JP2539607Z - - Google Patents

Info

Publication number
JP2539607Z
JP2539607Z JP2539607Z JP 2539607 Z JP2539607 Z JP 2539607Z JP 2539607 Z JP2539607 Z JP 2539607Z
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
insulating substrate
terminal
variable resistor
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
Other languages
English (en)
Publication date

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可変抵抗器、特に抵抗皮膜上を摺動する接触片を有する可変抵抗器
に関する。 〔従来の技術〕 可変抵抗器は、抵抗皮膜を有する絶縁基板と、この抵抗皮膜上を摺動する接触
片を有する摺動子とを備えている。可変抵抗器では摺動子が回動してその接触片
が抵抗皮膜上を弧を描いて摺動するようにする必要があり、さらに、可変抵抗器
はプリント回路基板上に搭載されるため、可変抵抗器から所定抵抗値を導出する 端子は基板の裏面にまで延出するよう形成する必要がある。すなわち、抵抗皮膜
と接続する抵抗皮膜用端子は、絶縁基板の一端部に表面、側面を介して裏面にま
で形成される。また、摺動子と接続する摺動子用端子は、絶縁基板の略中央部に
形成された円孔を介して絶縁基板の裏面に導出され、絶縁基板の他端部に延出さ
れる。 摺動子の絶縁基板に対する回動可能な構造、及び摺動子と摺動子用端子との電
気的な接続構造は例えば次のようになっていた。摺動子の回動中心となる部分を
円筒状とする。また、絶縁基板の円孔及び摺動子の円筒部を挿通する円筒状のか
しめピンを用いて、このかしめピンで絶縁基板及び摺動子を挟持するように、円
孔及び円筒部から突出するかしめピン先端部分をかしめ処理していた。これによ
り、摺動子は絶縁基板上で、抵抗体皮膜上を摺動するように回動可能に保持され
る。さらに、このかしめピンを介して摺動子と摺動子用端子とが電気的に接続さ
れる。すなわち、このかしめピンが摺動子と摺動子用端子とを電気的に接続する
ための摺動子用接続部材となるのである。 前述の可変抵抗器では、摺動子を回動させることにより、摺動子と抵抗皮膜と
の接触位置が変化して、その抵抗値を所望の値に調整して、抵抗皮膜用端子と摺
動子用端子との間で導出することができる。 〔考案が解決しようとする課題〕 前述の可変抵抗器では、摺動子用端子を構成する摺動子用接続部材と抵抗皮膜
端子とは、絶縁基板の裏面側で接近することになる。 可変抵抗器は、プリント
回路基板上に搭載される際には、プリント回路基板の配線パターンと各抵抗皮膜
用端子、摺動子用端子がはんだ接合される。 従来の可変抵抗器では、抵抗皮膜用端子と摺動子用端子とが近接しているため
、はんだ付け作業時に両端子の間にはんだが架橋し易やすく、そのため、両端子
が短絡してしまうという問題点が発生する。 また、かしめピン部の形状は、かしめ処理を可能とするよう円筒形状となって
いるため、絶縁基板の円孔部分に、基板表面側から裏面側に向けて貫通した孔が
発生することになり、プリント回路基板上に可変抵抗器を真空チャックで吸着し
て所定位置に配置しようとしても、絶縁基板の円孔部分の孔から空気が漏れてし まい、安定して真空チャックができないという問題点があった。 本考案の目的は、上述の問題に鑑みて案出されたものであり、その目的は、は
んだ付け作業時における、抵抗皮膜用端子と摺動子用端子との絶縁性を改善し、
さらに、真空チャックによる吸着信頼性を向上して、プリント配線基板の所定位
置に安定して搭載することができる可変抵抗器を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本考案は、 概略中央部に表裏に貫通する円孔、前記円孔の表面開口の周囲に円弧状の抵抗
皮膜、一端部に前記抵抗皮膜と接続された抵抗皮膜用端子を夫々有する絶縁基板
と、 概略中央部に貫通孔、外周部に前記抵抗皮膜と接触する接触片を夫々有する摺
動子と、 摺動子用端子、ピン部及び平板部からなる摺動子用接続部材と、 から成り、 前記絶縁基板の表面に摺動子を配置し、前記絶縁基板の裏面側に前記摺動子用
接続部材を配置するとともに、該摺動子用接続部材のピン部を前記絶縁基板の裏
面側から該基板の円孔、摺動子の貫通孔に挿通し、前記ピン部の先端と摺動子と
をかしめ処理して、絶縁基板の表面の摺動子を回動自在に保持して成る可変抵抗
器であって、 前記絶縁基板の裏面に、前記ピン部及び基板を貫通する円孔の裏面開口を隠蔽
し、且つ摺動子用接続部材と抵抗皮膜用端子との間にまで位置するように、非導
電性材料の粉末が混入された耐熱絶縁性樹脂から成る絶縁皮膜部材を配した、 ことを特徴とする可変抵抗器である。 〔作用〕 前記構成の可変抵抗器は、絶縁基板の裏面側には、摺動子の回動によっては影
響を受けない不動の構造物である摺動子用接続部材が配置され、この摺動子用接
続部材上に絶縁皮膜部材が形成されている。即ち、絶縁皮膜は、前記ピン部及び
基板の円孔の裏面開口を隠蔽し、且つ摺動子用接続部材と抵抗皮膜用端子との間
にまで位置するように形成されている。 プリント回路基板に可変抵抗器が搭載される際には、抵抗皮膜用端子と摺動子
用端子とがプリント回路基板上の配線パターンにはんだ付けされるが、前述のよ
うに、摺動子用端子でもある摺動子用接続部材と抵抗皮膜用端子との間にまで位
置するように絶縁皮膜部材が配置されているため、端子に付着する溶融はんだが
両端子間に架橋しにくくなり、両端子の短絡が防止される。 前記絶縁皮膜部材はまた、摺動子用接続部材に形成されたピン部及び絶縁基板
を貫通する円孔の裏面開口を隠蔽しているため、絶縁基板の表面側と裏面側とを
完全に遮断することができる。従って、摺動子を真空チャックで吸着したときで
も、絶縁基板の裏面側に空気が漏れることが一切ないので、真空チャックでの吸
着信頼性が向上し、可変抵抗器をプリント回路基板の所定位置に安定して搭載す
ることができる。 〔実施例〕 第1図は、本考案に係る可変抵抗器を示している。可変抵抗器1は、絶縁基板
2と摺動子3と摺動子用接続部材であるかしめピン10とから主に構成されてい
る。 絶縁基板2は、第2図に示すように、概ね正方形状の部材である。絶縁基板2
の一方の側縁には、突部2A、2Aが形成されている。絶縁基板2のほぼ中央部
には、絶縁基板2の表面と裏面とを貫通する円孔2Bが設けられている。また、
絶縁基板2の他方の側縁には、凹部2Cが形成されている。突部2A、2Aには
、端子5A、5Bが形成されている。端子5A、5Bは、突部2Aの表面から側
面に延び、第3図に示すように突部2Aの裏面まで形成されている。尚、端子5
A、5Bは、例えば、銀、銀−パラジウム合金等の金属材料からなり、薄膜手法
、厚膜手法等の周知の方法によって形成される。円孔2Bの周りには、円弧状の
抵抗皮膜4が形成されている。抵抗皮膜4は、酸化ルテニウム等の金属酸化物か
らなり、薄膜手法、厚膜手法等の周知の方法によって形成される。尚、抵抗皮膜
4の一端は、端子5Aに連結している。 摺動子3は、第4図に示すように、概ね円板状の部材であり、摺動子3の中央
部には、下方に延びる円筒部6が設けられている。円筒部6の下端は、内方に屈
曲形成されたフランジ部6Aを有している。即ち、円筒部6のフランジ部6Aで 形成される面には後述するかしめピン10の一部が挿通される貫通孔が形成され
ることになる。また、摺動子3の表面には、1対の回動操作部7、7が形成され
ている。摺動子3の外周上の一部には、切欠き部8が形成されている。摺動子3
の切欠き部8の反対側は、若干下方に傾斜している(第4B図)。この傾斜部に
は2つの接触片9、9が設けられている。接触片9は、第4C図に示すように、
摺動子3の外周部の一部を下方に湾曲させることにより形成されている。尚、摺
動子3は、ステンレス、アルミニウム、鉄ニッケル合金などの金属からなり、プ
レス成形等の周知の方法によって形成されている。 摺動子3は、絶縁基板2に対してかしめピン10によって取付けされている。
かしめピン10は、第5A図、第5B図に示すように、平板部10Aと、この平
板部10Aの一端縁の略中央に立設された端子10Bと、端子10Bの反対側の
端縁近傍に立設されたピン部10Cとから構成されている。 ピン部10Cは、絶縁基板2の円孔2Bに嵌入可能な円筒形状である。尚、か
しめピン10は、ステンレス、アルミニウム、鉄ニッケル合金等の金属から形成
されている。かしめピン10がステンレスまたはアルミニウムで形成されている
ときは、端子10Bに銀−パラジウムメッキが施されている。 かしめピン10は、第1図に示すように、ピン部10Cを絶縁基板2の裏面側
から円孔2Bに挿通することにより、絶縁基板2の裏面に取りつけられ、かしめ
ピン10の摺動子用端子10Bは、絶縁基板2の凹部2Cに配置される。 また、円孔2Bに挿入されたピン部10Cは、摺動子3の円筒部6内に挿通さ
れ、そして、ピン部10Cの先端部が摺動子3の円筒部6表面で外側に開くよう
にかしめられ、円筒部6のフランジ部6Aに接合する。このかしめ処理によって
、摺動子3は絶縁基板2とピン部10Cとで挟持される。従って、摺動子3は絶
縁基板2に対して回動可能に取り付けられることになる。 さらに、絶縁基板2の抵抗皮膜4に接触する摺動子3の接触片9、9は、摺動
子3とかしめ処理されたピン部10C、平板部10Aを介して摺動子用端子10
Bに電気的に接続されている。すなわち、かしめピン10の平板部10A、ピン
部10C、端子10Bは、摺動子3と電気的に接続する摺動子用接続部材となる
。 このように絶縁基板1の裏面側に配置されたかしめピン10は、第3図に示す ように、絶縁皮膜部材11によって被覆されている。絶縁皮膜部材11は、ピン
部10C及び基板2の円孔2Bの裏面開口を隠蔽し、さらに、摺動子用接続部材
であるかしめピン10と抵抗皮膜用端子5Aとの間にまで位置するように形成さ
れている。 この絶縁皮膜部材11としては、エポキシ樹脂、シリコン系樹脂、紫外線硬化
性樹脂などの耐熱性樹脂が用いられる。前記耐熱性樹脂には、所望によりセラミ
ックなどの非導電性材料の粒状や棒状などの粉末が混入されてもよい。 前記可変抵抗器1の等価回路を第6図に示す。この可変抵抗器1では、摺動子
3を回動させることによって、端子5Aと端子10Bとの間に所望の抵抗値を得
ることができる。 このような可変抵抗器1のプリント回路基板の実装は、プリント回路基板上の
所定位置に、摺動子3の表面部分に真空チャックのノズルを当てて、吸着して搭
載し、そして、プリント回路基板を溶融はんだに浸漬するなどして、端子5A、
5B、端子10Bとプリント回路基板の配線パターン間をはんだ接合して達成さ
れる。 上述の一連の実装過程において、かしめピン10の裏面、かしめピン10の特
に平板部10Aと端子5A、5Bとの間にまで位置するように絶縁皮膜部材11
が形成されているため、その間ではんだが架橋しない。したがって、端子5Aと
端子10Bとの短絡が防止される。 また、絶縁皮膜部材11がかしめピン10のピン部10C及び絶縁基板1の円
孔2Bの開口を隠蔽するように形成されているため、絶縁基板1の表面と裏面と
を完全に遮断している。このため、真空チャックを用いて可変抵抗器1をプリン
ト回路基板に搭載するにあたり、絶縁基板1の表面側から裏面側に空気漏れが発
生ぜず、安定且つ容易に真空チャックを行うことができる。 さらに、絶縁基板1と表面と裏面とを遮断することにより、絶縁基板1の裏面
側から侵入するはんだやフラックスなどを絶縁基板の表面側に流入することも防
止でき、摺動子の安定した回動が可能となる。 尚、絶縁皮膜部材11にセラミックなどの粉末を添加しておくと、可変抵抗器
1の重量がます。これによって、可変抵抗器1をプリント回路基板に載置して溶 融はんだに浸漬した場合に、可変抵抗器1が浮き上がるのを防止することができ
る。 前記実施例に代えて、第7図示すように、抵抗皮膜4の両端を端子5A、5B
に接続してもよい。この場合、可変抵抗器は、第8図に示すように、端子5A、
5Bと端子10Bとの3端子構造となる。 〔考案の効果〕 本考案の可変抵抗器では、絶縁基板の裏面に配置した摺動子用接続部材である
ピン部及絶縁基板の円孔の裏面開口を隠蔽し、且つ摺動子用接続部材と抵抗皮膜
用端子との間にまで位置するように、絶縁皮膜部材が配されているため、可変抵
抗器をプリント回路基板にはんだ接合した際に、摺動子用接続部材と抵抗皮膜用
端子との間のはんだ架橋を防止することができ、抵抗皮膜用端子と摺動子用端子
との短絡が防止される。 また、円筒形状のピン部及び絶縁基板の円孔が絶縁皮膜部材によって隠蔽され
ているため、絶縁基板の表面と裏面とを完全に遮断することができ、摺動子を表
面側から真空チャックで吸着したときでも空気漏れが発生せず、吸着信頼性が向
上し、可変抵抗器をプリント回路基板に搭載する作業が極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る可変抵抗器を示す側断面図、第2図は絶縁基板の平面図
、第3図は可変抵抗器の裏面図、第4A図は摺動子の平面図、第4B図は摺動子
の側面図、第4C図は摺動子の正面図、第5A図はかしめピンの側面図、第5B
図はかしめピンの平面図、第6図は可変抵抗器の等価回路図、第7図は他の実施
例の第2図に相当する図、第8図はその等価回路図である。 2…絶縁基板 3…摺動子 4…抵抗皮膜 5A…抵抗皮膜用端子 10…かしめピン部 10B…摺動子用端子 11…絶縁皮膜部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 概略中央部に表裏に貫通する円孔、前記円孔の表面開口の周囲に
    円弧状の抵抗皮膜、一端部に前記抵抗皮膜と接続された抵抗皮膜用端子を夫々有
    する絶縁基板と、 概略中央部に貫通孔、外周部に前記抵抗皮膜と接触する接触片を夫々有する摺
    動子と、 摺動子用端子、円筒形状のピン部及び平板部からなる摺動子用接続部材と、か
    ら成り、 前記絶縁基板の表面に摺動子を配置し、前記絶縁基板の裏面側に前記摺動子用
    接続部材を配置するとともに、該摺動子用接続部材のピン部を前記絶縁基板の裏
    面側から該基板の円孔、摺動子の貫通孔に挿通し、前記ピン部の先端と摺動子と
    をかしめ処理して、絶縁基板の表面の摺動子を回動自在に保持して成る可変抵抗
    器であって、 前記絶縁基板の裏面に、前記ピン部及び基板を貫通する円孔の裏面開口を隠蔽
    し、且つ摺動子用接続部材と抵抗皮膜用端子との間にまで位置するように、非導
    電性材料の粉末が混入された耐熱絶縁性樹脂から成る絶縁皮膜部材を配した、 ことを特徴とする可変抵抗器。

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3489492B2 (ja) 可変抵抗器
JP2539607Y2 (ja) 可変抵抗器
US5500634A (en) Variable resistor
JP2539607Z (ja)
JP2572660Y2 (ja) 裏面調整用半固定抵抗器
JP3575973B2 (ja) 可変抵抗器
JPH07245203A (ja) 回転形可変抵抗器
JPH1145U (ja) プッシュスイッチ
JPS6320086Y2 (ja)
JP3030635B1 (ja) 基板取付部材
JP4039283B2 (ja) 可変抵抗器
JP3476178B2 (ja) 鳩目部材及び半固定可変抵抗器
JPH0448124Y2 (ja)
JP2697551B2 (ja) 可変抵抗器
JPH03204905A (ja) チップ型可変抵抗器
JPH04307902A (ja) 可変抵抗器
JP4617984B2 (ja) 回転操作型電子部品
JPH0142334Y2 (ja)
JPH04307901A (ja) 可変抵抗器
JP3565581B2 (ja) チップ状可変抵抗器
JP2602758Y2 (ja) トリマーコンデンサ
JPH11307317A (ja) 回転式電子部品
JPH11251119A (ja) 回転型電気部品
JP2001155910A (ja) 可変抵抗器及びその実装構造
JPH1126214A (ja) 可変抵抗器