JP2538271Y2 - プッシュボタンの防振支持装置 - Google Patents

プッシュボタンの防振支持装置

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JP2538271Y2
JP2538271Y2 JP1987131843U JP13184387U JP2538271Y2 JP 2538271 Y2 JP2538271 Y2 JP 2538271Y2 JP 1987131843 U JP1987131843 U JP 1987131843U JP 13184387 U JP13184387 U JP 13184387U JP 2538271 Y2 JP2538271 Y2 JP 2538271Y2
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JP
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push button
vibration
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support
hole
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伸夫 高橋
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Onkyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、増幅器等に設けられているプッシュスイ
ッチを操作するためのプッシュボタンの支持装置に関
し、特に振動の激しい場所で使用される機器に適したプ
ッシュボタンの防振支持装置に関する。
[従来の技術] 従来におけるプッシュボタンの代表的な支持装置は、
例えば第4図にその断面を示す如く、機器の前面板22
の、プッシュスイッチ25に対応する位置にプッシュボタ
ン21挿通用の支持孔23を穿設し、該支持孔23の内周面の
複数箇所に、支持孔23の軸方向にリブ24が形成され、当
該リブ24と、挿通したプッシュボタン21との間には僅か
の隙間が存在した状態でプッシュボタン21が保持され、
プッシュボタン21とプッシュスイッチ25が結合される。
尚、26は、例えばプリント基板のようなプッシュスイ
ッチ25の取付部材である。
[解決しようとする問題点] この様な構造を有する従来のプッシュボタンの支持構
造は、機器が単に独立した増幅器等の様にそれ自体が振
動しない場合は問題が無いが、最近になって車載用とし
て使用頻度が増加している増幅器付スピーカのごとく、
振動体と一体化された構造では振動によってプツシュボ
タン支持部からビリ音が発生する問題があった。
そこで本考案は、従来同様の支持装置に加えてプツシ
ュボタンを柔軟性シートからなる支持部材を併用して支
持することで、上記従来例の有する問題点を解決するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記した目的を達成するための本考案に係るプッシュ
ボタンの防振支持装置を実施例を示す第1図〜第2図を
用いて説明すると、本考案は、プッシュスイッチ7を押
圧操作するためのプツシュボタン1の支持装置であっ
て、当該プツシュボタン1が前面板4、若しくはこれに
準ずる部材に形成され且つ内周部に複数個の支持用のリ
ブ5が設けられている支持孔6と、柔軟な材料で製作さ
れ且つ前記プッシュボタン1の外周に接する形状の貫通
孔3が形成されている防振支持部材2とで支持されてい
ることを特徴とするプッシュボタンの防振支持装置であ
る。
[作用] そして、此の様な構成の支持装置では、プッシュボタ
ン1がその外周に接する防振支持部材2で支持され、軸
に対し垂直方向の動きが該防振支持部材2の有する弾力
性によって抑制されているから、プッシュボタン1が取
付けられた機器が振動しても、プッシュボタン1と支持
孔6との係合状態が変動し、それに伴ってビリ音が発生
するということはない。
更に、防振支持部材2の材料として例えばシリコンゴ
ムのような温度特性、耐候性が優れた物質を使用するこ
とにより、車室内のような厳しい環境の下でも長期間に
亘って良好な防振性能を維持することが出来る。
[実施例] 第1図〜第2図により、本考案の第1実施例を詳述す
ると、1はプッシュボタンで、機器の内部に設置されて
いるプッシュスイッチ7に結合されている。
機器の前面板4にはプッシュボタン1が挿通される支
持孔6が穿設され、該支持孔6の内面、6か所にプッシ
ュボタン1の軸と平行な方向にリブ5が形成され、プッ
シュボタン1の移動の円滑さを保持している。
本実施例では前面板4の背面に、厚さが0.3mmのシリ
コンゴムシートからなり、ほぼ六角形状の透孔が穿設さ
れた防振支持部材2が配設される。
該防振支持部材2は図示の如く、透孔の内周辺でプッ
シュボタン1の外周面の4箇所で接し、プッシュボタン
1が外力によって振動することが無いよう保持する。
11は従来例と同じくプッシュスイッチ7を保持する取
付部材である。
第3図は本考案の第2実施例で、全面板4の一部に透
明な材料からなる照明用の配光板8を組込んで一体化
し、該配光板8の背面に白色にして反射率を高めたゴム
シートからなる防振支持部材2を配設し、配光板8の端
面又は凹孔に光源9を設けたもので、防振支持部材2を
反射板として利用し、照明による表示効果を高めた構造
である。
同図面に於て、10は不要な漏光を防止するとともに意
匠を構成する為の前面装飾板である。
以上、本考案に係るプッシュボタンの防振支持装置に
ついて代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本考
案による防振支持装置の実施態様は上記実施例の構造に
限定されるものではなく、例えば防振支持部材2に穿設
された透孔の形状は、実施例の六角形状以外にも、プッ
シュボタンの外周全体に接するような形状の様に、プッ
シュボタンの外周に大略均等に複数箇所以上で接する限
り、意匠上の要求を加味して決定される。
さらに、該防振支持部材の材料や厚さ等に関しても、
前記したクレーム記載の構成要件を具備し、本考案にい
う作用を呈し、以下に述べる効果を有する限りにおい
て、適宜改変して実施しうるものである。
[効果] 本考案に係るプッシュボタンの支持装置では、プッシ
ュボタンが防振支持部材で支持且つ拘束され、軸に対し
垂直方向の動きが抑制されているから、例えば増幅器付
スピーカの様に振動源と一体化されているような場合、
機器が振動してもプッシュボタンと機器前面板の支持孔
との係合状態が不安定に変動し、それに伴ってビリ音が
発生するということはない。
更に、防振支持部材2の材料として温度特性、耐候性
が優れた物質を使用することにより、車室内のような厳
しい環境の下でも長期間に亘って良好な防振性能を維持
することが出来る。
以上の利点によって、操作時のスムースな感覚と安定
した動作が長時間保証された製品を提供し得るという効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の側断面図、第2図は同、要
部背面図、第3図は第2実施例の側断面図、第4図は従
来例の側断面図である。 1はプッシュボタン、2は防振支持部材、3は貫通孔、
4は前面板、5はリブ、6は支持孔、7はプッシュスイ
ッチである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プッシュスイッチ(7)を押圧操作するた
    めのプツシユボタン(1)の支持構造であって、当該プ
    ツシユボタン(1)が前面板(4)、若しくはこれに準
    ずる部材に形成され且つ内周部に複数個の支持用のリブ
    (5)が設けられている支持孔(6)と、柔軟な材料で
    製作され且つ前記プッシュボタン(1)の外周に接する
    形状の貫通孔(3)が形成されている防振支持部材
    (2)とによって支持されていることを特徴とするプッ
    シュボタンの防振支持装置。
JP1987131843U 1987-08-28 1987-08-28 プッシュボタンの防振支持装置 Expired - Lifetime JP2538271Y2 (ja)

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JPS6436738U JPS6436738U (ja) 1989-03-06
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