ランプ本体の前端を閉鎖するよう
に取り付けられたレンズと、前記ランプ本体の後端に被
嵌された防水ブーツとから成る自動車用ヘッドランプに
おいて、前記ランプ本体と前記反射板との間であって前
記バルブの周囲に放熱フィンが配設され、該放熱フィン
の周囲の放熱領域が前記ランプ本体と前記反射板との間
に設けられたシール部材と前記防水ブーツとによって密
閉され、該放熱領域に開口する吸気孔及び排気口が設け
られ、該排気口が自動車のエアクリーナの吸気部に接続
されているようにしたことにより達成される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、バルブに給電を行なうこと
によりバルブが発光し、このバルブからの光が直接に及
び反射板により反射されて、ランプ本体の前面に取り付
けられたレンズに入射し、その後このレンズの作用によ
り自動車の前方の所定範囲を照射する。そして、エンジ
ンの回転によりエアクリーナの吸気部に発生する負圧に
基づいて外気が吸気孔から進入して、該バルブ及び放熱
フィンを通過することにより、バルブの根元付近の発熱
部の周囲の放熱領域が強制空冷せしめられることにな
る。その際、外気は密閉された放熱領域のみに導入され
ることから、外気がランプ内部にてレンズ内面や反射板
の表面に触れるようなことはなく、従ってレンズ内面や
反射板の表面が汚れたりすることがないので、ヘッドラ
ンプの照度低下の虞がない。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した一実施例に基づいて、本
考案を詳細に説明する。図1は、本考案による自動車用
ヘッドランプの一実施例を示しており、自動車用ヘッド
ランプ10は、自動車のボディーに対して固定的に取り
付けられた前面が開放しているランプ本体11を有し、
このランプ本体11の後端から前方に向かって突出する
ように、ランプ本体11の後部に取り付けられたバルブ
12と、このランプ本体11のほぼ内面に沿って、バル
ブ12を包囲するように設けられた反射板13と、この
ランプ本体11の前端を閉鎖するように取り付けられた
透明体から成るレンズ14とを有している。
【0010】さらに、ランプ本体11と反射板13との
間において該バルブ12の周囲には放熱フィン17が配
設され、また上記ランプ本体11と反射板13との間で
あって該バルブ12の周囲の放熱領域15を包囲するよ
うに、リップ状のシール部材16が配設されると共に、
該シール部材16と共に該放熱領域15を画成するよう
に該ランプ本体11の後端には、防水ブーツ18が被嵌
され且つこの防水ブーツ18の下端及び上端付近にはそ
れぞれ該放熱領域15に連通する吸気孔19及び排気口
20が備えられている。
【0011】ここで、排気口20は、図示しないエンジ
ンに付属するエアクリーナの吸気部に接続されており、
エンジンの回転に伴って該エアクリーナの吸気部に発生
する負圧が該放熱領域15に伝達され得るようになって
いる。
【0012】本考案による自動車用ヘッドランプ10
は、以上のように構成されており、図示しない電源から
バルブ12に給電を行なうことにより、バルブ12が発
光し、このバルブ12から出射した光が、直接に及び反
射板13により反射されて該ランプ本体11の前面に取
り付けられたレンズ14に入射し、その後該レンズ14
の作用により、自動車の前方の所定範囲を照射するよう
になっている。
【0013】そして、前述したようにエアクリーナの吸
気部の負圧が排気口20を介して放熱領域15内に伝達
されていることにより、吸気孔19を介して該放熱領域
15内に外部からの空気が導入され、バルブ12の周囲
及び放熱フィン17の間を通過するので、このバルブ1
2から発生する多量の熱は強制空冷せしめられる。その
後、上記放熱領域15内の空気は排気口20から排出さ
れ、エアクリーナの吸気部に導入され得ることになる。
【0014】その際、外気は密閉された放熱領域15の
みに導入されることから、外気がランプ内部にてレンズ
内面や反射板の表面に触れるようなことはなく、従って
レンズ内面や反射板の表面が汚れたりすることがないの
で、ヘッドランプの照度低下の虞がない。
【0015】
【考案の効果】かくして、本考案によれば、ランプ内部
に外気を導入せずにランプ内部の放熱を行なうことにし
ているので、照度が低下する虞のない、極めて優れた自
動車用ヘッドランプが提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用ヘッドランプの一実施例
を示す概略断面図である。
【図2】図1のヘッドランプの分解斜視図である。
【図3】従来の自動車用ヘッドランプの一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用ヘッドランプ 11 ランプ本体 12 バルブ 13 反射板 14 レンズ 15 放熱領域 16 シール部材 17 放熱フィン 18 防水ブーツ 19 吸気孔 20 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−307601(JP,A) 実開 平2−104509(JP,U) 実開 平2−24415(JP,U) 実開 昭61−4304(JP,U) 実開 平1−168907(JP,U) 実開 平3−118506(JP,U) 特開 昭62−18902(JP,A) 特開 平3−80905(JP,A) 特開 平4−2407(JP,A) 実公 昭51−10621(JP,Y1) 実公 昭48−35355(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放しているランプ本体と、該ラ
    ンプ本体の後端から前方に向かって突出するようにして
    該ランプ本体の後部に取り付けられたバルブと、上記ラ
    ンプ本体のほぼ内面に沿って該バルブを包囲するように
    設けられた反射板と、上記ランプ本体の前端を閉鎖する
    ように取り付けられたレンズと、上記ランプ本体の後端
    に被嵌された防水ブーツとから成る自動車用ヘッドラン
    プにおいて、 前記ランプ本体と前記反射板との間であって前記バルブ
    の周囲に放熱フィンが配設され、該放熱フィンの周囲の
    放熱領域が前記ランプ本体と前記反射板との間に設けら
    れたシール部材と前記防水ブーツとによって密閉され、
    該放熱領域に開口する吸気孔及び排気口が設けられ、該
    排気口が自動車のエアクリーナの吸気部に接続されてい
    ることを特徴とする、自動車用ヘッドランプ。
JP8036591U 1991-09-09 1991-09-09 自動車用ヘッドランプ Expired - Lifetime JP2540334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8036591U JP2540334Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 自動車用ヘッドランプ

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JP8036591U JP2540334Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 自動車用ヘッドランプ

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Publication Number Publication Date
JPH0523310U JPH0523310U (ja) 1993-03-26
JP2540334Y2 true JP2540334Y2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=13716238

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7144135B2 (en) * 2003-11-26 2006-12-05 Philips Lumileds Lighting Company, Llc LED lamp heat sink
JP6619098B2 (ja) * 2016-07-19 2019-12-11 本田技研工業株式会社 車両用ライトの放熱構造

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JPH0523310U (ja) 1993-03-26

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