JP2538925B2 - 輪転機における折胴の胴径調整装置 - Google Patents
輪転機における折胴の胴径調整装置Info
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- JP2538925B2 JP2538925B2 JP62155557A JP15555787A JP2538925B2 JP 2538925 B2 JP2538925 B2 JP 2538925B2 JP 62155557 A JP62155557 A JP 62155557A JP 15555787 A JP15555787 A JP 15555787A JP 2538925 B2 JP2538925 B2 JP 2538925B2
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- folding
- cylinder
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/16—Rotary folders
- B65H45/161—Flying tuck folders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/54—Auxiliary folding, cutting, collecting or depositing of sheets or webs
- B41F13/56—Folding or cutting
- B41F13/62—Folding-cylinders or drums
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新聞輪転機の折機における排紙の安定操作
を運転中に行ない、自動化、プリセット化に対応する目
的で使用される折胴の胴径調整装置に関する。
を運転中に行ない、自動化、プリセット化に対応する目
的で使用される折胴の胴径調整装置に関する。
第4図乃至第6図により従来技術を説明する。
通常、折機の操作には、一重折と重ね折とあり、折胴
01の針装置03の針03aで、巻取られてきた印刷剤の紙を
鋸胴02の鋸刃02aで所定長さに切断した後、折ブレード0
4で折目を入れて、一対の折込ローラ05で、一枚宛折た
ゝんで、排紙する場合を一重折と呼び、切断された紙
を、一度折たゝみ作用を中止して通過させ、再び元の位
置に廻って来た際、後続する印刷紙をその上に重ねて折
たゝんで、排紙する場合を重ね折と呼んでいる。
01の針装置03の針03aで、巻取られてきた印刷剤の紙を
鋸胴02の鋸刃02aで所定長さに切断した後、折ブレード0
4で折目を入れて、一対の折込ローラ05で、一枚宛折た
ゝんで、排紙する場合を一重折と呼び、切断された紙
を、一度折たゝみ作用を中止して通過させ、再び元の位
置に廻って来た際、後続する印刷紙をその上に重ねて折
たゝんで、排紙する場合を重ね折と呼んでいる。
この一重折と重ね折とは、一台の折機で兼用されてお
り、多様な仕様、即ち頁数とか紙質の違いに対処するた
め、第5図に示す如く、折胴01の外周部3ケ所01aに夫
々弾性の金属バンド06を配置し、このバンド06は、その
一端を微調整可能にして固定し、他方を折胴の接線方向
に移動可能な構成としている。そしてバンド06を折胴01
の外周に添った第5図の実線で示す位置から鎖線で示す
位置にαだけ押すことによりバンド06は、鎖線で示す06
a位置にふくらみ、外周3ケ所の夫々のふくらみ量β
で、折胴の胴径を調整する機構が用いられている。
り、多様な仕様、即ち頁数とか紙質の違いに対処するた
め、第5図に示す如く、折胴01の外周部3ケ所01aに夫
々弾性の金属バンド06を配置し、このバンド06は、その
一端を微調整可能にして固定し、他方を折胴の接線方向
に移動可能な構成としている。そしてバンド06を折胴01
の外周に添った第5図の実線で示す位置から鎖線で示す
位置にαだけ押すことによりバンド06は、鎖線で示す06
a位置にふくらみ、外周3ケ所の夫々のふくらみ量β
で、折胴の胴径を調整する機構が用いられている。
以下この外周3ケ所のバンド06のふくらみ量βを調整
する機構を説明する。尚、3ケ所の調整機構は同じ方向
なので、1ケ所についてのみ述べることとす。
する機構を説明する。尚、3ケ所の調整機構は同じ方向
なので、1ケ所についてのみ述べることとす。
先づバンドの一端が折胴外周部に埋設され、接線方向
に調整ねじ09cで0点設定のため摺動可能に設けられた
スライドプレート07にピン09aで結合してあり、他端
は、該スライドプレート07と相対的な位置の外周部に埋
設され接線方向に摺動可能なスライドプレート08にピン
09bで結合されている。又このスライドプレート08の下
面には、回動自在なカムフォロア010が締結され、外カ
ムフォロア010は、折胴本体01を基準にして、その軸方
向にねじ棒013の回転によって摺動可能なスライドベー
ス011上面の複数個所に掘削された斜め溝012に挿入され
ている。尚バンド06は折胴の長手方向複数個所に分割配
設されており複数個の前記スライドプレート07,08はガ
イドプレート023a,023bにより折胴01の軸直角方向にの
みスライドする様設定されている。
に調整ねじ09cで0点設定のため摺動可能に設けられた
スライドプレート07にピン09aで結合してあり、他端
は、該スライドプレート07と相対的な位置の外周部に埋
設され接線方向に摺動可能なスライドプレート08にピン
09bで結合されている。又このスライドプレート08の下
面には、回動自在なカムフォロア010が締結され、外カ
ムフォロア010は、折胴本体01を基準にして、その軸方
向にねじ棒013の回転によって摺動可能なスライドベー
ス011上面の複数個所に掘削された斜め溝012に挿入され
ている。尚バンド06は折胴の長手方向複数個所に分割配
設されており複数個の前記スライドプレート07,08はガ
イドプレート023a,023bにより折胴01の軸直角方向にの
みスライドする様設定されている。
又スライドベース011の操作側端部にはめねじが切ら
れ、このねじ部には、反対側の軸端にギヤ014を装着し
たねじ棒013が螺入されており、該ねじ棒013は折胴本体
01の外周部3ケ所に設けた軸受01bに回動自在に軸支さ
れている。又該ねじ棒013軸端のギヤ014は、折胴本体01
の外周部3ケ所に植込まれたスタッド015aに回動自在に
装着されたギヤ015と噛合っている。このギヤ015と一体
的なスプロケット016は同じく折胴外周部の所定位置に
設置された主動スプロケット017とエンドレスのチエー
ン021で結ばれ、更にこのチエーン021は、第6図(a)
に示す如く、折動本体01の外周部所定位置に設けられた
アイドラスプロケット022によって、その張力を調整す
るよう設定されている。
れ、このねじ部には、反対側の軸端にギヤ014を装着し
たねじ棒013が螺入されており、該ねじ棒013は折胴本体
01の外周部3ケ所に設けた軸受01bに回動自在に軸支さ
れている。又該ねじ棒013軸端のギヤ014は、折胴本体01
の外周部3ケ所に植込まれたスタッド015aに回動自在に
装着されたギヤ015と噛合っている。このギヤ015と一体
的なスプロケット016は同じく折胴外周部の所定位置に
設置された主動スプロケット017とエンドレスのチエー
ン021で結ばれ、更にこのチエーン021は、第6図(a)
に示す如く、折動本体01の外周部所定位置に設けられた
アイドラスプロケット022によって、その張力を調整す
るよう設定されている。
主動スプロケット017は折動外周部に設置されたウオ
ームギヤボックス018のホイール軸019軸端に固装されて
おり、該ホイール軸019と直交して設けたウオーム軸020
軸端の4面取部020aに折胴の外部から胴直角方向に図示
しないハンドルを挿入して、手動で前記ウオーム軸020
を回動するよう構成されている。
ームギヤボックス018のホイール軸019軸端に固装されて
おり、該ホイール軸019と直交して設けたウオーム軸020
軸端の4面取部020aに折胴の外部から胴直角方向に図示
しないハンドルを挿入して、手動で前記ウオーム軸020
を回動するよう構成されている。
かゝる構成から、折胴の胴径を調整するに当っては、
機械を停止し、折胴01外周部に設置したウオームギヤボ
ックス018のウオーム軸端部020aにハンドルを挿入し、
手動でウオーム軸020を廻すことにより、スプロケット0
17を駆動元として、エンドレスのチエーン021により折
胴外周部3ケ所に設置したギヤ015付スプロケット016を
介して、ねじ棒013の軸端に固装されたギヤ014に回転を
伝達する。このギヤ014の回転により、ねじ棒013を介し
て、スライドベース011を折胴の長手方向に摺動するこ
とにより、カムフォロア010を介して、折胴長手方向に
複数個に分割配設された各スライドプレート08は同時に
折胴の接線方向に摺動する。この各スライドプレート08
の摺動により、該プレート08に夫々ピン09bで結合され
た複数個の各バンド06は、折胴外周3ケ所の夫の所定位
置で、スライドプレート07のバンド結合ピン09aを基点
として、折胴の接線方向に同時に伸縮する。この各バン
ドの伸縮をウオーム軸020の手動操作で一斉に行って、
そのふくらみ量βを調整することにより、折胴の胴径を
調整しようとするものである。
機械を停止し、折胴01外周部に設置したウオームギヤボ
ックス018のウオーム軸端部020aにハンドルを挿入し、
手動でウオーム軸020を廻すことにより、スプロケット0
17を駆動元として、エンドレスのチエーン021により折
胴外周部3ケ所に設置したギヤ015付スプロケット016を
介して、ねじ棒013の軸端に固装されたギヤ014に回転を
伝達する。このギヤ014の回転により、ねじ棒013を介し
て、スライドベース011を折胴の長手方向に摺動するこ
とにより、カムフォロア010を介して、折胴長手方向に
複数個に分割配設された各スライドプレート08は同時に
折胴の接線方向に摺動する。この各スライドプレート08
の摺動により、該プレート08に夫々ピン09bで結合され
た複数個の各バンド06は、折胴外周3ケ所の夫の所定位
置で、スライドプレート07のバンド結合ピン09aを基点
として、折胴の接線方向に同時に伸縮する。この各バン
ドの伸縮をウオーム軸020の手動操作で一斉に行って、
そのふくらみ量βを調整することにより、折胴の胴径を
調整しようとするものである。
近年、市場ニーズとして、多様な仕様、即ち、頁数と
か紙質等の変化に対応できしかも、それが運転中に行な
える折機の要求が強く、従来の折機では、前記要求を満
たすための折胴の胴径調整を行うに当っては、その都度
機械を停止して、機械内部で操作しなければならないの
で、作業性が悪いと共に、運転中に紙引き状況を目視し
乍ら胴径調整を行うということが出来ず、市場ニーズに
対応した折機の自動化、プリセット化が出来ないという
問題点があった。
か紙質等の変化に対応できしかも、それが運転中に行な
える折機の要求が強く、従来の折機では、前記要求を満
たすための折胴の胴径調整を行うに当っては、その都度
機械を停止して、機械内部で操作しなければならないの
で、作業性が悪いと共に、運転中に紙引き状況を目視し
乍ら胴径調整を行うということが出来ず、市場ニーズに
対応した折機の自動化、プリセット化が出来ないという
問題点があった。
折胴外周部の所定位置において、折胴長手方向に摺動
可能に配設された複数個のスライドベースの操作側端部
に螺入されたねじ棒にそれぞれピニオンギヤを固装し、
この各ピニオンギヤを、折胴と同心の太陽ギヤとそれぞ
れ中間ギヤを介して噛合わせる。
可能に配設された複数個のスライドベースの操作側端部
に螺入されたねじ棒にそれぞれピニオンギヤを固装し、
この各ピニオンギヤを、折胴と同心の太陽ギヤとそれぞ
れ中間ギヤを介して噛合わせる。
この太陽ギヤは、折胴の回転軸とは固定しないで、折
胴と同心で、同じ回転駆動されるよう設定する。
胴と同心で、同じ回転駆動されるよう設定する。
折胴と同心に支承された太陽ギヤを差動装置を介し
て、機外から手動或いは自動で操作することにより、折
胴に対する太陽ギヤの位相を変えると共に、スライドベ
ースに螺合するねじ棒を太陽ギヤを介して正逆転するこ
とによってスライドベース、カムフオロア、スライドプ
レートを介して、折胴外周に添って複数列配設され、し
かも、各列夫々複数個に分割された各バンドを同時に伸
縮し、折胴の胴径調整を行う。
て、機外から手動或いは自動で操作することにより、折
胴に対する太陽ギヤの位相を変えると共に、スライドベ
ースに螺合するねじ棒を太陽ギヤを介して正逆転するこ
とによってスライドベース、カムフオロア、スライドプ
レートを介して、折胴外周に添って複数列配設され、し
かも、各列夫々複数個に分割された各バンドを同時に伸
縮し、折胴の胴径調整を行う。
先に従来技術に関して説明したように、折胴外周部の
所定位置3ケ所に於て、胴の長手方向に対して摺動可能
なスライドベースを配設し、このスライドベースの操作
端には、ねじ棒を螺入し、このねじ棒の他端にピニオン
ギヤを固装する。又前記スライドベース上面にはその長
手方向の所定複数個所に斜め溝を掘削し、この斜め溝の
夫々にはスライドベースの上面を各々、折胴の軸直角方
向に転動可能な複数個のスライドベースの下面に夫々固
装されたカムフォロアが嵌合される。そして、前記スラ
イドプレート上面に夫々ピンでその両端部が固定された
バンドが、折胴の長手方向に夫々複数個づつ分割され
て、従来例の第4図、第5図に示す如く、3ケ所に設置
されている。このバンドの一端は、基点を規制する如
く、ピン止めされ、基点調整ボルトでスライドプレート
の基点位置を決める様設定されている。この一端を基点
として、バンドの他端は、スライドプレートにピン止め
されねじ棒の正逆回転によりスライドベースの長手方向
摺動により、カムフォロアがスライドベースの斜め溝に
添って移動する。依って、カムフォロアを固装している
各々のスライドプレートは、折胴の接線方向にスライド
して、前記プレートにピン止めされた各バンドが一端を
基点として接線方向に伸縮することにより、折胴の外径
を調整する。
所定位置3ケ所に於て、胴の長手方向に対して摺動可能
なスライドベースを配設し、このスライドベースの操作
端には、ねじ棒を螺入し、このねじ棒の他端にピニオン
ギヤを固装する。又前記スライドベース上面にはその長
手方向の所定複数個所に斜め溝を掘削し、この斜め溝の
夫々にはスライドベースの上面を各々、折胴の軸直角方
向に転動可能な複数個のスライドベースの下面に夫々固
装されたカムフォロアが嵌合される。そして、前記スラ
イドプレート上面に夫々ピンでその両端部が固定された
バンドが、折胴の長手方向に夫々複数個づつ分割され
て、従来例の第4図、第5図に示す如く、3ケ所に設置
されている。このバンドの一端は、基点を規制する如
く、ピン止めされ、基点調整ボルトでスライドプレート
の基点位置を決める様設定されている。この一端を基点
として、バンドの他端は、スライドプレートにピン止め
されねじ棒の正逆回転によりスライドベースの長手方向
摺動により、カムフォロアがスライドベースの斜め溝に
添って移動する。依って、カムフォロアを固装している
各々のスライドプレートは、折胴の接線方向にスライド
して、前記プレートにピン止めされた各バンドが一端を
基点として接線方向に伸縮することにより、折胴の外径
を調整する。
上記構成は、従来例で説明した構成と全く同じなの
で、第4図、第5図を参照願うこととして、各部品の付
番による説明は省略することとす。
で、第4図、第5図を参照願うこととして、各部品の付
番による説明は省略することとす。
本発明を、第1図〜第3図に示すねじ棒を折機外から
手動あるいは自動で操作する駆動系統を主体とした実施
例により説明する。
手動あるいは自動で操作する駆動系統を主体とした実施
例により説明する。
尚差動装置として色々な方法があるが、本実施例では
遊星歯車列を使用した場合について説明するがその他の
市販されている差動装置を使用しても本効果は得られ
る。
遊星歯車列を使用した場合について説明するがその他の
市販されている差動装置を使用しても本効果は得られ
る。
先ず第1図(a)に於いて、鋸胴2の駆動ギヤ31から
中間ギヤ32,33,34,35を介して、差動歯車駆動ギヤ36に
回転を伝える。次に第2図(a)に示す如く、この差動
歯車駆動ギヤ36は差動歯車38と結合してあり、中間歯車
39に駆動を伝える。中間歯車39は歯車40とキーで結合さ
れており、歯車40の軸40aを中心に回転する様ベアリン
グによって差動歯車受41に支承されている。歯車40は差
動歯車受41の軸中心で自由に回る歯車37と噛合ってお
り、歯車37の軸端に太陽ギヤ駆動歯車43がキーにて固定
してある。
中間ギヤ32,33,34,35を介して、差動歯車駆動ギヤ36に
回転を伝える。次に第2図(a)に示す如く、この差動
歯車駆動ギヤ36は差動歯車38と結合してあり、中間歯車
39に駆動を伝える。中間歯車39は歯車40とキーで結合さ
れており、歯車40の軸40aを中心に回転する様ベアリン
グによって差動歯車受41に支承されている。歯車40は差
動歯車受41の軸中心で自由に回る歯車37と噛合ってお
り、歯車37の軸端に太陽ギヤ駆動歯車43がキーにて固定
してある。
次に太陽ギヤ駆動歯車43は太陽ギヤ44と噛合う。
この太陽ギヤ44は、折胴1の軸とは周方向に固定しな
いで、折胴1と同心同一回転で駆動するように設定され
る一体回転と、折胴1と別に駆動するように設定される
別体回転とに選択回転する太陽ギヤ45と一体化され、該
太陽ギヤ45は、前記太陽ギヤ駆動歯車43と噛合う太陽ギ
ヤ44の駆動で折胴1の軸とは別体に周方向に回動して、
該太陽ギヤ45の外周の所定3ヶ所に配設されたスタット
15aにベアリングにより回動自在に装着された中間ギヤ1
5を介してピニオンギヤ14をを回動させ、このピニオン
ギヤ14の回動は前記ねじ棒13を回転し、スライドベース
11、及びスライドプレート07を介して折胴外周3ヶ所に
配設された各々のバンド06を伸縮させる作用は従来例と
全く同じである。
いで、折胴1と同心同一回転で駆動するように設定され
る一体回転と、折胴1と別に駆動するように設定される
別体回転とに選択回転する太陽ギヤ45と一体化され、該
太陽ギヤ45は、前記太陽ギヤ駆動歯車43と噛合う太陽ギ
ヤ44の駆動で折胴1の軸とは別体に周方向に回動して、
該太陽ギヤ45の外周の所定3ヶ所に配設されたスタット
15aにベアリングにより回動自在に装着された中間ギヤ1
5を介してピニオンギヤ14をを回動させ、このピニオン
ギヤ14の回動は前記ねじ棒13を回転し、スライドベース
11、及びスライドプレート07を介して折胴外周3ヶ所に
配設された各々のバンド06を伸縮させる作用は従来例と
全く同じである。
かゝる構成により、前記鋸胴の駆動ギヤ31から、中間
ギヤ32,33,34,35、差動歯車駆動ギヤ36、から中間歯車3
9,40を介して、歯車37から太陽ギヤ駆動歯車43を介し
て、太陽ギヤ44に回動を伝え、更に太陽ギヤ45から中間
ギヤ15を介してピニオンギヤ14に回動が伝達される構成
となっているが、胴径調整のための3ヶ所の長手方向に
分割された各バンドの伸縮操作に当っては、本装置に於
ては、前記操作側フレーム42に対して回転自在に支持さ
れた差動歯車受41と締結固定されたウオームホイール軸
受51を設け、この軸受51にウオームホイール52を締結し
ている。一方ウオームホイール52に噛合ったウオーム軸
53は、第1図(a),(b)に示す如く、フレーム42に
固装されたウオーム軸受54に支持され、このウオーム軸
端に装着されたベベルギヤ57aと、このウオーム軸53と
直交して設けられたウオーム駆動軸56先端のベベルギヤ
57bと噛合っている。このウオーム駆動軸56はウオーム
軸受54とウオーム駆動軸56の操作側軸受55に支持されて
おり、このウオーム駆動軸56の先端には止ナット58とハ
ンドル59が装着されている。
ギヤ32,33,34,35、差動歯車駆動ギヤ36、から中間歯車3
9,40を介して、歯車37から太陽ギヤ駆動歯車43を介し
て、太陽ギヤ44に回動を伝え、更に太陽ギヤ45から中間
ギヤ15を介してピニオンギヤ14に回動が伝達される構成
となっているが、胴径調整のための3ヶ所の長手方向に
分割された各バンドの伸縮操作に当っては、本装置に於
ては、前記操作側フレーム42に対して回転自在に支持さ
れた差動歯車受41と締結固定されたウオームホイール軸
受51を設け、この軸受51にウオームホイール52を締結し
ている。一方ウオームホイール52に噛合ったウオーム軸
53は、第1図(a),(b)に示す如く、フレーム42に
固装されたウオーム軸受54に支持され、このウオーム軸
端に装着されたベベルギヤ57aと、このウオーム軸53と
直交して設けられたウオーム駆動軸56先端のベベルギヤ
57bと噛合っている。このウオーム駆動軸56はウオーム
軸受54とウオーム駆動軸56の操作側軸受55に支持されて
おり、このウオーム駆動軸56の先端には止ナット58とハ
ンドル59が装着されている。
この様な構成により、前記ウオーム駆動軸56を操作側
フレーム42の機外からハードル59を回すことによって、
差動歯車受41に支持された中間歯車39,40が差動歯車軸3
7aを中心として回転し、折胴1に対する太陽ギヤ44,45
の位相が変化する。太陽ギヤ45の折胴1に対する回転に
伴い、ギヤ15,14及びねじ棒13が回転し、スライドベー
ス11、スライドプレート07を介して、折胴外周3ケ所に
配設された各々のバンド06(第4図、第5図参照)が伸
縮する。かくして折機の運転中に機外から目視し乍ら、
紙の頁数及び送り速度に見合った折胴の周速の調整を安
全に且つ簡単正確に行うことができる。
フレーム42の機外からハードル59を回すことによって、
差動歯車受41に支持された中間歯車39,40が差動歯車軸3
7aを中心として回転し、折胴1に対する太陽ギヤ44,45
の位相が変化する。太陽ギヤ45の折胴1に対する回転に
伴い、ギヤ15,14及びねじ棒13が回転し、スライドベー
ス11、スライドプレート07を介して、折胴外周3ケ所に
配設された各々のバンド06(第4図、第5図参照)が伸
縮する。かくして折機の運転中に機外から目視し乍ら、
紙の頁数及び送り速度に見合った折胴の周速の調整を安
全に且つ簡単正確に行うことができる。
1. 輪転機における折機の折胴を運転中に紙の流れを目
視し乍ら折胴の胴径調整ができる。
視し乍ら折胴の胴径調整ができる。
2. 紙の流れが安定し、排紙が安定する様な折胴の胴径
の最適値が短時間で求められる為損紙が少ない。
の最適値が短時間で求められる為損紙が少ない。
3. 折機の外部からの操作が出来るので操作性が良い。
4. ハンドル操作は従来技術により簡単に自動化による
ボタン操作にも変更可能なので、自動化、プリセット化
が容易にできる。
ボタン操作にも変更可能なので、自動化、プリセット化
が容易にできる。
第1図(a)は本発明輪転機における折胴の胴径調整装
置の実施例の全体配置図、第1図(b)は第1図(a)
のA−A断面図、第2図(a)は第1図(a)の駆動系
統の断面図、第2図(b)は第2図(a)のB部詳細
図、第3図(a)は折胴の太陽ギヤと仲間ギヤの配置
図、第3図(b)は第3図(a)のC−C断面図、第4
図(a)は折胴の胴系調整用バンド部分の断面図、第4
図(b)は第4図(a)のD−D矢視図、第4図(c)
は第4図(b)の側面図、第4図(d)は第4図(a)
のE−E矢視図、第4図(e)は第4図(a)のF−F
矢視図、第4図(f)は第4図(e)の側面図、第5図
は従来装置の概要説明図、第6図(a)は第5図の折胴
々径調整機構の駆動系統正面図、第6図(b)は第6図
(a)のG−G断面図である。 1……折胴、2……鋸胴 31……駆動ギヤ、32,33,34,35……中間ギヤ 36……差動歯車駆動ギヤ 43……太陽ギヤ駆動歯車 44,45……太陽ギヤ、52……ウオームホイール 53……ウオーム軸
置の実施例の全体配置図、第1図(b)は第1図(a)
のA−A断面図、第2図(a)は第1図(a)の駆動系
統の断面図、第2図(b)は第2図(a)のB部詳細
図、第3図(a)は折胴の太陽ギヤと仲間ギヤの配置
図、第3図(b)は第3図(a)のC−C断面図、第4
図(a)は折胴の胴系調整用バンド部分の断面図、第4
図(b)は第4図(a)のD−D矢視図、第4図(c)
は第4図(b)の側面図、第4図(d)は第4図(a)
のE−E矢視図、第4図(e)は第4図(a)のF−F
矢視図、第4図(f)は第4図(e)の側面図、第5図
は従来装置の概要説明図、第6図(a)は第5図の折胴
々径調整機構の駆動系統正面図、第6図(b)は第6図
(a)のG−G断面図である。 1……折胴、2……鋸胴 31……駆動ギヤ、32,33,34,35……中間ギヤ 36……差動歯車駆動ギヤ 43……太陽ギヤ駆動歯車 44,45……太陽ギヤ、52……ウオームホイール 53……ウオーム軸
Claims (1)
- 【請求項1】折胴の外周に配設される折胴胴径調整用バ
ンドを、スライドプレートに設けたカムフォロアを嵌合
する斜め溝を介して折胴内のスライドベースで支持し、
該スライドベースに螺合するねじ棒の他端のピニオンを
回転させて前記折胴胴径調整用バンドを前記折胴外周に
沿って伸縮させるようにした輪転機における折胴の胴径
調整装置において、前記ねじ棒の他端のピニオンを、前
記折胴中心と同心に折胴と一体及び別体に選択回転する
ように設けた太陽ギヤに中間ギヤを介して噛合わせ、該
太陽ギヤの駆動系統の途中に差動装置を配置し、該差動
装置を機外から操作する操作手段を設けたことを特徴と
する輪転機における折胴の胴径調整装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62155557A JP2538925B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 輪転機における折胴の胴径調整装置 |
CH2402/88A CH677753A5 (ja) | 1987-06-24 | 1988-06-22 | |
US07/210,015 US4936561A (en) | 1987-06-24 | 1988-06-22 | Apparatus for adjusting the diameter of folding drum in a rotary press |
DE3821442A DE3821442A1 (de) | 1987-06-24 | 1988-06-24 | Vorrichtung zum durchmessereinstellen einer falttrommel einer rotationspresse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62155557A JP2538925B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 輪転機における折胴の胴径調整装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH012977A JPH012977A (ja) | 1989-01-06 |
JPS642977A JPS642977A (en) | 1989-01-06 |
JP2538925B2 true JP2538925B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=15608664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62155557A Expired - Lifetime JP2538925B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 輪転機における折胴の胴径調整装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4936561A (ja) |
JP (1) | JP2538925B2 (ja) |
CH (1) | CH677753A5 (ja) |
DE (1) | DE3821442A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398704B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-06-04 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Outside diameter adjuster for folding cylinder |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3906975A1 (de) * | 1989-03-04 | 1990-09-06 | Frankenthal Ag Albert | Falzapparat |
JP2634270B2 (ja) * | 1990-01-08 | 1997-07-23 | 三菱重工業株式会社 | 輪転印刷機用折機の折胴 |
JP2513205Y2 (ja) * | 1990-01-11 | 1996-10-02 | 三菱重工業株式会社 | 折胴胴径調整装置 |
DE4103160C2 (de) * | 1991-02-02 | 1994-09-08 | Roland Man Druckmasch | Falzapparat mit einem verstellbare Elemente, insbesondere Falzklappen oder bogenförmige Segmente, aufweisenden Falzwerkzylinder |
DE4136792C2 (de) * | 1991-11-08 | 1995-07-13 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verstelleinrichtung für falzproduktführende Zylinder in Falzapparaten an Rotationsdruckmaschinen |
US5313883A (en) * | 1993-04-15 | 1994-05-24 | Rockwell International Corporation | Printing press with a dynamic expansion band adjusting mechanism |
DE4344622A1 (de) * | 1993-12-24 | 1995-06-29 | Koenig & Bauer Ag | Räderfalzapparat für eine Rotationsdruckmaschine |
DE29502957U1 (de) * | 1995-02-22 | 1995-04-06 | MAN Roland Druckmaschinen AG, 63075 Offenbach | Zylinder in einem Falzwerk mit vertellbarem Durchmesser |
US6110093A (en) * | 1998-07-06 | 2000-08-29 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Variable diameter roller |
US6250622B1 (en) * | 1999-05-20 | 2001-06-26 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Cylinder assembly for a folding apparatus of a rotary printing press |
US7338425B1 (en) * | 2000-01-12 | 2008-03-04 | Goss International Americas, Inc. | Variable length cutting device |
US6761678B1 (en) * | 2000-05-15 | 2004-07-13 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Folding cylinder with expansion plate |
DE10148504C1 (de) * | 2001-10-01 | 2003-01-23 | Koenig & Bauer Ag | Umfangsverstellbarer Zylinder |
DE10148503C5 (de) * | 2001-10-01 | 2008-01-31 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Falzapparat mit umfangsverstellbarem Zylinder |
DE10220109B4 (de) | 2002-05-04 | 2007-04-05 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Antrieb für Expansions-Segmente zur Durchmesserverstellung am Falzzylinder |
DE10226565C1 (de) * | 2002-06-14 | 2003-12-11 | Koenig & Bauer Ag | Falzzylinder |
DE10311393B4 (de) * | 2003-03-13 | 2007-07-19 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Falzzylinder mit an seiner Mantelfläche verstellbaren Elementen |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB168632A (en) * | 1920-05-06 | 1921-09-06 | Edgar Wilton Smith | Improvements relating to rotary folders |
GB217009A (en) * | 1923-05-01 | 1924-06-12 | Vortex Mfg Co | Improvements in a conical paper cup and process for making the same |
US2555267A (en) * | 1945-10-30 | 1951-05-29 | Goss Printing Press Co Ltd | All size folder |
US3477709A (en) * | 1967-03-20 | 1969-11-11 | Wood Industries Inc | Folding cylinder having adjustable band construction |
JPS62159958A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-15 | Tamura Electric Works Ltd | 留守番電話装置 |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP62155557A patent/JP2538925B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-06-22 CH CH2402/88A patent/CH677753A5/de not_active IP Right Cessation
- 1988-06-22 US US07/210,015 patent/US4936561A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-06-24 DE DE3821442A patent/DE3821442A1/de active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398704B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-06-04 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Outside diameter adjuster for folding cylinder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CH677753A5 (ja) | 1991-06-28 |
US4936561A (en) | 1990-06-26 |
DE3821442C2 (ja) | 1993-09-09 |
JPS642977A (en) | 1989-01-06 |
DE3821442A1 (de) | 1989-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |