JPS60252472A - アントラニル誘導体の製造方法 - Google Patents

アントラニル誘導体の製造方法

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JPS60252472A
JPS60252472A JP10745684A JP10745684A JPS60252472A JP S60252472 A JPS60252472 A JP S60252472A JP 10745684 A JP10745684 A JP 10745684A JP 10745684 A JP10745684 A JP 10745684A JP S60252472 A JPS60252472 A JP S60252472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenyl
alkali metal
reaction
metal alkoxide
expressed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10745684A
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English (en)
Inventor
Kikuo Ataka
喜久雄 安宅
Masayuki Watanabe
正幸 渡辺
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アントラニル誘導体の新規な製造方法に関す
るものである。
本発明で得られるアントシェル誘導体は医薬。
農薬の中間体化合物として重要なものである。
従来、4−ハロニトロベンゼンとフェニルアセトニトリ
ル類とを塩基の存在下に反応させるアントラニル誘導体
の製法は公知である。例えば、J。
g、 、、25巻、1884頁(1960年)に(ri
、p−クロロニトロベンゼンとフェニルアセトニ) I
Jルを17倍モルの水酸化カリウム存在下。
メタノール中で反応を行う方法について記載されている
。また、東独特許第61,265号公報には。
同様の反応を20倍モルの水酸化ナトリウム存在下に行
い9反応混合物を次亜塩素酸ナトリウムで処理すること
によりアントラニル誘導体を製造するという方法が開示
されている。
しかしながら、これらの方法は7あまりにも多くの塩基
を必要とし、その反応は、かなり粘度の高いスラリー状
、もしくはゲル状での反応であり。
また1反応後の目的物の単離、および廃液の処理に非常
な困難を伴い、経済性に乏しく、工業的な製法としては
満足できるものではなかった。
本発明者らは、これらの実情に鑑み、アントラニル誘導
体を有利に製造することができる工業的製法を開発する
ことを目的として鋭意検討を行った結果2本発明を完成
した。
本発明は、一般式 (式中、Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる4−
ハロニトロベンゼンと。
一般式 %式%] (式中 B+はフェニル基を示す。)で表わされるアセ
トニトリル類とを塩基の存在下に反応させて。
(式中、XおよびR1は、前記と同一の意味を有する。
)で表りされるろ−フェニルー5−ノ・ローアントラニ
ル誘導体を製造する方法において、塩基としてアルカリ
金属アルコキシドを用いることを特徴とするアントラニ
ル誘導体の製造方法に関する。
本発明において使用される一般式CI)で表わされる4
−ハロニトロベンゼンのハロゲン原子トしては1例えば
塩素、臭素、フッ素などを挙げることができる。4−ハ
ロニトロベンゼンの具体例とt、では、4−10ロニト
ロベンゼン、4−ブロムニトロベンゼン、4−フルオロ
ニトロベンゼンなどを挙げることができる。
本発明において使用される一般式〔■〕で表わされるア
セト二) l)ル類のR1のフェニル基は任意の位置に
本発明の反応を妨げない置換基2例えばれていているも
のでもよく、これら置換基を有するものも本発明のアセ
トニトリル類に包含される。
アセトニトリル類の代表的な例としては、フェニルアセ
トニトリル、2−フルオロフェニルアセトニトリル、3
−フルオロフェニルアセトニトリル。
4−フルオロフェニルアセトニトリル、2−クロルフェ
ニルアセトニトリル+4−クロルフェニルアセトニトリ
ル、4−メトキシフェニルアセトニトリル、2−1ルア
セトニトリル、4−1−リルアセトニトリルなどを挙げ
ることができる。4−ハロニトロベンゼンとフェニルア
セトニI−!J A[との使用割合は11ぼ等モルであ
る。
本発明で得られる一般式C11l〕で表わされるアント
ラニル誘導体の具体例としては、6−フェニル−5−ク
ロロアントラニル、3−フェニル−5−ブロムアントラ
ニル、3−フェニル−5−フルオロアントラニル、3−
(2−フルオロフェニル)−5−クロロアントラニル、
3−(4−フルオロフェニル)−5−クロロアントラニ
ル、3−(2−クロロフェニル)−5−’Fクロロアン
トラニル3−(4−10ロフエニル)−5−クロロアン
トラニル、3−(4−メトキシフェニル)−5−クロロ
アントラニル、3−(2−メチルフェニル)−5−クロ
ロアントラニル、3−(4−メチルフェニ# ) −5
−クロロアントラニル、3−(2−フルオロフェニル)
−5−フルオロアントラニル。
などを挙げることができる。
また本発明において使用されるアルカリ金属アルコキシ
ドは一般式 %式% (式中、R20はa1% CIOのアルキルオキシ、シ
クロアルキルオキシ、またはアラルキルオキシ基を示し
1Mはナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ
金属を示す。)で表わされるものが好適であり、その具
体例としては1例えばR20基として、メトキシ、エト
キシ、n−プロポキシ。
jBo−プロポキシ、1−ブトキシ、2−ブトキシ。
1so−ブトキシなどのアルキルオキシ基、シクロヘキ
シルオキシの如きシクロアルキルオキシ基。
またはベンジルオキシの如きアラルキルオキシ基などを
もつアルカリ金属アルコキシドを挙げることができる。
アルカリ金属アルコキシドは1例えばアルコールとアル
カリ金属、アルカリ金属水素化物、またはアルカリ金属
アミドなどとから生成させたものを単離または単離せず
に反応に用いても、またアルコールとアルカリ金属水酸
化物の混合物を共沸脱水したものをそのまま用いてもよ
い。
反応系のアルカリ金属アルコキシドの濃度は、これが過
度に高いと4−ハロニトロベンゼンとフェニルアセトニ
l−IJシル類反応がスラリー状となシ。
さらには攪拌が困難になり収率が低下し、また過度に低
いと反応速度が低下するので、アルカリ金属アルコキシ
ドの濃度は通常0.1〜5.oモル/lr特に1.0〜
6.0モル/lになるようにするのが好適である。アル
カリ金属のアルコキシドの使用量ハ、一般にフェニルア
セトニトリル類1モルに対して1.0〜5.0モル、特
に2、O−3,0モルが好適である。
反応温度は7水反応が発熱反応であるので1反応温度が
100°C以上にならないように、好ましくは0〜40
°Cに冷却等の公知の方法で適宜調節して実施するのが
好適である。反応時間は1反応温度により著しく差が生
じるが通常0.5〜24時間の範囲で実施することがで
きる。
本発明の1実施態様は次のとおりである。
一般式〔■〕で表わされるアルカリ金属アルコキシドの
アルコール溶液に、一般式[1)で表わされる4−ハロ
ニトロベンゼント一般式CI! :]で表わされるアセ
トニトリル類とをほぼ等モルずつ徐々に加え、所定の時
間、所定の温度で攪拌反応させる。得られた反応混合物
に2次亜塩素酸ナトリウムを加えることにより目的物で
あるアントラニル誘導体を得ることができる。目的物は
通常アルコールに難溶であるので固体として濾過などに
よシ単離でき、また二部溶解したものは、濃縮。
抽出、再結晶など通常の方法によシ単離できる。
以下に実施例を示し、さらに詳しく本発明について説明
する。
実験はいずれも窒素、アルゴンなどの不活性気体雰囲気
下に行った。
実施例1 ナトリウム1−ブトキシド80ミリモルを・含む1−ブ
タノール50mJK、 4−クロロニトロベンゼン62
ミリモルとフェニルアセトニトリル34ミリモルの1−
ブタノール溶液ろOmlをよく攪拌しながら、内部の温
度が35°Cを越えないような速さで滴下した。滴下終
了後、室温でさらに6時間攪拌を続けた。反応混合物を
水浴で冷却しながら10%次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を紫色が完全に消失するまで加えた。析出した結晶を濾
過し水洗、乾燥した。P液の1−ブタノール層を分離し
濃縮するとさらに結晶が得られた。この結晶は赤外吸収
スペクトル、核磁気共鳴スペクトル、おヨヒ融点ニよシ
、3−フェニルー5−クロロアントラニルであることを
確認した。乙−フェニル−5−クロロアントラニルの収
率は4−クロロニトロベンゼンに対して90%(モルチ
、以下同様)であった。
比較例1 実施例1においてナトリウム1−ブトキシドの代シに粉
末の水酸化ナトリウム80ミリモルを用いた以外は同様
に反応を行った。ろ−フェニルー5−クロロアントラニ
ルの収率は27チであった。
実施例2〜4 実施例1において、金属アルコキシド、および溶媒であ
るアルコールを代えた以外は同様に反応を行った。結果
を表1に示す。
表 1 ■ − − 実施例5 実施例1において、4−クロロニトロベンゼンに代えて
4−フルオロニトロベンゼンを用いた以外は同様に反応
を行った。3−フェニル−5−フルオロアントラニルが
85%の収率で得られた。
実施例6 40重量%水酸化ナトリウム水溶液(NaOHとして8
0ミリモル)、1−ブタノール150dの混合物を加熱
し2水を1−ブタノールとの共沸混合物として、ディー
ン:スタークトラップを用いて除き、さらに50m1ま
で濃縮した。このようにして得られたすトリウム1−ブ
トキシドの1−ブタノール溶液を実施例1と同様に用い
て反応させた。3−フェニル−5−クロロアン′トラニ
ルが89%の収率で得られた。
実施例7および8 実施例1においてナトリウム1−ブトキシドの量を代え
た以外は、実施例1と同様に反応させた。
結果を表2に示す。
表 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、Xはハロゲン原子を示す。)で表わされる4−
    ハロニトロベンゼンと。 一般式 %式%:] (式中 R1はフェニル基を示す。)で表わされるアセ
    トニトリル類とを塩基の存在下に反応させて。 一般式 (式中、XおよびR1は、前記と同一の意味を有する。 )で表わされる3−フェニル−5−ノ・ローアントラニ
    ル誘導体を製造する方法において、塩基としてアルカリ
    金属アルコキシドを用いることを特徴とするアントラニ
    ル誘導体の製造方法。
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