JP2538776B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2538776B2 JP61295750A JP29575086A JP2538776B2 JP 2538776 B2 JP2538776 B2 JP 2538776B2 JP 61295750 A JP61295750 A JP 61295750A JP 29575086 A JP29575086 A JP 29575086A JP 2538776 B2 JP2538776 B2 JP 2538776B2
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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、静電複写機、同プリンタなど静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置、とくにその転写材の案
内装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 像担持体表面に形成した可転写のトナー像を、紙など
シート状の転写材に接触して転写し、ついでこの転写材
を像担持体から分離する工程をくり返す画像形成装置は
従来から周知である。
この種の画像形成装置においては、従来、像担持体に
近接配置した転写帯電器をそなえた転写部位を、転写材
を通過させて転写したのち、転写材の走行方向にみて、
転写帯電器の下流側に、分離帯電器を配設した構成のも
のがひろく実用されてきた。
ところが、近来この種の画像形成装置は小型軽量化が
著るしく、これに従って、通常回転円筒状に形成された
像担持体も小径化して、各種画像形成に要する部材の配
置スペースも小さくなる傾向となってきているので、分
離手段も、分離帯電器のような大型のものの代りに、針
状ないしは先端を鋸歯状に形成した板材からなる除電針
を、転写帯電器の下流側に配して転写材の除電を行な
い、これと、転写材自体の弾性、自重を利用する曲率分
離手段ないしは、分離爪などの小型の分離手段によっ
て、転写材の分離を行なうようなものが、次第に実用さ
れるようになってきている。
さらに、分離した転写材をつぎの定着部位に搬送する
にあたっても、転写材を案内して走行する搬送ベルトな
どを使用せず、固定された案内部材を利用するようにな
ってきている。
このような案内部材は、いっぱんに合成樹脂成型品を
使用しているのが普通であるので、この表面を転写材を
通過させると、両者間の摩擦によって帯電することを免
かれない。
この場合、両者の接触状態は場所によって異なるの
で、局部的に強い電界が発生することがあり、とくにこ
の電界が転写材上のトナーを反発する方向に作用する場
合には、トナーが散乱して画像を乱すおそれがあった。
このような不都合を回避するため、たとえば、案内部
材を低抵抗物質で形成することが考えられるが、このよ
うにすると、転写材に残存する残留電荷が放電し、これ
による画像の乱れが生ずる欠点があった。また、案内部
材の材質を、転写材との摩擦係数の低いもの、転写材と
の帯電極性が、トナーと逆極性となるようなものを選択
することなどが考えられるが、転写材には、紙、フィル
ムなど種々なものが使用されるので、すべての転写材に
好適な材料を選択することは、実際問題として不可能で
ある。
本発明はこのような事態に対処すべくなされたもので
あって、転写材の如何にかかわらず、つねに良好な画像
が得られるような画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体と、
この像担持体から転写材に像を転写する転写帯電器と、
転写後転写材を除電する尖端部を備えた除電部材と、未
定着像を有する転写材の裏側を摺擦しながら案内する案
内部材とを有する画像形成装置において、 前記案内部材は、転写後始めに転写材を案内し、前記
除電部材に近接して設けられ、厚みが0.1〜0.54mmの絶
縁性表層と、この表層の内側に設けられた前記転写帯電
器に印加される電圧と同極性の電圧が印加される導電性
部材とを備えてなることを特徴とする画像形成装置であ
る。
このように構成することによって、分離された転写材
の電位が高くても、案内部材との間に放電を発生するに
は至らず、また、摩擦帯電についても、案内部材に印加
される電圧に比して、その変動範囲を小範囲に維持でき
るので、局部的に強電界が発生することがなく、トナー
の飛散を防止することができる。
(実施例の説明) 第1図は、本発明を回転円筒状の像担持体(感光体)
をそなえた複写機に適用した実施例の要部側面図であ
る。
紙面垂直方向にのびており、矢印A方向に回転する感
光体1に形成されたトナー像は、搬送路2によって搬送
される転写材(不図示)とタイミングを合せて、感光体
1に平行に近接配置され、転写帯電器3をそなえた転写
部位に達して転写材に転移し、ついで、感光体から分離
し、搬送ガイド8をとおって次工程に送給されるものと
する。
なお、この複写機の場合、トナーが負帯電するものと
して説明する。
搬送ガイド8は、転写材の走行方向にみて転写帯電器
の下流側に配設してあり、転写帯電器3の側からみて、
尖鋭端部を有する除電部材たる第1除電針5、表面の絶
縁層7aと内側の導電層7bから形成した案内部材7、尖鋭
端部を有する除電部材たる第2除電針6とを具有してお
り、さらにその下流側には、転写材を定着部位に案内す
る案内部9が形成してある。
前記感光体1の周辺には、一次帯電器、画像信号付与
手段、現像器、クリーニング装置その他画像形成に要す
る部材が配設してあることは勿論であるが、これらはす
べて本発明に直接関係がないので、すべて省略してあ
る。
このようなものにおいて、案内部材7の導電層7bに
は、転写帯電器と同極性の電圧、この場合+2000Vが印
加されているものとし、転写帯電器のシールド、各除電
針はアースしてある。
絶縁層7aは、ポリエチレン、ポリエステル、四フッ化
エチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフッ化ビニリ
デンなど抵抗が1014Ωcm以上の物質を、Al、鉄、Susな
どからなる導電層7bの表面に、厚み0.54mm以下に接着な
いしコーティングして形成してある。
転写後、転写材が感光体から分離すると、両者の距離
が急激に遠ざかり、転写材の対地容量はきわめて小さく
なる。転写材には転写時の残留電荷が残っており、この
ために、その電位は高くなっていて、1000〜3000V程度
となる。
しかしながら、案内部材7の導電層には、前述のよう
に+2000Vの電圧が印加されているので、転写材と案内
部材との間には放電を発生するほどの電界が生ぜず、両
除電針との間に強い集中電界が生ずるので、これら除電
針によって、転写材の残留電荷は十分に除去され、以
後、搬送中放電による画像の乱れが発生することがな
い。
転写材と案内部材7との間に生ずる摩擦帯電について
は、これによって生ずる電界は絶縁層の厚みが薄いの
で、局部的に強い電界が生ずることはない。これは、い
っぱんに摩擦帯電によって生ずる電荷は多くとも10-5c/
m2程度であり、案内部材7の静電容量が、この種絶縁層
の比誘電率がいっぱんに2〜5程度でありかつ、絶縁層
の厚みが0.54mm以下ならば3.3×10-8F/m2以上となるた
め、摩擦帯電による電位分布はおおむね300V以内におさ
まる。
第2図は案内部材上の長手方向の電位分布を、導電層
に印加した電圧、+2000Vを基準にして示したものであ
って、その変動はほぼ300V以内におさまっており、電位
分布がこの程度におさまれば、どのような転写材におい
ても、トナーの飛散現象が発生することはないことが確
認されている。
第3図のカーブaは、導電層7bをアースした場合の、
転写材との摩擦帯電によって発生した電位分布であっ
て、局部的な強電界は生じてはいないが、電位の絶対値
が+300V以下であるので、転写材からの放電が生じやす
く、この場合、案内部材側の静電容量が大きいので、放
電が停止するまでに相当量の放電が行なわれるので画像
の乱れを生ずる。同図カーブbは、導電層を除いた場合
の電位分布を示すもので、この場合は、静電容量が小さ
く、5×10-9F/m2程度であるので、転写材との摩擦帯電
によって局部的に2000V以上の電位差を生じ、トナーの
飛散を発生するおそれがある。
以上説明したように、転写後、分離した転写材を固定
型の案内部材によって次工程に摺擦しながら案内するよ
うに構成した画像形成装置において、該案内部材を、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、
四フッ化エチレン、ポリフッ化エチレンなどから選択し
た、厚み0.54mm以下(好ましくは耐久性の観点から0.1
〜0.54mmの間)のフィルムの外層とし、内層にAl、鉄、
Susなどから選択した導電層を重畳して形成した案内部
材を、転写帯電器の下流側に配し、該導電層に、放電開
始に至らないよう、500〜3000Vのバイアスを印加するこ
とによって、転写材の搬送時に、放電による画像の乱
れ、摩擦帯電によるトナーの飛散をともに阻止すること
ができる。
また、第1図のように、案内部材7と除電針5、6と
を近接して設けても案内部材の表層7aは絶縁層であるの
で、除電針5、6の先端と案内部材7の導電層との間の
放電を防止することができる。
第4図は、本発明による案内部材の他の実施例を示す
ものであって、前述の装置と対応する部分には同一の符
号を付して示してあり、それらの構成についての説明は
省略する。
このものにおいては、案内部材7の導電層7bと転写帯
電器3のシールドを、定電圧素子ないしは10MΩ以上の
負荷抵抗10を介してアースし、導電層7bに1000〜2000V
の電圧を印加する。
このように構成することによって、転写帯電器3から
案内部材7に至るまで強い正電界が発生し、これが第2
除電針6に集中するので、該除電針の除電効率が向上し
て、第1除電針が不要となるとともに、導電層にバイア
スをかける電源が不要であるので、構成が簡単になる。
(3)発明の効果 本発明は以上説明したように、転写後、除電針を利用
して、転写材を分離搬送するような画像形成装置におい
て、転写材の搬送を案内する案内部材を、絶縁層と導電
層の重層構成とし、蓋導電層にバイアスを印加するよう
に構成したから、その構成がきわめて簡単で小型であ
り、転写材の放電による画像の乱れ、案内部材の帯電に
よるトナーの飛散をいずれも有効に阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を回転円筒状の感光体をそなえた複写機
に適用した実施例を示す要部側面図、 蛇2図、第3図は、それぞれ本発明、比較例の電位分布
を示すグラフ、 第4図は本発明の他の実施例を示す要部の側面図であ
る。 1……感光体、3……転写帯電器、5……第1除電針、
6……第2除電針、7……案内部材、7a……絶縁層、7b
……導電層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−47978(JP,A) 特開 昭55−155373(JP,A) 特開 昭62−46837(JP,A) 実開 昭54−10238(JP,U) 実開 昭55−4438(JP,U) 実開 昭58−81549(JP,U) 実開 昭59−98449(JP,U) 特公 昭55−33072(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体から転写材に像
    を転写する転写帯電器と、転写後転写材を除電する尖端
    部を備えた除電部材と、未定着像を有する転写材の裏側
    を摺擦しながら案内する案内部材とを有する画像形成装
    置において、 前記案内部材は、転写後始めに転写材を案内し、前記除
    電部材に近接して設けられ、厚みが0.1〜0.54mmの絶縁
    性表層と、この表層の内側に設けられた前記転写帯電器
    に印加される電圧と同極性の電圧が印加される導電性部
    材とを備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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JP6409504B2 (ja) * 2014-10-30 2018-10-24 富士ゼロックス株式会社 除電装置および画像形成装置
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