JPH04131094U - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JPH04131094U
JPH04131094U JP3646791U JP3646791U JPH04131094U JP H04131094 U JPH04131094 U JP H04131094U JP 3646791 U JP3646791 U JP 3646791U JP 3646791 U JP3646791 U JP 3646791U JP H04131094 U JPH04131094 U JP H04131094U
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JP
Japan
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speaker system
speaker
chamber
diaphragm
section
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Application number
JP3646791U
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English (en)
Inventor
和之 福井
英資 児島
孝治 前川
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響装置のスピーカと照明装置とを一体化し
たスピーカシステムに関し、音響及び照明の各機能を有
する小型化したスピーカシステムを提案することを目的
とする。 【構成】 本考案においては、スピーカのチャンバ自体
を透光性材のライトシェード部とし、キャビティ内に光
源を収納するようにしたので、チャンバでライトシェー
ドを兼用できることとなり、音響特性及び照明特性を向
上させた状態でシステム全体を小型化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は音響装置のスピーカと照明装置とを一体化したスピーカシステムに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスピーカシステムとして図4に示すものがあった。この図4( A)に指向性スピーカシステムの構成図を示し、同図において従来のスピーカシ ステムは、磁気回路部1及び振動板2の背面側に設けられるバックチャンバ5で 形成されるバックキャビティ51内に光源4を収納配設し、前記振動板2を透光 性材で形成する構成である。このように、振動板2がライトシェードとして作用 することにより、背面側から光源4の光を照射できることとなり、音響効果と照 明効果とを同時に達成できる。
【0003】 また図4(B)に水平無指向性スピーカシステムの構成図を示し、同図におい て従来のスピーカシステムは、取付基台100上にライトシェード部3を設け、 このライトシェード部3内に光源4を収納すると共に、前記ライトシェード部3 に対向して磁気回路部1及び振動板2を配設し、この振動板2の背面側にバック チャンバ5を設けてバックキャビティ51が形成される構成である。このように 透光性材で形成されるライトシェード部3とバックチャンバ5とを別途に形成す ることにより、水平無指向性の特性を有すると共に照明装置としての機能を有す ることとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のスピーカシステムは以上のように構成されていたことから、図4(A) 記載の従来のシステムにおいては振動板を透光性材で形成しなければならず無指 向性の特性を有するスピーカシステムとすることが困難となる課題を有していた 。また、図4(B)記載の従来システムにおいては、ライトシェード部とチャン バ(又はバックチャンバ)とを別途各々形成しなければならず、スピーカシステ ム自体が大型化するという課題を有していた。
【0005】 本考案は前記課題を解決するためになされたもので、音響及び照明の各機能を 有する小型化したスピーカシステムを提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るスピーカシステムは、チャンバと振動板との閉塞領域でキャビテ ィを形成し、前記振動板を電磁回路部で振動させて音声を発生させるスピーカシ ステムにおいて、前記キャビティ内に光源を収納すると共に、前記チャンバを透 光性材のライトシェード部として形成するものである。
【0007】 また、前記キャビティがスピーカシステムのバックキャビティとなるように前 記振動板及び電磁回路部を配設し、前記ライトシェード部の背面側であって振動 板の前面側に対向する位置に反射板を配設することもできる。 また、前記チャンバーに所定大きさの開口部で形成されるポートを配設するこ ともできる。
【0008】 さらに、前記キャビティがスピーカシステムの前面側を覆うように前記振動板 及び電磁回路部を配設し、前記ライトシェード部の背面側であって振動板の背面 側にバックチャンバを形成し、前記電磁回路部の背面側に反射板を設けると共に 、前記バックチャンバの内側面であって反射板に対向する位置にツイータを設け ることもできる。
【0009】
【作用】
本考案においては、スピーカのチャンバ自体を透光性材のライトシェード部と し、キャビティ内に光源を収納するようにしたので、チャンバでライトシェード を兼用できることとなり、音響特性及び照明特性を向上させた状態でシステム全 体を小型化する。
【0010】 また、ライトシェード部の背面側に反射板を配設することによりスピーカ特性 を水平無指向性とすることができる。 また、チャンバに開口部を形成してポートとすることにより、キャビティ内の 光源による発熱をポートを介して放熱できることとなる。 さらに、ツイータと反射板とを一体化して設けることにより、無指向性の2ウ ェイスピーカの音響特性を得られることとなる。
【0011】
【実施例】
a)本考案の第1の実施例 本考案の第1の実施例を図1(A)に基づいて説明する。この図1(A)に本 実施例システムの構成図を示し、同図において本実施例に係るスピーカシステム は、磁気回路部1及び振動板2で形成されるスピーカ部10の前面側であって、 前記振動板2の外周端部に支持されるライトシェード部3を設け、このライトシ ェード部3の取付基部近傍に架設された取付杆41上にランプ4を設ける構成で ある。
【0012】 前記ライトシェード部3の端部を振動板2の外周端部に固着支持することによ り、スピーカ部10とライト部30とを一体化できることとなり、音響効果と照 明効果とを小型化した状態で可能となる。 b)本考案の第2の実施例 本考案の第2の実施例を図1(B)に基づいて説明する。この図1(B)に本 実施例システムの構成図を示し、同図において本実施例に係るスピーカシステム は、スピーカ部10の電磁回路部1背面側にランプ4を設け、前記スピーカ部1 0の振動板2の外周辺部に端部が支持されるライトシェード部4を設けると共に 、前記スピーカ部10の前面側で取付基台100の背面側にコニカル状のリフレ クタ12を設ける構成である。
【0013】 前記ライトシェード部3はスピーカ部10の背面側に閉塞領域のバックキャビ ティ51を形成することから、スピーカ部10のバックチャンバ5を兼用するこ ととなる。このように一体小型化した状態において、ライトシェード3がランプ 4から出射される直接光を乱反射して照明効果を向上させると共に、スピーカ部 10のバックチャンバ5として作用することにより音響効果をも向上させること となる。
【0014】 さらに、前記スピーカ部10の前面側対向位置であって、取付基台100の背 面側にリフレクタ12が配置されることから、スピーカ部10の音響特性を水平 無指向性のスピーカとすることができる。 c)本考案の第3の実施例 本考案の第3の実施例を図2(A)、(B)に基づいて説明する。同図(A) 、(B)の各実施例は前記図1(A)に記載の実施例と同様にスピーカ部10、 ライトシェード部3及びランプ4を一体的に形成する構成とし、この構成に加え 、前記ライトシェード部3に所定大きさの開口部をポート31、32として形成 し、スピーカ部10の背面側に取付基台100を設ける構成である。
【0015】 前記図2(A)においてはライトシェード部3の先端側にポート31を形成し 、ランプ4で発生する熱を放熱すると共にスピーカ部10からの音波の放射を良 好なものとする。また、前記図2(B)においてはライトシェード部の上側部と 下側部との二箇所にポート31、32を設けることにより、放熱効果をさらに向 上させると共に音波の放射効果をも向上させている。
【0016】 d)本考案の第4の実施例 本考案の第4の実施例を図3に基づいて説明する。同図において本実施例に係 るスピーカシステムは、前記図1(B)及び図2(A)、(B)と同様にスピー カ部10の前面側にランプ4及びライトシェード部3を設け、この構成に加え、 前記スピーカ部10の電磁回路部1背面側にコニカル状のリフレクタ11を設け 、前記スピーカ部10のバックチャンバ5内側端部であってリフレクタ11に対 向する位置にツイータ6を設ける構成である。前記ライトシェード部3とバック チャンバ5との接続部側方に取付基台100が設けられる。
【0017】 このようにライトシェード部3がライト4の照明効果を向上させると共に、ス ピーカ部10のチャンバーとなることから無指向性の音響特性を有するスピーカ とすることができることとなる。特に、スピーカ部10のバックチャンバ5内側 に設けられたツイータ6はスピーカ部10背面のリフレクタ11により音波が反 射されて水平無指向性の音響特性を有することとなる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案においては、スピーカのチャンバ自体を透光性材の ライトシェード部とし、キャビティ内に光源を収納するようにしたので、チャン バでライトシェードを兼用できることとなり、音響特性及び照明特性を向上させ た状態でシステム全体を小型化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1・第2の各実施例の構成図であ
る。
【図2】本考案の第2・第3の各実施例の構成図であ
る。
【図3】本考案の第4の実施例の構成図である。
【図4】従来のスピーカシステムの構成図である。
【符号の説明】
1…電磁回路部 2…振動板 3…ライトシェード部 4…ランプ 5…バックチャンバ 6…ツイータ 10…スピーカ部 11、12…リフレクタ 51…バックキャビティ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバと振動板との閉塞領域でキャビ
    ティを形成し、前記振動板を電磁回路部で振動させて音
    声を発生させるスピーカシステムにおいて、前記キャビ
    ティ内に光源を収納すると共に、前記チャンバを透光性
    材のライトシェード部として形成することを特徴とする
    スピーカシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピーカシステムにおい
    て、前記キャビティがスピーカシステムのバックキャビ
    ティとなるように前記振動板及び電磁回路部を配設し、
    前記ライトシェード部の背面側であって振動板の前面側
    に対向する位置に反射板を配設することを特徴とするス
    ピーカシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスピーカシステムにおい
    て、前記チャンバに所定大きさの開口部で形成されるポ
    ートを配設することを特徴とするスピーカシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスピーカシステムにおい
    て、前記キャビティがスピーカシステムの前面側を覆う
    ように前記振動板及び電磁回路部を配設し、前記ライト
    シェード部の背面側であって振動板の背面側にバックチ
    ャンバを形成し、前記電磁回路部の背面側に反射板を設
    けると共に、前記バックチャンバの内側面であって反射
    板に対向する位置にツイータを設けることを特徴とする
    スピーカシステム。
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