JP2540275B2 - 3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホンの製法 - Google Patents

3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホンの製法

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JP2540275B2 JP4504153A JP50415392A JP2540275B2 JP 2540275 B2 JP2540275 B2 JP 2540275B2 JP 4504153 A JP4504153 A JP 4504153A JP 50415392 A JP50415392 A JP 50415392A JP 2540275 B2 JP2540275 B2 JP 2540275B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硫酸水溶液中でラジカル開始剤の存在下にメ
ルカプトエタノールにアリルアミンを付加させる反応、
このようにして得られた反応混合物を触媒量のタングス
テン化合物の存在下に過酸化水素で酸化させること、お
よび反応媒体に可溶なラジカル開始剤を使用して硫酸ま
たは発煙硫酸またはクロロスルホン酸でエステル化する
ことによって、3′−アミノプロピル−2−スルファト
エチルスルホンを製造する改善された方法に関する。
3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホ
ンは反応性染料の製造に用いられる重要な前駆物質であ
る。(欧州特許第0141776号明細書) 3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホ
ンの製造方法は、ドイツ特許出願P第4007049.2号明細
書中に記載されており、この製造方法では、ワンポット
法により、約50℃ないし反応混合物の沸点温度におい
て、ラジカル開始剤の存在下に硫酸水溶液中でメルカプ
トエタノールをアリルアミンと反応させ、生成した反応
混合物を、約70ないし約100℃の温度において元素の周
期表の遷移金属の化合物の触媒量の存在下に過酸化水素
で酸化し、ついで混合物中の全硫酸量が、使用されるア
リルアミンに対して少なくとも1モルとなるように、硫
酸をさらに加えた後、生成した3′−アミノプロピル−
オキシエチルスルホン−半硫酸塩を蒸発乾固によりエス
テル化している。
この反応でメルカプトエタノールをアリルアミンでラ
ジカル付加反応させる反応時間は35ないし45時間であ
る。
驚くべきことに本発明者は、反応媒体に可溶なラジカ
ル開始剤、殊に2,2′−アゾビス〔2−(2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパンまたはそれのジヒドロクロリ
ドまたは2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジ
ヒドロクロリドまたはこれらからなる混合物を使用し、
そして約25℃ないし反応混合物の沸点温度、殊にラジカ
ル開始剤が約1ないし5時間の半減期を示す温度におい
て、硫酸水溶液中でアリルアミンとメルカプトエタノー
ルとの反応を遂行し、ついで酸化とエステル化を遂行す
ることによって、上記製造方法の反応時間を高い収率の
下に著しく短縮できることを見出した。
したがって本発明は、3′−アミノプロピル−2−ス
ルファトエチルスルホンを良好な収率、かつ比較的短い
反応時間で製造する改善された方法において、ワンポッ
ト法により、約25℃ないし反応混合物の沸点温度におい
て、反応媒体に可溶なラジカル開始剤、すなわち 2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]、 2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]−ジヒドロクロリドまたは 2,2′−アゾビス[2−(2−アミジノプロパン)ジヒ
ドロクロリドまたは これらからなる混合物 の存在下に、硫酸水溶液中でアリルアミンをメルカプト
エタノールと反応させ、このようにして得られた反応混
合物を、酸化触媒としてのタングステン化合物の触媒量
の存在下に過酸化水素で酸化して3′−アミノプロピル
−2−オキシエチルスルホン−半硫酸塩を生成させ、つ
いで混合物中の全硫酸量が、使用されるアリルアミンに
対して少なくとも1モルとなるように、硫酸をさらに加
えた後、上記3′−アミノプロピル−2−オキシエチル
スルホン−半硫酸塩を蒸発乾固により、あるいは硫酸ま
たは発煙硫酸またはクロロスルホン酸の溶液でエステル
化することを特徴とする方法に係わるものである。
最初に硫酸水溶液中で、ラジカル開始剤が約1ないし
約5時間の半減期を示す温度において1モルのアリルア
ミンを仕込み、そしてメルカプトエタノール1モル当た
り0.1ないし約5g、殊に約0.5ないし約1.5gのラジカル開
始剤が溶解しているメルカプトエタノール0.9ないし約
1.5モル、殊に約0.95ないし約1.05モルを配量するのが
有利である。また、最初に、メルカプトエタノール1モ
ル当たり0.1ないし約5g、殊に約0.5ないし約1.5gのラジ
カル開始剤が溶解しているメルカプトエタノールを仕込
み、そしてラジカル開始剤が約1ないし約5時間の半減
期を示す温度において、硫酸水溶液中で1モルのアリル
アミンを配量することもできる。しかし、ラジカル開始
剤が約1ないし約5時間の半減期を示す温度において、
硫酸水溶液中で1モルのアリルアミンと約0.1ないし約
1.0モルのメルカプトエタノールを仕込み、そしてメル
カプトエタノール1モル当たり0.1ないし5g、殊に約0.5
ないし1.5gのラジカル開始剤を、残余のメルカプトエタ
ノールまたは水に溶解させた状態で配量するようにし
て、遂行することもできる。しかしまた、全ての成分を
一緒に仕込むこともできるできるが、これは放出される
反応熱のために工業的な規模で実施するには問題があ
る。
2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]またはそのジヒドロクロリドにとって好
ましい温度範囲は約45ないし約65℃であり、そして2,
2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロ
リドにとって好ましい温度範囲は約55ないし約75℃であ
る。
酸化触媒のタングステン化合物としては、例えばNa2W
O4・2H2Oが使用される。
本発明の方法は、有利には大気圧下で遂行されるが、
本方法はまた昇圧下または減圧下で遂行することもでき
る。
ドイツ特許出願P第4007049.2号明細書に記載されて
いる方法と比べて、反応混合物に溶解できるラジカル開
始剤、すなわち、2,2′−アゾビス[2−(2−イミダ
ゾリン−2−イル)プロパン]またはそのジヒドロクロ
リドまたは2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)
ジヒドロクロリドが使用されることによって、硫酸水溶
液中においてアリルアミンとメルカプトエタノールとが
反応する反応時間は、35ないし45時間に対して約3ない
し8時間に短縮される。著しく短縮された反応時間によ
って空時収率が著しく高められ、これによって本方法は
特に経済的になるという利点を有する。
例1 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。この混合物中に5
7.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。つい
で、1gの2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−
2−イル)プロパン]ジヒドロクロリドが添加されてい
る78.1g(1.0モル)のメルカプトエタノールを1時間に
わたってこの混合物に配量する。つぎに、55ないし60℃
において全部で3時間の間攪拌する。反応が完了した
後、溶液に0.05gのタングステン酸ナトリウム−二水和
物を加え、そして1時間かけて30%の過酸化水素113.3g
(1.0モル)を80℃で配量する。80℃の温度を保つため
に、氷水で冷却する必要がある。ついで、80℃において
さらに30%の過酸化水素113.3g(1.0モル)を配量す
る。配量が完了した後、80℃における攪拌を1時間続け
る。96%の硫酸46.0g(0.45モル)を混合物に添加す
る。80℃/200ミリバールにおいて反応混合物を実験室用
の混練器中に滴下する。つぎに温度を150℃/1ミリバー
ルまで徐々に上昇させ、そして最後に混合物を蒸発乾固
させてオキシエチルスルホンをエステル化する。これに
よって、93.2%の純度を有する3′−アミノプロピル−
2−スルファトエチルスルホン253.9gが得られる。収量
は理論値の95.4%である。
融点;235〜240℃(分解)1 H−NMR(〔D6〕DMSO):δ=2.0(q,J=7Hz; CH2CH 2CH2CH2,2H)、2.9(m; CH 2NH3 +;2H)、3.2(m; SO2CH 2CH2;2H)、3.4(t,J=7Hz; CH2CH 2SO2)、4.1(t,J=7Hz; CH 2OSO-;2H)、7.7(広幅;NH+;3H)。
IR(KBr):3160,2990,2935,1320,1290,1205,1060cm2
例2 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。この混合物中に5
7.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。つい
で、1gの2,2′−アゾビス−(2−アミジノプロパン)
ジヒドロクロリドが添加されている78.1g(1.0モル)の
メルカプトエタノールを約70℃でこの混合物に配量す
る。つぎに、この温度において4時間攪拌を続ける。反
応が完了した後、溶液に80℃で0.025gのタングステン酸
ナトリウム−二水和物を加え、そして1時間かけて35%
の過酸化水素97.1g(1.0モル)を配量する。80℃の温度
を保つために氷水で冷却する。ついで、80℃においてさ
らに35%の過酸化水素97.1g(1.0モル)を配量する。配
量が完了した後、80℃における攪拌を1時間続ける。96
%の硫酸46.0g(0.45モル)を混合物に添加する。80℃/
200ミリバールにおいて反応混合物を実験室用の混練器
中に滴下し、そして温度を150℃/1ミリバールまで徐々
に上昇させて混合物を蒸発乾固させ、それによってオキ
シエチルスルホンをエステル化する。これによって、9
5.3%の純度を有する3′−アミノプロピル−2−スル
ファトエチルスルホン251.5gが得られる。収量は理論値
の96.9%である。
融点;235〜240℃(分解) 分光分析データは例1に示されたものと同一である。
例3 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。ついで、この混合
物中に57.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。
この混合物中に39.05g(0.5モル)のメルカプトエタノ
ールを配量してから、50℃に加熱する。1gの2,2′−ア
ゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン]ジヒドロクロリドが添加されている39.05g(0.5モ
ル)のメルカプトエタノールを、30分間にわたってこの
反応混合物に配量する。つぎに、60℃において全部で3
時間の間攪拌を続ける。さらに例1で述べたように反応
を起こさせる。これによって、93.8%の純度を有する
3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホン
250.3gが得られる。したがって、収量は理論値の94.9%
である。
融点;235〜240℃(分解) 分光分析データは例1に示されたものと同一である。
例4 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。この混合物中に5
7.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。つい
で、1gの2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−
2−イル)プロパン]ジヒドロクロリドが添加されてい
る78.1g(1.0モル)のメルカプトエタノールを55℃にお
いて1時間かけてこの混合物に配量する。つぎに、55℃
ないし60℃において全部で3時間の間攪拌を続ける。反
応が終了した後、溶液に0.05gのタングステン酸ナトリ
ウム−二水和物を加え、そして1時間かけて30%の過酸
化水素113.3g(1.0モル)を80℃で配量する。80℃の温
度を保つために、氷水で冷却する必要がある。ついで、
80℃においてさらに30%の過酸化水素113.3g(1.0モ
ル)を配量する。配量が完了した後、80℃における攪拌
を1時間続ける。
酸化溶液がやっと攪拌できるようになるまで、その溶
液を真空中で蒸発濃縮させる。ついで100%の硫酸47.6g
と65%の発煙硫酸199.4gを加える。120℃に達するまで
さらに2時間攪拌した後、混合物を25℃に冷却し、そし
て冷たいエタノール/水混合物に注入する。生成した結
晶を吸引濾過し、徹底的に洗浄し、そして乾燥させる。
収量は3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルス
ルホン(含有率:95重量%)235.9g(理論値の95.4%)
である。
融点;235〜240℃(分解) 分光分析データは例1に示されたものと同一である。
例5 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。この混合物中に5
7.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。つい
で、1gの2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−
2−イル)プロパン]ジヒドロクロリドが添加されてい
る78.1g(1.0モル)のメルカプトエタノールを55℃にお
いて1時間かけてこの混合物に配量する。つぎに、55℃
ないし60℃において全部で3時間の間攪拌を続ける。反
応が完了した後、溶液に0.05gのタングステン酸ナトリ
ウム−二水和物を加え、そして1時間かけて30%の過酸
化水素113.3g(1.0モル)を80℃で配量する。80℃の温
度を保つために、氷水で冷却する必要がある。ついで、
80℃においてさらに30%の過酸化水素113.3g(1.0モ
ル)を配量する。配量が完了した後、80℃における攪拌
を1時間続ける。
酸化溶液がやっと攪拌できるようになるまで、その溶
液を真空中で蒸発濃縮させる。ついで80℃において、10
0%の硫酸169.5gとクロロスルホン酸133.7gを加える。
つぎに、この混合物を25℃に冷却してから、冷たいエタ
ノール/水混合物に注入する。生成した結晶を吸引濾過
し、そして洗浄する。乾燥させると、3′−アミノプロ
ピル−2−スルファトエチルスルホン(含有率:95重量
%)225.4g(理論値の91.1%)が得られる。
融点;235〜240℃(分解) 分光分析データは例1に示されたものと同一である。
例6 攪拌機、滴下漏斗、温度計および還流冷却器を備えた
1リットル容の四つ口フラスコ中に、100.0gの氷と61.3
g(0.6モル)の96%硫酸を導入する。この混合物中に5
7.1g(1.0モル)のアリルアミンを流入させる。つい
で、1gの2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−
2−イル)プロパン]ジヒドロクロリドが添加されてい
る78.1g(1.0モル)のメルカプトエタノールを55℃にお
いて1時間かけてこの混合物に配量する。つぎに、55℃
ないし60℃において全部で3時間の間攪拌を続ける。反
応が完了した後、溶液に0.05gのタングステン酸ナトリ
ウム−二水和物を加え、そして1時間かけて30%の過酸
化水素226.6g(2.0モル)を100℃で配量する。配量が完
了した後、100℃における攪拌を1時間続ける。
酸化溶液がやっと攪拌できるようになるまで、その溶
液を真空中で蒸発濃縮させる。ついで80℃において、10
0%の硫酸169.5gとクロロスルホン酸133.7gを加える。
つぎに、この混合物を25℃に冷却してから、冷たいエタ
ノール/水混合物に注入する。生成した結晶を吸引濾過
し、そして洗浄する。乾燥させると、3′−アミノプロ
ピル−2−スルファトエチルスルホン(含有率:96.8重
量%)225.3g(理論値の91.1%)が得られる。
融点;235〜240℃(分解) 分光分析データは例1に示されたものと同一である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレッチュ・ゲオルク ドイツ連邦共和国、デー−6238 ホーフ ハイム、・アム・タウヌス、ヴァヒテル ヴェーク、1

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3′−アミノプロピル−2−スルファトエ
    チルスルホンを良好な収率で製造する方法において、ワ
    ンポット法により、約25℃ないし反応混合物の沸点温度
    において、 2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
    ル)プロパン]、 2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イ
    ル)プロパン]−ジヒドロクロリドまたは 2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロク
    ロリドまたはこれらからなる混合物の存在下に、 硫酸水溶液中でアリルアミンをメルカプトエタノールと
    反応させ、このようにして得られた反応混合物を、酸化
    触媒としてのタングステン化合物の触媒量の存在下に過
    酸化水素で酸化して3′−アミノプロピル−2−オキシ
    エチルスルホン−半硫酸塩を生成させ、ついで混合物中
    の全硫酸量が、使用されるアリルアミンに対して少なく
    とも1モルとなるように、硫酸をさらに加えた後、上記
    3′−アミノプロピル−2−オキシエチルスルホン−半
    硫酸塩を蒸発乾固により、あるいは硫酸または発煙硫酸
    またはクロロスルホン酸の溶液でエステル化することを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】アリルアミンとメルカプトエタノールとの
    反応を、ラジカル開始剤が約1ないし約5時間の半減期
    を示す温度の下に、硫酸水溶液中で遂行する請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】2,2′−アゾビス[2−(2−イミダゾリ
    ン−2−イル)プロパン]またはそのジヒドロクロリド
    を使用して、アリルアミンとメルカプトエタノールとの
    反応を、約45℃ないし約65℃の下に、硫酸水溶液中で遂
    行する請求の範囲1および2のうちの少なくとも1項に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
    ン)ジヒドロクロリドを使用してアリルアミンとメルカ
    プトエタノールとの反応を約55ないし約75℃の下に硫酸
    水溶液中で遂行する請求の範囲1および2のうちの少な
    くとも1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】酸化触媒としてのNa2WO4・2H2Oの存在下に
    酸化を遂行する請求の範囲第1項ないし第4項のうちの
    少なくとも1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】減圧、大気圧または超大気圧の下に反応を
    遂行する請求の範囲第1項ないし第5項のうちの少なく
    とも1項に記載の方法。
JP4504153A 1991-02-27 1992-02-19 3′−アミノプロピル−2−スルファトエチルスルホンの製法 Expired - Lifetime JP2540275B2 (ja)

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