JP2538828B2 - トンネル用避難扉 - Google Patents
トンネル用避難扉Info
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Description
関が通るためのトンネル用避難扉に関するものである。
木建築技術の発達に伴い、トンネルも全長の長いものが
建設され、この様な長いトンネルにおいては、避難トン
ネル通路を本トンネル通路とは別に設け、火災等の非常
時に、避難トンネル通路を通つてトンネル外に避難する
ようになつている。そしてこの様なものでは、本トンネ
ル内に発生した火煙や有毒ガスが避難用トンネルに侵入
しないようにする必要があり、連絡路の入口(避難口)
に、開け放つたままの扉体が自動的に閉鎖するように設
定した自閉扉が設けられることが提唱される。
監視員が見回りをするための監視員通路が車両通過道の
端に段差状に高く形成されていて、照明器具や通気装置
等のトンネル内の諸設備の点検や、道路点検をすること
になるが、さらに監視員通路には、これら諸設備の清掃
等の各種のメンテナンスを行うべく製造された特殊な清
掃車が走行できるようになつていて、これらメンテナン
スを、道路封鎖を全面的あるいは部分的に行うことなく
できるようすることが好ましい。そして、この様な監視
員通路は、前記避難口部分では、避難者優先の考えから
切欠かなければならなず、そのため、監視員は、この切
欠き部をいちいち昇り降りして監視作業をしなければな
らないうえに、清掃車が避難口部分を通過するには、避
難口部分を跨ぐ様にして別途補助通路を形成しなければ
ならないという問題があり、作業性が著しく劣るという
問題がある。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるトンネル
用避難扉を提供することを目的として創案されたもので
あつて、トンネル内に、車両が通行するための車道と、
該車道の下方に位置する避難通路と、車道の脇に段差状
に高い監視員通路と、該監視員通路の一部の切欠き部
と、該切欠き部から避難通路に通じる連絡路とを設ける
と共に、さらに、前記連絡路の入口の開閉をするための
避難扉を、開放したものが自動的に閉鎖する自閉扉と
し、該自閉扉を、前記切欠き部の上面および側面を閉鎖
する戸体で構成したことを特徴とするものである。
扉が監視員通路に形成される切欠き部を常時閉鎖するよ
うにして、監視員および清掃車の切欠き部の通過を容易
にできるようにしたものである。
明する。図面において、1はトンネル(坑道)であつ
て、該トンネル1は、車両や鉄道等の交通手段が通行す
るための車道2が上側に、火災等の非常時に人がトンネ
ル1外に避難するときに通行するための避難通路3が下
側にそれぞれ区画形成された上下二層構造となつてい
る。尚、トンネル1下側に区画形成される部位には、避
難通路3の他に二つの通路が区画形成されており、これ
らに電線等のケーブルを配線する等、適宜の通路に利用
できるものである。
して段差状に高くなつた監視員通路4が形成されてい
て、監視員が照明器具や通気装置等のトンネル1内の諸
設備の点検や路面状況の監視を行う場合に通行できるよ
うになつているが、この監視員通路4は、これら諸設備
の清掃等の各種メンテナンスを行うべく製造された特殊
な清掃車も充分走行できる強度に設定されている。さら
に、監視員通路4には、適宜間隔を存して切欠き部4a
が形成されており、この切欠き部4aに、上側の車道2
から下側の避難通路3に避難するための避難口5が形成
され、火災等の非常時に、この避難口5から連絡路(例
えば階段状や下り坂状になつている)5aを通つて避難
通路3に退避できるようになつている。
て、該避難扉6は、車両の走行方向(左右方向)に移動
して切欠き部4aの開閉をする引戸式の戸体7と、該戸
体7の上面補強をすべくトンネル側壁1aに上下揺動自
在に枢支される補強板8とを用いて構成されている。即
ち、戸体7は、上下方向を向く複数の縦フレーム7a
と、該縦フレーム7aの上端を一体的に連結するように
設けた横フレーム7bと、該横フレーム7bからトンネ
ル側壁1aに向けて突出する天井フレーム7cとを用い
て骨組みされ、そして、天井フレーム7cの上面には上
面板7dが一体的に取付けられ、また縦フレーム7a、
横フレーム7bの道路側面には側面板7eが一体的に取
付けられており、これによつて戸体7は、断面略逆L字
形状に形成される。さらに、天井フレーム7cの先端に
は、取付ブラケツト9aが垂設され、この取付ブラケツ
ト9aにハンガーローラ9が軸承されている。一方、天
井フレーム7cの下面に位置して隣接する縦フレーム7
aに挟持される状態で一体取付けされる支持ブラケツト
10aには、常時伸長方向に付勢されるダンパ10の上
端部が支持されており、このダンパ10の下端部に設け
た車輪ブラケツト11aには走行車輪11が軸承されて
いるが、後述するよう補強板8の荷重が戸体7に働いて
いない場合、つまり戸体7の自重のみの場合には、ダン
パ10は伸長状態となつて、縦フレーム7aの下端が接
地することがないよう僅かに持ち上がつた状態となり、
これによつて戸体7は、前記ハンガーローラ9および走
行車輪11が、トンネル側壁面1aに設けたハンガーレ
ール12、車道2路面に設けた走行レール13を走行す
ることで軽快に移動して、監視員通路切欠き部4aの上
面および側面を閉鎖する閉鎖状態と、監視員通路4の内
面側にオーバーラツプ状に嵌入して切欠き部4aを開放
する開放状態とに開閉移動できるようになつている。
鎖する所謂自閉扉となるが、そのための自閉機構は次ぎ
のように構成されている。つまり、戸体7の戸尻側方の
監視員通路4の内部には、自閉装置台13と巻取り装置
台14とがそれぞれ固設されており、自閉装置台13に
は、作動ワイヤ15が繰出されることに伴い蓄勢される
自閉装置16およびワイヤシーブ17が設けられてお
り、また巻取り装置台14には、自閉装置16から繰出
された作動ワイヤ15を巻取つて作動ワイヤ15の弛み
防止をする巻取り装置18が設けられている。一方、自
閉装置16から繰出された作動ワイヤ15は、ワイヤシ
ーブ17を懸回して巻取り装置18に達するよう配線さ
れている。この作動ワイヤ15のワイヤシーブ17から
巻取り装置18に至る途中部位にはストツパ19が一体
的に取付けられているが、このストツパ19は、戸体7
の戸尻側端部に接当係止するように設定されており、そ
して、戸体7を開放方向に押しやつた場合に、ストツパ
19は戸体7と共に開放方向に移動することになり、こ
れに伴つて作動ワイヤ15が繰出されて自閉装置16が
蓄勢される。一方、上記開放した戸体7から手を離す
と、タイマーが作動し、一定時間後に前記自閉装置16
の蓄勢力によつて作動ワイヤ15が巻取り方向(閉鎖方
向)に付勢され、これによつてストツパ19が戸体7を
閉鎖方向に向けて押圧することになつて、戸体7は閉鎖
側に移動し、而して戸体7は前記開放したものが自動的
に自閉するように構成されている。
の上方位置に配設されるが、補強板8の下端部に設けた
支軸20が軸受21を介してトンネル側壁1aに上下揺
動自在に枢支されている。この支軸20には駆動モータ
22が連動連結されており、そして該駆動モータ22の
正逆駆動に基づいて補強板8は、戸体7の閉鎖状態にお
いて上面板7dに載置されて監視員通路4上面と略面一
状となる倒伏した下動姿勢と、補強板8がトンネル側壁
1aに対向するよう起立した上動姿勢とに揺動変位でき
るようになつているが、この上動姿勢は、下動姿勢に対
して90度を越えた鈍角状態となつて、自然状態で補強
板8が下動姿勢に倒れないように配慮されている。因み
に、この補強板8は、前記監視員通路4を走行する清掃
車が、下動姿勢となつた補強板8上をそのまま走行でき
るように強度の高い部材で形成されていて、閉鎖状態の
戸体7の上面を補強するものであるが、前記支軸20に
は、補強板8を常時上動側に向けて付勢する捩りコイル
弾機23が巻装されていて、補強板8が重量の重いもの
であつても駆動モータ22の負荷が小さくなるよう配慮
されている。尚、24は駆動モータ22の駆動回路が内
装される制御盤である。そして、前述したように戸体7
の閉鎖状態において補強板8が下動姿勢となると、該補
強板8の先端部に設けた戸当り部8aが横フレーム7b
位置において上面板7dに接当し、これによつて、該補
強板8の荷重が戸体7に働くことになつてダンパ10が
圧縮して戸体7が下降し、縦フレーム7aの下端が車道
2路面に接当支持され、この状態で、戸体7は、側部が
縦フレーム7aに補強支持され上部が補強板8に補強さ
れるようになつている。
いて、監視員通路切欠き部4aから非難通路3に通じる
避難口5には避難扉が設けられることになるが、この避
難扉を構成する戸体7は開放したものが自動的に閉鎖す
る自閉扉であり、そして、該戸体7は、平時は閉鎖状態
となつていて、避難口5を形成するためにどうしても必
要となる監視員通路4の切欠き部4aを閉鎖している。
この様な状態で、火災等の非常事態が発生した場合に、
トンネル内にいる人間は、前記閉鎖している戸体7を手
で開けて監視員通路4に設けた切欠き部4aの開放を
し、ここから避難口5を通つて避難通路3に退避でき
る。一方、前記開放した戸体7は自動的に閉鎖するか
ら、車道2内に発生した火煙が避難通路3内に浸入して
しまうことを確実に防止できることになる。この様に、
本発明が実施されたものでは、避難口5に自閉扉方式の
戸体7が設けられるものであるが、この戸体7は、切欠
き部4aの開閉をするものであつて、平時は切欠き部4
aの閉鎖をしている。この結果、監視員が監視員通路4
を通つて監視作業する場合に、いちいち切欠き部4aで
の昇り降り作業が全く不要になつて作業性が著しく向上
する。一方、前記平時において、清掃車が監視員通路4
を走行する場合には、補強板8を下動姿勢として戸体上
面板7dの補強をすることで、清掃車は切欠き部4a部
位においても何ら支障なく監視員通路4を走行できるこ
とになる。この結果、清掃車によるメンテナンス作業を
能率良く行えることになる。そしてこの実施例では、清
掃車が走行するとき等、必要において補強板8を下動せ
しめて戸体7の上面の補強をするように構成しているか
ら、戸体7は、上面板7dを清掃車が通過するに耐え得
る強度にする必要がなく、この結果、戸体7の重量が軽
くなつて、前記戸体7の開閉作動に要する力が、上面板
までをも強固にするものに比して大いに軽減される。
勢に近づくほど下方回動モーメントが増大するが、捩り
コイル弾機23は下動する補強板8によつて逆に蓄勢さ
れて前記増大する下方回動モーメントを相殺することに
なり、この結果、補強板8の揺動変位をするための駆動
モータ22を小型化できるという利点がある。さらにこ
のものでは、補強板8が上動姿勢になつたときには、ダ
ンパ10によつて縦フレーム7aおよび側面板7eが接
地することなく浮き上がつた状態になつていて、ハンガ
ーローラ9と走行車輪11のみで支持されるので、戸体
7の開閉作動が極めて円滑となるが、補強板8を下動姿
勢にしたときには、その重みを受けて縦フレーム7aが
接地して重くなつた戸体7を不動状態に支持することに
なるという利点がある。
ることがしばしばあり、その場合には、監視員通路4も
坂道となる。そうした場合に、戸体7は、坂道に設けら
れることになるが、そうすると、自閉装置とのバランス
が損なわれることになる。そこで、図12〜図14に示
すように、バランス手段を設けることがある。つまり、
25はバランス装置台であつて、該バランス装置台25
は、上記自閉装置台13および巻取り装置台14と同
様、戸体7の戸尻側方の監視員通路4の内部に設けらる
ものであるが、このバランス装置台25に設けられたプ
ーリ26には、一端部が戸体7側に連結され、他端部に
ウエイト27が止着されたワイヤ28が懸回されてい
る。そして、例えば図15(X)に示す如く、監視員通
路4が戸体7の開き勝手方向に傾斜している場合(戸体
7の戸先側方が高く戸尻側方が低い場合)には、戸体7
がその自重によつて自然に開いたりしてしまうことがな
いように、前記ウエイト27の重量が戸体7を閉鎖側に
付勢するようワイヤ28の一端部をワイヤシーブ29を
介して戸体7の戸尻側端部に連結し、一方、図15
(Y)に示す如く、監視員通路4が戸体7の閉まり勝手
方向に傾斜している場合(戸体7の戸先側方が低く戸尻
側方が高い場合)には、戸体7の開放操作が重くならな
いように、前記ウエイト27の重量が戸体7を開放側に
付勢するよう(この場合、戸体7の自閉作動に支障を来
さない程度の付勢力に設定することは勿論である)ワイ
ヤ28の一端部を戸体7の戸先側端部に連結するように
構成されており、この様にすることによつて自閉装置と
バランスがとれるようになつている。
のであることは勿論であつて、図16〜図18に示す第
二〜第四実施例の如く、避難扉を、閉鎖状態で切欠き部
4aの上面および側面を閉鎖する断面略逆L字形の自閉
扉のみを用いて構成することもできる。つまり、第二、
第三実施例のものは、自閉扉として前記第一実施例と同
じく引戸式の戸体を用いているものの、戸体全体が、清
掃車の走行に耐えられる強度を有して形成されるもので
あり、そのうち、第二実施例のものは、前記第一実施例
のもののように、戸体30が監視員通路4の内側面に嵌
入するように設定されており、また第三実施例のもの
は、戸体31が監視員通路4の外側面に外嵌することで
開放するように設定されたものである。そして、第二実
施例のものでは監視員通路4の切欠き部4a側縁部に、
また第三実施例のものでは戸体7の開閉方向両縁部にそ
れぞれテーパ部4b、31aを形成しておけば、監視員
通路4上面に段差がないものにできる。勿論、前記第一
実施例についても同じようにテーパ部を形成して段差を
なくすことができる。また、第四実施例の戸体32は、
上記各実施例と同様に自閉扉ではあるが、このものは、
引戸式ではなく、戸体上端部がトンネル側壁1aに上下
揺動自在に枢支された上下開閉式(ガルウイング式)に
構成されたものである。また、図19に示す第五実施例
のものは、第一実施例の場合と同様、戸体7を補強板8
を用いて補強する構成にしたものであるが、このもの
は、下動姿勢になつた補強板8の両端部を、監視員通路
4の切欠き部4a側縁部で受止め支持するようにしたも
のであり、この様にした場合には、補強板8の荷重が戸
体7に働くことがないので、戸体7の側面部を補強フレ
ームとなる縦フレーム7aで強固に支持する構成に必要
がなく、この結果、戸体7のさらなる軽量化が計れるこ
とになる。尚、清掃車等の重い車両を走行する必要がな
い場合には、この様な補強対策をいちいち講じる必要が
ないことはいうまでもない。
れたものであるから、監視員通路の切欠き部から非難通
路に通じる連絡路の入口には避難扉が設けられることに
なるが、この避難扉を構成する戸体は開放したものが自
動的に閉鎖する自閉扉であつて、平時は閉鎖状態となつ
ていて、監視員通路切欠き部を閉鎖していることにな
る。この結果、監視員が監視員通路を通つて監視作業す
る場合に、いちいち切欠き部での昇り降り作業が全く不
要になつて作業性が著しく向上する。しかも、清掃車が
監視員通路を走行するような場合にも、何ら支障なく切
欠き部を通過できることになつて、清掃車によるメンテ
ナンス作業を能率良く行えることになる。一方、火災等
の非常事態が発生した場合には、トンネル内にいる人間
は、前記閉鎖している戸体を開放して切欠き部の開放を
し、ここから連絡路を通つて避難通路に退避できること
になるが、前記開放した戸体は自動的に閉鎖するから、
車道内に発生した火煙や有毒ガスが避難通路内に浸入し
てしまうことを確実に防止できることになつて、安全性
の向上を計ることができる。また、前記戸体の上面の補
強をする補強板を設けたものにおいては、戸体上面板を
清掃車が通過するに耐え得る強度にする必要がなく、こ
の結果、戸体の重量が軽くなつて、戸体の開閉作動に要
する力が、上面板までをも強固にするものに比して大い
に軽減される。
る。
である。
の斜視図である。
の斜視図である。
の斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 トンネル内に、車両が通行するための車
道と、該車道の下方に位置する避難通路と、車道の脇に
段差状に高い監視員通路と、該監視員通路の一部の切欠
き部と、該切欠き部から避難通路に通じる連絡路とを設
けると共に、さらに、前記連絡路の入口の開閉をするた
めの避難扉を、開放したものが自動的に閉鎖する自閉扉
とし、該自閉扉を、前記切欠き部の上面および側面を閉
鎖する戸体で構成したことを特徴とするトンネル用避難
扉。 - 【請求項2】 トンネル内に、車両が通行するための車
道と、該車道の下方に位置する避難通路と、車道の脇に
段差状に高い監視員通路と、該監視員通路の一部の切欠
き部と、該切欠き部から避難通路に通じる連絡路とを設
けると共に、さらに、前記連絡路の入口の開閉をするた
めの避難扉を、開放したものが自動的に閉鎖する自閉扉
とし、該自閉扉を一体となつた断面略逆L字形で、監視
員通路にオーバーラツプすることで開放する引戸として
前記切欠き部の上面および側面を閉鎖する戸体で構成し
たことを特徴とするトンネル用避難扉。 - 【請求項3】 トンネル内に、車両が通行するための車
道と、該車道の下方に位置する避難通路と、車道の脇に
段差状に高い監視員通路と、該監視員通路の一部の切欠
き部と、該切欠き部から避難通路に通じる連絡路とを設
けると共に、さらに、前記連絡路の入口の開閉をするた
めの避難扉を、開放したものが自動的に閉鎖する自閉扉
とし、該自閉扉を一体となつた断面略逆L字形をし、そ
の上端縁部がトンネル側壁側に上下揺動自在に枢支され
た上下開放型のものとして、前記切欠き部の上面および
側面を閉鎖する戸体で構成したことを特徴とするトンネ
ル用避難扉。 - 【請求項4】 トンネル内に、車両が通行するための車
道と、該車道の下方に位置する避難通路と、車道の脇に
段差状に高い監視員通路と、該監視員通路の一部の切欠
き部と、該切欠き部から避難通路に通じる連絡路とを設
けると共に、さらに、前記連絡路の入口の開閉をするた
めの避難扉を、開放したものが自動的に閉鎖する自閉扉
とし、該自閉扉を一体となつた断面略逆L字形で、監視
員通路にオーバーラツプすることで開放し、閉鎖状態で
前記切欠き部の上面および側面を閉鎖する引戸式の戸体
と、一端縁がトンネル側壁側に上下揺動自在に枢支さ
れ、下動姿勢で閉鎖状態の戸体の少なくとも上面の補強
をする補強板と、該補強板を前記下動姿勢と上動姿勢と
に揺動変位させるための駆動手段とを設けて構成したこ
とを特徴とするトンネル用避難扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345318A JP2538828B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | トンネル用避難扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345318A JP2538828B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | トンネル用避難扉 |
Publications (2)
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JPH06167198A JPH06167198A (ja) | 1994-06-14 |
JP2538828B2 true JP2538828B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=18375786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4345318A Expired - Fee Related JP2538828B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | トンネル用避難扉 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2538828B2 (ja) |
Cited By (2)
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KR102236488B1 (ko) * | 2016-03-21 | 2021-04-05 | 주식회사 포스코건설 | 대심도 광역 철도의 피난 구조체 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP4345318A patent/JP2538828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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