JPH0721021Y2 - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JPH0721021Y2
JPH0721021Y2 JP5581788U JP5581788U JPH0721021Y2 JP H0721021 Y2 JPH0721021 Y2 JP H0721021Y2 JP 5581788 U JP5581788 U JP 5581788U JP 5581788 U JP5581788 U JP 5581788U JP H0721021 Y2 JPH0721021 Y2 JP H0721021Y2
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JP
Japan
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plate
illumination
speaker
illumination plate
speaker system
Prior art date
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JP5581788U
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JPH01159487U (ja
Inventor
亨 松本
Original Assignee
フオスター電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車輌搭載用スピーカシステムに関するもので
ある。
[従来の技術] 近年、特に車輌搭載用スピーカシステムにおいては夜間
使用時のための外観性能の向上を目的として、アクリル
またはポリカーボネイト等の樹脂板を装着し、該樹脂板
の裏面または端面より光を当て、樹脂板に印刷された文
字や図形等を浮き出させ、前記樹脂板をイルミネーショ
ン板として使用する方式が増えている。
併し乍ら、車載用スピーカシステムにおいては、車輌内
に置かれるために出来る限り小型化する必要があり、そ
の結果、小型化によって低音不足の傾向となり、しか
も、イルミネーション基板等が内部に設置されるので実
質的容積はさらに少なくなって、一層低音部が出にくい
傾向になった。
このため、前記イルミネーション板をパッシプ振動板と
して使用し、低音部の充実を図る方式が考えられ、第3
図及び第4図に示すようなスピーカシステムが提案され
ている。
第3図において、20はスピーカボックスで、スピーカボ
ックス20の一方の面にはスピーカ21が取り付けてあり、
この反対側の面には開口部20aが設けてあって、この開
口部20aの裏側にはエッジ部22を設けてあり、このエッ
ジ部22にイルミネーション板23が取り付けてある。この
イルミネーション板23には文字や図形が印刷されてお
り、この印刷面を照射するイルミネーション用ランプ24
がスピーカボックス20内に配設されてある。このような
構成ではイルミネーション板23裏面の音圧分布の不均一
に起因するローリング振動が発生し、イルミネーション
板23は第3図の仮想線のようになり、音圧周波数特性及
び音質等に悪影響を及ぼしていた。そのため、イルミネ
ーション板23のローリング振動を防止する目的をもっ
て、第4図に示すように、イルミネーション板23の裏面
にダンパー25を設け、ダンパー取付台26の固定部を開口
部20aの裏側周辺に取り付けていた。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来のスピーカシステムにおいては、イルミネ
ーション板23のローリング防止装置であるダンパー及び
ダンパー取付部によって、イルミネーション用ランプ24
の光が遮られてイルミネーション板としての利用価値を
半減する等の欠点があった。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、イルミネーション板のローリング振動
を抑え且つイルミネーションランプよりの光を遮ること
なくイルミネーション板に照射させ、音響的にも外観的
にも良好なスピーカシステムを提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のスピーカシステム
は文字、図形等を設けたポリカーボネイト、もしくはア
クリル板等で形成したイルミネーション板を内側よりイ
ルミネーションランプにて照射するとともに、前記イル
ミネーション板をパッシブ振動板とするスピーカシステ
ムにおいて、前記イルミネーション板と前記スピーカと
の間で前記イルミネーション板を覆うように設けられ、
透明もしくは半透明のアクリル板等で形成されるととも
に、前記パッシブ振動板に生ずる前記スピーカの音圧分
布によるローリング振動を防止するため設けられた有孔
部を有するカバー部を設けるようにしたものである。
[作用] 上述したように構成されたスピーカシステムにおいて
は、イルミネーションランプの光を透明もしくは半透明
のアクリル板等で形成されたカバー部を通してイルミネ
ーション板に照射するので、イルミネーション板に設け
た文字や図形を明瞭に読みとることができるとともに、
前記カバー部に設けられた有孔部によりスピーカの音圧
分布によるパッシブ振動板に生ずるローリング振動を防
止するものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第2図によって詳
細に説明する。第1図はイルミネーション板とスピーカ
とを反対方向に配したスピーカシステムの断面図で、第
2図はイルミネーション板とスピーカとを略直角方向に
配したスピーカシステムの断面図である。
第1図において、1はスピーカボックスである。このス
ピーカボックス1は長方形の六面体で形成された筐体で
一方の面にスピーカ2が設けてあり、その反対側の面に
は開口部3が形成してある。この開口部3を設けた面の
周囲には僅かな突出部1aが形成してあって、この突出部
1aに囲まれた段差内には有孔部4aを設けたカバー部4が
取り付けられる。このカバー部4は前記突出部1a内の段
差部に嵌合される鍔部4bと、この鍔部4bより下設された
段差部4cを介して更に下方に延設された側面壁部4dを有
しており、その下側は前記開口部3を覆うように設けら
れた平板部4eが設けてあり、この平板部4eの適宜の位置
に前記有孔部4aが設けられた構成で、透明もしくは半透
明のアクリル系樹脂で、前記各部を一体成形したカバー
部材となっている。このカバー部4の前記段差部4cには
周辺部にエッジ部5aを設けたイルミネーション板5が固
着されるようになっている。このイルミネーション板5
表面側に文字や図形を設けたポリカーボネイトもしくは
アクリルの板材で、周辺にエッジ部5aを設けてパッシブ
振動板として転用できる構成になっている。一方、スピ
ーカボックス1内の所定位置にはイルミネーションラン
プ6が設けてあって、このイルミネーションランプ6の
点灯により前記イルミネーション板5に設けた文字や図
形が浮き上がるように明瞭に表示されるしくみになって
いる。
第2図は、スピーカボックス7が側面不等辺四角形で形
成された六面体のもので、傾斜形の上面側には開口部8
が設けてあり、この開口部8内には開口部8の周辺部に
係止される鍔部9bを有するカバー部9が取り付けられ
る。このカバー部9は第1図に示したものと同様の構成
を持ち、開口部8内には有孔部9aを有する平板部9eが配
設されるようになっている。そして、このカバー部9に
はエッジ部10aを有するイルミネーション板10が取り付
けられ、前記カバー部10の平板部10eの下方にはイルミ
ネーションランプ11が設けてある。また、前記開口部8
を設けた隣接面側にはスピーカ12が設けてある。
上述した第1図及び第2図に示すスピーカシステムにお
いて、イルミネーションランプ6,11を点灯すると、この
ランプ光は透明もしくは半透明体のカバー部4,9を通過
してイルミネーション板5,10に設けられた文字や図形に
照射され鮮明に見せることができる。また、別に設けた
ステレオ等からの出力をスピーカ2,12に送ることによっ
て、スピーカ2,12より音声を発するが、この時、スピー
カ2,12の振動によって発生する音圧分布の不均一な背圧
は、カバー4,9に設けられた有孔部4b,9bによって一定方
向の背圧となってイルミネーション板5,10に作用するの
で、イルミネーション板5,10は周辺に設けられたエッジ
部5a、10aの作用でパッシブ振動板として機能すること
ができる。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、本考案のスピーカシステ
ムは文字、図形等を設けたポリカーボネイト、もしくは
アクリル板等で形成したイルミネーション板を内側より
イルミネーションランプにて照射するとともに、前記イ
ルミネーション板をパッシブ振動板とするスピーカシス
テムにおいて、前記イルミネーション板とスピーカとの
間で前記イルミネーション板を覆うように設けられ、透
明もしくは半透明のアクリル板で形成されるとともに、
前記パッシブ振動板に生ずる前記スピーカの音圧分布に
よるローリング振動を防止するため設けられた有孔部を
有するカバー部を設けたので、イルミネーション板のロ
ーリング振動を抑え且つイルミネーションランプの光を
遮ることなくイルミネーション板に照射させ、低音部の
充実した音響と外観的にも良好なスピーカシステムを得
ることが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す図面で、
第1図はイルミネーション板とスピーカとを反対方向に
配したスピーカシステムの断面図、第2図はイルミネー
ション板とスピーカとを略直角方向に配したスピーカシ
ステムの断面図、第3図及び第4図は従来例のスピーカ
システムの断面図である。 2,12……スピーカ、4,9……カバー部 4a,9a……有孔部 5,10……イルミネーション板(パッシブ振動板)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字、図形等を設けたポリカーボネイト、
    もしくはアクリル板等で形成したイルミネーション板を
    内側よりイルミネーションランプにて照射するととも
    に、前記イルミネーション板をパッシブ振動板とするス
    ピーカシステムにおいて、前記イルミネーション板とス
    ピーカとの間で前記イルミネーション板を覆うように設
    けられ、透明もしくは半透明のアクリル板等で形成され
    るとともに、前記パッシブ振動板に生ずる前記スピーカ
    の音圧分布によるローリング振動を防止するため設けら
    れた有孔部を有するカバー部を設けたことを特徴とする
    スピーカシステム。
JP5581788U 1988-04-25 1988-04-25 スピーカシステム Expired - Lifetime JPH0721021Y2 (ja)

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JP5581788U JPH0721021Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 スピーカシステム

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JPH01159487U JPH01159487U (ja) 1989-11-06
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