JP2538286B2 - 脱水洗濯機 - Google Patents

脱水洗濯機

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JP2538286B2 JP62282706A JP28270687A JP2538286B2 JP 2538286 B2 JP2538286 B2 JP 2538286B2 JP 62282706 A JP62282706 A JP 62282706A JP 28270687 A JP28270687 A JP 28270687A JP 2538286 B2 JP2538286 B2 JP 2538286B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、脱水洗濯機に関する。
(ロ)従来の技術 一般的な洗濯機を第11図に基づいて説明する。1は機
枠、2は機枠1の上部後方に設けられた操作部、3は機
枠1に内設された外槽、4は外槽3に内設され、周囲に
脱水孔5…を有する脱水兼洗濯槽、6は洗濯槽4の底部
に配設された大径山型の回転翼、7は駆動モータであ
り、洗濯槽4及び回転翼6に動力伝達機構8を介して連
結され、洗濯時には回転翼6を回転させ、脱水時には洗
濯槽4、回転翼6を共に高速回転させる。9は外槽3の
底部に設けた排水口、10は排水口9に接続された排水
管、11は排水管10中に設けられた排水電磁弁、12は給水
管13中に設けられた給水電磁弁である。そして、14は外
槽3の底部一角に設けられたエアートラップであり、操
作部2内の圧力スイッチ15に圧力ホース16を介して連結
されている。この圧力スイッチ15により、規定の水位
(高、中、低)の内、設定された水位を検出する。
斯かる洗濯機に於いて、洗濯槽4内に柔軟仕上げ剤等
を所定時期に投入するようにした装置が特公昭60−5047
9号公報(D06F 39/02)や特公昭62−10680号公報(D06F
39/02)に示されている。
即ち、前者は予め仕上剤を貯留しておく容器をバラン
スリングに装着し、仕上剤を脱水時に遠心力を利用し
て、容器内に区画した保持室間で移動させ、最終のすす
ぎ時に投入するようにしたもので、後者は、予め操作部
内に仕上剤の貯留容器を配設し、カムの制御によって所
定時期に容器を投入位置に変位させるものである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 前記従来例にあっては、最終のすすぎ工程の給水開始
と同時に仕上剤が投入されるようになっており、これで
は仕上剤が真っ先に排水口と排水弁間の排水管内に流れ
込んで沈殿し、この箇所は回転翼による水流も及びにく
いので、すすぎ工程中洗濯物に浸透しにくいと言う問題
があった。特に、前者の従来例にあっては、外槽と洗濯
槽との間に仕上剤が投入され、後者の従来例にしても、
洗濯槽内へ仕上剤が投入されるものではあるが、すすぎ
工程前の中間的な脱水動作で洗濯物が洗濯槽壁にへばり
ついているため、いづれにしても仕上剤は抵抗なく排水
口方向へ流れ易いものである。
本発明は、斯かる問題点に鑑みて、脱水洗濯機に於い
て、洗濯処理剤を洗濯水中に確実に拡散させ、処理剤に
よる洗濯物への処理効果を良好なものにすることを目的
とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の脱水洗濯機は、外槽と、該外槽内に配設され
た脱水兼洗濯槽と、該洗濯槽内に配設された回転翼と、
該回転翼の駆動装置と、前記洗濯槽に対する給水装置及
び排水装置と、最終のすすぎ工程時、洗濯処理剤貯留部
内の洗濯処理剤を前記洗濯槽に水で流して投入するため
の洗濯処理剤投入装置と、前記洗濯槽内の水位を検知す
る水位検知装置と、洗い、すすぎ及び脱水の各工程をプ
ログラムに従って実行すべく前記各装置の動作を制御す
るマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピ
ュータは、前記最終のすすぎ工程が注水すすぎ工程であ
る場合、該注水すすぎ工程の終了後、前記水位検知装置
による検知水位に基づいて前記排水装置を駆動制御し、
洗濯物量に対応する設定水位より低い水位まで排水する
排水手段と、該排水手段による排水後、前記水位検知装
置による検知水位に基づいて前記給水装置を駆動制御
し、前記設定水位まで給水する給水手段と、該給水手段
による給水中、前記洗濯処理剤投入装置を駆動して洗濯
処理剤を投入する投入手段と、前記給水手段による給水
後、前記洗濯処理剤を拡散すべく前記駆動装置を駆動し
て前記回転翼を回転させる拡散手段とを有するよう構成
したものである。
(ホ)作用 即ち、注水すすぎ(水をオーバーフローさせながらす
すぐ)中に洗濯処理剤を投入するのではなく、注水すす
ぎ終了後に、一度水量を減らしてから投入するので、処
理剤が水と共にオーバーフローすることがない。しか
も、洗濯処理剤が投入された時点では、既に排水管内に
水が充満しているので、処理剤はこの排水管内にほとん
ど侵入せず、少なくとも外槽の底部に沈殿し、回転翼の
水流により槽全体に拡散される。
また、注水すすぎ工程終了後が、オーバーフロー(溢
水)水位であるのに対し、設定水位以下まで排水し、設
定水位まで給水するので、洗濯物の量に対応する水量に
合った必要最小限の処理剤で、所望の処理効果を得るこ
とができる。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を第1図乃至第10図に基づいて説明す
る。但し、従来例と同様の箇所には同符号を用い、説明
を省略する。
まず、仕上剤の投入装置17について説明する。
前記操作部2は、合成樹脂にて箱状に形成され、上面
後方一角に上記開口の凹所を一体に設けることにより、
仕上剤等の洗濯処理剤(以下仕上剤とする)を貯留する
ための貯留部18を構成している。該貯留部18の後方には
蓋体19が枢支され、これにより貯留部18の上面が開閉自
在に施蓋される。前記貯留部18の底面18aにはサイフォ
ン装置20が設けられ、このサイフォン効果により貯留部
18内の水が前記底面18aから導出される。また、前記貯
留部18の前壁21には、貯留部18内の水位が上昇して上面
から溢れ出ることを防止するための溢水部22が設けられ
ており、この溢水部22の溢水水位(第5図中H1)は、前
記サイフォン装置20の動作水位(第5図中H2)よりも高
位置に設定されている。
23は下面が開口した箱状の注水口体であり、前記貯留
部18の前方に並設されている。
24は前記貯留部18及び注水口体23の下方に設けられた
樋状の給水路であり、後方から前方に向けて下降傾斜
し、前記貯留部18や注水口体23からの水は、この給水路
24に収容されて、前端部24aから前記洗濯槽4内に注が
れる。25…は前記給水路24の前方部に一体に突設された
整流用のピンである。
第3図の如く前記給水路24の一側壁24bには、溝状部2
6を介して前記給水管13を接続するジョイント部27が一
体に形成されており、一方、前記注水口体23の一側壁23
aには供給水の導入部28と前記溝状部26の上面を覆うカ
バー部29とが一体に形成されてある。そして、前記給水
路24の溝状部26を前記注水口体23のカバー部29で覆って
注水口体23を前記給水路24の螺子止め部30に固定する。
而して、前記給水管13からの供給水は、前記ジョイント
部27から前記溝状部26とカバー部29とで構成された流路
31を通って前記導入部28から注水口体23内に導入され
る。この時、前記流路31は第2図の如く約45度屈曲され
ているので、この流路抵抗により水圧が弱められる。ま
た、第8図の如く前記カバー部31と溝状部26とは、カバ
ー部31の端部に形成した断面コ字型の溝32に、溝状部26
の上端を嵌合して結合することで、水漏れを極力防止し
ている。
さて、33は前記注水口体23の前面壁23bの中央部から
上面壁23cにかけて形成した溢水路であり、その入水口3
4(下端)は前記注水口体23の下面よりも高く、出水口
は溢水口35として後面壁23dから前記貯留部18の溢水部2
2内に突出されている。また、この溢水路33の側壁33a,3
3bは、第7図の如くその入水口34端に於いて、前記導入
部28から遠い側壁33bが切欠かれてある。36は前記注水
口体23の周壁から張出して下面よりも下方に延びるリブ
である。尚、前記注水口体23内には、図示しないが整流
用のピンが突設されてある。
37は前記注水口体23の下面を施蓋すべく前記リブ36の
後部に軸枢支された注水口カバーであり、力点としての
操作片38が前記貯留部18の側方まで延出し、この操作片
38にスプリング39が係止して、注水口カバー37を常時閉
塞状態に付勢している。前記スプリング39は前記注水口
カバー37の枢支軸40に巻回することにより保持してい
る。更に、前記注水口カバー37は、その周縁から中心部
にかけて窪み且つ一端側37aに傾斜した形状に形成され
ていると共に、前記注水口体23の前記注水口カバー37と
当接する箇所の肉厚t1が1mm以下に設定されてある。こ
れらは後述するが凍結防止のための対策である。また、
注水口カバー37は注水口体23の下面にその3辺が完全に
密接し、前記一端側37aのみ隙間t2が設けられている。
前記操作片38からは、更に操作アーム41が前記貯留部
18の側壁に沿って延出されており、一方、42は前記蓋体
19の開閉に連動して回動する回動アームであり、前記蓋
体19の開放動作時に回動して前記操作アーム41に当接
し、操作アーム41を下方から押し上げる。従って、前記
注水口カバー37は、前記スプリング39の付勢力に抗して
回動し、前記注水口体23の下面が開放する。この時、前
記蓋体19を開放すると言うことは、仕上剤を貯留部18内
に供給することであるから、供給水が溢水路33を上昇し
て注水口体23の溢水口35から貯留部18内に導入されるこ
とのないような開度で前記注水口カバー37を回動させる
必要がある。本実施例では、実験に基づき、その開度x
を25度以上に設定してある。
43は前記給水路24に一体的に形成された固定部44に、
前記操作アーム41の側方に位置するよう取着された取付
板であり、仕上剤投入用のソレノイド45が固定されてい
る。46はS字状に折曲された作動片であり、その一端46
aが、前記取付板43の下部に設けられた枢支孔47内に挿
入されて枢支され、且つ取付板43との間で、ばね部材48
により常時押圧方向(第4図矢印方向)に付勢されてい
る。従って、このばね部材48により、作動片46の他端側
46bは反矢印方向に回動付勢されて、前記操作アーム41
の側面に当接している。前記動作片46の他端側46bはま
た、前記ソレノイド45の励磁により吸引されて、前記ば
ね部材48の付勢に抗して回動し、操作アーム41との当接
状態が解除される。
而して、前述の如く蓋体19の開放動作により前記操作
アーム41が押し上げられると、ばね部材48の付勢により
前記作動片46の他端側46bが前記操作アーム41の下方に
移動するので、蓋体19が閉じられても操作アーム41の復
帰は規制され、前記注水口カバー37が注水口体23の下面
を開放した状態で保持される。
斯かる構成に於いて、使用者は、前記蓋体19を開けて
所定量の仕上剤を前記貯留部18内に投入しておく。この
蓋体19の開閉動作により前記注水口カバー37は開放位置
にロックされる。そして、プログラムを開始させると、
まず前記給水電磁弁12が開き、前記導入口28から注水口
体23内に供給水が導入される。この水はそのまま注水口
体23の下面から前記給水路24上に落下し、前端部24aか
ら洗濯槽4内に注がれる(第5図点線状態)。そして最
終のすすぎ工程に於いて、前記仕上剤投入用ソレノイド
45が励磁されると、前記作動片46が吸引されて作動片46
と操作アーム47の係止が解除されるので、前記注水口カ
バー37は、前記スプリング39の付勢により回動復帰して
前記注水口体23の下面を閉塞する。而して、給水が行わ
れると、前記注水口体23に導入された水は、下面が閉塞
されているので前記溢水路33内を上昇して前記溢水口35
から前記貯留部18内に導入される(第5図実線状態)。
この時、水圧が所定以上に高いと、前記注水口カバー37
は、スプリング39に抗して水圧に応じた開度で開放する
ので、供給水の一部はここから抜け出る。従って、溢水
口35からは、水圧に拘らずほぼ一定の吐出量となる。前
記貯留部18内に水が供給されると、この水に仕上剤が溶
解し、サイフォン装置20により前記給水路24上に導出さ
れて、給水路24の前端部24aから洗濯槽4内に供給され
る。また、サイフォン装置20で処理しきれない水は、貯
留部18前壁の溢水部22から給水路24上に導出される。
さて、斯かる全自動洗濯機はマイクロコンピュータに
より制御され、以下このマイクロコンピュータ47(以下
マイコンと称す)を中心とした洗濯機の制御機構を第9
図に基づいて説明する。
前記マイコン47は、CPU48、RAM49、ROM50、タイマー5
1、システムバス52及び入出力ポート53〜58から構成さ
れる。前記CPU48は制御器59と演算部60とから構成さ
れ、前記制御部59は命令を取り出し及び実行を行い、前
記演算部60は命令の実行段階に於いて、制御部59からの
制御信号によって入力機器やメモリから与えられるデー
タに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算処
理を行う。前記RAM49は、洗濯機に関するデータを記憶
するためのものであり、前記ROM50は、予め洗濯機を動
かすための手段や、判断のための条件の設定、各種情報
の処理をするためのルール等を読み込ませておくもので
ある。
前記入力ポート53〜55には、前記各種操作キーから構
成される入力キー回路61、水位検知器や上蓋の開閉に連
動する上蓋安全スイッチ等の検知回路62、予め使用者が
希望する時刻に洗濯が自動的に開始されるように設定す
る時間予約設定回路63等からの信号が入力され、これら
の情報を基に、前記出力ポート56〜58から、前記LED群
から構成されるLED駆動回路64、工程終了報知又は異常
検知用ブザー回路65、双方向性サイリスタ等から構成さ
れる負荷駆動回路66等に制御信号が送出される。前記負
荷駆動回路66は、前記マイコン47からの制御信号に従っ
て、回転翼駆動用モータ7の左右回転回路67,68、給水
電磁弁駆動回路69、排水電磁弁駆動回路70及び前記仕上
剤投入用ソレノイド駆動回路71の動作を制御する。72は
前記マイコン47に電圧を供給する電源回路、73はリセッ
ト信号発生回路である。
本実施例では、前記圧力スイッチ15に代わる水位検知
器として、洗濯槽4内の水位変化に応動して磁性体をコ
イル内に出入りさせて該コイルのインダクタンスを変化
させ、このコイルのインダクタンス変化により水位変化
を検出すべく構成した水位センサー(図示しない)を使
用しており、即ち、前記マイコン47が前記コイルのイン
ダクタンス変化を判別して水位を検知するので、槽内の
水位が連続的に検出できる。
而して、全自動洗濯機は、前記マイコン47の制御の下
に、洗い、すすぎ、脱水の各工程からなるプログラムを
逐次実行させる。また、洗いからすすぎに移行する際及
びすすぎを繰返す際には短時間の脱水工程を行う。ま
た、前記すすぎ工程には、ためすすぎと注水すすぎの2
通りの方式があり、プログラムの開始前に使用者が任意
に洗濯できる。因みに、ためすすぎとは規定水位まで給
水した後、給水を止めてすすぐものであり、注水すすぎ
とは給水を止めずにオーバーフローさせながらすすぐも
のである。
以下、仕上剤投入動作を第10図に従って説明する。
第10図に於いて、前記マイコン47は最終に行われるす
すぎ工程がためすすぎか注水すすぎかを判断し、ためす
すぎならばX領域、注水すすぎならばY領域の制御を行
う。
(ためすすぎ) 中間脱水後、前記マイコン47は、最終のすすぎを行う
べくまず前記洗濯槽4内に給水を開始する(X−1)。
次に、給水を10秒間行った時点で前記仕上剤投入用ソレ
ノイド45を励磁し、前記洗濯槽4内に仕上剤が投入され
るようにする(X−2)。この投入動作を2秒間行う
と、前記ソレノイド45の励磁を断ち(X−3)、設定水
位に達した時点で給水を停止する(X−4)。以後は所
定時間前記回転翼6での撹拌動作を行う。
(注水すすぎ) 最終すすぎが注水すすぎの場合は、とりあえず仕上剤
を投入せずに最終すすぎを終了させ、排水を開始する
(Y−1)。この排水は設定水位を越えてから10秒間行
い、洗濯槽4内にまだ水が残っている状態で停止する
(Y−2)。次に、再び給水を行い(Y−3)、同時に
前記仕上剤投入用ソレノイド45を励磁し、洗濯槽4内に
仕上剤を投入する(Y−4)。仕上剤の投入動作は2秒
間で終了し(Y−5)、設定水位に達した時点で停止す
る(Y−6)。そして、前記回転翼6での撹拌動作を1
分間行って終了する(Y−7)。
こうすることにより、最低水位に設定して洗濯したも
のであれば、その水量に見合った量の仕上剤でよく、仕
上剤及び水量を制約できる。
尚、本実施例では、前記X領域に於いて、仕上剤の投
入時期を給水開始から10秒間としたが、10秒間に限定さ
れるものではなく、少なくとも前記排水電磁弁11から前
記排水口9までの排水管内を満たす時間であればよい。
また、注水すすぎ時の制御をためすすぎ時と同様にしな
かったのは、仮に仕上剤がすすぎ水中に拡散してもオー
バーフローさせる限りほとんど溢出してしまうからであ
る。
(ト)発明の効果 本発明の脱水洗濯機によれば、洗濯処理剤が投入され
た時点では、既に排水管内に水が充満しているので、処
理剤はこの排水管内にほとんど侵入せず、少なくとも外
槽の底部に沈殿し、回転翼による水流により槽全体に拡
散される。
しかも、採集すすぎ工程が注水すすぎ工程であって
も、処理剤をオーバーフローさせてしまう必要がない。
また、投入される洗濯処理剤は、注水すすぎ時のオー
バーフロー水位より低い、洗濯物量に対応する設定水位
に見合った量でよく、即ち、洗濯処理剤は洗濯物量に応
じた量でよく、洗濯処理剤の制約を図ることができる。
従って、洗濯処理剤による洗濯物への処理効果が良好
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脱水洗濯機に於ける洗濯処理剤投入装
置の要部破断せる斜視図、第2図は同平面視せる内部機
構図、第3図は第2図中B−B′断面図、第4図は蓋体
と注水口カバーの連動機構を示す斜視図、第5図及び第
6図は第2図中要部縦断面図、第7図は注水口体の断面
図、第8図は流路の断面図、第9図は制御機構のブロッ
ク回路図、第10図は仕上剤の投入動作を示すフローチャ
ート、第11図は脱水洗濯機の要部断面せる内部機構図で
ある。 3……外槽、4……脱水兼洗濯槽、6……回転翼、11…
…排水電磁弁(排水装置)、12……給水電磁弁(給水装
置)、17……仕上剤投入装置、47……マイクロコンピュ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 久典 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−22471(JP,A) 特開 昭56−151095(JP,A) 特開 昭61−168395(JP,A) 実開 昭61−198686(JP,U) 実開 昭62−196185(JP,U) 実開 昭57−105075(JP,U) 特公 平4−3238(JP,B2) 実公 昭60−33910(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外槽と、該外槽内に配設された脱水兼洗濯
    槽と、該洗濯槽内に配設された回転翼と、該回転翼の駆
    動装置と、前記洗濯槽に対する給水装置及び排水装置
    と、最終のすすぎ工程時、洗濯処理剤貯留部内の洗濯処
    理剤を前記洗濯槽に水で流して投入するための洗濯処理
    剤投入装置と、前記洗濯槽内の水位を検知する水位検知
    装置と、洗い、すすぎ及び脱水の各工程をプログラムに
    従って実行すべく前記各装置の動作を制御するマイクロ
    コンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータは、
    前記最終のすすぎ工程が注水すすぎ工程である場合、該
    注水すすぎ工程の終了後、前記水位検知装置による検知
    水位に基づいて前記排水装置を駆動制御し、洗濯物量に
    対応する設定水位より低い水位まで排水する排水手段
    と、該排水手段による排水後、前記水位検知装置による
    検知水位に基づいて前記給水装置を駆動制御し、前記設
    定水位まで給水する給水手段と、該給水手段による給水
    中、前記洗濯処理剤投入装置を駆動して洗濯処理剤を投
    入する投入手段と、前記給水手段による給水後、前記洗
    濯処理剤を拡散すべく前記駆動装置を駆動して前記回転
    翼を回転させる拡散手段とを有することを特徴とする脱
    水洗濯機。
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